2025年の1年間に、親の転勤や移住にともなって県境をこえた0〜9歳の子どもは全国で147,001人。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の住民基本台帳人口移動報告、2025年の数字。
東京都が20,153人で1位。
47都道府県の平均は3,127.7人、中央値は1,862人です。
1位と47位の間には44.2倍の開き、人口10万人あたりでは2.6倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
3,128人
0〜9歳の県外からの転入者数(2025年)
最も多い 東京都
20,153人
最も少ない 高知県
456人
地図で見る
| 項目 | 0〜9歳の県外からの転入者数 |
|---|---|
| 北海道 | 3,266人 |
| 青森県 | 1,143人 |
| 岩手県 | 998人 |
| 宮城県 | 2,742人 |
| 秋田県 | 578人 |
| 山形県 | 717人 |
| 福島県 | 1,439人 |
| 茨城県 | 3,713人 |
| 栃木県 | 2,050人 |
| 群馬県 | 1,945人 |
| 埼玉県 | 10,575人 |
| 千葉県 | 10,008人 |
| 東京都 | 20,153人 |
| 神奈川県 | 11,646人 |
| 新潟県 | 1,329人 |
| 富山県 | 798人 |
| 石川県 | 1,170人 |
| 福井県 | 666人 |
| 山梨県 | 843人 |
| 長野県 | 2,164人 |
| 岐阜県 | 2,198人 |
| 静岡県 | 3,056人 |
| 愛知県 | 7,235人 |
| 三重県 | 1,664人 |
| 滋賀県 | 1,921人 |
| 京都府 | 2,988人 |
| 大阪府 | 9,934人 |
| 兵庫県 | 6,795人 |
| 奈良県 | 1,997人 |
| 和歌山県 | 748人 |
| 鳥取県 | 506人 |
| 島根県 | 639人 |
| 岡山県 | 1,862人 |
| 広島県 | 3,021人 |
| 山口県 | 1,350人 |
| 徳島県 | 619人 |
| 香川県 | 1,199人 |
| 愛媛県 | 1,223人 |
| 高知県 | 456人 |
| 福岡県 | 7,700人 |
| 佐賀県 | 1,289人 |
| 長崎県 | 1,600人 |
| 熊本県 | 2,305人 |
| 大分県 | 1,211人 |
| 宮崎県 | 1,375人 |
| 鹿児島県 | 1,883人 |
| 沖縄県 | 2,284人 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府が続きます。
淡いのは高知県、鳥取県、秋田県でした。
47都道府県の平均は3,127.7人、中央値は1,862人です。
東京都の20,153人は平均の6.4倍にあたります。
上位3で28.8パーセント、1位と47位で44.2倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと佐賀県が163.58人で最も多く、開きは2.6倍になります。
実数1位の東京都は人口あたりでは7位、人口あたり1位の佐賀県は実数では31位でした。
| 順位 | 都道府県 | 0〜9歳の県外からの転入者数(人) | 地方 | 人口10万人あたりの0〜9歳の県外からの転入者数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 20153 | 関東 | 142.14 |
| 2 | 神奈川県 | 11646 | 関東 | 126.24 |
| 3 | 埼玉県 | 10575 | 関東 | 144.23 |
| 4 | 千葉県 | 10008 | 関東 | 160.1 |
| 5 | 大阪府 | 9934 | 近畿 | 113.44 |
| 6 | 福岡県 | 7700 | 九州 | 151.22 |
| 7 | 愛知県 | 7235 | 中部 | 96.98 |
| 8 | 兵庫県 | 6795 | 近畿 | 127.32 |
| 9 | 茨城県 | 3713 | 関東 | 132.32 |
| 10 | 北海道 | 3266 | 北海道 | 64.76 |
| 11 | 静岡県 | 3056 | 中部 | 86.65 |
| 12 | 広島県 | 3021 | 中国 | 111.31 |
| 13 | 京都府 | 2988 | 近畿 | 118.57 |
| 14 | 宮城県 | 2742 | 東北 | 121.98 |
| 15 | 熊本県 | 2305 | 九州 | 135.83 |
| 16 | 沖縄県 | 2284 | 九州 | 155.8 |
| 17 | 岐阜県 | 2198 | 中部 | 114.72 |
| 18 | 長野県 | 2164 | 中部 | 108.91 |
| 19 | 栃木県 | 2050 | 関東 | 108.75 |
| 20 | 奈良県 | 1997 | 近畿 | 155.41 |
