【図書館の資料展示会】1年で3万9,394件、棚を使った企画

【図書館の資料展示会】1年で3万9,394件、棚を使った企画

図書館では本や資料を並べる展示会も開かれています。
1年で何回になるのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは文部科学省の社会教育調査、2014年度の1年間の数字。

東京都が7,349件で1位。
47都道府県の平均は838.2件、中央値は512件です。
1位と47位の間には138.7倍の開き、人口10万人あたりでは21.9倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

838件

図書館の資料展示会の実施件数(平成26年度間(2014年度))

最も多い 東京都

7,349件

最も少ない 長崎県

53件

地図で見る

図書館の資料展示会の実施件数(平成26年度間(2014年度))
図書館の資料展示会の実施件数(平成26年度間(2014年度)) 社会教育調査(文部科学省)をもとに作成。単位は件。 北海道 1,760件青森 590件岩手 787件宮城 368件秋田 512件山形 206件福島 409件茨城 449件栃木 988件群馬 125件埼玉 2,573件千葉 754件東京 7,349件神奈川 1,421件新潟 159件富山 922件石川 565件福井 612件山梨 347件長野 321件岐阜 737件静岡 957件愛知 1,392件三重 466件滋賀 673件京都 787件大阪 3,593件兵庫 1,213件奈良 317件和歌山 139件鳥取 225件島根 540件岡山 1,187件広島 1,234件山口 435件徳島 272件香川 118件愛媛 187件高知 344件福岡 1,323件佐賀 145件長崎 53件熊本 494件大分 253件宮崎 326件鹿児島 185件沖縄 582件
図書館の資料展示会の実施件数(件)
図書館の資料展示会の実施件数(平成26年度間(2014年度))
項目図書館の資料展示会の実施件数
北海道1,760件
青森県590件
岩手県787件
宮城県368件
秋田県512件
山形県206件
福島県409件
茨城県449件
栃木県988件
群馬県125件
埼玉県2,573件
千葉県754件
東京都7,349件
神奈川県1,421件
新潟県159件
富山県922件
石川県565件
福井県612件
山梨県347件
長野県321件
岐阜県737件
静岡県957件
愛知県1,392件
三重県466件
滋賀県673件
京都府787件
大阪府3,593件
兵庫県1,213件
奈良県317件
和歌山県139件
鳥取県225件
島根県540件
岡山県1,187件
広島県1,234件
山口県435件
徳島県272件
香川県118件
愛媛県187件
高知県344件
福岡県1,323件
佐賀県145件
長崎県53件
熊本県494件
大分県253件
宮崎県326件
鹿児島県185件
沖縄県582件

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで大阪府、埼玉県、北海道、神奈川県が続きます。
淡いのは長崎県、香川県、群馬県でした。

47都道府県の平均は838.2件、中央値は512件です。
東京都の7,349件は平均の8.8倍にあたります。

上位3で34.3パーセント、1位と47位で138.7倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと富山県が92.48件で最も多く、開きは21.9倍になります。

実数1位の東京都は人数あたりでは9位、人数あたり1位の富山県は実数では13位でした。

順位都道府県図書館の資料展示会の実施件数(件)地方人口10万人あたりの図書館の資料展示会の実施件数
1東京都7349関東51.83
2大阪府3593近畿41.03
3埼玉県2573関東35.09
4北海道1760北海道34.9
5神奈川県1421関東15.4
6愛知県1392中部18.66
7福岡県1323九州25.98
8広島県1234中国45.47
9兵庫県1213近畿22.73
10岡山県1187中国64.83
11栃木県988関東52.41
12静岡県957中部27.13
13富山県922中部92.48
14岩手県787東北68.73
14京都府787近畿31.23
16千葉県754関東12.06
17岐阜県737中部38.47
18滋賀県673近畿48
19福井県612中部82.81
20青森県590東北50.64
21沖縄県582九州39.7
22石川県565中部51.46
23島根県540中国84.11
24秋田県512東北57.08
25熊本県494九州29.11
26三重県466近畿27.24
27茨城県449関東16
28山口県435中国33.96
29福島県409東北23.47
30宮城県368東北16.37
31山梨県347中部43.87
32高知県344四国52.44
33宮崎県326九州31.56
34長野県321中部16.16
35奈良県317近畿24.67
36徳島県272四国39.71
37大分県253九州23.32
38鳥取県225中国42.37
39山形県206東北20.38
40愛媛県187四国14.66
41鹿児島県185九州12.08
42新潟県159中部7.58
43佐賀県145九州18.4
44和歌山県139近畿15.8
45群馬県125関東6.61
46香川県118四国12.87
47長崎県53九州4.23
社会教育調査(平成26年度間(2014年度)、文部科学省)をもとに作成

