【10代の転入】年17万1,729人、進学が動かす

【10代の転入】年17万1,729人、進学が動かす

2025年の1年間に、進学などで県境をこえた10〜19歳は全国で171,729人。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の住民基本台帳人口移動報告、2025年の数字。

東京都が27,569人で1位。
47都道府県の平均は3,653.8人、中央値は1,943人です。
1位と47位の間には45.7倍の開き、人口10万人あたりでは3.2倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

3,654人

10〜19歳の県外からの転入者数(2025年)

最も多い 東京都

27,569人

最も少ない 福井県

603人

地図で見る

10〜19歳の県外からの転入者数(2025年)
10〜19歳の県外からの転入者数(2025年) 住民基本台帳人口移動報告(2025年)(総務省統計局)をもとに作成。単位は人。 北海道 4,612人青森 1,410人岩手 1,181人宮城 4,235人秋田 757人山形 1,258人福島 1,614人茨城 3,444人栃木 2,138人群馬 2,321人埼玉 10,290人千葉 8,814人東京 27,569人神奈川 14,038人新潟 1,867人富山 853人石川 1,701人福井 603人山梨 1,333人長野 1,820人岐阜 1,943人静岡 3,506人愛知 7,979人三重 1,749人滋賀 2,019人京都 6,121人大阪 11,841人兵庫 6,114人奈良 1,945人和歌山 670人鳥取 713人島根 894人岡山 2,172人広島 3,487人山口 2,428人徳島 698人香川 1,061人愛媛 1,352人高知 872人福岡 9,573人佐賀 1,211人長崎 1,970人熊本 2,361人大分 1,552人宮崎 1,622人鹿児島 2,107人沖縄 1,911人
10〜19歳の県外からの転入者数(人)
10〜19歳の県外からの転入者数(2025年)
項目10〜19歳の県外からの転入者数
北海道4,612人
青森県1,410人
岩手県1,181人
宮城県4,235人
秋田県757人
山形県1,258人
福島県1,614人
茨城県3,444人
栃木県2,138人
群馬県2,321人
埼玉県10,290人
千葉県8,814人
東京都27,569人
神奈川県14,038人
新潟県1,867人
富山県853人
石川県1,701人
福井県603人
山梨県1,333人
長野県1,820人
岐阜県1,943人
静岡県3,506人
愛知県7,979人
三重県1,749人
滋賀県2,019人
京都府6,121人
大阪府11,841人
兵庫県6,114人
奈良県1,945人
和歌山県670人
鳥取県713人
島根県894人
岡山県2,172人
広島県3,487人
山口県2,428人
徳島県698人
香川県1,061人
愛媛県1,352人
高知県872人
福岡県9,573人
佐賀県1,211人
長崎県1,970人
熊本県2,361人
大分県1,552人
宮崎県1,622人
鹿児島県2,107人
沖縄県1,911人

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、大阪府、埼玉県、福岡県が続きます。
淡いのは福井県、和歌山県、徳島県でした。

47都道府県の平均は3,653.8人、中央値は1,943人です。
東京都の27,569人は平均の7.5倍にあたります。

上位3で31.1パーセント、1位と47位で45.7倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと京都府が242.9人で最も多く、開きは3.2倍になります。

実数1位の東京都は人口あたりでは2位、人口あたり1位の京都府は実数では8位でした。

順位都道府県10〜19歳の県外からの転入者数(人)地方人口10万人あたりの10〜19歳の県外からの転入者数
1東京都27569関東194.45
2神奈川県14038関東152.17
3大阪府11841近畿135.22
4埼玉県10290関東140.34
5福岡県9573九州188
6千葉県8814関東141
7愛知県7979中部106.96
8京都府6121近畿242.9
9兵庫県6114近畿114.56
10北海道4612北海道91.45
11宮城県4235東北188.39
12静岡県3506中部99.4
13広島県3487中国128.48
14茨城県3444関東122.74
15山口県2428中国189.54
16熊本県2361九州139.13
17群馬県2321関東122.8
18岡山県2172中国118.62
19栃木県2138関東113.42
20鹿児島県2107九州137.53
21滋賀県2019近畿144.01
22長崎県1970九州157.35
23奈良県1945近畿151.36
24岐阜県1943中部101.41
25沖縄県1911九州130.35
26新潟県1867中部88.95
27長野県1820中部91.6
28三重県1749近畿102.22
29石川県1701中部154.92
30宮崎県1622九州157.02
31福島県1614東北92.6
32大分県1552九州143.04
33青森県1410東北121.03
34愛媛県1352四国105.96
35山梨県1333中部168.52
36山形県1258東北124.43
37佐賀県1211九州153.68
38岩手県1181東北103.14
39香川県1061四国115.7
40島根県894中国139.25
41高知県872四国132.93
42富山県853中部85.56
43秋田県757東北84.39
44鳥取県713中国134.27
45徳島県698四国101.9
46和歌山県670近畿76.14
47福井県603中部81.6
住民基本台帳人口移動報告(2025年)(2025年、総務省統計局)をもとに作成

