旅行、趣味、習いごと、本や新聞にかけるお金は、47都道府県の平均で1か月24,022円。
消費支出のおよそ9.7パーセントにあたります。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。
島根県が32,133円で1位。
47都道府県の平均は24,022円、中央値は24,233円です。
1位と47位の差は2.05倍、消費支出に占める割合で見ると1.63倍でした。
47都道府県の単純平均
24,022円
1か月の教養娯楽費(2024年)
最も多い 島根県
32,133円
最も少ない 青森県
15,706円
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| 項目 | 1か月の教養娯楽費 |
|---|---|
| 北海道 | 22,257円 |
| 青森県 | 15,706円 |
| 岩手県 | 20,956円 |
| 宮城県 | 22,894円 |
| 秋田県 | 18,436円 |
| 山形県 | 24,534円 |
| 福島県 | 23,328円 |
| 茨城県 | 27,276円 |
| 栃木県 | 23,576円 |
| 群馬県 | 27,595円 |
| 埼玉県 | 26,465円 |
| 千葉県 | 29,184円 |
| 東京都 | 28,556円 |
| 神奈川県 | 29,667円 |
| 新潟県 | 23,678円 |
| 富山県 | 29,213円 |
| 石川県 | 25,380円 |
| 福井県 | 24,927円 |
| 山梨県 | 26,356円 |
| 長野県 | 25,186円 |
| 岐阜県 | 24,134円 |
| 静岡県 | 27,588円 |
| 愛知県 | 29,186円 |
| 三重県 | 24,233円 |
| 滋賀県 | 25,908円 |
| 京都府 | 22,449円 |
| 大阪府 | 25,098円 |
| 兵庫県 | 26,683円 |
| 奈良県 | 26,921円 |
| 和歌山県 | 18,372円 |
| 鳥取県 | 24,557円 |
| 島根県 | 32,133円 |
| 岡山県 | 24,090円 |
| 広島県 | 24,979円 |
| 山口県 | 22,447円 |
| 徳島県 | 24,474円 |
| 香川県 | 28,281円 |
| 愛媛県 | 23,120円 |
| 高知県 | 17,992円 |
| 福岡県 | 21,502円 |
| 佐賀県 | 20,067円 |
| 長崎県 | 20,824円 |
| 熊本県 | 21,424円 |
| 大分県 | 21,315円 |
| 宮崎県 | 20,752円 |
| 鹿児島県 | 17,751円 |
| 沖縄県 | 17,577円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは島根県です。
次いで神奈川県、富山県、愛知県、千葉県が続きます。
淡いのは青森県、沖縄県、鹿児島県でした。
47都道府県の平均は24,022円、中央値は24,233円です。
島根県の32,133円は平均の1.34倍にあたります。
1位と47位で2.05倍の開きがありました。
金額の差は月あたり16,427円です。
消費支出に占める割合で見ると島根県が12.24パーセントで最も高く、開きは1.63倍になります。
金額1位の島根県は割合では1位、割合1位の島根県は金額では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1か月の教養娯楽費(円) | 地方 | 消費支出に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 島根県 | 32133 | 中国 | 12.24 |
| 2 | 神奈川県 | 29667 | 関東 | 11.11 |
| 3 | 富山県 | 29213 | 中部 | 10.25 |
| 4 | 愛知県 | 29186 | 中部 | 11.46 |
| 5 | 千葉県 | 29184 | 関東 | 10.64 |
| 6 | 東京都 | 28556 | 関東 | 10.87 |
| 7 | 香川県 | 28281 | 四国 | 12.02 |
| 8 | 群馬県 | 27595 | 関東 | 10.41 |
| 9 | 静岡県 | 27588 | 中部 | 10.8 |
| 10 | 茨城県 | 27276 | 関東 | 10.05 |
| 11 | 奈良県 | 26921 | 近畿 | 10.37 |
| 12 | 兵庫県 | 26683 | 近畿 | 10.46 |
| 13 | 埼玉県 | 26465 | 関東 | 10.49 |
| 14 | 山梨県 | 26356 | 中部 | 10.15 |
| 15 | 滋賀県 | 25908 | 近畿 | 9.2 |
| 16 | 石川県 | 25380 | 中部 | 9.12 |
| 17 | 長野県 | 25186 | 中部 | 9.59 |
| 18 | 大阪府 | 25098 | 近畿 | 10.31 |
| 19 | 広島県 | 24979 | 中国 | 9.75 |
| 20 | 福井県 | 24927 | 中部 | 9.37 |
