自転車の購入に、1世帯は1年でいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。
大阪府が8,567円で1位。
47都道府県の平均は3,393円、中央値は3,134円です。
最も高い8,567円と最も低い226円の差は8,341円、倍率にすると37.91倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。
47都道府県の単純平均
3,393円
1世帯当たりの自転車購入への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 大阪府
8,567円
最も少ない 長崎県
226円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの自転車購入への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 1,733円 |
| 青森県 | 2,279円 |
| 岩手県 | 2,873円 |
| 宮城県 | 2,833円 |
| 秋田県 | 2,037円 |
| 山形県 | 3,039円 |
| 福島県 | 5,285円 |
| 茨城県 | 2,588円 |
| 栃木県 | 2,597円 |
| 群馬県 | 2,765円 |
| 埼玉県 | 6,739円 |
| 千葉県 | 4,297円 |
| 東京都 | 8,258円 |
| 神奈川県 | 4,152円 |
| 新潟県 | 3,134円 |
| 富山県 | 4,526円 |
| 石川県 | 1,534円 |
| 福井県 | 1,972円 |
| 山梨県 | 2,290円 |
| 長野県 | 4,268円 |
| 岐阜県 | 3,562円 |
| 静岡県 | 3,952円 |
| 愛知県 | 3,389円 |
| 三重県 | 3,208円 |
| 滋賀県 | 3,350円 |
| 京都府 | 4,375円 |
| 大阪府 | 8,567円 |
| 兵庫県 | 2,179円 |
| 奈良県 | 2,721円 |
| 和歌山県 | 4,685円 |
| 鳥取県 | 3,074円 |
| 島根県 | 2,474円 |
| 岡山県 | 3,271円 |
| 広島県 | 2,781円 |
| 山口県 | 4,116円 |
| 徳島県 | 2,079円 |
| 香川県 | 5,396円 |
| 愛媛県 | 3,446円 |
| 高知県 | 2,403円 |
| 福岡県 | 3,067円 |
| 佐賀県 | 3,148円 |
| 長崎県 | 226円 |
| 熊本県 | 3,031円 |
| 大分県 | 3,224円 |
| 宮崎県 | 3,928円 |
| 鹿児島県 | 3,838円 |
| 沖縄県 | 768円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは大阪府です。
次いで東京都、埼玉県、香川県、福島県が続きます。
淡いのは長崎県、沖縄県、石川県でした。
47都道府県の平均は3,393円、中央値は3,134円です。
大阪府の8,567円は平均を5,174円上回ります。
1位と47位の差は8,341円、倍率にすると37.91倍でした。
ガソリンへの支出で並べ替えると鳥取県が107,406で最も高く、開きは4.93倍になります。
主指標で1位の大阪府はガソリンへの支出では46位、ガソリンへの支出で1位の鳥取県は主指標では25位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの自転車購入への支出(円) | 地方 | ガソリンへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 大阪府 | 8567 | 近畿 | 25102 |
| 2 | 東京都 | 8258 | 関東 | 21767 |
| 3 | 埼玉県 | 6739 | 関東 | 40081 |
| 4 | 香川県 | 5396 | 四国 | 83355 |
| 5 | 福島県 | 5285 | 東北 | 91626 |
| 6 | 和歌山県 | 4685 | 近畿 | 62476 |
| 7 | 富山県 | 4526 | 中部 | 101587 |
| 8 | 京都府 | 4375 | 近畿 | 38695 |
| 9 | 千葉県 | 4297 | 関東 | 52822 |
| 10 | 長野県 | 4268 | 中部 | 100243 |
| 11 | 神奈川県 | 4152 | 関東 | 40754 |
| 12 | 山口県 | 4116 | 中国 | 105987 |
| 13 | 静岡県 | 3952 | 中部 | 71219 |
| 14 | 宮崎県 | 3928 | 九州 | 83046 |
| 15 | 鹿児島県 | 3838 | 九州 | 89725 |
| 16 | 岐阜県 | 3562 | 中部 | 90615 |
| 17 | 愛媛県 | 3446 | 四国 | 60809 |
| 18 | 愛知県 | 3389 | 中部 | 59621 |
| 19 | 滋賀県 | 3350 | 近畿 | 66014 |
| 20 | 岡山県 | 3271 | 中国 | 73262 |
| 21 | 大分県 | 3224 | 九州 | 90904 |
| 22 | 三重県 | 3208 | 近畿 | 103794 |
| 23 | 佐賀県 | 3148 | 九州 | 85716 |
| 24 | 新潟県 | 3134 | 中部 | 87737 |
| 25 | 鳥取県 | 3074 | 中国 | 107406 |
| 26 | 福岡県 | 3067 | 九州 | 65587 |
| 27 | 山形県 | 3039 | 東北 | 93561 |
| 28 | 熊本県 | 3031 | 九州 | 80701 |
| 29 | 岩手県 | 2873 | 東北 | 89968 |
| 30 | 宮城県 | 2833 | 東北 | 68429 |
| 31 | 広島県 | 2781 | 中国 | 65904 |
| 32 | 群馬県 | 2765 | 関東 | 102136 |
| 33 | 奈良県 | 2721 | 近畿 | 58288 |
| 34 | 栃木県 | 2597 | 関東 | 99142 |
| 35 | 茨城県 | 2588 | 関東 | 98829 |
| 36 | 島根県 | 2474 | 中国 | 101440 |
| 37 | 高知県 | 2403 | 四国 | 88332 |
| 38 | 山梨県 | 2290 | 中部 | 84439 |
| 39 | 青森県 | 2279 | 東北 | 74769 |
| 40 | 兵庫県 | 2179 | 近畿 | 38217 |
| 41 | 徳島県 | 2079 | 四国 | 85429 |
| 42 | 秋田県 | 2037 | 東北 | 86280 |
| 43 | 福井県 | 1972 | 中部 | 87322 |
| 44 | 北海道 | 1733 | 北海道 | 59512 |
| 45 | 石川県 | 1534 | 中部 | 94862 |
| 46 | 沖縄県 | 768 | 九州 | 59379 |
| 47 | 長崎県 | 226 | 九州 | 58796 |
自転車の購入費が多い上位5府県
自転車の購入費が多い上位5府県です。
大阪府は8,567円、東京都は8,258円、埼玉県は6,739円でした。
