年間の世帯所得が1000万円以上の世帯は、どれくらいあるのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の就業構造基本調査、2022年の都道府県別の数字。
東京都が28.66%で1位。
47都道府県の平均は13.09%、中央値は12.61%です。
最も高い28.66%と最も低い6.86%の差は21.8ポイント、倍率にすると4.18倍でした。
47都道府県の単純平均
13.1%
世帯所得1000万円以上の割合(2022年)
最も多い 東京都
28.7%
最も少ない 沖縄県
6.9%
地図で見る
| 項目 | 世帯所得1000万円以上の割合 |
|---|---|
| 北海道 | 9.3% |
| 青森県 | 7.7% |
| 岩手県 | 11.0% |
| 宮城県 | 12.6% |
| 秋田県 | 9.9% |
| 山形県 | 13.8% |
| 福島県 | 12.5% |
| 茨城県 | 15.1% |
| 栃木県 | 14.6% |
| 群馬県 | 13.5% |
| 埼玉県 | 17.4% |
| 千葉県 | 18.8% |
| 東京都 | 28.7% |
| 神奈川県 | 23.0% |
| 新潟県 | 12.5% |
| 富山県 | 15.9% |
| 石川県 | 14.7% |
| 福井県 | 17.3% |
| 山梨県 | 13.8% |
| 長野県 | 12.8% |
| 岐阜県 | 14.8% |
| 静岡県 | 15.8% |
| 愛知県 | 18.8% |
| 三重県 | 14.3% |
| 滋賀県 | 16.3% |
| 京都府 | 14.0% |
| 大阪府 | 14.1% |
| 兵庫県 | 15.5% |
| 奈良県 | 14.1% |
| 和歌山県 | 9.9% |
| 鳥取県 | 11.2% |
| 島根県 | 12.3% |
| 岡山県 | 12.4% |
| 広島県 | 13.1% |
| 山口県 | 10.9% |
| 徳島県 | 12.1% |
| 香川県 | 10.6% |
| 愛媛県 | 9.9% |
| 高知県 | 8.8% |
| 福岡県 | 11.7% |
| 佐賀県 | 11.7% |
| 長崎県 | 7.6% |
| 熊本県 | 9.8% |
| 大分県 | 8.5% |
| 宮崎県 | 7.9% |
| 鹿児島県 | 7.0% |
| 沖縄県 | 6.9% |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、愛知県、千葉県、埼玉県が続きます。
淡いのは沖縄県、鹿児島県、長崎県でした。
47都道府県の平均は13.09%、中央値は12.61%です。
東京都の28.66%は平均を15.57ポイント上回ります。
1位と47位の差は21.8ポイント、倍率にすると4.18倍でした。
世帯所得2000万円以上の割合で並べ替えると東京都が4.58で最も高く、開きは7.63倍になります。
主指標で1位の東京都は世帯所得2000万円以上の割合では1位、世帯所得2000万円以上の割合で1位の東京都は主指標では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 世帯所得1000万円以上の割合(%) | 地方 | 世帯所得2000万円以上の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 28.66 | 関東 | 4.58 |
| 2 | 神奈川県 | 23.01 | 関東 | 2.31 |
| 3 | 愛知県 | 18.81 | 中部 | 1.73 |
| 4 | 千葉県 | 18.77 | 関東 | 1.74 |
| 5 | 埼玉県 | 17.44 | 関東 | 1.63 |
| 6 | 福井県 | 17.33 | 中部 | 1.5 |
| 7 | 滋賀県 | 16.33 | 近畿 | 1.34 |
| 8 | 富山県 | 15.93 | 中部 | 0.94 |
| 9 | 静岡県 | 15.84 | 中部 | 1.17 |
| 10 | 兵庫県 | 15.51 | 近畿 | 1.26 |
| 11 | 茨城県 | 15.08 | 関東 | 1.21 |
| 12 | 岐阜県 | 14.84 | 中部 | 1.24 |
| 13 | 石川県 | 14.66 | 中部 | 1.21 |
| 14 | 栃木県 | 14.64 | 関東 | 1.24 |
| 15 | 三重県 | 14.25 | 近畿 | 1.04 |
| 16 | 大阪府 | 14.12 | 近畿 | 1.58 |
| 17 | 奈良県 | 14.09 | 近畿 | 1.57 |
| 18 | 京都府 | 14.03 | 近畿 | 1.4 |
| 19 | 山梨県 | 13.76 | 中部 | 1.28 |
| 20 | 山形県 | 13.75 | 東北 | 0.97 |
| 21 | 群馬県 | 13.5 | 関東 | 1.24 |
| 22 | 広島県 | 13.11 | 中国 | 1.27 |
| 23 | 長野県 | 12.81 | 中部 | 1.2 |
| 24 | 宮城県 | 12.61 | 東北 | 0.99 |
| 25 | 新潟県 | 12.5 | 中部 | 1.08 |
| 26 | 福島県 | 12.48 | 東北 | 1.29 |