| 21 | 鳥取県 | 24557 | 中国 | 8.78 |
| 22 | 山形県 | 24534 | 東北 | 9.57 |
| 23 | 徳島県 | 24474 | 四国 | 10.19 |
| 24 | 三重県 | 24233 | 近畿 | 10.44 |
| 25 | 岐阜県 | 24134 | 中部 | 9.4 |
| 26 | 岡山県 | 24090 | 中国 | 10.26 |
| 27 | 新潟県 | 23678 | 中部 | 9.11 |
| 28 | 栃木県 | 23576 | 関東 | 9.14 |
| 29 | 福島県 | 23328 | 東北 | 9.15 |
| 30 | 愛媛県 | 23120 | 四国 | 10.35 |
| 31 | 宮城県 | 22894 | 東北 | 9.16 |
| 32 | 京都府 | 22449 | 近畿 | 9.34 |
| 33 | 山口県 | 22447 | 中国 | 9.45 |
| 34 | 北海道 | 22257 | 北海道 | 9.83 |
| 35 | 福岡県 | 21502 | 九州 | 9.68 |
| 36 | 熊本県 | 21424 | 九州 | 9.12 |
| 37 | 大分県 | 21315 | 九州 | 8.83 |
| 38 | 岩手県 | 20956 | 東北 | 8.28 |
| 39 | 長崎県 | 20824 | 九州 | 8.81 |
| 40 | 宮崎県 | 20752 | 九州 | 9.72 |
| 41 | 佐賀県 | 20067 | 九州 | 8.81 |
| 42 | 秋田県 | 18436 | 東北 | 7.69 |
| 43 | 和歌山県 | 18372 | 近畿 | 8.43 |
| 44 | 高知県 | 17992 | 四国 | 8.11 |
| 45 | 鹿児島県 | 17751 | 九州 | 7.98 |
| 46 | 沖縄県 | 17577 | 九州 | 8.22 |
| 47 | 青森県 | 15706 | 東北 | 7.49 |
教養娯楽費が多い上位5県
教養娯楽費が多い上位5県です。
島根県は32,133円、神奈川県は29,667円、富山県は29,213円でした。
島根県は2位の神奈川県の1.08倍です。
4位は愛知県で29,186円、5位は千葉県で29,184円。
6位以下は東京都、香川県、群馬県と続きました。
47都道府県の平均は24,022円、中央値は24,233円です。
1位の島根県は平均を8,111円上回り、平均の1.34倍にあたります。
2位と3位の差は454円、3位と4位の差は27円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。
1年に直すと、1位の島根県は385,596円ほどになります。
上位5県の平均は29,877円で、47都道府県の平均を5,855円上回りました。
上位5県のなかでも、1位と5位の差は2,949円あります。
中央値と比べると1位は1.33倍でした。
山陰の県が1位に立ちました。
パック旅行への支出が突出していることが、全体を押し上げています。
消費支出に占める割合でも同じ県が1位です
なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は1世帯当たりの教養娯楽費の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。
消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。
1位は島根県の12.24パーセント、2位は香川県12.02パーセント、3位は愛知県11.46パーセント。
4位以下は神奈川県、東京都と続きます。
逆に割合の下位は秋田県7.69パーセント、青森県7.49パーセント。
島根県と青森県では1.63倍の開きです。
47都道府県の平均は9.66パーセントでした。
消費支出に占める比率でも、実数と同じ県が首位に立ちます。
消費支出の12パーセントを超えるのは、この費目としては高い水準です。
教養娯楽費は、家計に余裕があるときに増え、苦しいときに真っ先に削られる費目だと言われます。
中身は旅行、趣味の道具、習いごと、本や新聞と幅広く、県ごとに何にお金をかけているかは違います。
個別の記事と見比べてみてください。
地方別に県の平均を出すと、関東7都県が27,474円で最も高く、九州・沖縄8県が20,152円で最も低くなります。
中部9県26,183円と中国5県25,641円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
教養娯楽費が少ない下位5県
教養娯楽費が少ない下位5県です。
47位の青森県は15,706円、46位の沖縄県は17,577円、45位の鹿児島県は17,751円でした。
1位の島根県とは2.05倍の差があります。
44位は高知県で17,992円、43位は和歌山県で18,372円、42位は秋田県で18,436円と続きます。
2.05倍という開きです。
生活に必須ではない費目なので、余裕のあるなしがそのまま出ます。
47位の青森県は平均の65.4パーセント、中央値の64.8パーセントにあたります。
