家計を支える人が1951年から1970年に現住居へ入居した世帯は、全国で2,998,700世帯。
半世紀以上同じ家に住み続けている世帯です。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の住宅・土地統計調査、2023年の数字。
東京都が202,400世帯で1位。
47都道府県の平均は63,793.6世帯、中央値は53,200世帯です。
1位と47位の間には13.6倍の開き、人口10万人あたりでは5.4倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
63,794世帯
1951〜1970年に入居した世帯数(2023年)
最も多い 東京都
202,400世帯
最も少ない 沖縄県
14,900世帯
半世紀以上住む世帯が多い上位5都府県
半世紀以上住む世帯が多い上位5都府県です。
東京都は202,400世帯、愛知県は166,700世帯、神奈川県は143,000世帯でした。
東京都は2位の愛知県の1.21倍です。
4位は埼玉県で138,800世帯、5位は大阪府で126,900世帯。
上位5で全国の25.9パーセント、上位3で17.1パーセント、上位10で43.2パーセントでした。
1位だけで6.8パーセントを占めます。
47都道府県の平均は63,793.6世帯なので、1位は平均の3.2倍。
中央値の53,200世帯と比べると3.8倍にあたります。
6位以下は静岡県で112,700世帯、千葉県で111,700世帯、兵庫県で108,900世帯と続きました。
2位と3位の差は23,700世帯、3位と4位の差は4,200世帯でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の74.1パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると369,100世帯。
これだけで全国の12.3パーセントにあたります。
実数は世帯の多さに沿います。
1位でも全国の6.8パーセントにとどまりました。
人口あたりでは東北の県が1位です
以下は、半世紀以上同じ家に住む世帯にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は秋田県の5,451.51世帯、2位は山形県5,262.12世帯、3位は岩手県4,585.15世帯。
4位以下は新潟県、富山県と続きます。
逆に人口あたりの下位は東京都1,427.56世帯、沖縄県1,016.37世帯。
秋田県と沖縄県では5.4倍の開きです。
人口あたりで上位に来るのは東北の県です。
実数1位の都は人口あたりでは46位まで下がります。
半世紀前に建てられた家に住み続けている世帯です。
1981年の耐震基準の変更より前の家が多いことになります。
当サイトの耐震診断を受けていない持ち家や傷んでいる住宅を比べた記事とあわせて見てみてください。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、東北6県が4,039.5世帯で最も多く、北海道が1,463.4世帯で最も少なくなります。
四国4県3,455世帯と中部9県3,241.5世帯がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
半世紀以上住む世帯が少ない下位5県
半世紀以上住む世帯が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は14,900世帯、46位の高知県は22,600世帯、45位の鳥取県は22,600世帯でした。
1位の東京都とは13.6倍の差があります。
44位は徳島県で27,000世帯、43位は山梨県で28,000世帯、42位は島根県で28,800世帯と続きます。
13.6倍という開きは、この記事で扱う入居時期のなかで最も小さいものです。
47都道府県の中央値は53,200世帯。
平均は63,793.6世帯なので、平均が中央値の1.2倍です。
47位の沖縄県は平均の23.4パーセント、中央値の28.0パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の3.8パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで6.8パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の沖縄県は、1位の東京都の7.36パーセントにあたる水準です。
46位との差は7,700世帯、45位との差は7,700世帯でした。
1位の東京都と47位の沖縄県の間には187,500世帯の開きがあります。
地方別に見る
半世紀以上住む世帯は、人の動きが少ない地方に多く分布します。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の26.9パーセントで最も大きくなります。
次いで中部9県が22.3パーセント、近畿7府県が15.3パーセント、東北6県が11.1パーセントと続きました。
少ないほうは九州・沖縄8県が10.9パーセント、中国5県が7.1パーセント、四国4県が4.1パーセント、北海道が2.5パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
東北6県が4,039.5世帯、四国4県が3,455世帯、中部9県が3,241.5世帯の順に多く、最も少ないのは北海道が1,463.4世帯です。
地図で見る
| 項目 | 1951〜1970年に入居した世帯数 |
|---|---|
| 北海道 | 73,800世帯 |
| 青森県 | 46,000世帯 |
| 岩手県 | 52,500世帯 |
| 宮城県 | 59,600世帯 |
| 秋田県 | 48,900世帯 |
| 山形県 | 53,200世帯 |
