市や区の議会には、全国で何人の議員がいるのでしょうか。
この記事では、47都道府県の数字を比べます。
使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2024年の数字。
全国1万8,389人のうち、東京都が1,522人で1位。
人口10万人あたりでは山梨県が先頭に立ちます。
47都道府県の単純平均
391人
市区議会議員数(2024年)
最も多い 東京都
1,522人
最も少ない 鳥取県
88人
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| 項目 | 市区議会議員数 |
|---|---|
| 北海道 | 692人 |
| 青森県 | 221人 |
| 岩手県 | 309人 |
| 宮城県 | 323人 |
| 秋田県 | 266人 |
| 山形県 | 256人 |
| 福島県 | 327人 |
| 茨城県 | 647人 |
| 栃木県 | 322人 |
| 群馬県 | 283人 |
| 埼玉県 | 944人 |
| 千葉県 | 914人 |
| 東京都 | 1,522人 |
| 神奈川県 | 577人 |
| 新潟県 | 438人 |
| 富山県 | 193人 |
| 石川県 | 199人 |
| 福井県 | 178人 |
| 山梨県 | 243人 |
| 長野県 | 395人 |
| 岐阜県 | 396人 |
| 静岡県 | 502人 |
| 愛知県 | 918人 |
| 三重県 | 297人 |
| 滋賀県 | 280人 |
| 京都府 | 357人 |
| 大阪府 | 748人 |
| 兵庫県 | 680人 |
| 奈良県 | 216人 |
| 和歌山県 | 165人 |
| 鳥取県 | 88人 |
| 島根県 | 169人 |
| 岡山県 | 329人 |
| 広島県 | 354人 |
| 山口県 | 303人 |
| 徳島県 | 172人 |
| 香川県 | 175人 |
| 愛媛県 | 254人 |
| 高知県 | 190人 |
| 福岡県 | 629人 |
| 佐賀県 | 207人 |
| 長崎県 | 278人 |
| 熊本県 | 297人 |
| 大分県 | 289人 |
| 宮崎県 | 194人 |
| 鹿児島県 | 377人 |
| 沖縄県 | 276人 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都、埼玉県、愛知県、大阪府、千葉県です。
淡いのは鳥取県、和歌山県、島根県でした。
47都道府県の平均は391.3人、中央値は297人です。
東京都の1,522人は平均の3.9倍にあたります。
上位3都県で18.4パーセント、1位と47位で17.3倍の開きがありました。
| 順位 | 都道府県 | 市区議会議員数(人) | 地方 | 人口10万人あたりの市区議会議員数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 1522 | 関東 | 10.73 |
| 2 | 埼玉県 | 944 | 関東 | 12.88 |
| 3 | 愛知県 | 918 | 中部 | 12.31 |
| 4 | 千葉県 | 914 | 関東 | 14.62 |
| 5 | 大阪府 | 748 | 近畿 | 8.54 |
| 6 | 北海道 | 692 | 北海道 | 13.72 |
| 7 | 兵庫県 | 680 | 近畿 | 12.74 |
| 8 | 茨城県 | 647 | 関東 | 23.06 |
| 9 | 福岡県 | 629 | 九州 | 12.35 |
| 10 | 神奈川県 | 577 | 関東 | 6.25 |
| 11 | 静岡県 | 502 | 中部 | 14.23 |
| 12 | 新潟県 | 438 | 中部 | 20.87 |
| 13 | 岐阜県 | 396 | 中部 | 20.67 |
| 14 | 長野県 | 395 | 中部 | 19.88 |
| 15 | 鹿児島県 | 377 | 九州 | 24.61 |
| 16 | 京都府 | 357 | 近畿 | 14.17 |
| 17 | 広島県 | 354 | 中国 | 13.04 |
| 18 | 岡山県 | 329 | 中国 | 17.97 |
| 19 | 福島県 | 327 | 東北 | 18.76 |
| 20 | 宮城県 | 323 | 東北 | 14.37 |
| 21 | 栃木県 | 322 | 関東 | 17.08 |
| 22 | 岩手県 | 309 | 東北 | 26.99 |
| 23 | 山口県 | 303 | 中国 | 23.65 |
| 24 | 熊本県 | 297 | 九州 | 17.50 |
| 24 | 三重県 | 297 | 近畿 | 17.36 |
| 26 | 大分県 | 289 | 九州 | 26.64 |
| 27 | 群馬県 | 283 | 関東 | 14.97 |
| 28 | 滋賀県 | 280 | 近畿 | 19.97 |
| 29 | 長崎県 | 278 | 九州 | 22.20 |
| 30 | 沖縄県 | 276 | 九州 | 18.83 |
| 31 | 秋田県 | 266 | 東北 | 29.65 |
| 32 | 山形県 | 256 | 東北 | 25.32 |
| 33 | 愛媛県 | 254 | 四国 | 19.91 |
| 34 | 山梨県 | 243 | 中部 | 30.72 |
| 35 | 青森県 | 221 | 東北 | 18.97 |
| 36 | 奈良県 | 216 | 近畿 | 16.81 |
| 37 | 佐賀県 | 207 | 九州 | 26.27 |
| 38 | 石川県 | 199 | 中部 | 18.12 |
| 39 | 宮崎県 | 194 | 九州 | 18.78 |
| 40 | 富山県 | 193 | 中部 | 19.36 |
| 41 | 高知県 | 190 | 四国 | 28.96 |
| 42 | 福井県 | 178 | 中部 | 24.09 |
| 43 | 香川県 | 175 | 四国 | 19.08 |
| 44 | 徳島県 | 172 | 四国 | 25.11 |
| 45 | 島根県 | 169 | 中国 | 26.32 |
| 46 | 和歌山県 | 165 | 近畿 | 18.75 |
| 47 | 鳥取県 | 88 | 中国 | 16.57 |
市区議会議員が多い5都県
市区議会議員が多い上位5都県です。
東京都は1,522人、埼玉県は944人、愛知県は918人でした。