地方別に見る

地方別の平均(10〜19歳の県外からの転入者数)
地方別の平均(10〜19歳の県外からの転入者数) 住民基本台帳人口移動報告(2025年)(2025年) 02,0004,0006,0008,000北海道: 4,612人4,612人東北: 1,743人1,743人関東: 9,802人9,802人中部: 2,401人2,401人近畿: 4,351人4,351人中国: 1,939人1,939人四国: 996人996人九州: 2,788人2,788人北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(10〜19歳の県外からの転入者数)
項目10〜19歳の県外からの転入者数の平均
北海道4,612人
東北1,743人
関東9,802人
中部2,401人
近畿4,351人
中国1,939人
四国996人
九州2,788人

10代の転入は、大学の集まる都府県で多くなります。

地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の40パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が17.7パーセント、九州・沖縄8県が13パーセント、中部9県が12.6パーセントと続きました。

少ないほうは東北6県が6.1パーセント、中国5県が5.6パーセント、北海道が2.7パーセント、四国4県が2.3パーセントでした。

人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
九州・沖縄8県が160人、関東7都県が157.5人、近畿7府県が139.1人の順に多く、最も少ないのは北海道が91.5人です。

10代の転入が多い上位5都府県

上位5都道府県の10〜19歳の県外からの転入者数
上位5都道府県の10〜19歳の県外からの転入者数 住民基本台帳人口移動報告(2025年)(2025年) 010,00020,000東京都: 27,569人27,569人神奈川県: 14,038人14,038人大阪府: 11,841人11,841人埼玉県: 10,290人10,290人福岡県: 9,573人9,573人東京都神奈川県大阪府埼玉県福岡県
上位5都道府県の10〜19歳の県外からの転入者数
項目10〜19歳の県外からの転入者数
東京都27,569人
神奈川県14,038人
大阪府11,841人
埼玉県10,290人
福岡県9,573人
下位5都道府県の10〜19歳の県外からの転入者数
下位5都道府県の10〜19歳の県外からの転入者数 住民基本台帳人口移動報告(2025年)(2025年) 0100200300400500600700福井県: 603人603人和歌山県: 670人670人徳島県: 698人698人鳥取県: 713人713人秋田県: 757人757人福井県和歌山県徳島県鳥取県秋田県
下位5都道府県の10〜19歳の県外からの転入者数
項目10〜19歳の県外からの転入者数
福井県603人
和歌山県670人
徳島県698人
鳥取県713人
秋田県757人

10代の転入が多い上位5都府県です。

東京都は27,569人、神奈川県は14,038人、大阪府は11,841人でした。
東京都は2位の神奈川県の1.96倍です。

4位は埼玉県で10,290人、5位は福岡県で9,573人。
上位5で全国の42.7パーセント、上位3で31.1パーセント、上位10で62.3パーセントでした。

1位だけで16.1パーセントを占めます。
47都道府県の平均は3,653.8人なので、1位は平均の7.5倍。
中央値の1,943人と比べると14.2倍にあたります。

6位以下は千葉県で8,814人、愛知県で7,979人、京都府で6,121人と続きました。

2位と3位の差は2,197人、3位と4位の差は1,551人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の57.3パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると41,607人。
これだけで全国の24.2パーセントにあたります。

1位だけで全国の16.1パーセントを占めました。
大学の集まる東京都です。

人口あたりでは京都府が1位です

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
2025年に県外から転入した10代の数の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は京都府の242.9人、2位は東京都194.45人、3位は山口県189.54人。

