【菓子製造業の許可施設】全国2万4,532施設、ケーキもパンも

【菓子製造業の許可施設】全国2万4,532施設、ケーキもパンも

ケーキ屋さんやパン屋さんが受ける菓子製造業の許可施設は、全国にどれくらいあるのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の衛生行政報告例、2021年度末の数字。

東京都が2,145施設で1位。
47都道府県の平均は522施設、中央値は385施設です。
1位と47位の間には18.7倍の開き、人口10万人あたりでは4.7倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

522施設

菓子製造業の許可施設数(2021年度)

最も多い 東京都

2,145施設

最も少ない 鳥取県

115施設

地図で見る

菓子製造業の許可施設数(2021年度)
菓子製造業の許可施設数(2021年度) 衛生行政報告例(厚生労働省)をもとに作成。単位は施設。 北海道 1,045施設青森 220施設岩手 292施設宮城 390施設秋田 195施設山形 261施設福島 335施設茨城 400施設栃木 341施設群馬 473施設埼玉 982施設千葉 729施設東京 2,145施設神奈川 894施設新潟 512施設富山 241施設石川 345施設福井 275施設山梨 222施設長野 504施設岐阜 537施設静岡 833施設愛知 1,369施設三重 447施設滋賀 361施設京都 828施設大阪 1,520施設兵庫 982施設奈良 346施設和歌山 263施設鳥取 115施設島根 154施設岡山 489施設広島 389施設山口 247施設徳島 242施設香川 244施設愛媛 403施設高知 299施設福岡 1,297施設佐賀 236施設長崎 297施設熊本 385施設大分 355施設宮崎 216施設鹿児島 437施設沖縄 440施設
菓子製造業の許可施設数(施設)
菓子製造業の許可施設数(2021年度)
項目菓子製造業の許可施設数
北海道1,045施設
青森県220施設
岩手県292施設
宮城県390施設
秋田県195施設
山形県261施設
福島県335施設
茨城県400施設
栃木県341施設
群馬県473施設
埼玉県982施設
千葉県729施設
東京都2,145施設
神奈川県894施設
新潟県512施設
富山県241施設
石川県345施設
福井県275施設
山梨県222施設
長野県504施設
岐阜県537施設
静岡県833施設
愛知県1,369施設
三重県447施設
滋賀県361施設
京都府828施設
大阪府1,520施設
兵庫県982施設
奈良県346施設
和歌山県263施設
鳥取県115施設
島根県154施設
岡山県489施設
広島県389施設
山口県247施設
徳島県242施設
香川県244施設
愛媛県403施設
高知県299施設
福岡県1,297施設
佐賀県236施設
長崎県297施設
熊本県385施設
大分県355施設
宮崎県216施設
鹿児島県437施設
沖縄県440施設

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで大阪府、愛知県、福岡県、北海道が続きます。
淡いのは鳥取県、島根県、秋田県でした。

47都道府県の平均は522施設、中央値は385施設です。
東京都の2,145施設は平均の4.1倍にあたります。

上位3で20.5パーセント、1位と47位で18.7倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと高知県が45.58施設で最も多く、開きは4.7倍になります。

実数1位の東京都は人口あたりでは42位、人口あたり1位の高知県は実数では31位でした。

順位都道府県菓子製造業の許可施設数(施設)地方人口10万人あたりの菓子製造業の許可施設数
1東京都2145関東15.13
2大阪府1520近畿17.36
3愛知県1369中部18.35
4福岡県1297九州25.47
5北海道1045北海道20.72
6埼玉県982関東13.39
6兵庫県982近畿18.4
8神奈川県894関東9.69
9静岡県833中部23.62
10京都府828近畿32.86
11千葉県729関東11.66
12岐阜県537中部28.03
13新潟県512中部24.39
14長野県504中部25.36
15岡山県489中国26.71
16群馬県473関東25.03
17三重県447近畿26.13
18沖縄県440九州30.01
19鹿児島県437九州28.52
20愛媛県403四国31.58
21茨城県400関東14.26
22宮城県390東北17.35
23広島県389中国14.33
24熊本県385九州22.69
25滋賀県361近畿25.75
26大分県355九州32.72
27奈良県346近畿26.93
28石川県345中部31.42
29栃木県341関東18.09
30福島県335東北19.22
31高知県299四国45.58
32長崎県297九州23.72
33岩手県292東北25.5
34福井県275中部37.21
35和歌山県263近畿29.89
36山形県261東北25.82
37山口県247中国19.28
38香川県244四国26.61
39徳島県242四国35.33
40富山県241中部24.17
41佐賀県236九州29.95
42山梨県222中部28.07
43青森県220東北18.88
44宮崎県216九州20.91
45秋田県195東北21.74
46島根県154中国23.99
47鳥取県115中国21.66
衛生行政報告例(2021年度、厚生労働省)をもとに作成

