デスクワークの友ともいわれる肩こり。
肩こりのある人はどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2022年の都道府県別の数字。
香川県が2.59%で1位。
47都道府県の平均は2.02%、中央値は2.05%です。
最も高い2.59%と最も低い1.54%の差は1.05ポイント、倍率にすると1.68倍でした。
47都道府県の単純平均
2.0%
肩こりの症状がある人の割合(2022年)
最も多い 香川県
2.6%
最も少ない 沖縄県
1.5%
地図で見る
| 項目 | 肩こりの症状がある人の割合 |
|---|---|
| 北海道 | 1.8% |
| 青森県 | 1.6% |
| 岩手県 | 2.0% |
| 宮城県 | 2.1% |
| 秋田県 | 1.8% |
| 山形県 | 1.6% |
| 福島県 | 1.8% |
| 茨城県 | 2.1% |
| 栃木県 | 1.7% |
| 群馬県 | 1.6% |
| 埼玉県 | 1.8% |
| 千葉県 | 1.9% |
| 東京都 | 2.2% |
| 神奈川県 | 1.9% |
| 新潟県 | 1.7% |
| 富山県 | 1.7% |
| 石川県 | 1.8% |
| 福井県 | 2.1% |
| 山梨県 | 1.9% |
| 長野県 | 1.9% |
| 岐阜県 | 2.2% |
| 静岡県 | 2.3% |
| 愛知県 | 1.8% |
| 三重県 | 1.9% |
| 滋賀県 | 2.2% |
| 京都府 | 2.3% |
| 大阪府 | 2.1% |
| 兵庫県 | 2.4% |
| 奈良県 | 2.3% |
| 和歌山県 | 2.3% |
| 鳥取県 | 2.4% |
| 島根県 | 2.3% |
| 岡山県 | 1.8% |
| 広島県 | 1.9% |
| 山口県 | 1.8% |
| 徳島県 | 2.2% |
| 香川県 | 2.6% |
| 愛媛県 | 2.5% |
| 高知県 | 2.3% |
| 福岡県 | 2.1% |
| 佐賀県 | 2.2% |
| 長崎県 | 2.0% |
| 熊本県 | 2.3% |
| 大分県 | 2.2% |
| 宮崎県 | 2.3% |
| 鹿児島県 | 2.2% |
| 沖縄県 | 1.5% |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは香川県です。
次いで愛媛県、鳥取県、兵庫県、島根県が続きます。
淡いのは沖縄県、山形県、青森県でした。
47都道府県の平均は2.02%、中央値は2.05%です。
香川県の2.59%は平均を0.57ポイント上回ります。
1位と47位の差は1.05ポイント、倍率にすると1.68倍でした。
腰痛のある人の割合で並べ替えると岩手県が5.48で最も高く、開きは1.58倍になります。
主指標で1位の香川県は腰痛のある人の割合では33位、腰痛のある人の割合で1位の岩手県は主指標では25位でした。
| 順位 | 都道府県 | 肩こりの症状がある人の割合(%) | 地方 | 腰痛のある人の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 香川県 | 2.59 | 四国 | 4.48 |
| 2 | 愛媛県 | 2.51 | 四国 | 4.51 |
| 3 | 鳥取県 | 2.4 | 中国 | 5.01 |
| 4 | 兵庫県 | 2.38 | 近畿 | 4.21 |
| 5 | 島根県 | 2.33 | 中国 | 4.98 |
| 6 | 奈良県 | 2.32 | 近畿 | 4.31 |
| 7 | 宮崎県 | 2.29 | 九州 | 4.89 |
| 7 | 熊本県 | 2.29 | 九州 | 5.16 |
| 9 | 京都府 | 2.28 | 近畿 | 4.39 |
| 9 | 和歌山県 | 2.28 | 近畿 | 4.56 |
| 11 | 高知県 | 2.26 | 四国 | 4.68 |
| 11 | 静岡県 | 2.26 | 中部 | 4.31 |
| 13 | 佐賀県 | 2.19 | 九州 | 4.79 |
| 13 | 大分県 | 2.19 | 九州 | 4.98 |
| 15 | 滋賀県 | 2.18 | 近畿 | 4.68 |
| 15 | 東京都 | 2.18 | 関東 | 4.43 |
| 17 | 岐阜県 | 2.17 | 中部 | 5.01 |
| 18 | 鹿児島県 | 2.16 | 九州 | 4.12 |
| 18 | 徳島県 | 2.16 | 四国 | 4.78 |
| 20 | 福岡県 | 2.1 | 九州 | 4.44 |
| 21 | 大阪府 | 2.08 | 近畿 | 4.73 |
| 22 | 福井県 | 2.06 | 中部 | 4.42 |
| 23 | 茨城県 | 2.05 | 関東 | 4.48 |
