【定期の路線バス利用】全国11億人、実数で261.7倍の違い

【定期の路線バス利用】全国11億人、実数で261.7倍の違い

2024年度に定期券で路線バスに乗った人は、延べ113,475.9万人。
通勤と通学の足として使われています。
47都道府県で比べます。

使うのは国土交通省の自動車輸送統計調査、2024年度の数字。

神奈川県が22,193.2万人で1位。
47都道府県の平均は2,414.4万人、中央値は516.5万人です。
1位と47位の間には261.7倍の開き、人口10万人あたりでは30.2倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

2,414.4万人

定期の路線バス輸送人員(2024年度)

最も多い 神奈川県

22,193.2万人

最も少ない 高知県

84.8万人

定期の路線バス利用が多い上位5都府県

上位5都道府県の定期の路線バス輸送人員
上位5都道府県の定期の路線バス輸送人員 自動車輸送統計調査(旅客 都道府県別・車種別輸送人員)(2024年度) 05,00010,00015,00020,000神奈川県: 22,193.2万人22,193.2万人東京都: 17,972.2万人17,972.2万人兵庫県: 8,198.3万人8,198.3万人京都府: 7,362.5万人7,362.5万人福岡県: 7,151.3万人7,151.3万人神奈川県東京都兵庫県京都府福岡県
上位5都道府県の定期の路線バス輸送人員
項目定期の路線バス輸送人員
神奈川県22,193.2万人
東京都17,972.2万人
兵庫県8,198.3万人
京都府7,362.5万人
福岡県7,151.3万人
下位5都道府県の定期の路線バス輸送人員
下位5都道府県の定期の路線バス輸送人員 自動車輸送統計調査(旅客 都道府県別・車種別輸送人員)(2024年度) 050100150高知県: 84.8万人84.8万人香川県: 88.8万人88.8万人福井県: 89.1万人89.1万人徳島県: 111.6万人111.6万人大分県: 188.2万人188.2万人高知県香川県福井県徳島県大分県
下位5都道府県の定期の路線バス輸送人員
項目定期の路線バス輸送人員
高知県84.8万人
香川県88.8万人
福井県89.1万人
徳島県111.6万人
大分県188.2万人

定期の路線バス利用が多い上位5都府県です。

神奈川県は22,193.2万人、東京都は17,972.2万人、兵庫県は8,198.3万人でした。
神奈川県は2位の東京都の1.23倍です。

4位は京都府で7,362.5万人、5位は福岡県で7,151.3万人。
上位5で全国の55.4パーセント、上位3で42.6パーセント、上位10で78.2パーセントでした。

1位だけで19.6パーセントを占めます。
47都道府県の平均は2,414.4万人なので、1位は平均の9.2倍。
中央値の516.5万人と比べると43.0倍にあたります。

6位以下は千葉県で5,874.4万人、愛知県で5,805.3万人、大阪府で5,648.5万人と続きました。

2位と3位の差は9,773.9万人、3位と4位の差は835.8万人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の44.6パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると40,165.4万人。
これだけで全国の35.4パーセントにあたります。

実数1位は大都市圏の県でした。
バス路線が細かく張りめぐらされている地域です。

人口あたりでは京都府が1位です

以下は、定期券で路線バスに乗った人にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は京都府の292.16万人、2位は神奈川県240.58万人、3位は兵庫県153.61万人。

4位以下は福岡県、長崎県と続きます。
逆に人口あたりの下位は群馬県11.03万人、香川県9.68万人。
京都府と香川県では30.2倍の開きです。

人口あたりで上位に来るのは、鉄道が届かない場所をバスが補っている地域です。

定期券の利用は通勤と通学が中心です。
学校や職場までバスで通うことが当たり前かどうかが、そのまま数字に表れます。

当サイトのバス通勤の割合を比べた記事とあわせて見ると、暮らしの足としてのバスの位置づけが見えてきます。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、関東7都県が122.7万人で最も多く、四国4県が18.7万人で最も少なくなります。
近畿7府県113.5万人と九州・沖縄8県79.2万人がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの定期の路線バス輸送人員の上位5都道府県
人口10万人あたりの定期の路線バス輸送人員の上位5都道府県 自動車輸送統計調査(旅客 都道府県別・車種別輸送人員)(2024年度) 050100150200250京都府: 292.2292.2神奈川県: 240.6240.6兵庫県: 153.6153.6福岡県: 140.4140.4長崎県: 137.6137.6京都府神奈川県兵庫県福岡県長崎県
人口10万人あたりの定期の路線バス輸送人員の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの定期の路線バス輸送人員
京都府292.2
神奈川県240.6
兵庫県153.6
福岡県140.4
長崎県137.6