| 27 | 岡山県 | 12.41 | 中国 | 0.85 |
| 28 | 島根県 | 12.34 | 中国 | 1.05 |
| 29 | 徳島県 | 12.12 | 四国 | 1.09 |
| 30 | 福岡県 | 11.71 | 九州 | 1.06 |
| 31 | 佐賀県 | 11.69 | 九州 | 0.86 |
| 32 | 鳥取県 | 11.24 | 中国 | 0.95 |
| 33 | 岩手県 | 11.01 | 東北 | 0.83 |
| 34 | 山口県 | 10.91 | 中国 | 1.05 |
| 35 | 香川県 | 10.64 | 四国 | 0.74 |
| 36 | 和歌山県 | 9.92 | 近畿 | 0.98 |
| 37 | 愛媛県 | 9.89 | 四国 | 1 |
| 38 | 秋田県 | 9.88 | 東北 | 0.75 |
| 39 | 熊本県 | 9.75 | 九州 | 1.02 |
| 40 | 北海道 | 9.28 | 北海道 | 1.17 |
| 41 | 高知県 | 8.83 | 四国 | 0.86 |
| 42 | 大分県 | 8.53 | 九州 | 0.72 |
| 43 | 宮崎県 | 7.91 | 九州 | 0.68 |
| 44 | 青森県 | 7.66 | 東北 | 0.76 |
| 45 | 長崎県 | 7.57 | 九州 | 0.6 |
| 46 | 鹿児島県 | 6.99 | 九州 | 0.81 |
| 47 | 沖縄県 | 6.86 | 九州 | 0.66 |
所得1000万円以上の世帯が多い上位5都県
所得1000万円以上の世帯が多い上位5都県です。
東京都は28.66%、神奈川県は23.01%、愛知県は18.81%でした。
1位と2位の差は5.65ポイントです。
4位は千葉県で18.77%、5位は埼玉県で17.44%。
上位5はいずれも47都道府県の平均13.09%を上回りました。
1位の東京都は平均を15.57ポイント上回りました。
中央値の12.61%と比べると16.05ポイント高く、平均に対する比では2.19倍にあたります。
6位以下は福井県で17.33%、滋賀県で16.33%、富山県で15.93%と続きました。
2位と3位の差は4.2ポイント、3位と4位の差は0.04ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は1.51ポイントでした。
1位から5位までの幅は11.22ポイント、1位から8位までの幅は12.73ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
東京都は世帯所得2000万円以上の割合でも1位に入っています。
全国の値は16.1%で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は東京都の28.66パーセント。
4世帯に1世帯を超える水準です。
2000万円以上にしぼると差が開きます
ここからは統計を離れて、世帯所得1000万円以上の世帯の割合の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。
世帯所得2000万円以上の割合で並べ替えると、順位が変わります。
1位は東京都の4.58、2位は神奈川県の2.31、3位は千葉県の1.74。
4位以下は愛知県、埼玉県と続きます。
逆に下位は沖縄県が0.66、長崎県が0.6。
東京都と長崎県では7.63倍の開きです。
2000万円以上にしぼると差は7.6倍に開きます。
高い所得帯ほど、東京都への集中が強まるということです。
世帯所得は働き手の数でも変わります。
夫婦共働きで1000万円を超える世帯は、都市部だけのものではありません。
当サイトの働き手2人以上の世帯の記事とあわせて見ると、世帯所得の成り立ちが見えてきます。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が18.73%で最も高く、九州・沖縄8県が8.88%で最も低くなります。
中部9県15.16%と近畿7府県14.04%がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
所得1000万円以上の世帯が少ない下位5県
所得1000万円以上の世帯が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は6.86%、46位の鹿児島県は6.99%、45位の長崎県は7.57%でした。
1位の東京都とは21.8ポイントの差があります。
44位は青森県で7.66%、43位は宮崎県で7.91%、42位は大分県で8.53%と続きます。
最も低い沖縄県は6.86パーセント。
1位と47位の差は4.2倍です。
47都道府県の中央値は12.61%、平均は13.09%です。
47位の沖縄県は平均を6.23ポイント下回りました。
47位の沖縄県は1位の東京都の23.9パーセントにあたる水準で、倍率にすると4.18倍の開きです。
46位との差は0.13ポイント、45位との差は0.71ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも1.67ポイントしかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均13.09%を下回りました。