| 23 | 宮城県 | 2.05 | 東北 | 4.86 |
| 25 | 岩手県 | 2.01 | 東北 | 5.48 |
| 26 | 長崎県 | 1.96 | 九州 | 5.12 |
| 27 | 山梨県 | 1.93 | 中部 | 4.55 |
| 28 | 千葉県 | 1.92 | 関東 | 4.2 |
| 29 | 広島県 | 1.89 | 中国 | 4.89 |
| 30 | 三重県 | 1.87 | 近畿 | 4.7 |
| 31 | 神奈川県 | 1.86 | 関東 | 4.79 |
| 32 | 長野県 | 1.85 | 中部 | 5.28 |
| 33 | 岡山県 | 1.84 | 中国 | 4.63 |
| 33 | 秋田県 | 1.84 | 東北 | 5.17 |
| 35 | 埼玉県 | 1.83 | 関東 | 4.69 |
| 35 | 北海道 | 1.83 | 北海道 | 4.17 |
| 37 | 山口県 | 1.82 | 中国 | 5.12 |
| 37 | 福島県 | 1.82 | 東北 | 4.91 |
| 39 | 石川県 | 1.77 | 中部 | 4.32 |
| 40 | 愛知県 | 1.76 | 中部 | 4.38 |
| 41 | 栃木県 | 1.73 | 関東 | 4.43 |
| 41 | 富山県 | 1.73 | 中部 | 4.53 |
| 43 | 新潟県 | 1.7 | 中部 | 4.75 |
| 44 | 群馬県 | 1.63 | 関東 | 4.53 |
| 45 | 青森県 | 1.6 | 東北 | 4.97 |
| 46 | 山形県 | 1.55 | 東北 | 4.75 |
| 47 | 沖縄県 | 1.54 | 九州 | 3.46 |
肩こりのある人が多い上位5県
肩こりのある人が多い上位5県です。
香川県は2.59%、愛媛県は2.51%、鳥取県は2.4%でした。
1位と2位の差は0.08ポイントです。
4位は兵庫県で2.38%、5位は島根県で2.33%。
上位5はいずれも47都道府県の平均2.02%を上回りました。
1位の香川県は平均を0.57ポイント上回りました。
中央値の2.05%と比べると0.54ポイント高く、平均に対する比では1.28倍にあたります。
6位以下は奈良県で2.32%、熊本県で2.29%、宮崎県で2.29%と続きました。
2位と3位の差は0.11ポイント、3位と4位の差は0.02ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.04ポイントでした。
1位から5位までの幅は0.26ポイント、1位から8位までの幅は0.3ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
香川県は腰痛のある人の割合でも33位に入っています。
全国の値は2%で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は香川県の2.59パーセント。
西日本の県が上位に入ります。
腰痛と並ぶ国民的な症状です
ここから先は、肩こりのある人の割合がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
腰痛のある人の割合で並べ替えると、順位が変わります。
1位は岩手県の5.48、2位は長野県の5.28、3位は秋田県の5.17。
4位以下は熊本県、山口県と続きます。
逆に下位は鹿児島県が4.12、沖縄県が3.46。
岩手県と沖縄県では1.58倍の開きです。
腰痛が東北で多いのに対し、肩こりの上位は西日本という対照的な分布です。
沖縄県が腰痛・肩こりともに最下位なのは、年齢構成の若さに加えて、症状を訴えにくい気風もあるのかもしれません。
当サイトの腰痛のある人の記事と並べて読むと、二大症状の地図の違いが楽しめます。
地方ごとに県の平均を出すと、四国4県が2.38%で最も高く、東北6県が1.81%で最も低くなります。
近畿7府県2.2%と九州・沖縄8県2.09%がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
肩こりのある人が少ない下位5県
肩こりのある人が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は1.54%、46位の山形県は1.55%、45位の青森県は1.6%でした。
1位の香川県とは1.05ポイントの差があります。
44位は群馬県で1.63%、43位は新潟県で1.7%、42位は富山県で1.73%と続きます。
最も低い沖縄県は1.54パーセント。
1位と47位の差は1.7倍です。
47都道府県の中央値は2.05%、平均は2.02%です。
47位の沖縄県は平均を0.48ポイント下回りました。
47位の沖縄県は1位の香川県の59.5パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.68倍の開きです。