定期の路線バス利用が少ない下位5県

定期の路線バス利用が少ない下位5県です。

47位の高知県は84.8万人、46位の香川県は88.8万人、45位の福井県は89.1万人でした。
1位の神奈川県とは261.7倍の差があります。

44位は徳島県で111.6万人、43位は大分県で188.2万人、42位は群馬県で208.4万人と続きます。

261.7倍という開きは、この記事で扱う指標のなかで最も大きなものです。
定期券でバスに乗る習慣そのものが地域で違います。

47都道府県の中央値は516.5万人。
平均は2,414.4万人なので、平均が中央値の4.7倍です。

47位の高知県は平均の3.5パーセント、中央値の16.4パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の0.5パーセントにしかなりません。
1位の神奈川県1つで19.6パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の高知県は、1位の神奈川県の0.38パーセントにあたる水準です。

46位との差は4万人、45位との差は4.3万人でした。
1位の神奈川県と47位の高知県の間には22,108.4万人の開きがあります。

地図で見る

定期の路線バス輸送人員(2024年度)
定期の路線バス輸送人員(2024年度) 自動車輸送統計調査(旅客 都道府県別・車種別輸送人員)(国土交通省)をもとに作成。単位は万人。 北海道 3,067.8万人青森 429.8万人岩手 516.5万人宮城 1,591.2万人秋田 237.6万人山形 251.2万人福島 473.8万人茨城 1,211.8万人栃木 507.6万人群馬 208.4万人埼玉 5,503.8万人千葉 5,874.4万人東京 17,972.2万人神奈川 22,193.2万人新潟 2,070.6万人富山 325.5万人石川 1,048.8万人福井 89.1万人山梨 255万人長野 326.4万人岐阜 893万人静岡 2,245万人愛知 5,805.3万人三重 1,086.5万人滋賀 815.2万人京都 7,362.5万人大阪 5,648.5万人兵庫 8,198.3万人奈良 1,475.6万人和歌山 270.3万人鳥取 245.4万人島根 212.9万人岡山 819.3万人広島 1,962.5万人山口 581.1万人徳島 111.6万人香川 88.8万人愛媛 375.7万人高知 84.8万人福岡 7,151.3万人佐賀 263.1万人長崎 1,723.1万人熊本 360.3万人大分 188.2万人宮崎 503.5万人鹿児島 506.5万人沖縄 342.9万人
定期の路線バス輸送人員(万人)
定期の路線バス輸送人員(2024年度)
項目定期の路線バス輸送人員
北海道3,067.8万人
青森県429.8万人
岩手県516.5万人
宮城県1,591.2万人
秋田県237.6万人
山形県251.2万人
福島県473.8万人
茨城県1,211.8万人
栃木県507.6万人
群馬県208.4万人
埼玉県5,503.8万人
千葉県5,874.4万人
東京都17,972.2万人
神奈川県22,193.2万人
新潟県2,070.6万人
富山県325.5万人
石川県1,048.8万人
福井県89.1万人
山梨県255万人
長野県326.4万人
岐阜県893万人
静岡県2,245万人
愛知県5,805.3万人
三重県1,086.5万人
滋賀県815.2万人
京都府7,362.5万人
大阪府5,648.5万人
兵庫県8,198.3万人
奈良県1,475.6万人
和歌山県270.3万人
鳥取県245.4万人
島根県212.9万人
岡山県819.3万人
広島県1,962.5万人
山口県581.1万人
徳島県111.6万人
香川県88.8万人
愛媛県375.7万人
高知県84.8万人
福岡県7,151.3万人
佐賀県263.1万人
長崎県1,723.1万人
熊本県360.3万人
大分県188.2万人
宮崎県503.5万人
鹿児島県506.5万人
沖縄県342.9万人

日本地図で見ると、色が濃く出るのは神奈川県です。
次いで東京都、兵庫県、京都府、福岡県が続きます。
淡いのは高知県、香川県、福井県でした。

47都道府県の平均は2,414.4万人、中央値は516.5万人です。
神奈川県の22,193.2万人は平均の9.2倍にあたります。

上位3で42.6パーセント、1位と47位で261.7倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと京都府が292.16万人で最も多く、開きは30.2倍になります。