47位から43位までの幅は1.05ポイントです。
沖縄県は世帯所得2000万円以上の割合では46位です。
全国の値は16.1%なので、47位はこれを9.24ポイント下回っています。
このグラフについての豆知識
全国では6世帯に1世帯
所得1000万円以上の世帯は全国で16.1パーセント。
47都道府県の単純平均では13.09パーセントで、人口の多い首都圏が全体の数字を引き上げています。
1000万円以上には、1人で稼ぐ世帯だけでなく、共働きの合算でこえる世帯も多く含まれます。
5年に一度の大きな調査
就業構造基本調査は5年ごとに行われる調査で、これは2022年(令和4年)10月分です。
全国の約54万世帯を対象にした標本調査で、世帯の所得は過去1年間の税込の額を聞いています。
公表されているのは世帯数なので、区分の世帯数を世帯全体で割って当サイトで割合にしました。
推計値がもとのため、小さな差を細かく読み取ることはできません。
数字の散らばり
1位の東京都は28.66%、47位の沖縄県は6.86%。
差は21.8ポイント、倍率にすると4.18倍です。
中央値は12.61%、平均は13.09%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.48ポイントの差でした。
世帯所得2000万円以上の割合で並べ替えると開きは7.63倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
世帯所得1000万円以上の世帯の割合の順位で探してみます。
いちばん近かったのは【世帯の家計支出額】全国は月23.6万円、差は1.51倍で、順位相関は0.89でした。
正反対だったのは【世帯所得300万円未満】全国19.4%、年金世帯も含むで、相関は-0.91です。
順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。
地方のなかで見た世帯所得1000万円以上の割合
| 地方 | 最も多い(%) | 最も少ない(%) |
|---|---|---|
| 東北 | 山形県 13.75 | 青森県 7.66 |
| 関東 | 東京都 28.66 | 群馬県 13.5 |
| 中部 | 愛知県 18.81 | 新潟県 12.5 |
| 近畿 | 滋賀県 16.33 | 和歌山県 9.92 |
| 中国 | 広島県 13.11 | 山口県 10.91 |
| 四国 | 徳島県 12.12 | 高知県 8.83 |
| 九州 | 福岡県 11.71 | 沖縄県 6.86 |
まとめ
世帯所得1000万円以上の世帯の割合を47都道府県で比べると、最も高い東京都で28.66%、最も低い沖縄県で6.86%でした。
その差は21.8ポイント、倍率にすると4.18倍です。
47都道府県の中央値は12.61%、平均は13.09%でした。
全国の値は16.1%です。
世帯所得2000万円以上の割合で並べ替えると開きは7.63倍になり、主指標で1位の東京都はその見方では1位に位置します。
世帯所得1000万円以上の世帯の割合の数字には、但し書きが3つつきます。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、世帯全体の合算の額であること。
3つ目は2022年の数字であることです。
世帯所得2000万円以上の割合では東京都が4.58で最も高く、主指標で1位の東京都はこの見方では1位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が18.73%で最も高く、九州・沖縄8県が8.88%で最も低くなりました。
所得2000万円以上の世帯や働き手2人以上の世帯を比べた記事とあわせて読んでみてください。
関連記事
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- 【世帯所得300万円未満】全国19.4%、年金世帯も含む
- 【働き手2人以上の給料世帯】全国27.1%、差は1.3倍
- 【世帯の実収入】勤労者世帯の平均は1か月46万5,661円
- 【1人あたりの所得が高い県】1人当たり県民所得の47都道府県ランキング、上位と下位で2.5倍
出典
- 統計名: 就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)
- 調査年: 2022年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004008623
- 備考: 一般世帯のうち過去1年間の世帯所得が1000万円以上だった世帯の割合。2022年10月時点の調査で、区分の人数を分母の人数で割って当サイトで割合にした。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は世帯所得2000万円以上の割合
注記: 一般世帯のうち過去1年間の世帯所得が1000万円以上だった世帯の割合。
2022年10月時点の調査で、区分の人数を分母の人数で割って当サイトで割合にした。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は世帯所得2000万円以上の割合
