2011年から2015年までに建てられた住宅は、全国で4,446,400戸。
人が住んでいる住宅のおよそ8パーセントにあたります。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2023年の数字。
東京都が664,500戸で1位。
47都道府県の平均は94,600戸、中央値は53,600戸です。
1位と47位の間には49.6倍の開き、人口10万人あたりでは1.9倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
94,600戸
2011〜2015年建築住宅数(2023年)
最も多い 東京都
664,500戸
最も少ない 鳥取県
13,400戸
地図で見る
| 項目 | 2011〜2015年建築住宅数 |
|---|---|
| 北海道 | 168,100戸 |
| 青森県 | 32,700戸 |
| 岩手県 | 37,300戸 |
| 宮城県 | 100,700戸 |
| 秋田県 | 22,300戸 |
| 山形県 | 26,200戸 |
| 福島県 | 59,000戸 |
| 茨城県 | 100,800戸 |
| 栃木県 | 70,100戸 |
| 群馬県 | 67,300戸 |
| 埼玉県 | 283,200戸 |
| 千葉県 | 215,600戸 |
| 東京都 | 664,500戸 |
| 神奈川県 | 360,500戸 |
| 新潟県 | 61,800戸 |
| 富山県 | 29,300戸 |
| 石川県 | 36,000戸 |
| 福井県 | 20,400戸 |
| 山梨県 | 22,600戸 |
| 長野県 | 58,000戸 |
| 岐阜県 | 56,100戸 |
| 静岡県 | 122,400戸 |
| 愛知県 | 289,000戸 |
| 三重県 | 51,000戸 |
| 滋賀県 | 48,700戸 |
| 京都府 | 87,500戸 |
| 大阪府 | 308,900戸 |
| 兵庫県 | 178,200戸 |
| 奈良県 | 35,300戸 |
| 和歌山県 | 27,100戸 |
| 鳥取県 | 13,400戸 |
| 島根県 | 18,100戸 |
| 岡山県 | 61,600戸 |
| 広島県 | 85,900戸 |
| 山口県 | 41,600戸 |
| 徳島県 | 20,600戸 |
| 香川県 | 28,100戸 |
| 愛媛県 | 40,500戸 |
| 高知県 | 16,600戸 |
| 福岡県 | 180,400戸 |
| 佐賀県 | 23,900戸 |
| 長崎県 | 34,000戸 |
| 熊本県 | 56,900戸 |
| 大分県 | 33,900戸 |
| 宮崎県 | 34,500戸 |
| 鹿児島県 | 53,600戸 |
| 沖縄県 | 62,000戸 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、大阪府、愛知県、埼玉県が続きます。
淡いのは鳥取県、高知県、島根県でした。
47都道府県の平均は94,600戸、中央値は53,600戸です。
東京都の664,500戸は平均の7.0倍にあたります。
上位3で30パーセント、1位と47位で49.6倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと東京都が4,717.45戸で最も多く、開きは1.9倍になります。
実数1位の東京都は人口あたりでは1位、人口あたり1位の東京都は実数では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 2011〜2015年建築住宅数(戸) | 地方 | 人口10万人あたりの2011〜2015年建築住宅数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 664500 | 関東 | 4717.45 |
| 2 | 神奈川県 | 360500 | 関東 | 3906.17 |
| 3 | 大阪府 | 308900 | 近畿 | 3525.05 |
| 4 | 愛知県 | 289000 | 中部 | 3865.19 |
| 5 | 埼玉県 | 283200 | 関東 | 3863.05 |
| 6 | 千葉県 | 215600 | 関東 | 3445.74 |
| 7 | 福岡県 | 180400 | 九州 | 3535.18 |
| 8 | 兵庫県 | 178200 | 近畿 | 3318.44 |
| 9 | 北海道 | 168100 | 北海道 | 3301.26 |
| 10 | 静岡県 | 122400 | 中部 | 3443.04 |
| 11 | 茨城県 | 100800 | 関東 | 3568.14 |
| 12 | 宮城県 | 100700 | 東北 | 4447.88 |
| 13 | 京都府 | 87500 | 近畿 | 3451.68 |
| 14 | 広島県 | 85900 | 中国 | 3137.33 |
| 15 | 栃木県 | 70100 | 関東 | 3695.31 |
| 16 | 群馬県 | 67300 | 関東 | 3538.38 |
| 17 | 沖縄県 | 62000 | 九州 | 4223.43 |
| 18 | 新潟県 | 61800 | 中部 | 2906.87 |
| 19 | 岡山県 | 61600 | 中国 | 3335.14 |
| 20 | 福島県 | 59000 | 東北 | 3338.99 |
| 21 | 長野県 | 58000 | 中部 | 2894.21 |
| 22 | 熊本県 | 56900 | 九州 | 3329.43 |
