お祝いの席に欠かせないたいに、1世帯はいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。
熊本県が2,194円で1位。
47都道府県の平均は1,059円、中央値は914円です。
最も高い2,194円と最も低い363円の差は1,831円、倍率にすると6.04倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。
47都道府県の単純平均
1,059円
1世帯当たりのたいへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 熊本県
2,194円
最も少ない 宮城県
363円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのたいへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 409円 |
| 青森県 | 724円 |
| 岩手県 | 446円 |
| 宮城県 | 363円 |
| 秋田県 | 611円 |
| 山形県 | 493円 |
| 福島県 | 557円 |
| 茨城県 | 469円 |
| 栃木県 | 488円 |
| 群馬県 | 495円 |
| 埼玉県 | 774円 |
| 千葉県 | 861円 |
| 東京都 | 1,066円 |
| 神奈川県 | 1,150円 |
| 新潟県 | 448円 |
| 富山県 | 593円 |
| 石川県 | 969円 |
| 福井県 | 540円 |
| 山梨県 | 427円 |
| 長野県 | 647円 |
| 岐阜県 | 790円 |
| 静岡県 | 387円 |
| 愛知県 | 875円 |
| 三重県 | 801円 |
| 滋賀県 | 1,111円 |
| 京都府 | 1,534円 |
| 大阪府 | 1,484円 |
| 兵庫県 | 1,999円 |
| 奈良県 | 1,816円 |
| 和歌山県 | 1,543円 |
| 鳥取県 | 593円 |
| 島根県 | 914円 |
| 岡山県 | 1,421円 |
| 広島県 | 1,557円 |
| 山口県 | 1,755円 |
| 徳島県 | 1,330円 |
| 香川県 | 1,382円 |
| 愛媛県 | 1,780円 |
| 高知県 | 1,443円 |
| 福岡県 | 2,138円 |
| 佐賀県 | 2,026円 |
| 長崎県 | 1,813円 |
| 熊本県 | 2,194円 |
| 大分県 | 1,557円 |
| 宮崎県 | 968円 |
| 鹿児島県 | 1,435円 |
| 沖縄県 | 588円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは熊本県です。
次いで福岡県、佐賀県、兵庫県、奈良県が続きます。
淡いのは宮城県、静岡県、北海道でした。
47都道府県の平均は1,059円、中央値は914円です。
熊本県の2,194円は平均を1,135円上回ります。
1位と47位の差は1,831円、倍率にすると6.04倍でした。
さんまへの支出で並べ替えると秋田県が979で最も高く、開きは3.2倍になります。
主指標で1位の熊本県はさんまへの支出では40位、さんまへの支出で1位の秋田県は主指標では32位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのたいへの支出(円) | 地方 | さんまへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 熊本県 | 2194 | 九州 | 479 |
| 2 | 福岡県 | 2138 | 九州 | 499 |
| 3 | 佐賀県 | 2026 | 九州 | 430 |
| 4 | 兵庫県 | 1999 | 近畿 | 675 |
| 5 | 奈良県 | 1816 | 近畿 | 790 |
| 6 | 長崎県 | 1813 | 九州 | 321 |
| 7 | 愛媛県 | 1780 | 四国 | 660 |
| 8 | 山口県 | 1755 | 中国 | 559 |
| 9 | 広島県 | 1557 | 中国 | 508 |
| 9 | 大分県 | 1557 | 九州 | 550 |
| 11 | 和歌山県 | 1543 | 近畿 | 809 |
| 12 | 京都府 | 1534 | 近畿 | 676 |
| 13 | 大阪府 | 1484 | 近畿 | 517 |
| 14 | 高知県 | 1443 | 四国 | 499 |
| 15 | 鹿児島県 | 1435 | 九州 | 312 |
| 16 | 岡山県 | 1421 | 中国 | 633 |
| 17 | 香川県 | 1382 | 四国 | 736 |
| 18 | 徳島県 | 1330 | 四国 | 468 |
| 19 | 神奈川県 | 1150 | 関東 | 600 |
| 20 | 滋賀県 | 1111 | 近畿 | 634 |
| 21 | 東京都 | 1066 | 関東 | 738 |
| 22 | 石川県 | 969 | 中部 | 545 |
| 23 | 宮崎県 | 968 | 九州 | 381 |
| 24 | 島根県 | 914 | 中国 | 758 |
| 25 | 愛知県 | 875 | 中部 | 580 |
| 26 | 千葉県 | 861 | 関東 | 714 |
| 27 | 三重県 | 801 | 近畿 | 648 |
| 28 | 岐阜県 | 790 | 中部 | 646 |
| 29 | 埼玉県 | 774 | 関東 | 736 |
| 30 | 青森県 | 724 | 東北 | 754 |
| 31 | 長野県 | 647 | 中部 | 729 |
| 32 | 秋田県 | 611 | 東北 | 979 |
| 33 | 鳥取県 | 593 | 中国 | 574 |
| 33 | 富山県 | 593 | 中部 | 706 |
| 35 | 沖縄県 | 588 | 九州 | 393 |
| 36 | 福島県 | 557 | 東北 | 773 |
| 37 | 福井県 | 540 | 中部 | 306 |
| 38 | 群馬県 | 495 | 関東 | 482 |
| 39 | 山形県 | 493 | 東北 | 847 |
| 40 | 栃木県 | 488 | 関東 | 704 |
| 41 | 茨城県 | 469 | 関東 | 878 |
| 42 | 新潟県 | 448 | 中部 | 703 |
| 43 | 岩手県 | 446 | 東北 | 910 |
| 44 | 山梨県 | 427 | 中部 | 680 |
| 45 | 北海道 | 409 | 北海道 | 918 |
| 46 | 静岡県 | 387 | 中部 | 504 |
| 47 | 宮城県 | 363 | 東北 | 916 |
たいへの支出が多い上位5県
たいへの支出が多い上位5県です。
熊本県は2,194円、福岡県は2,138円、佐賀県は2,026円でした。
1位と2位の差は56円です。
4位は兵庫県で1,999円、5位は奈良県で1,816円。
上位5はいずれも47都道府県の平均1,059円を上回りました。
1位の熊本県は平均を1,135円上回りました。
中央値の914円と比べると1,280円高く、平均に対する比では2.07倍にあたります。