4位以下は宮城県、福岡県と続きます。
逆に人口あたりの下位は福井県81.6人、和歌山県76.14人。
京都府と和歌山県では3.2倍の開きです。

人口あたりの1位は京都府です。
大学の町の性格が、10代の転入にはっきり出ています。

進学で住民票を移さない学生も多いため、実際の移動はこの数字より多いはずです。

当サイトの学生の数の記事とあわせて見ると、進学の地図が重なります。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、九州・沖縄8県が160人で最も多く、北海道が91.5人で最も少なくなります。
関東7都県157.5人と近畿7府県139.1人がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの10〜19歳の県外からの転入者数の上位5都道府県
人口10万人あたりの10〜19歳の県外からの転入者数の上位5都道府県 住民基本台帳人口移動報告(2025年)(2025年) 050100150200京都府: 242.9242.9東京都: 194.5194.5山口県: 189.5189.5宮城県: 188.4188.4福岡県: 188188京都府東京都山口県宮城県福岡県
人口10万人あたりの10〜19歳の県外からの転入者数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの10〜19歳の県外からの転入者数
京都府242.9
東京都194.5
山口県189.5
宮城県188.4
福岡県188

10代の転入が少ない下位5県

10代の転入が少ない下位5県です。

47位の福井県は603人、46位の和歌山県は670人、45位の徳島県は698人でした。
1位の東京都とは45.7倍の差があります。

44位は鳥取県で713人、43位は秋田県で757人、42位は富山県で853人と続きます。

45.7倍という開きです。
進学先の偏りがそのまま表れています。

47都道府県の中央値は1,943人。
平均は3,653.8人なので、平均が中央値の1.9倍です。

47位の福井県は平均の16.5パーセント、中央値の31.0パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の2.0パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで16.1パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の福井県は、1位の東京都の2.19パーセントにあたる水準です。

46位との差は67人、45位との差は95人でした。
1位の東京都と47位の福井県の間には26,966人の開きがあります。

このグラフについての豆知識

進学の春に集中する移動

2025年に県境をこえた10代は17万1,729人。
その多くは3月から4月の進学にともなう移動です。

20代の転入111万9,335人への助走にあたる、人生最初の大きな移動です。

住民票の移動で数える統計

住民基本台帳人口移動報告は、住民票の届け出をもとに人の移動を毎月集計した統計です。
この記事は2025年の1年間の合計を使っています。

「県外からの転入」は、移動前の住所地の総数から同じ県内の移動ぶんを引いて当サイトで計算しました。

進学などで住民票を移さない引っ越しは数字に表れないことに注意してください。

数字の開き

1位の東京都は27,569人、47位の福井県は603人。
両者の間には45.7倍の開きがあります。
上位3で全国の31.1パーセント、上位10で62.3パーセントを占めます。

中央値は1,943人、平均は3,653.8人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと3.2倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

2025年に県外から転入した10代の数の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。

0.96という高い相関を示したのが【20代女性の転入】年50万4,348人、一極集中の最前線でした。
最も食い違ったのは【体育館の数】全国8,111か所、人口が少ない県ほど多いという逆転が起きています(順位相関-0.76)でした。

並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。

地方のなかで見た10〜19歳の県外からの転入者数

地方最も多い(人)最も少ない(人)
東北宮城県 4235秋田県 757
関東東京都 27569栃木県 2138
中部愛知県 7979福井県 603
近畿大阪府 11841和歌山県 670
中国広島県 3487鳥取県 713
四国愛媛県 1352徳島県 698
九州福岡県 9573佐賀県 1211
住民基本台帳人口移動報告(2025年)(2025年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

2025年に県外から転入した10代の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で27,569人、最も少ない福井県で603人でした。
1位と47位の間には45.7倍の開きがあります。

上位3で全国の31.1パーセント、上位10で62.3パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は1,943人、平均は3,653.8人でした。
人口10万人あたりに直すと3.2倍の開きになります。

2025年に県外から転入した10代の数を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、住民票の移動で数えた数字であること。
2つ目は、住民票を移さない進学は含まれないこと。
3つ目は2025年の数字であることです。

人口10万人あたりでは京都府が242.9人で最多。
実数1位の東京都は人口あたりでは2位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の40パーセントで最多、人口10万人あたりでは九州・沖縄8県が160人で最多でした。
20代の転入や学生の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 住民基本台帳人口移動報告(2025年)
  • 調査年: 2025年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004044293
  • 備考: 2025年の1年間に他の都道府県から転入した10〜19歳の数。高校・大学への進学の移動を含む。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

注記: 2025年の1年間に他の都道府県から転入した10〜19歳の数。
高校・大学への進学の移動を含む。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

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