【中2の痩身傾向児】全国2.66パーセント、学年が上がると差は縮む

【中2の痩身傾向児】全国2.66パーセント、学年が上がると差は縮む

中学校13歳の子どものうち、痩身傾向児はどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは文部科学省の学校保健統計調査、2019年度の数字。

和歌山県が3.84%で1位。
47都道府県の平均は2.66%、中央値は2.75%です。
最も高い3.84%と最も低い1.53%の差は2.31ポイント、倍率にすると2.51倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。

47都道府県の単純平均

2.7%

中学校13歳の痩身傾向児の出現率(2019年度)

最も多い 和歌山県

3.8%

最も少ない 香川県

1.5%

地図で見る

中学校13歳の痩身傾向児の出現率(2019年度)
中学校13歳の痩身傾向児の出現率(2019年度) 学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(文部科学省)をもとに作成。単位は%。 北海道 3.5%青森 2.5%岩手 2.4%宮城 2.3%秋田 2.1%山形 1.6%福島 2.4%茨城 3.3%栃木 2%群馬 3.0%埼玉 3.0%千葉 2.9%東京 3.8%神奈川 2.4%新潟 2.8%富山 2.7%石川 2.8%福井 3%山梨 2.8%長野 3.1%岐阜 2.9%静岡 3.0%愛知 3.3%三重 2.8%滋賀 3.3%京都 3.0%大阪 3.4%兵庫 3.7%奈良 3.3%和歌山 3.8%鳥取 2.7%島根 2.4%岡山 3.4%広島 2.6%山口 2.2%徳島 1.6%香川 1.5%愛媛 1.9%高知 3.7%福岡 2.9%佐賀 1.7%長崎 1.9%熊本 2.5%大分 2.1%宮崎 1.9%鹿児島 1.5%沖縄 1.8%
中学校13歳の痩身傾向児の出現率(%)
中学校13歳の痩身傾向児の出現率(2019年度)
項目中学校13歳の痩身傾向児の出現率
北海道3.5%
青森県2.5%
岩手県2.4%
宮城県2.3%
秋田県2.1%
山形県1.6%
福島県2.4%
茨城県3.3%
栃木県2%
群馬県3.0%
埼玉県3.0%
千葉県2.9%
東京都3.8%
神奈川県2.4%
新潟県2.8%
富山県2.7%
石川県2.8%
福井県3%
山梨県2.8%
長野県3.1%
岐阜県2.9%
静岡県3.0%
愛知県3.3%
三重県2.8%
滋賀県3.3%
京都府3.0%
大阪府3.4%
兵庫県3.7%
奈良県3.3%
和歌山県3.8%
鳥取県2.7%
島根県2.4%
岡山県3.4%
広島県2.6%
山口県2.2%
徳島県1.6%
香川県1.5%
愛媛県1.9%
高知県3.7%
福岡県2.9%
佐賀県1.7%
長崎県1.9%
熊本県2.5%
大分県2.1%
宮崎県1.9%
鹿児島県1.5%
沖縄県1.8%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは和歌山県です。
次いで東京都、兵庫県、高知県、北海道が続きます。
淡いのは鹿児島県、香川県、徳島県でした。

47都道府県の平均は2.66%、中央値は2.75%です。
和歌山県の3.84%は平均を1.18ポイント上回ります。

1位と47位の差は2.31ポイント、倍率にすると2.51倍でした。

小学校11歳の痩身傾向児の出現率で並べ替えると神奈川県が4.49で最も高く、開きは3.38倍になります。

主指標で1位の和歌山県は小学校11歳の痩身傾向児の出現率では43位、小学校11歳の痩身傾向児の出現率で1位の神奈川県は主指標では30位でした。

順位都道府県中学校13歳の痩身傾向児の出現率(%)地方小学校11歳の痩身傾向児の出現率
1和歌山県3.84近畿1.74
2東京都3.75関東3.03
3兵庫県3.72近畿2.32
4高知県3.7四国1.96
5北海道3.5北海道2.23
6大阪府3.37近畿2.6
7岡山県3.36中国3.41
8奈良県3.34近畿3.59
9愛知県3.31中部3.61
10滋賀県3.28近畿2.88
11茨城県3.25関東2.44
12長野県3.1中部3.44
13京都府3.02近畿3.38
14福井県3中部2.73
15群馬県2.99関東2.4
16埼玉県2.96関東3.53
16静岡県2.96中部3.78
18千葉県2.89関東3.46
19岐阜県2.88中部3.84
20福岡県2.85九州3.31
21三重県2.83近畿2.74
22山梨県2.82中部4.02
23石川県2.8中部2.62
24新潟県2.75中部3.04
25鳥取県2.7中国3.09
25富山県2.7中部2.05
27広島県2.63中国1.87
28熊本県2.48九州2.17
29青森県2.47東北2.68
30神奈川県2.44関東4.49
31岩手県2.43東北2.38
32福島県2.41東北1.95
33島根県2.4中国4.17
34宮城県2.31東北2.7
35山口県2.16中国2.48
36大分県2.09九州1.7
37秋田県2.07東北1.94
38栃木県2関東2.21
39愛媛県1.94四国2.99
40宮崎県1.92九州3.21
41長崎県1.89九州2.43
42沖縄県1.77九州1.47
43佐賀県1.65九州2.11
44山形県1.61東北1.33
45徳島県1.6四国2.12
46香川県1.53四国1.63
46鹿児島県1.53九州1.87
学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(2019年度、文部科学省)をもとに作成

