【夕方から開く公民館講座】1年で5万1,540講座、働く人に向けて

【夕方から開く公民館講座】1年で5万1,540講座、働く人に向けて

公民館は、地域の人が集まって学んだり話し合ったりするための施設です。
市町村が置いています。
仕事帰りに通える17時以降の講座はどこに多いのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは文部科学省の社会教育調査、2014年度の1年間の数字。

兵庫県が5,876講座で1位。
47都道府県の平均は1,096.6講座、中央値は663講座です。
1位と47位の間には57.6倍の開き、人口10万人あたりでは414倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

1,097講座

17時以降に実施した公民館の学級・講座数(平成26年度間(2014年度))

最も多い 兵庫県

5,876講座

最も少ない 神奈川県

102講座

地図で見る

17時以降に実施した公民館の学級・講座数(平成26年度間(2014年度))
17時以降に実施した公民館の学級・講座数(平成26年度間(2014年度)) 社会教育調査(文部科学省)をもとに作成。単位は講座。 北海道 647講座青森 621講座岩手 585講座宮城 341講座秋田 239講座山形 615講座福島 914講座茨城 112講座栃木 369講座群馬 232講座埼玉 376講座千葉 112講座東京 665講座神奈川 102講座新潟 663講座富山 1,206講座石川 4,932講座福井 3,396講座山梨 750講座長野 1,638講座岐阜 793講座静岡 174講座愛知 698講座三重 283講座滋賀 959講座京都 444講座大阪 248講座兵庫 5,876講座奈良 231講座和歌山 1,446講座鳥取 885講座島根 2,314講座岡山 2,341講座広島 1,357講座山口 1,382講座徳島 1,463講座香川 350講座愛媛 1,978講座高知 1,874講座福岡 2,231講座佐賀 114講座長崎 398講座熊本 538講座大分 2,651講座宮崎 181講座鹿児島 1,431講座沖縄 385講座
17時以降に実施した公民館の学級・講座数(講座)
17時以降に実施した公民館の学級・講座数(平成26年度間(2014年度))
項目17時以降に実施した公民館の学級・講座数
北海道647講座
青森県621講座
岩手県585講座
宮城県341講座
秋田県239講座
山形県615講座
福島県914講座
茨城県112講座
栃木県369講座
群馬県232講座
埼玉県376講座
千葉県112講座
東京都665講座
神奈川県102講座
新潟県663講座
富山県1,206講座
石川県4,932講座
福井県3,396講座
山梨県750講座
長野県1,638講座
岐阜県793講座
静岡県174講座
愛知県698講座
三重県283講座
滋賀県959講座
京都府444講座
大阪府248講座
兵庫県5,876講座
奈良県231講座
和歌山県1,446講座
鳥取県885講座
島根県2,314講座
岡山県2,341講座
広島県1,357講座
山口県1,382講座
徳島県1,463講座
香川県350講座
愛媛県1,978講座
高知県1,874講座
福岡県2,231講座
佐賀県114講座
長崎県398講座
熊本県538講座
大分県2,651講座
宮崎県181講座
鹿児島県1,431講座
沖縄県385講座

日本地図で見ると、色が濃く出るのは兵庫県です。
次いで石川県、福井県、大分県、岡山県が続きます。
淡いのは神奈川県、千葉県、茨城県でした。

47都道府県の平均は1,096.6講座、中央値は663講座です。
兵庫県の5,876講座は平均の5.4倍にあたります。

上位3で27.6パーセント、1位と47位で57.6倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと福井県が459.54講座で最も多く、開きは414倍になります。