展示会が多い上位5都府県

上位5都道府県の図書館の資料展示会の実施件数
上位5都道府県の図書館の資料展示会の実施件数 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 01,0002,0003,0004,0005,0006,0007,000東京都: 7,349件7,349件大阪府: 3,593件3,593件埼玉県: 2,573件2,573件北海道: 1,760件1,760件神奈川県: 1,421件1,421件東京都大阪府埼玉県北海道神奈川県
上位5都道府県の図書館の資料展示会の実施件数
項目図書館の資料展示会の実施件数
東京都7,349件
大阪府3,593件
埼玉県2,573件
北海道1,760件
神奈川県1,421件
下位5都道府県の図書館の資料展示会の実施件数
下位5都道府県の図書館の資料展示会の実施件数 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 020406080100120140長崎県: 53件53件香川県: 118件118件群馬県: 125件125件和歌山県: 139件139件佐賀県: 145件145件長崎県香川県群馬県和歌山県佐賀県
下位5都道府県の図書館の資料展示会の実施件数
項目図書館の資料展示会の実施件数
長崎県53件
香川県118件
群馬県125件
和歌山県139件
佐賀県145件

展示会が多い上位5都府県です。

東京都は7,349件、大阪府は3,593件、埼玉県は2,573件でした。
東京都は2位の大阪府の2.05倍です。

4位は北海道で1,760件、5位は神奈川県で1,421件。
上位5で全国の42.4パーセント、上位3で34.3パーセント、上位10で58.5パーセントでした。

1位だけで18.7パーセントを占めます。
47都道府県の平均は838.2件なので、1位は平均の8.8倍。
中央値の512件と比べると14.4倍にあたります。

6位以下は愛知県で1,392件、福岡県で1,323件、広島県で1,234件と続きました。

2位と3位の差は1,020件、3位と4位の差は813件でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の57.6パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると10,942件。
これだけで全国の27.8パーセントにあたります。

図書館の数が多い都府県が上位を占めました。

人口10万人あたりでは富山県が1位です

この分布の背景を、ここから考えてみます。
図書館の資料展示会の回数の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は富山県の92.48件、2位は島根県84.11件、3位は福井県82.81件。

4位以下は岩手県、岡山県と続きます。
逆に人口あたりの下位は群馬県6.61件、長崎県4.23件。
富山県と長崎県では21.9倍の開きです。

人口10万人あたりでは富山県が1位です。
実数1位の都も人口あたりで上位に残りました。

資料展示会は、季節や話題に合わせて本を選んで並べるものです。
入口近くの棚を使った小さな展示から、郷土資料を集めた企画展まで幅があります。

当サイトの図書館の蔵書数の記事と並べると、持っている資料の見せ方が読み取れます。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、中国5県が51.74件で最も多く、九州・沖縄8県が24.1件で最も少なくなります。
東北6県34.99件と北海道34.9件がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの図書館の資料展示会の実施件数の上位5都道府県
人口10万人あたりの図書館の資料展示会の実施件数の上位5都道府県 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 020406080富山県: 92.592.5島根県: 84.184.1福井県: 82.882.8岩手県: 68.768.7岡山県: 64.864.8富山県島根県福井県岩手県岡山県
人口10万人あたりの図書館の資料展示会の実施件数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの図書館の資料展示会の実施件数
富山県92.5
島根県84.1
福井県82.8
岩手県68.7
岡山県64.8