| 23 | 岐阜県 | 56100 | 中部 | 2905.23 |
| 24 | 鹿児島県 | 53600 | 九州 | 3460.30 |
| 25 | 三重県 | 51000 | 近畿 | 2953.10 |
| 26 | 滋賀県 | 48700 | 近畿 | 3461.27 |
| 27 | 山口県 | 41600 | 中国 | 3204.93 |
| 28 | 愛媛県 | 40500 | 四国 | 3137.10 |
| 29 | 岩手県 | 37300 | 東北 | 3207.22 |
| 30 | 石川県 | 36000 | 中部 | 3246.17 |
| 31 | 奈良県 | 35300 | 近畿 | 2723.77 |
| 32 | 宮崎県 | 34500 | 九州 | 3310.94 |
| 33 | 長崎県 | 34000 | 九州 | 2683.50 |
| 34 | 大分県 | 33900 | 九州 | 3093.07 |
| 35 | 青森県 | 32700 | 東北 | 2761.82 |
| 36 | 富山県 | 29300 | 中部 | 2909.63 |
| 37 | 香川県 | 28100 | 四国 | 3034.56 |
| 38 | 和歌山県 | 27100 | 近畿 | 3038.12 |
| 39 | 山形県 | 26200 | 東北 | 2553.61 |
| 40 | 佐賀県 | 23900 | 九州 | 3006.29 |
| 41 | 山梨県 | 22600 | 中部 | 2839.20 |
| 42 | 秋田県 | 22300 | 東北 | 2439.82 |
| 43 | 徳島県 | 20600 | 四国 | 2964.03 |
| 44 | 福井県 | 20400 | 中部 | 2741.94 |
| 45 | 島根県 | 18100 | 中国 | 2784.62 |
| 46 | 高知県 | 16600 | 四国 | 2492.49 |
| 47 | 鳥取県 | 13400 | 中国 | 2495.34 |
2011〜2015年の住宅が多い5都県
2011〜2015年の住宅が多い上位5都県です。
東京都は664,500戸、神奈川県は360,500戸、大阪府は308,900戸でした。
東京都は2位の神奈川県の1.84倍です。
4位は愛知県で289,000戸、5位は埼玉県で283,200戸。
上位5で全国の42.9パーセント、上位3で30パーセント、上位10で62.3パーセントでした。
1位だけで14.9パーセントを占めます。
47都道府県の平均は94,600戸なので、1位は平均の7.0倍。
中央値の53,600戸と比べると12.4倍にあたります。
6位以下は千葉県で215,600戸、福岡県で180,400戸、兵庫県で178,200戸と続きました。
2位と3位の差は51,600戸、3位と4位の差は19,900戸でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の57.1パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると1,025,000戸。
これだけで全国の23.1パーセントにあたります。
新しい住宅は人が集まる場所に建ちます。
上位の顔ぶれは人口が増えている都県で占められました。
実数でも人口あたりでも同じ都が1位です
この分布の背景を、ここから考えてみます。
2011〜2015年に建てられた住宅の数の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。
人口10万人あたりで割り直しても、1位は変わりません。
1位は東京都の4,717.45戸、2位は宮城県4,447.88戸、3位は沖縄県4,223.43戸。
4位以下は神奈川県、愛知県と続きます。
逆に人口あたりの下位は高知県2,492.49戸、秋田県2,439.82戸。
東京都と秋田県では1.9倍の開きです。
この5年間には、東日本大震災からの住宅再建と、消費税率引き上げ前の駆け込み需要が重なりました。
全国的に着工が動いた時期です。
それでも新築が集まるのは人口の増えている地域です。
世帯が増えなければ、新しい住まいは必要になりません。
1981〜1990年の住宅では人口あたり1.7倍だった差が、この年代では1.9倍。
年代が新しくなるほど、住宅の供給は都市に寄っていきます。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、関東7都県が4,048.1戸で最も多く、四国4県が2,957戸で最も少なくなります。
九州・沖縄8県3,415.8戸と中部9県3,352.5戸がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
2011〜2015年の住宅が少ない5県
2011〜2015年の住宅が少ない下位5県です。
47位の鳥取県は13,400戸、46位の高知県は16,600戸、45位の島根県は18,100戸でした。
1位の東京都とは49.6倍の差があります。
44位は福井県で20,400戸、43位は徳島県で20,600戸、42位は秋田県で22,300戸と続きます。
1981〜1990年の32倍より大きい開きです。
新築の集中は、年を追うごとに強まっています。
47都道府県の中央値は53,600戸。
平均は94,600戸なので、平均が中央値の1.8倍です。
