公民館は、地域の人が集まって学んだり話し合ったりするための施設です。
市町村が置いています。
書道や手芸などの講座はどこに多いのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは文部科学省の社会教育調査、2014年度の1年間の数字。
兵庫県が31,192講座で1位。
47都道府県の平均は3,243講座、中央値は2,217講座です。
1位と47位の間には117.3倍の開き、人口10万人あたりでは516.7倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
3,243講座
趣味・けいこごとの公民館の学級・講座数(平成26年度間(2014年度))
最も多い 兵庫県
31,192講座
最も少ない 東京都
266講座
地図で見る
| 項目 | 趣味・けいこごとの公民館の学級・講座数 |
|---|---|
| 北海道 | 1,257講座 |
| 青森県 | 2,178講座 |
| 岩手県 | 2,217講座 |
| 宮城県 | 1,190講座 |
| 秋田県 | 1,601講座 |
| 山形県 | 1,388講座 |
| 福島県 | 2,420講座 |
| 茨城県 | 872講座 |
| 栃木県 | 1,269講座 |
| 群馬県 | 1,560講座 |
| 埼玉県 | 2,572講座 |
| 千葉県 | 1,326講座 |
| 東京都 | 266講座 |
| 神奈川県 | 792講座 |
| 新潟県 | 1,386講座 |
| 富山県 | 3,030講座 |
| 石川県 | 8,351講座 |
| 福井県 | 6,651講座 |
| 山梨県 | 2,601講座 |
| 長野県 | 2,889講座 |
| 岐阜県 | 2,374講座 |
| 静岡県 | 680講座 |
| 愛知県 | 2,207講座 |
| 三重県 | 7,669講座 |
| 滋賀県 | 2,607講座 |
| 京都府 | 879講座 |
| 大阪府 | 1,881講座 |
| 兵庫県 | 31,192講座 |
| 奈良県 | 1,242講座 |
| 和歌山県 | 2,762講座 |
| 鳥取県 | 3,316講座 |
| 島根県 | 6,236講座 |
| 岡山県 | 7,079講座 |
| 広島県 | 3,424講座 |
| 山口県 | 4,530講座 |
| 徳島県 | 3,833講座 |
| 香川県 | 760講座 |
| 愛媛県 | 2,611講座 |
| 高知県 | 2,936講座 |
| 福岡県 | 5,358講座 |
| 佐賀県 | 289講座 |
| 長崎県 | 1,186講座 |
| 熊本県 | 1,260講座 |
| 大分県 | 6,201講座 |
| 宮崎県 | 402講座 |
| 鹿児島県 | 3,017講座 |
| 沖縄県 | 676講座 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは兵庫県です。
次いで石川県、三重県、岡山県、福井県が続きます。
淡いのは東京都、佐賀県、宮崎県でした。
47都道府県の平均は3,243講座、中央値は2,217講座です。
兵庫県の31,192講座は平均の9.6倍にあたります。
上位3で31パーセント、1位と47位で117.3倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと島根県が971.34講座で最も多く、開きは516.7倍になります。
実数1位の兵庫県は人数あたりでは5位、人数あたり1位の島根県は実数では6位でした。
| 順位 | 都道府県 | 趣味・けいこごとの公民館の学級・講座数(講座) | 地方 | 人口10万人あたりの趣味・けいこごとの公民館の学級・講座数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 兵庫県 | 31192 | 近畿 | 584.45 |
| 2 | 石川県 | 8351 | 中部 | 760.56 |
| 3 | 三重県 | 7669 | 近畿 | 448.22 |
| 4 | 岡山県 | 7079 | 中国 | 386.62 |
| 5 | 福井県 | 6651 | 中部 | 900 |
| 6 | 島根県 | 6236 | 中国 | 971.34 |
| 7 | 大分県 | 6201 | 九州 | 571.52 |
| 8 | 福岡県 | 5358 | 九州 | 105.22 |
| 9 | 山口県 | 4530 | 中国 | 353.63 |
| 10 | 徳島県 | 3833 | 四国 | 559.56 |
| 11 | 広島県 | 3424 | 中国 | 126.16 |
| 12 | 鳥取県 | 3316 | 中国 | 624.48 |
| 13 | 富山県 | 3030 | 中部 | 303.91 |
| 14 | 鹿児島県 | 3017 | 九州 | 196.93 |
| 15 | 高知県 | 2936 | 四国 | 447.56 |
| 16 | 長野県 | 2889 | 中部 | 145.4 |