| 福島県 | 71,400世帯 |
| 茨城県 | 90,100世帯 |
| 栃木県 | 62,000世帯 |
| 群馬県 | 59,900世帯 |
| 埼玉県 | 138,800世帯 |
| 千葉県 | 111,700世帯 |
| 東京都 | 202,400世帯 |
| 神奈川県 | 143,000世帯 |
| 新潟県 | 95,300世帯 |
| 富山県 | 44,800世帯 |
| 石川県 | 34,400世帯 |
| 福井県 | 32,300世帯 |
| 山梨県 | 28,000世帯 |
| 長野県 | 76,900世帯 |
| 岐阜県 | 77,100世帯 |
| 静岡県 | 112,700世帯 |
| 愛知県 | 166,700世帯 |
| 三重県 | 61,100世帯 |
| 滋賀県 | 38,800世帯 |
| 京都府 | 54,100世帯 |
| 大阪府 | 126,900世帯 |
| 兵庫県 | 108,900世帯 |
| 奈良県 | 34,100世帯 |
| 和歌山県 | 34,000世帯 |
| 鳥取県 | 22,600世帯 |
| 島根県 | 28,800世帯 |
| 岡山県 | 54,900世帯 |
| 広島県 | 66,400世帯 |
| 山口県 | 38,700世帯 |
| 徳島県 | 27,000世帯 |
| 香川県 | 32,500世帯 |
| 愛媛県 | 40,000世帯 |
| 高知県 | 22,600世帯 |
| 福岡県 | 84,900世帯 |
| 佐賀県 | 30,800世帯 |
| 長崎県 | 41,100世帯 |
| 熊本県 | 56,800世帯 |
| 大分県 | 31,300世帯 |
| 宮崎県 | 28,900世帯 |
| 鹿児島県 | 36,700世帯 |
| 沖縄県 | 14,900世帯 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで愛知県、神奈川県、埼玉県、大阪府が続きます。
淡いのは沖縄県、高知県、鳥取県でした。
47都道府県の平均は63,793.6世帯、中央値は53,200世帯です。
東京都の202,400世帯は平均の3.2倍にあたります。
上位3で17.1パーセント、1位と47位で13.6倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと秋田県が5,451.51世帯で最も多く、開きは5.4倍になります。
実数1位の東京都は人口あたりでは46位、人口あたり1位の秋田県は実数では26位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1951〜1970年に入居した世帯数(世帯) | 地方 | 人口10万人あたりの1951〜1970年に入居した世帯数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 202400 | 関東 | 1427.56 |
| 2 | 愛知県 | 166700 | 中部 | 2234.58 |
| 3 | 神奈川県 | 143000 | 関東 | 1550.14 |
| 4 | 埼玉県 | 138800 | 関東 | 1893.07 |
| 5 | 大阪府 | 126900 | 近畿 | 1449.13 |
| 6 | 静岡県 | 112700 | 中部 | 3195.35 |
| 7 | 千葉県 | 111700 | 関東 | 1786.91 |
| 8 | 兵庫県 | 108900 | 近畿 | 2040.47 |
| 9 | 新潟県 | 95300 | 中部 | 4540.26 |
| 10 | 茨城県 | 90100 | 関東 | 3210.98 |
| 11 | 福岡県 | 84900 | 九州 | 1667.32 |
| 12 | 岐阜県 | 77100 | 中部 | 4024.01 |
| 13 | 長野県 | 76900 | 中部 | 3870.16 |
| 14 | 北海道 | 73800 | 北海道 | 1463.41 |
| 15 | 福島県 | 71400 | 東北 | 4096.39 |
| 16 | 広島県 | 66400 | 中国 | 2446.57 |
| 17 | 栃木県 | 62000 | 関東 | 3289.12 |
| 18 | 三重県 | 61100 | 近畿 | 3571.01 |
| 19 | 群馬県 | 59900 | 関東 | 3169.31 |
| 20 | 宮城県 | 59600 | 東北 | 2651.25 |
| 21 | 熊本県 | 56800 | 九州 | 3347.08 |
| 22 | 岡山県 | 54900 | 中国 | 2998.36 |
| 23 | 京都府 | 54100 | 近畿 | 2146.83 |
| 24 | 山形県 | 53200 | 東北 | 5262.12 |
| 25 | 岩手県 | 52500 | 東北 | 4585.15 |
| 26 | 秋田県 | 48900 | 東北 | 5451.51 |
| 27 | 青森県 | 46000 | 東北 | 3948.5 |
| 28 | 富山県 | 44800 | 中部 | 4493.48 |
| 29 | 長崎県 | 41100 | 九州 | 3282.75 |
| 30 | 愛媛県 | 40000 | 四国 | 3134.8 |
| 31 | 滋賀県 | 38800 | 近畿 | 2767.48 |
| 32 | 山口県 | 38700 | 中国 | 3021.08 |
| 33 | 鹿児島県 | 36700 | 九州 | 2395.56 |
| 34 | 石川県 | 34400 | 中部 | 3132.97 |
| 35 | 奈良県 | 34100 | 近畿 | 2653.7 |
| 36 | 和歌山県 | 34000 | 近畿 | 3863.64 |
| 37 | 香川県 | 32500 | 四国 | 3544.17 |