地方別に見る

地方別の平均(菓子製造業の許可施設数)
地方別の平均(菓子製造業の許可施設数) 衛生行政報告例(2021年度) 02004006008001,000北海道: 1,045施設1,045施設東北: 282施設282施設関東: 852施設852施設中部: 538施設538施設近畿: 678施設678施設中国: 279施設279施設四国: 297施設297施設九州: 458施設458施設北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(菓子製造業の許可施設数)
項目菓子製造業の許可施設数の平均
北海道1,045施設
東北282施設
関東852施設
中部538施設
近畿678施設
中国279施設
四国297施設
九州458施設

菓子製造業の許可施設は、全国に広く分布します。

地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の24.3パーセントで最も大きくなります。
次いで中部9県が19.7パーセント、近畿7府県が19.4パーセント、九州・沖縄8県が14.9パーセントと続きました。

少ないほうは東北6県が6.9パーセント、中国5県が5.7パーセント、四国4県が4.8パーセント、北海道が4.3パーセントでした。

人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
四国4県が33.6施設、九州・沖縄8県が26.3施設、中部9県が23.5施設の順に多く、最も少ないのは関東7都県が13.7施設です。

菓子製造の許可施設が多い上位5都府県

上位5都道府県の菓子製造業の許可施設数
上位5都道府県の菓子製造業の許可施設数 衛生行政報告例(2021年度) 05001,0001,5002,000東京都: 2,145施設2,145施設大阪府: 1,520施設1,520施設愛知県: 1,369施設1,369施設福岡県: 1,297施設1,297施設北海道: 1,045施設1,045施設東京都大阪府愛知県福岡県北海道
上位5都道府県の菓子製造業の許可施設数
項目菓子製造業の許可施設数
東京都2,145施設
大阪府1,520施設
愛知県1,369施設
福岡県1,297施設
北海道1,045施設
下位5都道府県の菓子製造業の許可施設数
下位5都道府県の菓子製造業の許可施設数 衛生行政報告例(2021年度) 050100150200鳥取県: 115施設115施設島根県: 154施設154施設秋田県: 195施設195施設宮崎県: 216施設216施設青森県: 220施設220施設鳥取県島根県秋田県宮崎県青森県
下位5都道府県の菓子製造業の許可施設数
項目菓子製造業の許可施設数
鳥取県115施設
島根県154施設
秋田県195施設
宮崎県216施設
青森県220施設

菓子製造の許可施設が多い上位5都府県です。

東京都は2,145施設、大阪府は1,520施設、愛知県は1,369施設でした。
東京都は2位の大阪府の1.41倍です。

4位は福岡県で1,297施設、5位は北海道で1,045施設。
上位5で全国の30.1パーセント、上位3で20.5パーセント、上位10で48.5パーセントでした。

1位だけで8.7パーセントを占めます。
47都道府県の平均は522施設なので、1位は平均の4.1倍。
中央値の385施設と比べると5.6倍にあたります。

6位以下は埼玉県で982施設、兵庫県で982施設、神奈川県で894施設と続きました。

2位と3位の差は151施設、3位と4位の差は72施設でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の69.9パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると3,665施設。
これだけで全国の14.9パーセントにあたります。

1位だけで全国の8.7パーセントを占めました。
人口の多さに沿った並びです。

人口あたりでは高知県が1位です

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
菓子製造業の許可施設の数の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は高知県の45.58施設、2位は福井県37.21施設、3位は徳島県35.33施設。