| 17 | 和歌山県 | 2762 | 近畿 | 313.86 |
| 18 | 愛媛県 | 2611 | 四国 | 204.62 |
| 19 | 滋賀県 | 2607 | 近畿 | 185.95 |
| 20 | 山梨県 | 2601 | 中部 | 328.82 |
| 21 | 埼玉県 | 2572 | 関東 | 35.08 |
| 22 | 福島県 | 2420 | 東北 | 138.84 |
| 23 | 岐阜県 | 2374 | 中部 | 123.9 |
| 24 | 岩手県 | 2217 | 東北 | 193.62 |
| 25 | 愛知県 | 2207 | 中部 | 29.58 |
| 26 | 青森県 | 2178 | 東北 | 186.95 |
| 27 | 大阪府 | 1881 | 近畿 | 21.48 |
| 28 | 秋田県 | 1601 | 東北 | 178.48 |
| 29 | 群馬県 | 1560 | 関東 | 82.54 |
| 30 | 山形県 | 1388 | 東北 | 137.29 |
| 31 | 新潟県 | 1386 | 中部 | 66.03 |
| 32 | 千葉県 | 1326 | 関東 | 21.21 |
| 33 | 栃木県 | 1269 | 関東 | 67.32 |
| 34 | 熊本県 | 1260 | 九州 | 74.25 |
| 35 | 北海道 | 1257 | 北海道 | 24.93 |
| 36 | 奈良県 | 1242 | 近畿 | 96.65 |
| 37 | 宮城県 | 1190 | 東北 | 52.94 |
| 38 | 長崎県 | 1186 | 九州 | 94.73 |
| 39 | 京都府 | 879 | 近畿 | 34.88 |
| 40 | 茨城県 | 872 | 関東 | 31.08 |
| 41 | 神奈川県 | 792 | 関東 | 8.59 |
| 42 | 香川県 | 760 | 四国 | 82.88 |
| 43 | 静岡県 | 680 | 中部 | 19.28 |
| 44 | 沖縄県 | 676 | 九州 | 46.11 |
| 45 | 宮崎県 | 402 | 九州 | 38.92 |
| 46 | 佐賀県 | 289 | 九州 | 36.68 |
| 47 | 東京都 | 266 | 関東 | 1.88 |
趣味の講座が多い上位5県
趣味の講座が多い上位5県です。
兵庫県は31,192講座、石川県は8,351講座、三重県は7,669講座でした。
兵庫県は2位の石川県の3.74倍です。
4位は岡山県で7,079講座、5位は福井県で6,651講座。
上位5で全国の40パーセント、上位3で31パーセント、上位10で57.1パーセントでした。
1位だけで20.5パーセントを占めます。
47都道府県の平均は3,243講座なので、1位は平均の9.6倍。
中央値の2,217講座と比べると14.1倍にあたります。
6位以下は島根県で6,236講座、大分県で6,201講座、福岡県で5,358講座と続きました。
2位と3位の差は682講座、3位と4位の差は590講座でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の60パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると39,543講座。
これだけで全国の25.9パーセントにあたります。
公民館の講座のなかで、いちばん数の多い分野です。
人口10万人あたりでは島根県が1位です
以下は、趣味・けいこごとの公民館の講座にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は島根県の971.34講座、2位は福井県900講座、3位は石川県760.56講座。
4位以下は鳥取県、兵庫県と続きます。
逆に人口あたりの下位は神奈川県8.59講座、東京都1.88講座。
島根県と東京都では516.7倍の開きです。
人口10万人あたりでは島根県が1位です。
実数の最下位は都市部の都で、公民館以外の選択肢が多いことがうかがえます。
書道や手芸、園芸、写真、ダンスなどが趣味・けいこごとの講座にあたります。
都市部にはカルチャーセンターや民間の教室が多く、公民館が受け皿になる度合いが下がると考えられます。
当サイトの公民館の講座の数の記事と並べると、その割合が見えてきます。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、中国5県が351.26講座で最も多く、関東7都県が19.87講座で最も少なくなります。
四国4県286.93講座と近畿7府県220.32講座がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
趣味の講座が少ない下位5都県
趣味の講座が少ない下位5都県です。
47位の東京都は266講座、46位の佐賀県は289講座、45位の宮崎県は402講座でした。
1位の兵庫県とは117.3倍の差があります。
44位は沖縄県で676講座、43位は静岡県で680講座、42位は香川県で760講座と続きます。
