家具や台所用品、洗剤などの値段は、都道府県でどれくらい違うのでしょうか。
全国平均を100として比べます。
使うのは総務省の小売物価統計調査、2024年の消費者物価地域差指数。
福井県が104.6で1位。
47都道府県の平均は99.89、中央値は99.8です。
最も高い104.6と最も低い93.5の差は11.1ポイント、倍率にすると1.12倍でした。
47都道府県の単純平均
99.9
家具・家事用品の地域差指数(2024年)
最も多い 福井県
104.6
最も少ない 茨城県
93.5
地図で見る
| 項目 | 家具・家事用品の地域差指数 |
|---|---|
| 北海道 | 101.6 |
| 青森県 | 99.3 |
| 岩手県 | 103.4 |
| 宮城県 | 102.3 |
| 秋田県 | 102.4 |
| 山形県 | 99.8 |
| 福島県 | 102.6 |
| 茨城県 | 93.5 |
| 栃木県 | 102.5 |
| 群馬県 | 96.2 |
| 埼玉県 | 102.4 |
| 千葉県 | 101.1 |
| 東京都 | 101.5 |
| 神奈川県 | 99.1 |
| 新潟県 | 96.5 |
| 富山県 | 101 |
| 石川県 | 100 |
| 福井県 | 104.6 |
| 山梨県 | 99.7 |
| 長野県 | 100 |
| 岐阜県 | 100.1 |
| 静岡県 | 103.5 |
| 愛知県 | 97.1 |
| 三重県 | 98.3 |
| 滋賀県 | 100.5 |
| 京都府 | 98.7 |
| 大阪府 | 99.8 |
| 兵庫県 | 102 |
| 奈良県 | 101.4 |
| 和歌山県 | 98.2 |
| 鳥取県 | 99.4 |
| 島根県 | 100.3 |
| 岡山県 | 96.8 |
| 広島県 | 99.1 |
| 山口県 | 99.5 |
| 徳島県 | 97.2 |
| 香川県 | 103.2 |
| 愛媛県 | 103.5 |
| 高知県 | 98.7 |
| 福岡県 | 97.9 |
| 佐賀県 | 98.2 |
| 長崎県 | 101.7 |
| 熊本県 | 98.5 |
| 大分県 | 101.2 |
| 宮崎県 | 98.7 |
| 鹿児島県 | 95.3 |
| 沖縄県 | 96.4 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは福井県です。
次いで静岡県、愛媛県、岩手県、香川県が続きます。
淡いのは茨城県、鹿児島県、群馬県でした。
47都道府県の平均は99.89、中央値は99.8です。
福井県の104.6は平均を4.71ポイント上回ります。
1位と47位の差は11.1ポイント、倍率にすると1.12倍でした。
総合の地域差指数で並べ替えると東京都が104で最も高く、開きは1.08倍になります。
主指標で1位の福井県は総合の地域差指数では16位、総合の地域差指数で1位の東京都は主指標では14位でした。
| 順位 | 都道府県 | 家具・家事用品の地域差指数 | 地方 | 総合の地域差指数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 福井県 | 104.6 | 中部 | 99.3 |
| 2 | 愛媛県 | 103.5 | 四国 | 98.6 |
| 2 | 静岡県 | 103.5 | 中部 | 98.3 |
| 4 | 岩手県 | 103.4 | 東北 | 100 |
| 5 | 香川県 | 103.2 | 四国 | 98.6 |
| 6 | 福島県 | 102.6 | 東北 | 98.8 |
| 7 | 栃木県 | 102.5 | 関東 | 97.6 |
| 8 | 埼玉県 | 102.4 | 関東 | 100.3 |
| 8 | 秋田県 | 102.4 | 東北 | 99.2 |
| 10 | 宮城県 | 102.3 | 東北 | 100.6 |
| 11 | 兵庫県 | 102 | 近畿 | 99.2 |
| 12 | 長崎県 | 101.7 | 九州 | 99.3 |
| 13 | 北海道 | 101.6 | 北海道 | 101.9 |
| 14 | 東京都 | 101.5 | 関東 | 104 |
| 15 | 奈良県 | 101.4 | 近畿 | 98.1 |
| 16 | 大分県 | 101.2 | 九州 | 97.4 |
| 17 | 千葉県 | 101.1 | 関東 | 101.2 |
| 18 | 富山県 | 101 | 中部 | 98.6 |
| 19 | 滋賀県 | 100.5 | 近畿 | 98.6 |
| 20 | 島根県 | 100.3 | 中国 | 100 |
| 21 | 岐阜県 | 100.1 | 中部 | 97.1 |
| 22 | 石川県 | 100 | 中部 | 99.5 |
| 22 | 長野県 | 100 | 中部 | 97.9 |
| 24 | 山形県 | 99.8 | 東北 | 101.4 |
| 24 | 大阪府 | 99.8 | 近畿 | 99.3 |
| 26 | 山梨県 | 99.7 | 中部 | 97.7 |
| 27 | 山口県 | 99.5 | 中国 | 99.9 |
| 28 | 鳥取県 | 99.4 | 中国 | 98.9 |
| 29 | 青森県 | 99.3 | 東北 | 98.5 |
| 30 | 広島県 | 99.1 | 中国 | 98.7 |
| 30 | 神奈川県 | 99.1 | 関東 | 103.3 |
| 32 | 宮崎県 | 98.7 | 九州 | 97 |
| 32 | 京都府 | 98.7 | 近畿 | 101.1 |
