20歳以上のうち、毎日お酒を飲む人はどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2019年の都道府県別の数字。
新潟県が20.46%で1位。
47都道府県の平均は16.73%、中央値は16.69%です。
最も高い20.46%と最も低い11.87%の差は8.59ポイント、倍率にすると1.72倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。
47都道府県の単純平均
16.7%
毎日飲酒する人の割合(2019年)
最も多い 新潟県
20.5%
最も少ない 沖縄県
11.9%
地図で見る
| 項目 | 毎日飲酒する人の割合 |
|---|---|
| 北海道 | 15.9% |
| 青森県 | 18.6% |
| 岩手県 | 18.5% |
| 宮城県 | 17.2% |
| 秋田県 | 20.3% |
| 山形県 | 17.2% |
| 福島県 | 17.4% |
| 茨城県 | 15.4% |
| 栃木県 | 16.3% |
| 群馬県 | 16.2% |
| 埼玉県 | 17.1% |
| 千葉県 | 15.8% |
| 東京都 | 16.4% |
| 神奈川県 | 15.7% |
| 新潟県 | 20.5% |
| 富山県 | 18.3% |
| 石川県 | 17.8% |
| 福井県 | 16.1% |
| 山梨県 | 15.4% |
| 長野県 | 15.7% |
| 岐阜県 | 15.0% |
| 静岡県 | 14.7% |
| 愛知県 | 15.0% |
| 三重県 | 15.5% |
| 滋賀県 | 15.8% |
| 京都府 | 16.9% |
| 大阪府 | 16.4% |
| 兵庫県 | 16.6% |
| 奈良県 | 16.1% |
| 和歌山県 | 17.1% |
| 鳥取県 | 17.3% |
| 島根県 | 18.7% |
| 岡山県 | 16.7% |
| 広島県 | 18.9% |
| 山口県 | 18.5% |
| 徳島県 | 14.9% |
| 香川県 | 15.7% |
| 愛媛県 | 15.2% |
| 高知県 | 18.1% |
| 福岡県 | 16.7% |
| 佐賀県 | 16.7% |
| 長崎県 | 15.9% |
| 熊本県 | 17.3% |
| 大分県 | 16.7% |
| 宮崎県 | 18.8% |
| 鹿児島県 | 18.0% |
| 沖縄県 | 11.9% |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは新潟県です。
次いで秋田県、広島県、宮崎県、島根県が続きます。
淡いのは沖縄県、静岡県、徳島県でした。
47都道府県の平均は16.73%、中央値は16.69%です。
新潟県の20.46%は平均を3.73ポイント上回ります。
1位と47位の差は8.59ポイント、倍率にすると1.72倍でした。
飲まない人の割合で並べ替えると徳島県が43.43で最も高く、開きは1.45倍になります。
主指標で1位の新潟県は飲まない人の割合では46位、飲まない人の割合で1位の徳島県は主指標では45位でした。
| 順位 | 都道府県 | 毎日飲酒する人の割合(%) | 地方 | 飲まない人の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 新潟県 | 20.46 | 中部 | 31.28 |
| 2 | 秋田県 | 20.3 | 東北 | 33.37 |
| 3 | 広島県 | 18.94 | 中国 | 34.85 |
| 4 | 宮崎県 | 18.81 | 九州 | 32.62 |
| 5 | 島根県 | 18.66 | 中国 | 36.38 |
| 6 | 青森県 | 18.59 | 東北 | 36.03 |
| 7 | 山口県 | 18.51 | 中国 | 39.69 |
| 8 | 岩手県 | 18.46 | 東北 | 34.3 |
| 9 | 富山県 | 18.25 | 中部 | 35.05 |
| 10 | 高知県 | 18.07 | 四国 | 38.07 |
| 11 | 鹿児島県 | 17.96 | 九州 | 37.18 |
| 12 | 石川県 | 17.78 | 中部 | 35.33 |
| 13 | 福島県 | 17.41 | 東北 | 34.89 |
| 14 | 鳥取県 | 17.33 | 中国 | 38.89 |
| 15 | 熊本県 | 17.26 | 九州 | 35.32 |
| 16 | 宮城県 | 17.18 | 東北 | 32.44 |
| 17 | 山形県 | 17.17 | 東北 | 31.68 |
| 18 | 和歌山県 | 17.12 | 近畿 | 42.59 |
| 19 | 埼玉県 | 17.08 | 関東 | 32.72 |
| 20 | 京都府 | 16.87 | 近畿 | 33.94 |
| 21 | 佐賀県 | 16.72 | 九州 | 36.62 |
| 21 | 大分県 | 16.72 | 九州 | 36.52 |
| 23 | 岡山県 | 16.69 | 中国 | 38.62 |
| 23 | 福岡県 | 16.69 | 九州 | 33.07 |
| 25 | 兵庫県 | 16.57 | 近畿 | 37.05 |