同じ習いごとでも、民間の教室が受け皿になっている地域では公民館の数が伸びません。
47都道府県の中央値は2,217講座。
平均は3,243講座なので、平均が中央値の1.5倍です。
47位の東京都は平均の8.2パーセント、中央値の12.0パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の1.5パーセントにしかなりません。
1位の兵庫県1つで20.5パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の東京都は、1位の兵庫県の0.85パーセントにあたる水準です。
46位との差は23講座、45位との差は136講座でした。
1位の兵庫県と47位の東京都の間には30,926講座の開きがあります。
このグラフについての豆知識
カルチャーセンターとの違い
公民館の講座は、民間のカルチャーセンターより費用が安いのがふつうです。
材料費だけで受けられるものもあります。
講師は地域に住む経験者がつとめることが多くあります。
社会教育調査という統計
社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。
施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。
数字の開き
1位の兵庫県は31,192講座、47位の東京都は266講座。
両者の間には117.3倍の開きがあります。
上位3で全国の31パーセント、上位10で57.1パーセントを占めます。
中央値は2,217講座、平均は3,243講座です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと516.7倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
この趣味・けいこごとの公民館の講座の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
最も似ていたのは【公民館の講座の数】1年で34万8,519講座が開かれました(順位相関0.9)です。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【厚生年金を受け取る人・10年推移】47都道府県すべてでふえ、沖縄県は1.47倍(順位相関-0.5)です。
似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。
地方のなかで見た趣味・けいこごとの公民館の学級・講座数
| 地方 | 最も多い(講座) | 最も少ない(講座) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 2420 | 宮城県 1190 |
| 関東 | 埼玉県 2572 | 東京都 266 |
| 中部 | 石川県 8351 | 静岡県 680 |
| 近畿 | 兵庫県 31192 | 京都府 879 |
| 中国 | 岡山県 7079 | 鳥取県 3316 |
| 四国 | 徳島県 3833 | 香川県 760 |
| 九州 | 大分県 6201 | 佐賀県 289 |
まとめ
趣味・けいこごとの公民館の講座を47都道府県で比べると、最も多い兵庫県で31,192講座、最も少ない東京都で266講座でした。
1位と47位の間には117.3倍の開きがあります。
上位3で全国の31パーセント、上位10で57.1パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は2,217講座、平均は3,243講座でした。
人口10万人あたりに直すと516.7倍の開きになります。
趣味・けいこごとの公民館の講座の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、講座数の内数であること。
2つ目は、分野の分け方が館の判断によること。
3つ目は2014年の数字であることです。
人口10万人あたりでは島根県が971.34講座で最多。
実数1位の兵庫県は人数あたりでは5位でした。
地方別に合計を出すと近畿7府県が全国の31.6パーセントで最多、人口10万人あたりでは中国5県が351.26講座で最多でした。
公民館の講座の数や体を動かす講座を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会教育調査
- 調査年: 平成26年度間(2014年度)
- 公開元: 文部科学省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003228560
- 備考: 2014年度に公民館が開いた学級・講座のうち、内容が趣味・けいこごとのものの数。人口10万人あたりの趣味・けいこごとの公民館の学級・講座数は2024年の総人口で割った参考値
注記: 2014年度に公民館が開いた学級・講座のうち、内容が趣味・けいこごとのものの数。
人口10万人あたりの趣味・けいこごとの公民館の学級・講座数は2024年の総人口で割った参考値
