居酒屋など外でお酒を飲む料金に、1世帯あたり年間いくら払っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、外での飲酒に払った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は17,767円、中央値は15,894円。
最も支出額が多い東京都は36,241円で、最も少ない県の9,737円との差は26,504円です。
金額を比べると、約3.7倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
17,767円
1世帯当たりの飲酒代への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 東京都
36,241円
最も少ない 岐阜県
9,737円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの飲酒代への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 21,073円 |
| 青森県 | 11,361円 |
| 岩手県 | 20,520円 |
| 宮城県 | 20,529円 |
| 秋田県 | 16,841円 |
| 山形県 | 20,940円 |
| 福島県 | 17,771円 |
| 茨城県 | 18,292円 |
| 栃木県 | 19,874円 |
| 群馬県 | 16,357円 |
| 埼玉県 | 33,081円 |
| 千葉県 | 20,660円 |
| 東京都 | 36,241円 |
| 神奈川県 | 21,737円 |
| 新潟県 | 15,894円 |
| 富山県 | 25,390円 |
| 石川県 | 13,411円 |
| 福井県 | 14,516円 |
| 山梨県 | 13,491円 |
| 長野県 | 20,650円 |
| 岐阜県 | 9,737円 |
| 静岡県 | 22,103円 |
| 愛知県 | 17,983円 |
| 三重県 | 11,995円 |
| 滋賀県 | 18,867円 |
| 京都府 | 19,543円 |
| 大阪府 | 14,988円 |
| 兵庫県 | 14,157円 |
| 奈良県 | 12,987円 |
| 和歌山県 | 11,799円 |
| 鳥取県 | 15,720円 |
| 島根県 | 17,029円 |
| 岡山県 | 13,689円 |
| 広島県 | 18,879円 |
| 山口県 | 13,230円 |
| 徳島県 | 15,311円 |
| 香川県 | 14,820円 |
| 愛媛県 | 10,300円 |
| 高知県 | 28,541円 |
| 福岡県 | 14,151円 |
| 佐賀県 | 15,502円 |
| 長崎県 | 12,530円 |
| 熊本県 | 31,882円 |
| 大分県 | 14,714円 |
| 宮崎県 | 15,470円 |
| 鹿児島県 | 15,360円 |
| 沖縄県 | 15,155円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで埼玉県、熊本県、高知県、富山県が続きます。
淡いのは岐阜県、愛媛県、青森県でした。
47都道府県の平均は17,767円、中央値は15,894円です。
東京都の36,241円は平均を18,474円上回ります。
1位と47位の差は26,504円、倍率にすると3.72倍でした。
洋食(外食)への支出で並べ替えると栃木県が22,654で最も高く、開きは3.97倍になります。
主指標で1位の東京都は洋食(外食)への支出では5位、洋食(外食)への支出で1位の栃木県は主指標では14位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの飲酒代への支出(円) | 地方 | 洋食(外食)への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 36241 | 関東 | 19627 |
| 2 | 埼玉県 | 33081 | 関東 | 15924 |
| 3 | 熊本県 | 31882 | 九州 | 10682 |
| 4 | 高知県 | 28541 | 四国 | 15781 |
| 5 | 富山県 | 25390 | 中部 | 16787 |
| 6 | 静岡県 | 22103 | 中部 | 17590 |
| 7 | 神奈川県 | 21737 | 関東 | 19902 |
| 8 | 北海道 | 21073 | 北海道 | 18638 |
| 9 | 山形県 | 20940 | 東北 | 17840 |
| 10 | 千葉県 | 20660 | 関東 | 16466 |
| 11 | 長野県 | 20650 | 中部 | 12316 |
| 12 | 宮城県 | 20529 | 東北 | 14261 |
| 13 | 岩手県 | 20520 | 東北 | 7384 |
| 14 | 栃木県 | 19874 | 関東 | 22654 |
| 15 | 京都府 | 19543 | 近畿 | 19706 |
| 16 | 広島県 | 18879 | 中国 | 10517 |
| 17 | 滋賀県 | 18867 | 近畿 | 12058 |