47位の鳥取県は平均の14.2パーセント、中央値の25.0パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の2.0パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで14.9パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の鳥取県は、1位の東京都の2.02パーセントにあたる水準です。
46位との差は3,200戸、45位との差は4,700戸でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には651,100戸の開きがあります。
地方別に見る
この年代の住宅は、人口の増えている地方に集まります。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の39.6パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が16.6パーセント、中部9県が15.6パーセント、九州・沖縄8県が10.8パーセントと続きました。
少ないほうは東北6県が6.3パーセント、中国5県が5パーセント、北海道が3.8パーセント、四国4県が2.4パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
関東7都県が4,048.1戸、九州・沖縄8県が3,415.8戸、中部9県が3,352.5戸の順に多く、最も少ないのは四国4県が2,957戸です。
このグラフについての豆知識
5年ごとの区切り
住宅・土地統計調査は5年ごとに行われ、住宅が建てられた時期も年代ごとに区切って集計されます。
この区分は2011年から2015年まで。
次の区分が2016年から2020年までになります。
震災と消費税
この5年間には、東日本大震災の復興需要と、2014年の消費税率引き上げ前の駆け込み需要が重なりました。
全国では4,446,400戸。
2016年以降の516万7,300戸と比べると、7割ほどの規模です。
数字の開き
1位の東京都は664,500戸、47位の鳥取県は13,400戸。
両者の間には49.6倍の開きがあります。
上位3で全国の30パーセント、上位10で62.3パーセントを占めます。
中央値は53,600戸、平均は94,600戸です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと1.9倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
2011〜2015年に建てられた住宅の数の順位で探してみます。
並びが最も重なったのは【2016年以降に建った住宅】全国516万7,300戸、実数も人口あたりも同じ都で、相関は0.99です。
最も食い違ったのは【体育館の数】全国8,111か所、人口が少ない県ほど多いという逆転が起きています(順位相関-0.78)でした。
順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。
地方のなかで見た2011〜2015年建築住宅数
| 地方 | 最も多い(戸) | 最も少ない(戸) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 100700 | 秋田県 22300 |
| 関東 | 東京都 664500 | 群馬県 67300 |
| 中部 | 愛知県 289000 | 福井県 20400 |
| 近畿 | 大阪府 308900 | 和歌山県 27100 |
| 中国 | 広島県 85900 | 鳥取県 13400 |
| 四国 | 愛媛県 40500 | 高知県 16600 |
| 九州 | 福岡県 180400 | 佐賀県 23900 |
まとめ
2011〜2015年に建てられた住宅の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で664,500戸、最も少ない鳥取県で13,400戸でした。
1位と47位の間には49.6倍の開きがあります。
上位3で全国の30パーセント、上位10で62.3パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は53,600戸、平均は94,600戸でした。
人口10万人あたりに直すと1.9倍の開きになります。
2011〜2015年に建てられた住宅の数を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、5年間に建てられた分であること。
2つ目は、空き家は含まないこと。
3つ目は2023年の数字であることです。
人口10万人あたりでも東京都が4,717.45戸で1位。
実数と同じ顔ぶれです。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の39.6パーセントで最多、人口10万人あたりでは関東7都県が4,048.1戸で最多でした。
2016年以降の住宅やバブル期の住宅を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2023年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
- 備考: 指標コードH1624(2011〜2015年建築住宅数)の2023年の値。人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値
注記: 指標コードH1624(2011〜2015年建築住宅数)の2023年の値。
人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値