4位以下は京都府、大分県と続きます。
逆に人口あたりの下位は千葉県11.66施設、神奈川県9.69施設。
高知県と神奈川県では4.7倍の開きです。

人口あたりの1位は高知県です。
実数1位の都は人口あたりでは42位まで下がります。

改正食品衛生法ではパン製造も菓子製造業に含まれます。
地方で人口あたりの施設が多いのは、地元の和菓子屋・パン屋が残っているからと考えられます。

当サイトの菓子類への支出の記事とあわせて見ると、つくる側と買う側がつながります。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、四国4県が33.6施設で最も多く、関東7都県が13.7施設で最も少なくなります。
九州・沖縄8県26.3施設と中部9県23.5施設がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの菓子製造業の許可施設数の上位5都道府県
人口10万人あたりの菓子製造業の許可施設数の上位5都道府県 衛生行政報告例(2021年度) 010203040高知県: 45.645.6福井県: 37.237.2徳島県: 35.335.3京都府: 32.932.9大分県: 32.732.7高知県福井県徳島県京都府大分県
人口10万人あたりの菓子製造業の許可施設数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの菓子製造業の許可施設数
高知県45.6
福井県37.2
徳島県35.3
京都府32.9
大分県32.7

菓子製造の許可施設が少ない下位5県

菓子製造の許可施設が少ない下位5県です。

47位の鳥取県は115施設、46位の島根県は154施設、45位の秋田県は195施設でした。
1位の東京都とは18.7倍の差があります。

44位は宮崎県で216施設、43位は青森県で220施設、42位は山梨県で222施設と続きます。

18.7倍という開きは、人口の差とおおむね同じ大きさです。

47都道府県の中央値は385施設。
平均は522施設なので、平均が中央値の1.4倍です。

47位の鳥取県は平均の22.0パーセント、中央値の29.9パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の3.7パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで8.7パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の鳥取県は、1位の東京都の5.36パーセントにあたる水準です。

46位との差は39施設、45位との差は80施設でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には2,030施設の開きがあります。

このグラフについての豆知識

ケーキもパンもこの許可

菓子製造業の許可施設は全国で2万4,532施設(改正法ベース)。
ケーキ、和菓子、パンの製造がここに含まれます。

移行期のため旧法の許可で営業を続ける施設もあり、実際の店の数はこれより多いことに注意してください。

衛生行政報告例という統計

衛生行政報告例は、保健所などが扱う許認可や届け出を全国分まとめた統計です。
この記事はデータベースに収載されている最新の2021年度末時点の数字を使っています。

許可や届け出のあった施設・資格者の数なので、実際に営業・就業しているかどうかまでは分かりません。

数字の開き

1位の東京都は2,145施設、47位の鳥取県は115施設。
両者の間には18.7倍の開きがあります。
上位3で全国の20.5パーセント、上位10で48.5パーセントを占めます。

中央値は385施設、平均は522施設です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと4.7倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
菓子製造業の許可施設の数の順位で探してみます。

0.92という高い相関を示したのが【訪問看護を使う人】全国111万2,752人、大阪府が人口あたりでも1位でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【体育館の数】全国8,111か所、人口が少ない県ほど多いという逆転が起きています(順位相関-0.73)です。

順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。

地方のなかで見た菓子製造業の許可施設数

地方最も多い(施設)最も少ない(施設)
東北宮城県 390秋田県 195
関東東京都 2145栃木県 341
中部愛知県 1369山梨県 222
近畿大阪府 1520和歌山県 263
中国岡山県 489鳥取県 115
四国愛媛県 403徳島県 242
九州福岡県 1297宮崎県 216
衛生行政報告例(2021年度、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

菓子製造業の許可施設の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で2,145施設、最も少ない鳥取県で115施設でした。
1位と47位の間には18.7倍の開きがあります。

上位3で全国の20.5パーセント、上位10で48.5パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は385施設、平均は522施設でした。
人口10万人あたりに直すと4.7倍の開きになります。

菓子製造業の許可施設の数を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、改正法の許可だけを数えたこと。
2つ目は、移行期で旧法の許可分は含まれないこと。
3つ目は2021年の数字であることです。

人口10万人あたりでは高知県が45.58施設で最多。
実数1位の東京都は人口あたりでは42位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の24.3パーセントで最多、人口10万人あたりでは四国4県が33.6施設で最多でした。
飲食店営業の許可施設や菓子類への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

関連記事

出典

  • 統計名: 衛生行政報告例
  • 調査年: 2021年度
  • 公開元: 厚生労働省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004048814
  • 備考: 2021年度末時点の改正食品衛生法にもとづく菓子製造業の許可施設数。旧法の許可分は含まない。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

注記: 2021年度末時点の改正食品衛生法にもとづく菓子製造業の許可施設数。
旧法の許可分は含まない。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

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