| 26 | 大阪府 | 16.43 | 近畿 | 34.5 |
| 27 | 東京都 | 16.35 | 関東 | 30.03 |
| 28 | 栃木県 | 16.26 | 関東 | 40.23 |
| 29 | 群馬県 | 16.24 | 関東 | 39.76 |
| 30 | 福井県 | 16.09 | 中部 | 37.44 |
| 31 | 奈良県 | 16.05 | 近畿 | 37.99 |
| 32 | 北海道 | 15.88 | 北海道 | 34.34 |
| 33 | 長崎県 | 15.87 | 九州 | 39.54 |
| 34 | 滋賀県 | 15.83 | 近畿 | 35.45 |
| 35 | 千葉県 | 15.79 | 関東 | 33.24 |
| 36 | 長野県 | 15.74 | 中部 | 35.29 |
| 37 | 香川県 | 15.71 | 四国 | 41.94 |
| 38 | 神奈川県 | 15.69 | 関東 | 32.11 |
| 39 | 三重県 | 15.48 | 近畿 | 42.07 |
| 40 | 山梨県 | 15.37 | 中部 | 38.35 |
| 41 | 茨城県 | 15.35 | 関東 | 38.52 |
| 42 | 愛媛県 | 15.18 | 四国 | 40.13 |
| 43 | 岐阜県 | 15.02 | 中部 | 39.08 |
| 44 | 愛知県 | 14.95 | 中部 | 36.39 |
| 45 | 徳島県 | 14.89 | 四国 | 43.43 |
| 46 | 静岡県 | 14.67 | 中部 | 39.16 |
| 47 | 沖縄県 | 11.87 | 九州 | 36.28 |
毎日飲酒する人が多い上位5県
毎日飲酒する人が多い上位5県です。
新潟県は20.46%、秋田県は20.3%、広島県は18.94%でした。
1位と2位の差は0.16ポイントです。
4位は宮崎県で18.81%、5位は島根県で18.66%。
上位5はいずれも47都道府県の平均16.73%を上回りました。
1位の新潟県は平均を3.73ポイント上回りました。
中央値の16.69%と比べると3.77ポイント高く、平均に対する比では1.22倍にあたります。
6位以下は青森県で18.59%、山口県で18.51%、岩手県で18.46%と続きました。
2位と3位の差は1.36ポイント、3位と4位の差は0.13ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.2ポイントでした。
1位から5位までの幅は1.8ポイント、1位から8位までの幅は2ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
新潟県は飲まない人の割合でも46位に入っています。
全国の値は16.73%で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は北陸の県でした。
全国の平均を4ポイント近く上回ります。
飲まない人の割合と並べて見ます
ここから先は、毎日お酒を飲む人の割合がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
飲まない人の割合で並べ替えると、順位が変わります。
1位は徳島県の43.43、2位は和歌山県の42.59、3位は三重県の42.07。
4位以下は香川県、栃木県と続きます。
逆に下位は新潟県が31.28、東京都が30.03。
徳島県と東京都では1.45倍の開きです。
飲まない人の割合と並べると、順位がほぼ逆になります。
2つの指標は表と裏の関係にあります。
酒どころとして知られる地域が上位に並びました。
地元の酒に親しむ暮らしが背景にあるのかもしれません。
当サイトの酒への支出を比べた記事とあわせて見ると、飲む頻度と使う金額の関係が見えてきます。
地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が18.18%で最も高く、北海道が15.88%で最も低くなります。
中国5県18.03%と九州・沖縄8県16.49%がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
毎日飲酒する人が少ない下位5県
毎日飲酒する人が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は11.87%、46位の静岡県は14.67%、45位の徳島県は14.89%でした。
1位の新潟県とは8.59ポイントの差があります。
44位は愛知県で14.95%、43位は岐阜県で15.02%、42位は愛媛県で15.18%と続きます。
47位は南の島の県でした。
全国の平均を5ポイントほど下回ります。
47都道府県の中央値は16.69%、平均は16.73%です。
47位の沖縄県は平均を4.86ポイント下回りました。
47位の沖縄県は1位の新潟県の58.0パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.72倍の開きです。
46位との差は2.8ポイント、45位との差は3.02ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも3.31ポイントしかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均16.73%を下回りました。