| 21 | 群馬県 | 1945 | 関東 | 102.91 |
| 22 | 滋賀県 | 1921 | 近畿 | 137.02 |
| 23 | 鹿児島県 | 1883 | 九州 | 122.91 |
| 24 | 岡山県 | 1862 | 中国 | 101.69 |
| 25 | 三重県 | 1664 | 近畿 | 97.25 |
| 26 | 長崎県 | 1600 | 九州 | 127.8 |
| 27 | 福島県 | 1439 | 東北 | 82.56 |
| 28 | 宮崎県 | 1375 | 九州 | 133.11 |
| 29 | 山口県 | 1350 | 中国 | 105.39 |
| 30 | 新潟県 | 1329 | 中部 | 63.32 |
| 31 | 佐賀県 | 1289 | 九州 | 163.58 |
| 32 | 愛媛県 | 1223 | 四国 | 95.85 |
| 33 | 大分県 | 1211 | 九州 | 111.61 |
| 34 | 香川県 | 1199 | 四国 | 130.75 |
| 35 | 石川県 | 1170 | 中部 | 106.56 |
| 36 | 青森県 | 1143 | 東北 | 98.11 |
| 37 | 岩手県 | 998 | 東北 | 87.16 |
| 38 | 山梨県 | 843 | 中部 | 106.57 |
| 39 | 富山県 | 798 | 中部 | 80.04 |
| 40 | 和歌山県 | 748 | 近畿 | 85 |
| 41 | 山形県 | 717 | 東北 | 70.92 |
| 42 | 福井県 | 666 | 中部 | 90.12 |
| 43 | 島根県 | 639 | 中国 | 99.53 |
| 44 | 徳島県 | 619 | 四国 | 90.36 |
| 45 | 秋田県 | 578 | 東北 | 64.44 |
| 46 | 鳥取県 | 506 | 中国 | 95.29 |
| 47 | 高知県 | 456 | 四国 | 69.51 |
0〜9歳の転入が多い上位5都県
0〜9歳の転入が多い上位5都県です。
東京都は20,153人、神奈川県は11,646人、埼玉県は10,575人でした。
東京都は2位の神奈川県の1.73倍です。
4位は千葉県で10,008人、5位は大阪府で9,934人。
上位5で全国の42.4パーセント、上位3で28.8パーセント、上位10で61.9パーセントでした。
1位だけで13.7パーセントを占めます。
47都道府県の平均は3,127.7人なので、1位は平均の6.4倍。
中央値の1,862人と比べると10.8倍にあたります。
6位以下は福岡県で7,700人、愛知県で7,235人、兵庫県で6,795人と続きました。
2位と3位の差は1,071人、3位と4位の差は567人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の57.6パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると31,799人。
これだけで全国の21.6パーセントにあたります。
1位だけで全国の13.7パーセントを占めました。
人口の多さに沿った並びです。
人口あたりでは佐賀県が1位です
以下は、2025年に県外から転入した0〜9歳の数にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は佐賀県の163.58人、2位は千葉県160.1人、3位は沖縄県155.8人。
4位以下は奈良県、福岡県と続きます。
逆に人口あたりの下位は秋田県64.44人、新潟県63.32人。
佐賀県と新潟県では2.6倍の開きです。
人口あたりの1位は佐賀県です。
福岡のとなりで子育て世帯の住み替え先になっていることがうかがえます。
0〜9歳の移動は、ほぼすべてが親の都合による家族での引っ越しです。
30代の転入と並べると重なりがよく見えます。
当サイトの30代の転入の記事とあわせて読んでみてください。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、九州・沖縄8県が140.9人で最も多く、北海道が64.8人で最も少なくなります。
関東7都県137.9人と近畿7府県119人がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
0〜9歳の転入が少ない下位5県
0〜9歳の転入が少ない下位5県です。
47位の高知県は456人、46位の鳥取県は506人、45位の秋田県は578人でした。
1位の東京都とは44.2倍の差があります。
44位は徳島県で619人、43位は島根県で639人、42位は福井県で666人と続きます。
44.2倍という開きです。
家族ごとの移動は首都圏に集まります。
47都道府県の中央値は1,862人。
平均は3,127.7人なので、平均が中央値の1.7倍です。
