【口紅に使う金額】平均年982円、選んで買うもの

【口紅に使う金額】平均年982円、選んで買うもの

口紅に、1世帯は1年でいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。

広島県が1,465円で1位。
47都道府県の平均は982円、中央値は980円です。
最も高い1,465円と最も低い580円の差は885円、倍率にすると2.53倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。

47都道府県の単純平均

982円

1世帯当たりの口紅への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 広島県

1,465円

最も少ない 青森県

580円

口紅への支出が多い上位5県

上位5都道府県の1世帯当たりの口紅への支出
上位5都道府県の1世帯当たりの口紅への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 04008001,200広島県: 1,465円1,465円埼玉県: 1,352円1,352円高知県: 1,255円1,255円熊本県: 1,255円1,255円愛知県: 1,252円1,252円広島県埼玉県高知県熊本県愛知県
上位5都道府県の1世帯当たりの口紅への支出
項目1世帯当たりの口紅への支出
広島県1,465円
埼玉県1,352円
高知県1,255円
熊本県1,255円
愛知県1,252円
下位5都道府県の1世帯当たりの口紅への支出
下位5都道府県の1世帯当たりの口紅への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 0100200300400500600700青森県: 580円580円和歌山県: 665円665円福井県: 691円691円長野県: 709円709円三重県: 738円738円青森県和歌山県福井県長野県三重県
下位5都道府県の1世帯当たりの口紅への支出
項目1世帯当たりの口紅への支出
青森県580円
和歌山県665円
福井県691円
長野県709円
三重県738円

口紅への支出が多い上位5県です。

広島県は1,465円、埼玉県は1,352円、高知県は1,255円でした。
1位と2位の差は113円です。

4位は熊本県で1,255円、5位は愛知県で1,252円。
上位5はいずれも47都道府県の平均982円を上回りました。

1位の広島県は平均を483円上回りました。
中央値の980円と比べると485円高く、平均に対する比では1.49倍にあたります。

6位以下は東京都で1,195円、大分県で1,193円、島根県で1,191円と続きました。

2位と3位の差は97円、3位と4位の差は0円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は61円でした。

1位から5位までの幅は213円、1位から8位までの幅は274円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

広島県はシャンプーへの支出でも16位に入っています。
全国の値は982円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は広島県の1,465円。
中国地方の県が上位に入ります。

シャンプーへの支出と並べて見ます

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
1世帯が1年間に口紅へ使う金額の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

シャンプーへの支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は埼玉県の5,024、2位は山口県の4,818、3位は愛知県の4,787。

4位以下は栃木県、福島県と続きます。
逆に下位は兵庫県が3,546、長崎県が3,486。
埼玉県と長崎県では1.44倍の開きです。

広島県はハンドバッグへの支出でも1位でした。
おしゃれにお金をかける傾向が、複数の項目に共通して表れています。

シャンプーのような必需品が1.4倍なのに対し、口紅は2.5倍。
「選んで買うもの」ほど地域差が大きくなります。

当サイトのハンドバッグへの支出の記事と並べて読んでみてください。

地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が1,159円で最も高く、東北6県が856円で最も低くなります。
関東7都県1,054円と四国4県1,036円がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

シャンプーへの支出の上位5都道府県
シャンプーへの支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 01,0002,0003,0004,0005,000埼玉県: 5,0245,024山口県: 4,8184,818愛知県: 4,7874,787栃木県: 4,6604,660福島県: 4,6424,642埼玉県山口県愛知県栃木県福島県
シャンプーへの支出の上位5都道府県
項目シャンプーへの支出
埼玉県5,024
山口県4,818
愛知県4,787
栃木県4,660
福島県4,642

口紅への支出が少ない下位5県

口紅への支出が少ない下位5県です。

47位の青森県は580円、46位の和歌山県は665円、45位の福井県は691円でした。
1位の広島県とは885円の差があります。

44位は長野県で709円、43位は三重県で738円、42位は秋田県で748円と続きます。

最も少ない青森県は580円。
1位と47位の差は2.5倍です。

47都道府県の中央値は980円、平均は982円です。
47位の青森県は平均を402円下回りました。

47位の青森県は1位の広島県の39.6パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.53倍の開きです。

46位との差は85円、45位との差は111円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも168円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均982円を下回りました。
47位から43位までの幅は158円です。

青森県はシャンプーへの支出では中位位です。
全国の値は982円なので、47位はこれを402円下回っています。

地方別に見る

地方別の平均(1世帯当たりの口紅への支出)
地方別の平均(1世帯当たりの口紅への支出) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02004006008001,000北海道: 945円945円東北: 856円856円関東: 1,054円1,054円中部: 957円957円近畿: 893円893円中国: 1,159円1,159円四国: 1,036円1,036円九州: 986円986円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1世帯当たりの口紅への支出)
項目1世帯当たりの口紅への支出の平均
北海道945円
東北856円
関東1,054円
中部957円
近畿893円
中国1,159円
四国1,036円
九州986円

口紅への支出は、中国地方で多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が1,159円で最も高くなります。
次いで関東7都県が1,054円、四国4県が1,036円、九州・沖縄8県が986円と続きました。