中2の痩身傾向児が多い上位5県

上位5都道府県の中学校13歳の痩身傾向児の出現率
上位5都道府県の中学校13歳の痩身傾向児の出現率 学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(2019年度) 0.00.51.01.52.02.53.03.5和歌山県: 3.8%3.8%東京都: 3.8%3.8%兵庫県: 3.7%3.7%高知県: 3.7%3.7%北海道: 3.5%3.5%和歌山県東京都兵庫県高知県北海道
上位5都道府県の中学校13歳の痩身傾向児の出現率
項目中学校13歳の痩身傾向児の出現率
和歌山県3.8%
東京都3.8%
兵庫県3.7%
高知県3.7%
北海道3.5%
下位5都道府県の中学校13歳の痩身傾向児の出現率
下位5都道府県の中学校13歳の痩身傾向児の出現率 学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(2019年度) 0.00.51.01.5香川県: 1.5%1.5%鹿児島県: 1.5%1.5%徳島県: 1.6%1.6%山形県: 1.6%1.6%佐賀県: 1.7%1.7%香川県鹿児島県徳島県山形県佐賀県
下位5都道府県の中学校13歳の痩身傾向児の出現率
項目中学校13歳の痩身傾向児の出現率
香川県1.5%
鹿児島県1.5%
徳島県1.6%
山形県1.6%
佐賀県1.7%

中2の痩身傾向児が多い上位5県です。

和歌山県は3.84%、東京都は3.75%、兵庫県は3.72%でした。
1位と2位の差は0.09ポイントです。

4位は高知県で3.7%、5位は北海道で3.5%。
上位5はいずれも47都道府県の平均2.66%を上回りました。

1位の和歌山県は平均を1.18ポイント上回りました。
中央値の2.75%と比べると1.09ポイント高く、平均に対する比では1.44倍にあたります。

6位以下は大阪府で3.37%、岡山県で3.36%、奈良県で3.34%と続きました。

2位と3位の差は0.03ポイント、3位と4位の差は0.02ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.16ポイントでした。

1位から5位までの幅は0.34ポイント、1位から8位までの幅は0.5ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

和歌山県は小学校11歳の痩身傾向児の出現率でも43位に入っています。
全国の値は2.66%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は近畿の県でした。
全国の平均を1.2ポイント上回ります。

小6の割合と並べて見ます

以下は、中学2年生の痩身傾向児の割合にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。

小学校11歳の痩身傾向児の出現率で並べ替えると、順位が変わります。

1位は神奈川県の4.49、2位は島根県の4.17、3位は山梨県の4.02。

4位以下は岐阜県、静岡県と続きます。
逆に下位は沖縄県が1.47、山形県が1.33。
神奈川県と山形県では3.38倍の開きです。

小学6年生の割合と並べると、上位の顔ぶれが変わります。
中学校では体つきの変化が大きく進む時期です。

2.51倍という開きは、痩身傾向児の指標のなかでは小さいほうです。
学年が上がると差が縮まります。

この年代はやせたいという気持ちが強くなる時期でもあります。
健康診断はその見守りの役割も担っています。

地方ごとに県の平均を出すと、北海道が3.5%で最も高く、九州・沖縄8県が2.02%で最も低くなります。
近畿7府県3.34%と中部9県2.92%がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

小学校11歳の痩身傾向児の出現率の上位5都道府県
小学校11歳の痩身傾向児の出現率の上位5都道府県 学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(2019年度) 01234神奈川県: 4.54.5島根県: 4.24.2山梨県: 4.04.0岐阜県: 3.83.8静岡県: 3.83.8神奈川県島根県山梨県岐阜県静岡県
小学校11歳の痩身傾向児の出現率の上位5都道府県
項目小学校11歳の痩身傾向児の出現率
神奈川県4.5
島根県4.2
山梨県4.0
岐阜県3.8
静岡県3.8

中2の痩身傾向児が少ない下位5県

中2の痩身傾向児が少ない下位5県です。

47位の鹿児島県は1.53%、46位の香川県は1.53%、45位の徳島県は1.6%でした。
1位の和歌山県とは2.31ポイントの差があります。

44位は山形県で1.61%、43位は佐賀県で1.65%、42位は沖縄県で1.77%と続きます。

47位は九州の県でした。
全国の平均を1.1ポイントほど下回ります。

47都道府県の中央値は2.75%、平均は2.66%です。
47位の鹿児島県は平均を1.13ポイント下回りました。

47位の鹿児島県は1位の和歌山県の39.8パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.51倍の開きです。