46位との差は0.01ポイント、45位との差は0.06ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.19ポイントしかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均2.02%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.16ポイントです。
沖縄県は腰痛のある人の割合では47位です。
全国の値は2%なので、47位はこれを0.46ポイント下回っています。
このグラフについての豆知識
女性に多い症状
肩こりは女性の自覚症状の第1位、男性でも腰痛に次ぐ第2位の症状です。
スマートフォンやパソコンと過ごす時間が長くなり、若い世代にも広がっています。
3年に一度の大規模調査
国民生活基礎調査で都道府県別に集計されるのは、3年ごとの大規模調査の年だけです。
この記事は2022年(令和4年)の調査を使っています。
公表されているのは人数なので、6歳以上の世帯人員の総数で割って当サイトで割合にしました。
不詳を含む総数で割っているため、公表の率とは分母の取り方が違うことがあります。
標本調査にもとづく推計のため、小さな差を細かく読み取ることはできません。
数字の散らばり
1位の香川県は2.59%、47位の沖縄県は1.54%。
差は1.05ポイント、倍率にすると1.68倍です。
中央値は2.05%、平均は2.02%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.03ポイントの差でした。
腰痛のある人の割合で並べ替えると開きは1.58倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
肩こりのある人の割合の並びと似ている記事、そして正反対の記事を挙げます。
0.66という高い相関を示したのが【揚げかまぼこへの支出】平均年2,499円、九州が強いでした。
正反対だったのは【納豆への支出】平均年4,888円、東で多く西で少ないで、相関は-0.57です。
順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。
地方のなかで見た肩こりの症状がある人の割合
| 地方 | 最も多い(%) | 最も少ない(%) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 2.05 | 山形県 1.55 |
| 関東 | 東京都 2.18 | 群馬県 1.63 |
| 中部 | 静岡県 2.26 | 新潟県 1.7 |
| 近畿 | 兵庫県 2.38 | 三重県 1.87 |
| 中国 | 鳥取県 2.4 | 山口県 1.82 |
| 四国 | 香川県 2.59 | 徳島県 2.16 |
| 九州 | 熊本県 2.29 | 沖縄県 1.54 |
まとめ
肩こりのある人の割合を47都道府県で比べると、最も高い香川県で2.59%、最も低い沖縄県で1.54%でした。
その差は1.05ポイント、倍率にすると1.68倍です。
47都道府県の中央値は2.05%、平均は2.02%でした。
全国の値は2%です。
腰痛のある人の割合で並べ替えると開きは1.58倍になり、主指標で1位の香川県はその見方では33位に位置します。
肩こりのある人の割合の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、本人の自覚にもとづく数字であること。
3つ目は2022年の数字であることです。
腰痛のある人の割合では岩手県が5.48で最も高く、主指標で1位の香川県はこの見方では33位でした。
地方ごとの平均では四国4県が2.38%で最も高く、東北6県が1.81%で最も低くなりました。
腰痛のある人や体の不調がある人を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の香川県と2位の愛媛県の差は0.08ポイントで、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)
- 調査年: 2022年
- 公開元: 厚生労働省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0002041078
- 備考: 6歳以上のうち肩こりの自覚症状がある人(複数回答)の割合。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は腰痛のある人の割合
注記: 6歳以上のうち肩こりの自覚症状がある人(複数回答)の割合。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は腰痛のある人の割合