47位の高知県は平均の14.6パーセント、中央値の24.5パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の1.9パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで13.7パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の高知県は、1位の東京都の2.26パーセントにあたる水準です。
46位との差は50人、45位との差は122人でした。
1位の東京都と47位の高知県の間には19,697人の開きがあります。
このグラフについての豆知識
子どもの移動は家族の移動
2025年に県境をこえた0〜9歳は14万7,001人。
全体の251万5,731人の6パーセントほどです。
30代の転入50万1,563人と足並みをそろえて動く、子育て世帯の移動の指標です。
住民票の移動で数える統計
住民基本台帳人口移動報告は、住民票の届け出をもとに人の移動を毎月集計した統計です。
この記事は2025年の1年間の合計を使っています。
「県外からの転入」は、移動前の住所地の総数から同じ県内の移動ぶんを引いて当サイトで計算しました。
進学などで住民票を移さない引っ越しは数字に表れないことに注意してください。
数字の開き
1位の東京都は20,153人、47位の高知県は456人。
両者の間には44.2倍の開きがあります。
上位3で全国の28.8パーセント、上位10で61.9パーセントを占めます。
中央値は1,862人、平均は3,127.7人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと2.6倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
この2025年に県外から転入した0〜9歳の数の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
最も似ていたのは【県外からの転入】2025年の1年で251万5,731人(順位相関0.98)です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【ホームセンターの数】を人口あたりで比べると約8倍の差、都市部ほど少なくなります(相関-0.79)でした。
似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。
地方のなかで見た0〜9歳の県外からの転入者数
| 地方 | 最も多い(人) | 最も少ない(人) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 2742 | 秋田県 578 |
| 関東 | 東京都 20153 | 群馬県 1945 |
| 中部 | 愛知県 7235 | 福井県 666 |
| 近畿 | 大阪府 9934 | 和歌山県 748 |
| 中国 | 広島県 3021 | 鳥取県 506 |
| 四国 | 愛媛県 1223 | 高知県 456 |
| 九州 | 福岡県 7700 | 大分県 1211 |
まとめ
2025年に県外から転入した子どもの数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で20,153人、最も少ない高知県で456人でした。
1位と47位の間には44.2倍の開きがあります。
上位3で全国の28.8パーセント、上位10で61.9パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は1,862人、平均は3,127.7人でした。
人口10万人あたりに直すと2.6倍の開きになります。
ここまでの2025年に県外から転入した0〜9歳の数の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、住民票の移動で数えた数字であること。
2つ目は、住民票を移さない引っ越しは含まれないこと。
3つ目は2025年の数字であることです。
人口10万人あたりでは佐賀県が163.58人で最多。
実数1位の東京都は人口あたりでは7位でした。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の40.9パーセントで最多、人口10万人あたりでは九州・沖縄8県が140.9人で最多でした。
30代の転入や10代の転入を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 住民基本台帳人口移動報告(2025年)
- 調査年: 2025年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004044293
- 備考: 2025年の1年間に他の都道府県から転入した0〜9歳の数。親の転勤や移住にともなう移動が中心。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
注記: 2025年の1年間に他の都道府県から転入した0〜9歳の数。
親の転勤や移住にともなう移動が中心。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