1位と2位の差は309円です。
4位は香川県で5,396円、5位は福島県で5,285円。
上位5はいずれも47都道府県の平均3,393円を上回りました。
1位の大阪府は平均を5,174円上回りました。
中央値の3,134円と比べると5,433円高く、平均に対する比では2.52倍にあたります。
6位以下は和歌山県で4,685円、富山県で4,526円、京都府で4,375円と続きました。
2位と3位の差は1,519円、3位と4位の差は1,343円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は910円でした。
1位から5位までの幅は3,282円、1位から8位までの幅は4,192円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
大阪府はガソリンへの支出でも46位に入っています。
全国の値は3,393円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は大阪府の8,567円。
都市部の府県が上位に入ります。
差は37.9倍と極端です
なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は1世帯が1年間に自転車の購入へ使う金額の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。
ガソリンへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は鳥取県の107,406、2位は山口県の105,987、3位は三重県の103,794。
4位以下は群馬県、富山県と続きます。
逆に下位は大阪府が25,102、東京都が21,767。
鳥取県と東京都では4.93倍の開きです。
この37.9倍という差の背景には、まちの地形があります。
大阪は平地が広く自転車で移動しやすいのに対し、長崎は坂の多いまちとして知られています。
自転車は「買った年」に金額が集中する品目なので、年による振れも大きくなります。
順位より水準の目安として読んでください。
当サイトのガソリンへの支出の記事と並べると、移動手段のちがいが見えてきます。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が4,485円で最も高く、北海道が1,733円で最も低くなります。
近畿7府県4,155円と四国4県3,331円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
自転車の購入費が少ない下位5県
自転車の購入費が少ない下位5県です。
47位の長崎県は226円、46位の沖縄県は768円、45位の石川県は1,534円でした。
1位の大阪府とは8,341円の差があります。
44位は北海道で1,733円、43位は福井県で1,972円、42位は秋田県で2,037円と続きます。
最も少ない長崎県は226円。
1位と47位の差は37.9倍にのぼります。
47都道府県の中央値は3,134円、平均は3,393円です。
47位の長崎県は平均を3,167円下回りました。
47位の長崎県は1位の大阪府の2.6パーセントにあたる水準で、倍率にすると37.91倍の開きです。
46位との差は542円、45位との差は1,308円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも1,811円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均3,393円を下回りました。
47位から43位までの幅は1,746円です。
長崎県はガソリンへの支出では中位位です。
全国の値は3,393円なので、47位はこれを3,167円下回っています。
このグラフについての豆知識
坂のまちと平地のまち
自転車購入への支出は全国平均で年3,393円。
1台の値段が大きいため、買う世帯と買わない世帯の差がそのまま出ます。
電動アシスト自転車の普及で、1台あたりの単価も上がってきました。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の大阪府は8,567円、47位の長崎県は226円。
差は8,341円、倍率にすると37.91倍です。
中央値は3,134円、平均は3,393円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では259円の差でした。
ガソリンへの支出で並べ替えると開きは4.93倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの自転車購入への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 5285 | 秋田県 2037 |
| 関東 | 東京都 8258 | 茨城県 2588 |
| 中部 | 富山県 4526 | 石川県 1534 |
| 近畿 | 大阪府 8567 | 兵庫県 2179 |
| 中国 | 山口県 4116 | 島根県 2474 |
| 四国 | 香川県 5396 | 徳島県 2079 |
| 九州 | 宮崎県 3928 | 長崎県 226 |
まとめ
1世帯が1年間に自転車の購入へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い大阪府で8,567円、最も低い長崎県で226円でした。
その差は8,341円、倍率にすると37.91倍です。
47都道府県の中央値は3,134円、平均は3,393円でした。
全国の値は3,393円です。
ガソリンへの支出で並べ替えると開きは4.93倍になり、主指標で1位の大阪府はその見方では46位に位置します。
1世帯が1年間に自転車の購入へ使う金額の数字には、但し書きが3つつきます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、修理代や部品代を含まないこと。
3つ目は2025年の数字であることです。
ガソリンへの支出では鳥取県が107,406で最も高く、主指標で1位の大阪府はこの見方では46位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が4,485円で最も高く、北海道が1,733円で最も低くなりました。
ガソリンや自動車保険への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の大阪府と2位の東京都の差は309円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
関連記事
- 【ガソリン代】平均年7万6,078円、車社会の固定費
- 【自動車保険料】平均年4万1,307円、車を持つ固定費
- 【通学定期代】平均年2,040円、差は202倍
- 【通勤定期代】平均年7,280円、差は92.9倍
- 【スポーツウェアに使う金額】平均年1万437円
出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 自転車の購入への支出。修理代や部品代は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 自転車の購入への支出。
修理代や部品代は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