実数1位の兵庫県は人数あたりでは12位、人数あたり1位の福井県は実数では3位でした。

順位都道府県17時以降に実施した公民館の学級・講座数(講座)地方人口10万人あたりの17時以降に実施した公民館の学級・講座数
1兵庫県5876近畿110.1
2石川県4932中部449.18
3福井県3396中部459.54
4大分県2651九州244.33
5岡山県2341中国127.85
6島根県2314中国360.44
7福岡県2231九州43.81
8愛媛県1978四国155.02
9高知県1874四国285.67
10長野県1638中部82.44
11徳島県1463四国213.58
12和歌山県1446近畿164.32
13鹿児島県1431九州93.41
14山口県1382中国107.88
15広島県1357中国50
16富山県1206中部120.96
17滋賀県959近畿68.4
18福島県914東北52.44
19鳥取県885中国166.67
20岐阜県793中部41.39
21山梨県750中部94.82
22愛知県698中部9.36
23東京都665関東4.69
24新潟県663中部31.59
25北海道647北海道12.83
26青森県621東北53.3
27山形県615東北60.83
28岩手県585東北51.09
29熊本県538九州31.7
30京都府444近畿17.62
31長崎県398九州31.79
32沖縄県385九州26.26
33埼玉県376関東5.13
34栃木県369関東19.58
35香川県350四国38.17
36宮城県341東北15.17
37三重県283近畿16.54
38大阪府248近畿2.83
39秋田県239東北26.64
40群馬県232関東12.28
41奈良県231近畿17.98
42宮崎県181九州17.52
43静岡県174中部4.93
44佐賀県114九州14.47
45茨城県112関東3.99
45千葉県112関東1.79
47神奈川県102関東1.11
社会教育調査(平成26年度間(2014年度)、文部科学省)をもとに作成

夕方からの講座が多い上位5県

上位5都道府県の17時以降に実施した公民館の学級・講座数
上位5都道府県の17時以降に実施した公民館の学級・講座数 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 02,0004,000兵庫県: 5,876講座5,876講座石川県: 4,932講座4,932講座福井県: 3,396講座3,396講座大分県: 2,651講座2,651講座岡山県: 2,341講座2,341講座兵庫県石川県福井県大分県岡山県
上位5都道府県の17時以降に実施した公民館の学級・講座数
項目17時以降に実施した公民館の学級・講座数
兵庫県5,876講座
石川県4,932講座
福井県3,396講座
大分県2,651講座
岡山県2,341講座
下位5都道府県の17時以降に実施した公民館の学級・講座数
下位5都道府県の17時以降に実施した公民館の学級・講座数 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 050100150神奈川県: 102講座102講座茨城県: 112講座112講座千葉県: 112講座112講座佐賀県: 114講座114講座静岡県: 174講座174講座神奈川県茨城県千葉県佐賀県静岡県
下位5都道府県の17時以降に実施した公民館の学級・講座数
項目17時以降に実施した公民館の学級・講座数
神奈川県102講座
茨城県112講座
千葉県112講座
佐賀県114講座
静岡県174講座

夕方からの講座が多い上位5県です。

兵庫県は5,876講座、石川県は4,932講座、福井県は3,396講座でした。
兵庫県は2位の石川県の1.19倍です。

4位は大分県で2,651講座、5位は岡山県で2,341講座。
上位5で全国の37.2パーセント、上位3で27.6パーセント、上位10で56.7パーセントでした。

1位だけで11.4パーセントを占めます。
47都道府県の平均は1,096.6講座なので、1位は平均の5.4倍。
中央値の663講座と比べると8.9倍にあたります。

6位以下は島根県で2,314講座、福岡県で2,231講座、愛媛県で1,978講座と続きました。

2位と3位の差は1,536講座、3位と4位の差は745講座でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の62.8パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると10,808講座。
これだけで全国の21.0パーセントにあたります。

働く人が通いやすいかどうかが表れる数字です。

人口10万人あたりでは福井県が1位です

ここからは統計を離れて、夕方から開く公民館の講座の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は福井県の459.54講座、2位は石川県449.18講座、3位は島根県360.44講座。

4位以下は高知県、大分県と続きます。
逆に人口あたりの下位は千葉県1.79講座、神奈川県1.11講座。
福井県と神奈川県では414倍の開きです。

人口10万人あたりでは福井県が1位です。
実数の並びとは顔ぶれが変わります。

公民館の講座は昼間に開かれるものが中心です。
夕方から開けば働く世代も参加できますが、職員の勤務や施設を開けておく手当てが必要になります。

当サイトの土日の講座の記事と並べると、働く人への向き合い方が見えてきます。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、四国4県が160.3講座で最も多く、関東7都県が4.52講座で最も少なくなります。
中国5県118.29講座と中部9県69.13講座がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの17時以降に実施した公民館の学級・講座数の上位5都道府県
人口10万人あたりの17時以降に実施した公民館の学級・講座数の上位5都道府県 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 0100200300400福井県: 459.5459.5石川県: 449.2449.2島根県: 360.4360.4高知県: 285.7285.7大分県: 244.3244.3福井県石川県島根県高知県大分県
人口10万人あたりの17時以降に実施した公民館の学級・講座数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの17時以降に実施した公民館の学級・講座数
福井県459.5
石川県449.2
島根県360.4
高知県285.7
大分県244.3