| 18 | 茨城県 | 18292 | 関東 | 19167 |
| 19 | 愛知県 | 17983 | 中部 | 19733 |
| 20 | 福島県 | 17771 | 東北 | 13250 |
| 21 | 島根県 | 17029 | 中国 | 9122 |
| 22 | 秋田県 | 16841 | 東北 | 8868 |
| 23 | 群馬県 | 16357 | 関東 | 13133 |
| 24 | 新潟県 | 15894 | 中部 | 8676 |
| 25 | 鳥取県 | 15720 | 中国 | 9105 |
| 26 | 佐賀県 | 15502 | 九州 | 15326 |
| 27 | 宮崎県 | 15470 | 九州 | 9246 |
| 28 | 鹿児島県 | 15360 | 九州 | 10249 |
| 29 | 徳島県 | 15311 | 四国 | 12742 |
| 30 | 沖縄県 | 15155 | 九州 | 7679 |
| 31 | 大阪府 | 14988 | 近畿 | 12796 |
| 32 | 香川県 | 14820 | 四国 | 17672 |
| 33 | 大分県 | 14714 | 九州 | 10343 |
| 34 | 福井県 | 14516 | 中部 | 12402 |
| 35 | 兵庫県 | 14157 | 近畿 | 12907 |
| 36 | 福岡県 | 14151 | 九州 | 7680 |
| 37 | 岡山県 | 13689 | 中国 | 10710 |
| 38 | 山梨県 | 13491 | 中部 | 11101 |
| 39 | 石川県 | 13411 | 中部 | 14124 |
| 40 | 山口県 | 13230 | 中国 | 11973 |
| 41 | 奈良県 | 12987 | 近畿 | 14147 |
| 42 | 長崎県 | 12530 | 九州 | 7267 |
| 43 | 三重県 | 11995 | 近畿 | 8322 |
| 44 | 和歌山県 | 11799 | 近畿 | 7334 |
| 45 | 青森県 | 11361 | 東北 | 9401 |
| 46 | 愛媛県 | 10300 | 四国 | 5701 |
| 47 | 岐阜県 | 9737 | 中部 | 17377 |
地方別に見る
飲酒代は、関東と北海道で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が23,749円で最も高くなります。
次いで北海道が21,073円、東北6県が17,994円、四国4県が17,243円と続きました。
低いほうは中部9県が17,019円、九州・沖縄8県が16,846円、中国5県が15,709円、近畿7府県が14,905円でした。
最も高い関東7都県と最も低い近畿7府県の差は8,844円です。
洋食(外食)への支出で見ると北海道が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。
飲酒代が多い上位5都県
飲酒代が多い上位5都県です。
東京都は36,241円、埼玉県は33,081円、熊本県は31,882円でした。
1位と2位の差は3,160円です。
4位は高知県で28,541円、5位は富山県で25,390円。
上位5はいずれも47都道府県の平均17,767円を上回りました。
1位の東京都は平均を18,474円上回りました。
中央値の15,894円と比べると20,347円高く、平均に対する比では2.04倍にあたります。
6位以下は静岡県で22,103円、神奈川県で21,737円、北海道で21,073円と続きました。
2位と3位の差は1,199円、3位と4位の差は3,341円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は4,317円でした。
1位から5位までの幅は10,851円、1位から8位までの幅は15,168円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
東京都は洋食(外食)への支出でも5位に入っています。
全国の値は17,767円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は東京都の36,241円。
2位の埼玉県33,081円、3位の熊本県31,882円と続きます。
洋食の外食への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
洋食(外食)への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は栃木県の22,654、2位は神奈川県の19,902、3位は愛知県の19,733。
4位以下は京都府、東京都と続きます。
逆に下位は長崎県が7,267、愛媛県が5,701。
栃木県と愛媛県では3.97倍の開きです。
1位は東京都ですが、3位に熊本県、4位に高知県、5位に富山県が入りました。
飲みの街の顔ぶれは、大都市だけではありません。
高知県は宴会文化で知られる土地です。
熊本県も繁華街をかかえ、外で飲む機会の多さがうかがえます。
家で飲むお酒と並べると、性格の違いが見えます。
ビールへの支出とこの飲酒代は別の項目で、外で飲むか家で飲むかの選択が分かれるのです。