展示会が少ない下位5県

展示会が少ない下位5県です。

47位の長崎県は53件、46位の香川県は118件、45位の群馬県は125件でした。
1位の東京都とは138.7倍の差があります。

44位は和歌山県で139件、43位は佐賀県で145件、42位は新潟県で159件と続きます。

展示は日常の業務として行われ、数え方に館ごとの幅があります。

47都道府県の中央値は512件。
平均は838.2件なので、平均が中央値の1.6倍です。

47位の長崎県は平均の6.3パーセント、中央値の10.4パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の1.5パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで18.7パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の長崎県は、1位の東京都の0.72パーセントにあたる水準です。

46位との差は65件、45位との差は72件でした。
1位の東京都と47位の長崎県の間には7,296件の開きがあります。

地方別に見る

地方別の平均(図書館の資料展示会の実施件数)
地方別の平均(図書館の資料展示会の実施件数) 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 05001,0001,500北海道: 1,760件1,760件東北: 479件479件関東: 1,951件1,951件中部: 668件668件近畿: 1,027件1,027件中国: 724件724件四国: 230件230件九州: 420件420件北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(図書館の資料展示会の実施件数)
項目図書館の資料展示会の実施件数の平均
北海道1,760件
東北479件
関東1,951件
中部668件
近畿1,027件
中国724件
四国230件
九州420件

図書館の展示会は、館の多い地方で多くなります。

地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の34.7パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が18.2パーセント、中部9県が15.3パーセント、中国5県が9.2パーセントと続きました。

少ないほうは九州・沖縄8県が8.5パーセント、東北6県が7.3パーセント、北海道が4.5パーセント、四国4県が2.3パーセントでした。

人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
中国5県が51.74件、東北6県が34.99件、北海道が34.9件の順に多く、最も少ないのは九州・沖縄8県が24.1件です。

このグラフについての豆知識

棚を使った企画

図書館の展示でよくあるのが、テーマを決めて本を集める企画です。
夏なら怪談、冬なら受験や年末の暮らしといった具合です。

借りられることを前提にした展示なので、そのまま持ち帰れます。

社会教育調査という統計

社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。

施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。

数字の開き

1位の東京都は7,349件、47位の長崎県は53件。
両者の間には138.7倍の開きがあります。
上位3で全国の34.3パーセント、上位10で58.5パーセントを占めます。

中央値は512件、平均は838.2件です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと21.9倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

この図書館の資料展示会の回数の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。

いちばん近かったのは【調べものを手伝う図書館】全国2,686館、司書に相談できるで、順位相関は0.73でした。
正反対だったのは【第1次産業で働く人】農林漁業で働く人は全国3.3%、最も高い県と最も低い都で32倍で、相関は-0.61です。

これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。

地方のなかで見た図書館の資料展示会の実施件数

地方最も多い(件)最も少ない(件)
東北岩手県 787山形県 206
関東東京都 7349群馬県 125
中部愛知県 1392新潟県 159
近畿大阪府 3593和歌山県 139
中国広島県 1234鳥取県 225
四国高知県 344香川県 118
九州福岡県 1323長崎県 53
社会教育調査(平成26年度間(2014年度)、文部科学省)をもとに作成

まとめ

図書館の資料展示会の回数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で7,349件、最も少ない長崎県で53件でした。
1位と47位の間には138.7倍の開きがあります。

上位3で全国の34.3パーセント、上位10で58.5パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は512件、平均は838.2件でした。
人口10万人あたりに直すと21.9倍の開きになります。

図書館の資料展示会の回数の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、数え方に館ごとの幅があること。
2つ目は、展示の規模までは分からないこと。
3つ目は2014年の数字であることです。

人口10万人あたりでは富山県が92.48件で最多。
実数1位の東京都は人数あたりでは9位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の34.7パーセントで最多、人口10万人あたりでは中国5県が51.74件で最多でした。
図書館の読書会や蔵書数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 社会教育調査
  • 調査年: 平成26年度間(2014年度)
  • 公開元: 文部科学省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003348637
  • 備考: 2014年度に図書館が開いた資料展示会の件数。人口10万人あたりの図書館の資料展示会の実施件数は2024年の総人口で割った参考値

注記: 2014年度に図書館が開いた資料展示会の件数。
人口10万人あたりの図書館の資料展示会の実施件数は2024年の総人口で割った参考値

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