東京都は2位の埼玉県の1.61倍です。
4位以下は大阪府、千葉県と続き、上位5都府県で全国の27.4パーセント。
上位3都県で18.4パーセント、上位10都道府県で45.0パーセントでした。
1位のシェアは8.3パーセント。
都道府県議会議員の記事では東京都のシェアが4.7パーセントでしたから、市区議会のほうがやや集中しています。
人口あたり1位は山梨県、東京都は45位です
なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は市区議会議員数の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。
人口10万人あたりで割り直すと、顔ぶれが入れ替わります。
1位は山梨県の30.72人、2位は秋田県29.65人、3位は高知県28.96人。
人口の少ない県が上位に並びます。
逆に人口あたりの下位は大阪府8.54人、神奈川県6.25人。
山梨県と神奈川県では4.9倍の開きです。
実数1位の東京都は人口あたりでは45位。
都道府県議会議員の記事でも東京都は人口あたり47位でしたから、同じ構図です。
議員の定数は自治体ごとに条例で決まり、人口に応じて増えますが、比例して増えるわけではありません。
小さな市でも議会を成り立たせる人数が必要なため、人口の少ない県ほど住民あたりの議員が厚くなります。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、四国4県が22.4人で最も多く、関東7都県が12人で最も少なくなります。
東北6県20.7人と九州・沖縄8県18.3人がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
市区議会議員が少ない5県
市区議会議員が少ない下位5県です。
鳥取県は88人、和歌山県は165人、島根県は169人でした。
東京都の1,522人とは17.3倍の差があります。
鳥取県は市が4つしかありません。
市区議会議員の数は市と区の数に強く左右されるため、市の少ない県では議員も少なくなります。
47都道府県の中央値は297人。
平均は391.3人なので、平均が中央値の1.3倍です。
地方別に見る
市区議会議員の数は、市と区の数に沿って分かれます。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の28.3パーセントで最も大きくなります。
次いで中部9県が18.8パーセント、近畿7府県が14.9パーセント、九州・沖縄8県が13.9パーセントと続きました。
少ないほうは東北6県が9.3パーセント、中国5県が6.8パーセント、四国4県が4.3パーセント、北海道が3.8パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
四国4県が22.4人、東北6県が20.7人、九州・沖縄8県が18.3人の順に多く、最も少ないのは関東7都県が12人です。
このグラフについての豆知識
町村議会は含まれない
この指標は市と区の議会の議員数です。
町村議会の議員は含まれません。
市区の数が多い都府県ほど議員も多くなる関係にあります。
当サイトでは都道府県議会議員の数も別の記事で扱っています。
都道府県議会は全国2,614人、市区議会は1万8,389人と、規模が7倍ほど違います。
山梨県が人口あたり1位
人口10万人あたりでは山梨県30.72人が1位。
都道府県議会議員でも山梨県は人口あたり1位でした。
人口80万人ほどの県に13の市があり、それぞれに議会が置かれています。
市の数と人口の組み合わせが、この結果を生んでいると考えられます。
数字は2024年のものです。
10年前とくらべると
全国の市区議会議員数は、2014年の19,575人から2024年の18,389人へ、この10年で6%減りました。
1位は2014年も東京都で、10年たっても変わっていません。
伸びがいちばん大きかったのは宮城県で、3%増でした。
順位の並びがにている記事
市区議会議員数の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。
いちばん近かったのは【市と区の数】全国986、人口あたりでは東京都が最下位で、順位相関は0.97でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.68)です。
順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。
地方のなかで見た市区議会議員数
| 地方 | 最も多い(人) | 最も少ない(人) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 327 | 青森県 221 |
| 関東 | 東京都 1522 | 群馬県 283 |
| 中部 | 愛知県 918 | 福井県 178 |
| 近畿 | 大阪府 748 | 和歌山県 165 |
| 中国 | 広島県 354 | 鳥取県 88 |
| 四国 | 愛媛県 254 | 徳島県 172 |
| 九州 | 福岡県 629 | 宮崎県 194 |
まとめ
市区議会議員の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で1,522人、最も少ない鳥取県で88人でした。
人口10万人あたりの1位は山梨県の30.72人です。
市区議会議員数をどう数えているかについて、3つ補っておきます。
1つ目は、町村議会の議員は含まれないこと。
2つ目は、定数は自治体ごとの条例で決まること。
3つ目は2024年の数字であることです。
実数1位の東京都は人口あたりでは45位。
都道府県議会議員の記事と同じ構図になりました。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の28.3パーセントで最多、人口10万人あたりでは四国4県が22.4人で最多でした。
都道府県議会議員や市と区の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
- 備考: 指標コードD1211(市区議会議員数)の2024年の値。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
注記: 指標コードD1211(市区議会議員数)の2024年の値。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