低いほうは中部9県が957円、北海道が945円、近畿7府県が893円、東北6県が856円でした。

最も高い中国5県と最も低い東北6県の差は303円です。
シャンプーへの支出で見ると北海道が最も高く、近畿7府県が最も低くなりました。

地図で見る

1世帯当たりの口紅への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりの口紅への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 945円青森 580円岩手 771円宮城 1,114円秋田 748円山形 1,092円福島 828円茨城 842円栃木 1,077円群馬 770円埼玉 1,352円千葉 1,143円東京 1,195円神奈川 996円新潟 960円富山 950円石川 902円福井 691円山梨 1,064円長野 709円岐阜 1,002円静岡 1,079円愛知 1,252円三重 738円滋賀 1,061円京都 1,020円大阪 1,029円兵庫 856円奈良 885円和歌山 665円鳥取 997円島根 1,191円岡山 1,174円広島 1,465円山口 967円徳島 998円香川 945円愛媛 945円高知 1,255円福岡 980円佐賀 890円長崎 800円熊本 1,255円大分 1,193円宮崎 844円鹿児島 1,068円沖縄 860円
1世帯当たりの口紅への支出(円)
1世帯当たりの口紅への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりの口紅への支出
北海道945円
青森県580円
岩手県771円
宮城県1,114円
秋田県748円
山形県1,092円
福島県828円
茨城県842円
栃木県1,077円
群馬県770円
埼玉県1,352円
千葉県1,143円
東京都1,195円
神奈川県996円
新潟県960円
富山県950円
石川県902円
福井県691円
山梨県1,064円
長野県709円
岐阜県1,002円
静岡県1,079円
愛知県1,252円
三重県738円
滋賀県1,061円
京都府1,020円
大阪府1,029円
兵庫県856円
奈良県885円
和歌山県665円
鳥取県997円
島根県1,191円
岡山県1,174円
広島県1,465円
山口県967円
徳島県998円
香川県945円
愛媛県945円
高知県1,255円
福岡県980円
佐賀県890円
長崎県800円
熊本県1,255円
大分県1,193円
宮崎県844円
鹿児島県1,068円
沖縄県860円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは広島県です。
次いで埼玉県、高知県、熊本県、愛知県が続きます。
淡いのは青森県、和歌山県、福井県でした。

47都道府県の平均は982円、中央値は980円です。
広島県の1,465円は平均を483円上回ります。

1位と47位の差は885円、倍率にすると2.53倍でした。

シャンプーへの支出で並べ替えると埼玉県が5,024で最も高く、開きは1.44倍になります。

主指標で1位の広島県はシャンプーへの支出では16位、シャンプーへの支出で1位の埼玉県は主指標では2位でした。

順位都道府県1世帯当たりの口紅への支出(円)地方シャンプーへの支出
1広島県1465中国4420
2埼玉県1352関東5024
3熊本県1255九州4462
3高知県1255四国4520
5愛知県1252中部4787
6東京都1195関東4534
7大分県1193九州4291
8島根県1191中国4273
9岡山県1174中国4573
10千葉県1143関東3850
11宮城県1114東北4419
12山形県1092東北4244
13静岡県1079中部4321
14栃木県1077関東4660
15鹿児島県1068九州4199
16山梨県1064中部3838
17滋賀県1061近畿4555
18大阪府1029近畿4025
19京都府1020近畿3717
20岐阜県1002中部3705
21徳島県998四国4063
22鳥取県997中国4508
23神奈川県996関東3978
24福岡県980九州4297
25山口県967中国4818
26新潟県960中部4337
27富山県950中部4635
28愛媛県945四国3891
28香川県945四国4115
28北海道945北海道4528
31石川県902中部4520
32佐賀県890九州3927
33奈良県885近畿4094
34沖縄県860九州3767
35兵庫県856近畿3546
36宮崎県844九州3670
37茨城県842関東3850
38福島県828東北4642
39長崎県800九州3486
40岩手県771東北4551
41群馬県770関東3967
42秋田県748東北4122
43三重県738近畿3673
44長野県709中部4201
45福井県691中部3997
46和歌山県665近畿3646
47青森県580東北3867
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

選んで買うもの

口紅への支出は全国平均で年982円です。

マスクを着ける機会が増えた時期に大きく落ちこみ、その後ゆるやかに戻ってきた品目でもあります。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の広島県は1,465円、47位の青森県は580円。
差は885円、倍率にすると2.53倍です。

中央値は980円、平均は982円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では2円の差でした。

シャンプーへの支出で並べ替えると開きは1.44倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

1世帯が1年間に口紅へ使う金額の順位を、当サイトの全記事の並びと突き合わせてみました。

最も似ていたのは【ハンバーガーへの支出】平均年6,291円(順位相関0.67)です。
最も食い違ったのは【一戸建ての割合】が8割に近い県と3割を切る都、住まいの形は地域でこれほど違う(順位相関-0.48)でした。

順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。

地方のなかで見た1世帯当たりの口紅への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北宮城県 1114青森県 580
関東埼玉県 1352群馬県 770
中部愛知県 1252福井県 691
近畿滋賀県 1061和歌山県 665
中国広島県 1465山口県 967
四国高知県 1255愛媛県 945
九州熊本県 1255長崎県 800
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に口紅へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い広島県で1,465円、最も低い青森県で580円でした。
その差は885円、倍率にすると2.53倍です。

47都道府県の中央値は980円、平均は982円でした。
全国の値は982円です。
シャンプーへの支出で並べ替えると開きは1.44倍になり、主指標で1位の広島県はその見方では16位に位置します。

1世帯が1年間に口紅へ使う金額の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、ほかの化粧品は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。

シャンプーへの支出では埼玉県が5,024で最も高く、主指標で1位の広島県はこの見方では16位でした。

地方ごとの平均では中国5県が1,159円で最も高く、東北6県が856円で最も低くなりました。
シャンプーやハンドバッグへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の広島県と2位の埼玉県の差は113円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

関連記事

出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 口紅への支出。ほかの化粧品は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 口紅への支出。
ほかの化粧品は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

関連記事 Relation Entry