| 38 | 福井県 | 32300 | 中部 | 4370.77 |
| 39 | 大分県 | 31300 | 九州 | 2884.79 |
| 40 | 佐賀県 | 30800 | 九州 | 3908.63 |
| 41 | 宮崎県 | 28900 | 九州 | 2797.68 |
| 42 | 島根県 | 28800 | 中国 | 4485.98 |
| 43 | 山梨県 | 28000 | 中部 | 3539.82 |
| 44 | 徳島県 | 27000 | 四国 | 3941.61 |
| 45 | 高知県 | 22600 | 四国 | 3445.12 |
| 45 | 鳥取県 | 22600 | 中国 | 4256.12 |
| 47 | 沖縄県 | 14900 | 九州 | 1016.37 |
このグラフについての豆知識
1970年以前の入居
1951年から1970年に入居した世帯は299万8,700世帯。
主世帯の5.6パーセントにあたります。
1981年に耐震基準が大きく変わっており、それより前に建てられた家が多く含まれると考えられます。
2018年調査とは別のデータ
当サイトには住まいや世帯を比べた記事もありますが、あちらは社会・人口統計体系がもとで、調査年は2018年です。
この記事は2023年(令和5年)調査を直接使っています。
住宅・土地統計調査は5年に一度の標本調査です。
全国から選ばれた対象を調べて全体を推計するので、数字は100の単位に丸められています。
小さな差を細かく読み取ることはできません。
数字の開き
1位の東京都は202,400世帯、47位の沖縄県は14,900世帯。
両者の間には13.6倍の開きがあります。
上位3で全国の17.1パーセント、上位10で43.2パーセントを占めます。
中央値は53,200世帯、平均は63,793.6世帯です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと5.4倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
半世紀以上同じ家に住む世帯とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。
いちばん近かったのは【技能者の数】全国1,088万人、最多と最少で18.3倍で、順位相関は0.97でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.74)です。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た1951〜1970年に入居した世帯数
| 地方 | 最も多い(世帯) | 最も少ない(世帯) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 71400 | 青森県 46000 |
| 関東 | 東京都 202400 | 群馬県 59900 |
| 中部 | 愛知県 166700 | 山梨県 28000 |
| 近畿 | 大阪府 126900 | 和歌山県 34000 |
| 中国 | 広島県 66400 | 鳥取県 22600 |
| 四国 | 愛媛県 40000 | 高知県 22600 |
| 九州 | 福岡県 84900 | 沖縄県 14900 |
まとめ
半世紀以上同じ家に住む世帯の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で202,400世帯、最も少ない沖縄県で14,900世帯でした。
1位と47位の間には13.6倍の開きがあります。
上位3で全国の17.1パーセント、上位10で43.2パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は53,200世帯、平均は63,793.6世帯でした。
人口10万人あたりに直すと5.4倍の開きになります。
半世紀以上同じ家に住む世帯の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、100世帯単位に丸めた推計値であること。
2つ目は、家計を主に支える者の入居時期であること。
3つ目は2023年の数字であることです。
人口10万人あたりでは秋田県が5,451.51世帯で最多。
実数1位の東京都は人口あたりでは46位でした。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の26.9パーセントで最多、人口10万人あたりでは東北6県が4,039.5世帯で最多でした。
2021年以降に入居した世帯や耐震診断を受けていない持ち家を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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- 【耐震診断なしの持ち家】全国2,980万7,600戸、8割以上
出典
- 統計名: 住宅・土地統計調査(2023年)(世帯の住居移動)
- 調査年: 2023年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004021712
- 備考: 家計を主に支える者が1951年から1970年に現住居へ入居した主世帯の数。当サイトの社会・人口統計体系にもとづく住宅の記事は2018年調査がもと。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
注記: 家計を主に支える者が1951年から1970年に現住居へ入居した主世帯の数。
当サイトの社会・人口統計体系にもとづく住宅の記事は2018年調査がもと。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