夕方からの講座が少ない下位5県

夕方からの講座が少ない下位5県です。

47位の神奈川県は102講座、46位の千葉県は112講座、45位の茨城県は112講座でした。
1位の兵庫県とは57.6倍の差があります。

44位は佐賀県で114講座、43位は静岡県で174講座、42位は宮崎県で181講座と続きます。

夜に開けば、職員の勤務時間や施設の管理の手当てが要ります。

47都道府県の中央値は663講座。
平均は1,096.6講座なので、平均が中央値の1.7倍です。

47位の神奈川県は平均の9.3パーセント、中央値の15.4パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の1.2パーセントにしかなりません。
1位の兵庫県1つで11.4パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の神奈川県は、1位の兵庫県の1.74パーセントにあたる水準です。

46位との差は10講座、45位との差は10講座でした。
1位の兵庫県と47位の神奈川県の間には5,774講座の開きがあります。

このグラフについての豆知識

昼間に開く理由

公民館の講座が昼間に多いのは、参加者に高齢の人や子育て中の人が多いためです。
職員の勤務時間も昼間が中心になります。

この数字は講座数の内数です。

社会教育調査という統計

社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。

施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。

数字の開き

1位の兵庫県は5,876講座、47位の神奈川県は102講座。
両者の間には57.6倍の開きがあります。
上位3で全国の27.6パーセント、上位10で56.7パーセントを占めます。

中央値は663講座、平均は1,096.6講座です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと414倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

夕方から開く公民館の講座とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

いちばん近かったのは【趣味・けいこごとの公民館講座】1年で15万2,423講座、講座の主役で、順位相関は0.8でした。
正反対だったのは【1か月のガス代】平均3,250円、寒い地方ほど高いで、相関は-0.51です。

相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。

地方のなかで見た17時以降に実施した公民館の学級・講座数

地方最も多い(講座)最も少ない(講座)
東北福島県 914秋田県 239
関東東京都 665神奈川県 102
中部石川県 4932静岡県 174
近畿兵庫県 5876奈良県 231
中国岡山県 2341鳥取県 885
四国愛媛県 1978香川県 350
九州大分県 2651佐賀県 114
社会教育調査(平成26年度間(2014年度)、文部科学省)をもとに作成

まとめ

夕方から開く公民館の講座を47都道府県で比べると、最も多い兵庫県で5,876講座、最も少ない神奈川県で102講座でした。
1位と47位の間には57.6倍の開きがあります。

上位3で全国の27.6パーセント、上位10で56.7パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は663講座、平均は1,096.6講座でした。
人口10万人あたりに直すと414倍の開きになります。

夕方から開く公民館の講座をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、講座数の内数であること。
2つ目は、開始時刻だけで数えていること。
3つ目は2014年の数字であることです。

人口10万人あたりでは福井県が459.54講座で最多。
実数1位の兵庫県は人数あたりでは12位でした。

地方別に合計を出すと中部9県が全国の27.6パーセントで最多、人口10万人あたりでは四国4県が160.3講座で最多でした。
土日の公民館講座や託児つきの講座を比べた記事とあわせて読んでみてください。

関連記事

出典

  • 統計名: 社会教育調査
  • 調査年: 平成26年度間(2014年度)
  • 公開元: 文部科学省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003228560
  • 備考: 2014年度に公民館が17時以降に開いた学級・講座の数。学級・講座数の内数。人口10万人あたりの17時以降に実施した公民館の学級・講座数は2024年の総人口で割った参考値

注記: 2014年度に公民館が17時以降に開いた学級・講座の数。
学級・講座数の内数。
人口10万人あたりの17時以降に実施した公民館の学級・講座数は2024年の総人口で割った参考値

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