平均との差は8,316円でした。
1位と47位の差は月あたり16,427円。
1年に直すと197,124円の開きになります。
46位との差は1,871円、45位との差は2,045円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。
下位5県の平均は17,480円。
47都道府県の平均を6,542円下回り、上位5県との差は12,397円になります。
地方別に見る
教養娯楽費は、旅行にお金をかける地方で高くなります。
地方別に県の平均を出すと、関東7都県が27,474円で最も高くなります。
次いで中部9県が26,183円、中国5県が25,641円、近畿7府県が24,238円と続きました。
低いほうは四国4県が23,467円、北海道が22,257円、東北6県が20,976円、九州・沖縄8県が20,152円でした。
消費支出に占める割合で見ると並びが変わります。
関東7都県が10.39パーセント、四国4県が10.17パーセント、中国5県が10.1パーセントの順に高く、最も低いのは東北6県が8.56パーセントです。
このグラフについての豆知識
教養娯楽費の中身
教養娯楽用耐久財(テレビ、パソコンなど)、教養娯楽用品(文房具、運動用具、玩具、切り花、ペット関連)、書籍・他の印刷物、教養娯楽サービス(宿泊料、パック旅行費、月謝類、放送受信料など)が含まれます。
幅広い品目をまとめた枠なので、県ごとに何が効いているかは個別に見る必要があります。
家計調査との違い
当サイトには家計調査をもとにした支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。
この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
数字の開き
1位の島根県は32,133円、47位の青森県は15,706円。
両者の間には2.05倍、金額にして月16,427円の開きがあります。
47都道府県の平均は24,022円、中央値は24,233円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。
消費支出に占める割合で見ると島根県が12.24パーセントで最も高く、平均は9.66パーセント。
開きは1.63倍になります。
順位の並びがにている記事
この1世帯当たりの教養娯楽費の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
0.86という高い相関を示したのが【家計が納める直接税】1か月の平均は2万7,314円、2.57倍ひらくでした。
正反対だったのは【世帯所得300万円未満】全国19.4%、年金世帯も含むで、相関は-0.77です。
相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。
地方のなかで見た1か月の教養娯楽費
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 山形県 24534 | 青森県 15706 |
| 関東 | 神奈川県 29667 | 栃木県 23576 |
| 中部 | 富山県 29213 | 新潟県 23678 |
| 近畿 | 奈良県 26921 | 和歌山県 18372 |
| 中国 | 島根県 32133 | 山口県 22447 |
| 四国 | 香川県 28281 | 高知県 17992 |
| 九州 | 福岡県 21502 | 沖縄県 17577 |
まとめ
1世帯の教養娯楽費を47都道府県で比べると、最も高い島根県で32,133円、最も低い青森県で15,706円でした。
1位と47位の差は2.05倍です。
47都道府県の平均は24,022円、中央値は24,233円。
1位と47位の金額の差は月あたり16,427円、1年で197,124円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは1.63倍でした。
1世帯当たりの教養娯楽費の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、旅行も趣味も習いごとも含むこと。
2つ目は、家計に余裕があるかで変わりやすいこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。
消費支出に占める割合では島根県が12.24パーセントで最も高くなりました。
地方別に県の平均を出すと関東7都県が27,474円で最も高く、消費支出に占める割合では関東7都県が10.39パーセントで最も高くなりました。
趣味の道具やパック旅行への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
- 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210109)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210109)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
