【弁当に使う金額】平均年1万8,935円、中食という食べ方

【弁当に使う金額】平均年1万8,935円、中食という食べ方

買ってきた弁当に、1世帯は1年でいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。

高知県が27,424円で1位。
47都道府県の平均は18,935円、中央値は18,308円です。
最も高い27,424円と最も低い12,694円の差は14,730円、倍率にすると2.16倍でした。

47都道府県の単純平均

18,935円

1世帯当たりの弁当への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 高知県

27,424円

最も少ない 石川県

12,694円

弁当への支出が多い上位5都県

上位5都道府県の1世帯当たりの弁当への支出
上位5都道府県の1世帯当たりの弁当への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05,00010,00015,00020,00025,000高知県: 27,424円27,424円群馬県: 26,759円26,759円沖縄県: 26,213円26,213円東京都: 25,742円25,742円静岡県: 24,018円24,018円高知県群馬県沖縄県東京都静岡県
上位5都道府県の1世帯当たりの弁当への支出
項目1世帯当たりの弁当への支出
高知県27,424円
群馬県26,759円
沖縄県26,213円
東京都25,742円
静岡県24,018円
下位5都道府県の1世帯当たりの弁当への支出
下位5都道府県の1世帯当たりの弁当への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02,0004,0006,0008,00010,00012,00014,000石川県: 12,694円12,694円岐阜県: 13,702円13,702円富山県: 13,780円13,780円福井県: 14,031円14,031円北海道: 14,038円14,038円石川県岐阜県富山県福井県北海道
下位5都道府県の1世帯当たりの弁当への支出
項目1世帯当たりの弁当への支出
石川県12,694円
岐阜県13,702円
富山県13,780円
福井県14,031円
北海道14,038円

弁当への支出が多い上位5都県です。

高知県は27,424円、群馬県は26,759円、沖縄県は26,213円でした。
1位と2位の差は665円です。

4位は東京都で25,742円、5位は静岡県で24,018円。
上位5はいずれも47都道府県の平均18,935円を上回りました。

1位の高知県は平均を8,489円上回りました。
中央値の18,308円と比べると9,116円高く、平均に対する比では1.45倍にあたります。

6位以下は埼玉県で23,640円、熊本県で23,021円、大分県で22,573円と続きました。

2位と3位の差は546円、3位と4位の差は471円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は1,445円でした。

1位から5位までの幅は3,406円、1位から8位までの幅は4,851円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

高知県は調理パンへの支出でも31位に入っています。
全国の値は18,935円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は高知県の2万7,424円。
西日本の県が上位に入ります。

調理パンへの支出と並べて見ます

この分布の背景を、ここから考えてみます。
1世帯が1年間に弁当へ使う金額の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

調理パンへの支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は東京都の10,151、2位は埼玉県の9,136、3位は千葉県の8,646。

4位以下は福島県、栃木県と続きます。
逆に下位は鹿児島県が4,461、愛媛県が4,205。
東京都と愛媛県では2.41倍の開きです。

弁当への支出は、共働きの多さや外食文化の強さ、コンビニの密度といった要素が重なって決まります。

調理パンへの支出と並べると、昼食を買ってすませる文化の広がりが見えてきます。

当サイトの冷凍食品への支出の記事とあわせて見ると、時短の食事の全体像がつかめます。

地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が23,171円で最も高く、北海道が14,038円で最も低くなります。
九州・沖縄8県21,987円と中国5県19,622円がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

調理パンへの支出の上位5都道府県
調理パンへの支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 04,0008,000東京都: 10,15110,151埼玉県: 9,1369,136千葉県: 8,6468,646福島県: 8,4068,406栃木県: 8,1528,152東京都埼玉県千葉県福島県栃木県
調理パンへの支出の上位5都道府県
項目調理パンへの支出
東京都10,151
埼玉県9,136
千葉県8,646
福島県8,406
栃木県8,152

弁当への支出が少ない下位5県

弁当への支出が少ない下位5県です。

47位の石川県は12,694円、46位の岐阜県は13,702円、45位の富山県は13,780円でした。
1位の高知県とは14,730円の差があります。

44位は福井県で14,031円、43位は北海道で14,038円、42位は京都府で14,292円と続きます。

最も少ない石川県は1万2,694円。
1位と47位の差は2.2倍です。

47都道府県の中央値は18,308円、平均は18,935円です。
47位の石川県は平均を6,241円下回りました。

47位の石川県は1位の高知県の46.3パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.16倍の開きです。

46位との差は1,008円、45位との差は1,086円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも1,598円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均18,935円を下回りました。
47位から43位までの幅は1,344円です。