6位以下は長崎県で1,813円、愛媛県で1,780円、山口県で1,755円と続きました。
2位と3位の差は112円、3位と4位の差は27円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は61円でした。
1位から5位までの幅は378円、1位から8位までの幅は439円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
熊本県はさんまへの支出でも40位に入っています。
全国の値は1,059円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は熊本県の2,194円。
九州と瀬戸内の県が上位に入ります。
さんまへの支出と並べて見ます
ここから先は、1世帯が1年間にたいへ使う金額がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
さんまへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は秋田県の979、2位は北海道の918、3位は宮城県の916。
4位以下は岩手県、茨城県と続きます。
逆に下位は鹿児島県が312、福井県が306。
秋田県と福井県では3.2倍の開きです。
たいは西日本の魚です。
瀬戸内海や九州の海で多くとれ、養殖もさかんに行われています。
さんまが東日本の魚であるのに対し、たいは西日本の魚。
日本の食卓は、魚で東西にきれいに分かれます。
当サイトのたいの養殖ランキングとあわせて見ると、育てる土地と食べる土地の関係が確かめられます。
地方ごとに県の平均を出すと、九州・沖縄8県が1,590円で最も高く、北海道が409円で最も低くなります。
四国4県1,484円と近畿7府県1,470円がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
たいへの支出が少ない下位5県
たいへの支出が少ない下位5県です。
47位の宮城県は363円、46位の静岡県は387円、45位の北海道は409円でした。
1位の熊本県とは1,831円の差があります。
44位は山梨県で427円、43位は岩手県で446円、42位は新潟県で448円と続きます。
最も少ない宮城県は363円。
1位と47位の差は6倍にひらきます。
47都道府県の中央値は914円、平均は1,059円です。
47位の宮城県は平均を696円下回りました。
47位の宮城県は1位の熊本県の16.5パーセントにあたる水準で、倍率にすると6.04倍の開きです。
46位との差は24円、45位との差は46円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも85円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均1,059円を下回りました。
47位から43位までの幅は83円です。
宮城県はさんまへの支出では3位です。
全国の値は1,059円なので、47位はこれを696円下回っています。
地方別に見る
たいへの支出は、九州と瀬戸内で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、九州・沖縄8県が1,590円で最も高くなります。
次いで四国4県が1,484円、近畿7府県が1,470円、中国5県が1,248円と続きました。
低いほうは関東7都県が758円、中部9県が631円、東北6県が532円、北海道が409円でした。
最も高い九州・沖縄8県と最も低い北海道の差は1,181円です。
さんまへの支出で見ると北海道が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
めでたい魚
たいへの支出は全国平均で年1,059円。
「めでたい」の語呂合わせから、お祝いの魚として親しまれてきました。
いま日本で食べられているまだいの多くは養殖もので、1年じゅう手に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の熊本県は2,194円、47位の宮城県は363円。
差は1,831円、倍率にすると6.04倍です。
中央値は914円、平均は1,059円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では145円の差でした。
さんまへの支出で並べ替えると開きは3.2倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
1世帯が1年間にたいへ使う金額の並びと似ている記事、そして正反対の記事を挙げます。
いちばん近かったのは【牛肉への支出】平均年2万1,564円、西高東低の肉で、順位相関は0.81でした。
正反対だったのは【ドラッグストアの数】が少ない地方は意外なところ、人口あたりで47都道府県を比較で、相関は-0.73です。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た1世帯当たりのたいへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 青森県 724 | 宮城県 363 |
| 関東 | 神奈川県 1150 | 茨城県 469 |
| 中部 | 石川県 969 | 静岡県 387 |
| 近畿 | 兵庫県 1999 | 三重県 801 |
| 中国 | 山口県 1755 | 鳥取県 593 |
| 四国 | 愛媛県 1780 | 徳島県 1330 |
| 九州 | 熊本県 2194 | 沖縄県 588 |
まとめ
1世帯が1年間にたいへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い熊本県で2,194円、最も低い宮城県で363円でした。
その差は1,831円、倍率にすると6.04倍です。
47都道府県の中央値は914円、平均は1,059円でした。
全国の値は1,059円です。
さんまへの支出で並べ替えると開きは3.2倍になり、主指標で1位の熊本県はその見方では40位に位置します。
1世帯が1年間にたいへ使う金額の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、天然と養殖を合わせた数であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
さんまへの支出では秋田県が979で最も高く、主指標で1位の熊本県はこの見方では40位でした。
地方ごとの平均では九州・沖縄8県が1,590円で最も高く、北海道が409円で最も低くなりました。
さんまやぶりへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の熊本県と2位の福岡県の差は56円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 生鮮のたいへの支出。お祝いの席に欠かせない魚。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 生鮮のたいへの支出。
お祝いの席に欠かせない魚。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
