1年のうちに、いちばんたくさん建物がたつまちはどこだと思いますか?
家もお店も工場も、ぜんぶ合わせた数でくらべます。
このランキングは、2024年の「建築着工統計調査」で調べました。
建築着工統計(けんちくちゃっこうとうけい)は、建物をたてる工事が始まるときに市区町村へ出す届け出をまとめた調査です。
毎月しらべているので、国の統計のなかでも新しい数字が使えます。
こたえの発表
こたえは、東京都の東京23区(とうきょうにじゅうさんく)です。
1年で2万4,563棟の工事が始まりました。
2位は神奈川県の横浜市(よこはまし)で1万1,700棟、3位は愛知県の名古屋市(なごやし)で8,471棟でした。
1位は2位の2.1倍。
人の多いまちほど、たつ建物も多くなります。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 名前(よみがな) | 都道府県 | 値(棟) |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京23区(とうきょうにじゅうさんく) | 東京都 | 24,563 |
| 2 | 横浜市(よこはまし) | 神奈川県 | 11,700 |
| 3 | 名古屋市(なごやし) | 愛知県 | 8,471 |
| 4 | 大阪市(おおさかし) | 大阪府 | 6,220 |
| 5 | さいたま市(さいたまし) | 埼玉県 | 6,143 |
| 6 | 札幌市(さっぽろし) | 北海道 | 5,464 |
| 7 | 福岡市(ふくおかし) | 福岡県 | 4,902 |
| 8 | 仙台市(せんだいし) | 宮城県 | 4,371 |
| 9 | 川崎市(かわさきし) | 神奈川県 | 4,188 |
| 10 | 新潟市(にいがたし) | 新潟県 | 4,174 |
| 11 | 京都市(きょうとし) | 京都府 | 4,044 |
| 12 | 広島市(ひろしまし) | 広島県 | 3,669 |
| 13 | 浜松市(はままつし) | 静岡県 | 3,660 |
| 14 | 千葉市(ちばし) | 千葉県 | 3,612 |
| 15 | 神戸市(こうべし) | 兵庫県 | 3,387 |
| 16 | 熊本市(くまもとし) | 熊本県 | 3,295 |
| 17 | 富山市(とやまし) | 富山県 | 3,020 |
| 18 | 岡山市(おかやまし) | 岡山県 | 2,912 |
| 19 | 相模原市(さがみはらし) | 神奈川県 | 2,712 |
| 20 | 静岡市(しずおかし) | 静岡県 | 2,689 |
上位20のまちを表にしました。
20位の静岡市(しずおかし)でも2,689棟。
政令指定都市(せいれいしていとし)とよばれる大きな市が、たくさん入っています。
地図でみてみよう

地図に上位20のまちを点で打つと、関東・東海・近畿の大都市に集まります。
人口の多いまちの順番とよく似ていますが、まったく同じではありません。
まちが広がっている途中かどうかで、順番は入れかわります。
どうしてだろう?
どうして大きなまちほど、たつ建物が多いのでしょうか。
建物は、そこに住む人や働く人がいるからたてられます。
人が多ければ家がいり、お店がいり、会社の建物がいります。
もうひとつの理由は「建てかえ」です。
古い建物をこわして新しくたてる工事も、この数に入ります。
古い建物がたくさんあるまちほど、建てかえの工事も多くなります。
つまりこの数字は、まちが大きくなっている勢いと、まちが生まれ変わっている勢いの、両方をあらわしています。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- 自分のまちで工事をしている場所をさがして、地図に印をつけてみる
- その建物が家なのかお店なのか、看板を見てしらべてみる
- 人口のランキングとならべて、順番のちがうまちをさがしてみる
さらに調べたい人への問い: 「建物は何年くらいで建てかえるのだろう?」「工事が始まってから完成まで、どれくらいかかる?」
データについて
このランキングは、国土交通省の「建築着工統計調査」(2024年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
2024年の1年間に工事が始まった建築物の数です。
政令指定都市の区と東京23区の各区は、市や23区にまとめて数えています。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 国土交通省「建築着工統計調査」(2024年)をもとに47グラフが作成」
まとめ
1年でいちばん建物がたつまちは東京都の東京23区で、2万4,563棟でした。
まちの姿は、毎年すこしずつ変わっています。
通学路の景色をおぼえておくと、その変化に気づけるかもしれません。
出典
- 統計名: 建築着工統計調査
- 調査年: 2024年
- 公開元: 国土交通省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004019180
- 備考: 2024年の1年間に工事が始まった建築物の数。住宅も店も工場もふくむ。政令指定都市の区と東京23区の各区は、市や23区にまとめて数えている