47位の岐阜県は、名古屋へ出て飲んだ分が岐阜の数字に出にくいという事情もありそうです。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が23,749円で最も高く、近畿7府県が14,905円で最も低くなります。
北海道21,073円と東北6県17,994円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
飲酒代が少ない下位5県
飲酒代が少ない下位5県です。
47位の岐阜県は9,737円、46位の愛媛県は10,300円、45位の青森県は11,361円でした。
1位の東京都とは26,504円の差があります。
44位は和歌山県で11,799円、43位は三重県で11,995円、42位は長崎県で12,530円と続きます。
最も少ない県は9,737円。
上位の県とは3.7倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は15,894円、平均は17,767円です。
47位の岐阜県は平均を8,030円下回りました。
47位の岐阜県は1位の東京都の26.9パーセントにあたる水準で、倍率にすると3.72倍の開きです。
46位との差は563円、45位との差は1,624円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも2,793円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均17,767円を下回りました。
47位から43位までの幅は2,258円です。
岐阜県は洋食(外食)への支出では中位位です。
全国の値は17,767円なので、47位はこれを8,030円下回っています。
このグラフについての豆知識
外で飲む街
飲酒代は全国平均で年1万7,767円。
居酒屋など外で飲んだ料金だけを数えます。
家で飲むビールや日本酒は、それぞれ別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の東京都は36,241円、47位の岐阜県は9,737円。
差は26,504円、倍率にすると3.72倍です。
中央値は15,894円、平均は17,767円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では1,873円の差でした。
洋食(外食)への支出で並べ替えると開きは3.97倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの飲酒代への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 山形県 20940 | 青森県 11361 |
| 関東 | 東京都 36241 | 群馬県 16357 |
| 中部 | 富山県 25390 | 岐阜県 9737 |
| 近畿 | 京都府 19543 | 和歌山県 11799 |
| 中国 | 広島県 18879 | 山口県 13230 |
| 四国 | 高知県 28541 | 愛媛県 10300 |
| 九州 | 熊本県 31882 | 長崎県 12530 |
まとめ
1世帯が1年間に払う飲酒代を47都道府県で比べると、最も高い東京都で36,241円、最も低い岐阜県で9,737円でした。
その差は26,504円、倍率にすると3.72倍です。
47都道府県の中央値は15,894円、平均は17,767円でした。
全国の値は17,767円です。
洋食(外食)への支出で並べ替えると開きは3.97倍になり、主指標で1位の東京都はその見方では5位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、家で飲むお酒は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
洋食(外食)への支出では栃木県が22,654で最も高く、主指標で1位の東京都はこの見方では5位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が23,749円で最も高く、近畿7府県が14,905円で最も低くなりました。
ビールや喫茶代への支出とあわせて読んでみてください。
1位の東京都と2位の埼玉県の差は3,160円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
関連記事
- 【ビールに使う金額】平均年1万2,506円、家庭のお酒の主役
- 【洋食の外食】平均年1万3,100円、車で行く外食
- 【喫茶代】平均年9,353円、モーニングの国
- 【清酒に使う金額】平均年5,420円、米どころは酒どころ
- 【タクシー代】平均年4,475円、車社会との対比
出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 居酒屋など外でお酒を飲んだ料金への支出。家で飲むお酒は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 居酒屋など外でお酒を飲んだ料金への支出。
家で飲むお酒は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