47位から43位までの幅は3.15ポイントです。
沖縄県は飲まない人の割合では中位位です。
全国の値は16.73%なので、47位はこれを4.86ポイント下回っています。
地方別に見る
毎日飲酒する人は、北陸と東北で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が18.18%で最も高くなります。
次いで中国5県が18.03%、九州・沖縄8県が16.49%、中部9県が16.48%と続きました。
低いほうは近畿7府県が16.34%、関東7都県が16.11%、四国4県が15.96%、北海道が15.88%でした。
最も高い東北6県と最も低い北海道の差は2.3ポイントです。
飲まない人の割合で見ると四国4県が最も高く、東北6県が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
飲酒の頻度の分布
飲酒の頻度は、毎日、週5〜6日、週3〜4日、週1〜2日、月1〜3日、ほとんど飲まない、やめた、飲まないに分かれます。
2019年の全国では毎日が16.7パーセント、飲まない(飲めない)が36.5パーセントでした。
6年前の調査であること
国民生活基礎調査で都道府県別に集計されるのは、3年ごとの大規模調査の年だけです。
そのうち都道府県別の表が公表されている最新のものが2019年(令和元年)分になります。
この記事の数字は6年前のものです。
標本調査にもとづく推計値でもあるため、小さな差を細かく読み取ることはできません。
おおまかな地域の傾向として見てください。
数字の散らばり
1位の新潟県は20.46%、47位の沖縄県は11.87%。
差は8.59ポイント、倍率にすると1.72倍です。
中央値は16.69%、平均は16.73%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.04ポイントの差でした。
飲まない人の割合で並べ替えると開きは1.45倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
毎日お酒を飲む人の割合の順位を、当サイトの全記事の並びと突き合わせてみました。
最も似ていたのは【発泡酒への支出】平均年8,509円、ビールとの選択(順位相関0.66)です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【外国人住民】が多い都道府県ランキング、人口比で見ると意外な地域も(相関-0.56)でした。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た毎日飲酒する人の割合
| 地方 | 最も多い(%) | 最も少ない(%) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 20.3 | 山形県 17.17 |
| 関東 | 埼玉県 17.08 | 茨城県 15.35 |
| 中部 | 新潟県 20.46 | 静岡県 14.67 |
| 近畿 | 和歌山県 17.12 | 三重県 15.48 |
| 中国 | 広島県 18.94 | 岡山県 16.69 |
| 四国 | 高知県 18.07 | 徳島県 14.89 |
| 九州 | 宮崎県 18.81 | 沖縄県 11.87 |
まとめ
毎日お酒を飲む人の割合を47都道府県で比べると、最も高い新潟県で20.46%、最も低い沖縄県で11.87%でした。
その差は8.59ポイント、倍率にすると1.72倍です。
47都道府県の中央値は16.69%、平均は16.73%でした。
全国の値は16.73%です。
飲まない人の割合で並べ替えると開きは1.45倍になり、主指標で1位の新潟県はその見方では46位に位置します。
この毎日お酒を飲む人の割合の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、飲む量ではなく頻度であること。
3つ目は2019年の数字であることです。
飲まない人の割合では徳島県が43.43で最も高く、主指標で1位の新潟県はこの見方では46位でした。
地方ごとの平均では東北6県が18.18%で最も高く、北海道が15.88%で最も低くなりました。
お酒を飲まない人の割合や酒への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の新潟県と2位の秋田県の差は0.16ポイントで、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員20歳以上・飲酒の頻度)
- 調査年: 2019年
- 公開元: 厚生労働省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003442402
- 備考: 20歳以上の世帯人員のうち飲酒の頻度が「毎日」と答えた人の割合。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は飲まない人の割合
注記: 20歳以上の世帯人員のうち飲酒の頻度が「毎日」と答えた人の割合。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は飲まない人の割合