46位との差は0ポイント、45位との差は0.07ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.24ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均2.66%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.12ポイントです。

鹿児島県は小学校11歳の痩身傾向児の出現率では中位位です。
全国の値は2.66%なので、47位はこれを1.13ポイント下回っています。

地方別に見る

地方別の平均(中学校13歳の痩身傾向児の出現率)
地方別の平均(中学校13歳の痩身傾向児の出現率) 学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(2019年度) 0.00.51.01.52.02.53.03.5北海道: 3.5%3.5%東北: 2.2%2.2%関東: 2.9%2.9%中部: 2.9%2.9%近畿: 3.3%3.3%中国: 2.7%2.7%四国: 2.2%2.2%九州: 2.0%2.0%北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(中学校13歳の痩身傾向児の出現率)
項目中学校13歳の痩身傾向児の出現率の平均
北海道3.5%
東北2.2%
関東2.9%
中部2.9%
近畿3.3%
中国2.7%
四国2.2%
九州2.0%

中2の痩身傾向児は、西日本で少なくなります。

地方ごとに県の平均を出すと、北海道が3.5%で最も高くなります。
次いで近畿7府県が3.34%、中部9県が2.92%、関東7都県が2.9%と続きました。

低いほうは中国5県が2.65%、東北6県が2.22%、四国4県が2.19%、九州・沖縄8県が2.02%でした。

最も高い北海道と最も低い九州・沖縄8県の差は1.48ポイントです。
小学校11歳の痩身傾向児の出現率で見ると中部9県が最も高く、東北6県が最も低くなりました。

このグラフについての豆知識

学年が上がると差が縮まる

痩身傾向児の出現率は、小学校11歳で2.7パーセント、中学校13歳で2.7パーセントとほぼ同じでした。

ただし1位と47位の差は小学校11歳で3.38倍、中学校13歳で2.51倍。
学年が上がると地域差は縮まります。

標準体重からの離れ方で決まる

肥満傾向児と痩身傾向児は、性別・年齢・身長ごとに決められた標準体重を基準に判定されます。
標準体重より20パーセント以上重ければ肥満傾向児、20パーセント以上軽ければ痩身傾向児です。

この記事の数字は2019年度のもので、都道府県別に公表されている最新の年度にあたります。
健康診断の結果を集計したものですが、抽出調査なので小さな差を細かく読み取ることはできません。

数字の散らばり

1位の和歌山県は3.84%、47位の鹿児島県は1.53%。
差は2.31ポイント、倍率にすると2.51倍です。

中央値は2.75%、平均は2.66%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.09ポイントの差でした。

小学校11歳の痩身傾向児の出現率で並べ替えると開きは3.38倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

この中学2年生の痩身傾向児の割合の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。

並びが最も重なったのは【図書館の専任司書の数】全国5,410人、資格者の一部だけで、相関は0.68です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【高血圧で通院する人】全国7.6%、通院理由の第1位(相関-0.56)でした。

並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。

地方のなかで見た中学校13歳の痩身傾向児の出現率

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北青森県 2.47山形県 1.61
関東東京都 3.75栃木県 2
中部愛知県 3.31富山県 2.7
近畿和歌山県 3.84三重県 2.83
中国岡山県 3.36山口県 2.16
四国高知県 3.7香川県 1.53
九州福岡県 2.85鹿児島県 1.53
学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(2019年度、文部科学省)をもとに作成

まとめ

中学2年生の痩身傾向児の割合を47都道府県で比べると、最も高い和歌山県で3.84%、最も低い鹿児島県で1.53%でした。
その差は2.31ポイント、倍率にすると2.51倍です。

47都道府県の中央値は2.75%、平均は2.66%でした。
全国の値は2.66%です。
小学校11歳の痩身傾向児の出現率で並べ替えると開きは3.38倍になり、主指標で1位の和歌山県はその見方では43位に位置します。

中学2年生の痩身傾向児の割合を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、標準体重から20パーセント以上軽い子どもの割合であること。
2つ目は、抽出調査にもとづく数字であること。
3つ目は2019年の数字であることです。

小学校11歳の痩身傾向児の出現率では神奈川県が4.49で最も高く、主指標で1位の和歌山県はこの見方では43位でした。

地方ごとの平均では北海道が3.5%で最も高く、九州・沖縄8県が2.02%で最も低くなりました。
小学6年生の痩身傾向児や中学2年生の肥満傾向児の割合を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)
  • 調査年: 2019年度
  • 公開元: 文部科学省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003146483
  • 備考: 中学校13歳(2年生にあたる年齢)の痩身傾向児の出現率。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は小学校11歳の痩身傾向児の出現率

注記: 中学校13歳(2年生にあたる年齢)の痩身傾向児の出現率。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は小学校11歳の痩身傾向児の出現率

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