石川県は調理パンへの支出では中位位です。
全国の値は18,935円なので、47位はこれを6,241円下回っています。

地図で見る

1世帯当たりの弁当への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりの弁当への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 14,038円青森 19,279円岩手 15,317円宮城 18,308円秋田 14,940円山形 14,450円福島 20,775円茨城 19,684円栃木 22,347円群馬 26,759円埼玉 23,640円千葉 22,312円東京 25,742円神奈川 21,713円新潟 15,827円富山 13,780円石川 12,694円福井 14,031円山梨 17,402円長野 16,989円岐阜 13,702円静岡 24,018円愛知 16,247円三重 18,886円滋賀 16,843円京都 14,292円大阪 17,791円兵庫 16,123円奈良 14,715円和歌山 18,170円鳥取 18,118円島根 16,486円岡山 19,350円広島 22,454円山口 21,700円徳島 16,001円香川 16,149円愛媛 15,568円高知 27,424円福岡 19,393円佐賀 19,882円長崎 22,501円熊本 23,021円大分 22,573円宮崎 21,762円鹿児島 20,554円沖縄 26,213円
1世帯当たりの弁当への支出(円)
1世帯当たりの弁当への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりの弁当への支出
北海道14,038円
青森県19,279円
岩手県15,317円
宮城県18,308円
秋田県14,940円
山形県14,450円
福島県20,775円
茨城県19,684円
栃木県22,347円
群馬県26,759円
埼玉県23,640円
千葉県22,312円
東京都25,742円
神奈川県21,713円
新潟県15,827円
富山県13,780円
石川県12,694円
福井県14,031円
山梨県17,402円
長野県16,989円
岐阜県13,702円
静岡県24,018円
愛知県16,247円
三重県18,886円
滋賀県16,843円
京都府14,292円
大阪府17,791円
兵庫県16,123円
奈良県14,715円
和歌山県18,170円
鳥取県18,118円
島根県16,486円
岡山県19,350円
広島県22,454円
山口県21,700円
徳島県16,001円
香川県16,149円
愛媛県15,568円
高知県27,424円
福岡県19,393円
佐賀県19,882円
長崎県22,501円
熊本県23,021円
大分県22,573円
宮崎県21,762円
鹿児島県20,554円
沖縄県26,213円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは高知県です。
次いで群馬県、沖縄県、東京都、静岡県が続きます。
淡いのは石川県、岐阜県、富山県でした。

47都道府県の平均は18,935円、中央値は18,308円です。
高知県の27,424円は平均を8,489円上回ります。

1位と47位の差は14,730円、倍率にすると2.16倍でした。

調理パンへの支出で並べ替えると東京都が10,151で最も高く、開きは2.41倍になります。

主指標で1位の高知県は調理パンへの支出では31位、調理パンへの支出で1位の東京都は主指標では4位でした。

順位都道府県1世帯当たりの弁当への支出(円)地方調理パンへの支出
1高知県27424四国6196
2群馬県26759関東7216
3沖縄県26213九州5142
4東京都25742関東10151
5静岡県24018中部7182
6埼玉県23640関東9136
7熊本県23021九州7181
8大分県22573九州6106
9長崎県22501九州5323
10広島県22454中国7778
11栃木県22347関東8152
12千葉県22312関東8646
13宮崎県21762九州6127
14神奈川県21713関東8070
15山口県21700中国8025
16福島県20775東北8406
17鹿児島県20554九州4461
18佐賀県19882九州7773
19茨城県19684関東7607
20福岡県19393九州6010
21岡山県19350中国6938
22青森県19279東北5474
23三重県18886近畿5400
24宮城県18308東北7795
25和歌山県18170近畿5491
26鳥取県18118中国6280
27大阪府17791近畿6769
28山梨県17402中部5508
29長野県16989中部7860
30滋賀県16843近畿6478
31島根県16486中国6095
32愛知県16247中部6346
33香川県16149四国7508
34兵庫県16123近畿6611
35徳島県16001四国6959
36新潟県15827中部7131
37愛媛県15568四国4205
38岩手県15317東北5175
39秋田県14940東北6563
40奈良県14715近畿7781
41山形県14450東北6847
42京都府14292近畿7650
43北海道14038北海道5696
44福井県14031中部6059
45富山県13780中部7070
46岐阜県13702中部5447
47石川県12694中部6872
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

中食という食べ方

弁当や総菜を買って家で食べる「中食」は、外食と自炊の中間として広がってきました。

弁当への支出は全国平均で年1万8,935円。
ひと月あたり1,600円ほどを弁当に使っている計算です。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の高知県は27,424円、47位の石川県は12,694円。
差は14,730円、倍率にすると2.16倍です。

中央値は18,308円、平均は18,935円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では627円の差でした。

調理パンへの支出で並べ替えると開きは2.41倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た1世帯当たりの弁当への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北福島県 20775山形県 14450
関東群馬県 26759茨城県 19684
中部静岡県 24018石川県 12694
近畿三重県 18886京都府 14292
中国広島県 22454島根県 16486
四国高知県 27424愛媛県 15568
九州沖縄県 26213福岡県 19393
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に弁当へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い高知県で27,424円、最も低い石川県で12,694円でした。
その差は14,730円、倍率にすると2.16倍です。

47都道府県の中央値は18,308円、平均は18,935円でした。
全国の値は18,935円です。
調理パンへの支出で並べ替えると開きは2.41倍になり、主指標で1位の高知県はその見方では31位に位置します。

1世帯が1年間に弁当へ使う金額をどう数えているかについて、3つ補っておきます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、すしやおにぎりは別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。

調理パンへの支出では東京都が10,151で最も高く、主指標で1位の高知県はこの見方では31位でした。

地方ごとの平均では関東7都県が23,171円で最も高く、北海道が14,038円で最も低くなりました。
冷凍食品やコロッケへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 買ってきた弁当への支出。すし弁当やおにぎりは別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 買ってきた弁当への支出。
すし弁当やおにぎりは別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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