コンテナ以外の荷物を、鉄道でいちばん運ぶ県はどこだと思いますか?
石油やセメントなど、専用の貨車で運ぶ荷物でくらべます。
このランキングは、2023年の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」で調べました。
社会・人口統計体系は、いろいろな調査の結果を都道府県ごとにまとめ直したデータ集です。
もとの調査は指標ごとにちがうので、調べるときは統計年もいっしょに書きとめておきましょう。
こたえの発表
こたえは、神奈川県です。
1年で337万512トンを送り出しました。
2位は三重県で151万8,209トン、3位は千葉県で136万8,681トンでした。
1位は2位の2.2倍でした。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 都道府県 | 値(万トン) |
|---|---|---|
| 1 | 神奈川県 | 337 |
| 2 | 三重県 | 152 |
| 3 | 千葉県 | 137 |
| 4 | 岐阜県 | 62 |
| 5 | 宮城県 | 47 |
| 6 | 愛知県 | 20 |
| 7 | 福島県 | 18 |
| 8 | 群馬県 | 14 |
| 9 | 栃木県 | 12 |
| 10 | 長野県 | 12 |
| 11 | 山梨県 | 3 |
| 12 | 岩手県 | 3 |
| 13 | 東京都 | 2 |
| 14 | 福岡県 | 2 |
| 15 | 大阪府 | 2 |
| 16 | 兵庫県 | 1 |
| 17 | 静岡県 | 0 |
| 18 | 新潟県 | 0 |
| 19 | 秋田県 | 0 |
| 20 | 北海道 | 0 |
上位20の県を表にしました。
20位の北海道(ほっかいどう)でも1,600トン。
数字のない県は上位20に入らないので、この表には出てきません。
地図でみてみよう

地図に上位20の県を点で打つと、大きな工場や石油の基地のある県にならびます。
JR貨物全体のランキングとは、順番がちがいます。
どうしてだろう?
専用の貨車とはどんなものでしょうか。
石油を運ぶタンク車、セメントを運ぶホッパ車、自動車を運ぶ車運車など、中身に合わせて形のちがう貨車があります。
コンテナならどんな荷物でも同じ箱に入れられますが、液体や粉は専用の車両でないと運べません。
専用の貨車は、決まった工場と工場のあいだを往復します。
だから、その工場のある県だけが上位に来るのです。
コンテナのランキングとくらべると、その差がはっきりします。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- JR貨物全体のランキングとならべて、順番のちがいをさがす
- 貨車の種類と運ぶものを表にまとめる
- 上位の県にどんな工場があるか調べる
さらに調べたい人への問い: 「タンク車はどうやって中身を出す?」「貨車には何種類ある?」
データについて
このランキングは、総務省統計局の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2023年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
石油やセメントなど、専用の貨車で運ぶ荷物の重さです。
コンテナは入りません。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 総務省統計局「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2023年)をもとに47グラフが作成」
まとめ
コンテナ以外の荷物を鉄道でいちばん運ぶ県は神奈川県で、337万512トンでした。
専用の貨車は、決まった工場のあいだを往復します。
だから、上位の顔ぶれがはっきり分かれます。
出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2023年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000010103
- 備考: 石油やセメントなど、専用の貨車で運ぶ荷物の重さ。コンテナは入らない。数字のない県は上位20に入らないため、この表には出てこない