実数1位の神奈川県は人口あたりでは2位、人口あたり1位の京都府は実数では4位でした。

順位都道府県定期の路線バス輸送人員(万人)地方人口10万人あたりの定期の路線バス輸送人員
1神奈川県22193.2関東240.58
2東京都17972.2関東126.76
3兵庫県8198.3近畿153.61
4京都府7362.5近畿292.16
5福岡県7151.3九州140.44
6千葉県5874.4関東93.98
7愛知県5805.3中部77.82
8大阪府5648.5近畿64.5
9埼玉県5503.8関東75.07
10北海道3067.8北海道60.83
11静岡県2245中部63.65
12新潟県2070.6中部98.65
13広島県1962.5中国72.31
14長崎県1723.1九州137.63
15宮城県1591.2東北70.78
16奈良県1475.6近畿114.83
17茨城県1211.8関東43.19
18三重県1086.5近畿63.5
19石川県1048.8中部95.52
20岐阜県893中部46.61
21岡山県819.3中国44.75
22滋賀県815.2近畿58.15
23山口県581.1中国45.36
24岩手県516.5東北45.11
25栃木県507.6関東26.93
26鹿児島県506.5九州33.06
27宮崎県503.5九州48.74
28福島県473.8東北27.18
29青森県429.8東北36.89
30愛媛県375.7四国29.44
31熊本県360.3九州21.23
32沖縄県342.9九州23.39
33長野県326.4中部16.43
34富山県325.5中部32.65
35和歌山県270.3近畿30.72
36佐賀県263.1九州33.39
37山梨県255中部32.24
38山形県251.2東北24.85
39鳥取県245.4中国46.21
40秋田県237.6東北26.49
41島根県212.9中国33.16
42群馬県208.4関東11.03
43大分県188.2九州17.35
44徳島県111.6四国16.29
45福井県89.1中部12.06
46香川県88.8四国9.68
47高知県84.8四国12.93
自動車輸送統計調査(旅客 都道府県別・車種別輸送人員)(2024年度、国土交通省)をもとに作成

このグラフについての豆知識

定期と定期外

路線バスの輸送人員は、定期券によるものとそれ以外に分けて集計されます。

2024年度は定期が11万3,475.9万人、定期外が25万9,807.7万人。
定期外のほうが2倍以上多くなっています。

運輸支局ごとの集計

自動車輸送統計調査は、標本に選ばれた自動車の運行記録をもとに、運輸支局の単位で集計されています。
北海道だけは7つの支局に分かれているため、この記事では合算して1つの数として扱いました。

数えるのは車が登録されている場所です。
県をまたぐ輸送は、荷物や乗客の行き先ではなく、車の所属する県の数として集計されます。

数字の開き

1位の神奈川県は22,193.2万人、47位の高知県は84.8万人。
両者の間には261.7倍の開きがあります。
上位3で全国の42.6パーセント、上位10で78.2パーセントを占めます。

中央値は516.5万人、平均は2,414.4万人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと30.2倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

この定期券で路線バスに乗った人の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。

並びが最も重なったのは【バスに乗った人】年間40億1,530万人、人口あたりでは11.2倍で、相関は0.93です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【自動車保険料】平均年4万1,307円、車を持つ固定費(相関-0.72)でした。

相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。

地方のなかで見た定期の路線バス輸送人員

地方最も多い(万人)最も少ない(万人)
東北宮城県 1591.2秋田県 237.6
関東神奈川県 22193.2群馬県 208.4
中部愛知県 5805.3福井県 89.1
近畿兵庫県 8198.3和歌山県 270.3
中国広島県 1962.5島根県 212.9
四国愛媛県 375.7高知県 84.8
九州福岡県 7151.3大分県 188.2
自動車輸送統計調査(旅客 都道府県別・車種別輸送人員)(2024年度、国土交通省)をもとに作成

まとめ

定期の路線バス輸送人員を47都道府県で比べると、最も多い神奈川県で22,193.2万人、最も少ない高知県で84.8万人でした。
1位と47位の間には261.7倍の開きがあります。

上位3で全国の42.6パーセント、上位10で78.2パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は516.5万人、平均は2,414.4万人でした。
人口10万人あたりに直すと30.2倍の開きになります。

定期券で路線バスに乗った人の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、車が登録されている県で数えること。
3つ目は2024年の数字であることです。

人口10万人あたりでは京都府が292.16万人で最多。
実数1位の神奈川県は人口あたりでは2位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の47.1パーセントで最多、人口10万人あたりでは関東7都県が122.7万人で最多でした。
定期外の路線バス利用やバス通勤の割合を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 自動車輸送統計調査(旅客 都道府県別・車種別輸送人員)
  • 調査年: 2024年度
  • 公開元: 国土交通省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003443767
  • 備考: 2024年度の定期の路線バス輸送人員を万単位に換算したもの。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

注記: 2024年度の定期の路線バス輸送人員を万単位に換算したもの。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

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