| 32 | 高知県 | 98.7 | 四国 | 100 |
| 35 | 熊本県 | 98.5 | 九州 | 99.4 |
| 36 | 三重県 | 98.3 | 近畿 | 98.7 |
| 37 | 佐賀県 | 98.2 | 九州 | 97.7 |
| 37 | 和歌山県 | 98.2 | 近畿 | 98.2 |
| 39 | 福岡県 | 97.9 | 九州 | 98 |
| 40 | 徳島県 | 97.2 | 四国 | 99.3 |
| 41 | 愛知県 | 97.1 | 中部 | 98.1 |
| 42 | 岡山県 | 96.8 | 中国 | 97.7 |
| 43 | 新潟県 | 96.5 | 中部 | 98 |
| 44 | 沖縄県 | 96.4 | 九州 | 100.2 |
| 45 | 群馬県 | 96.2 | 関東 | 96.2 |
| 46 | 鹿児島県 | 95.3 | 九州 | 96.4 |
| 47 | 茨城県 | 93.5 | 関東 | 97.5 |
家具・家事用品が高い上位5県
家具・家事用品が高い上位5県です。
福井県は104.6、静岡県は103.5、愛媛県は103.5でした。
1位と2位の差は1.1ポイントです。
4位は岩手県で103.4、5位は香川県で103.2。
上位5はいずれも47都道府県の平均99.89を上回りました。
1位の福井県は平均を4.71ポイント上回りました。
中央値の99.8と比べると4.8ポイント高く、平均に対する比では1.05倍にあたります。
6位以下は福島県で102.6、栃木県で102.5、秋田県で102.4と続きました。
2位と3位の差は0ポイント、3位と4位の差は0.1ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.8ポイントでした。
1位から5位までの幅は1.4ポイント、1位から8位までの幅は2.2ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
福井県は総合の地域差指数でも16位に入っています。
全国の値は100で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位でも全国平均を5パーセントほど上回る水準にとどまりました。
総合の指数とは順位が異なります
なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は家具・家事用品の物価水準の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。
総合の地域差指数で並べ替えると、順位が変わります。
1位は東京都の104、2位は神奈川県の103.3、3位は北海道の101.9。
4位以下は山形県、千葉県と続きます。
逆に下位は鹿児島県が96.4、群馬県が96.2。
東京都と群馬県では1.08倍の開きです。
総合の指数とは順位が異なります。
家具・家事用品は全国どこでも似た値段で買える費目だということです。
量販店やホームセンターが全国に広がり、同じ商品を同じ値段で扱うようになったことが背景にあると考えられます。
通信販売の広がりも、地域による値段の差を縮める方向に働いてきました。
地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が101.63で最も高く、九州・沖縄8県が98.49で最も低くなります。
北海道101.6と四国4県100.65がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
家具・家事用品が安い下位5県
家具・家事用品が安い下位5県です。
47位の茨城県は93.5、46位の鹿児島県は95.3、45位の群馬県は96.2でした。
1位の福井県とは11.1ポイントの差があります。
44位は沖縄県で96.4、43位は新潟県で96.5、42位は岡山県で96.8と続きます。
下位でも全国平均を7パーセントほど下回るだけです。
地域差の小さい費目だといえます。
47都道府県の中央値は99.8、平均は99.89です。
47位の茨城県は平均を6.39ポイント下回りました。
47位の茨城県は1位の福井県の89.4パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.12倍の開きです。
46位との差は1.8ポイント、45位との差は2.7ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも3.3ポイントしかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均99.89を下回りました。
47位から43位までの幅は3ポイントです。
茨城県は総合の地域差指数では中位位です。
全国の値は100なので、47位はこれを6.5ポイント下回っています。
このグラフについての豆知識
差が小さい費目
家具・家事用品には家具、寝具、台所用品、家事用消耗品、家事サービスが含まれます。
1位と47位の差は1.12倍。
住居の1.56倍や教育の1.59倍と比べると、かなり小さな開きです。
全国平均を100とした指数
消費者物価地域差指数は、全国の平均を100として、その地域の物価がどれくらいかを表した数字です。
100を超えれば全国より高く、下回れば安いことを示します。
費目ごとの指数は、家計の支出割合で重みをつけて価格を比べたものです。
この記事の数字は都道府県の全域を対象にしたもので、県庁所在市だけを見た数字とは違います。
数字の散らばり
1位の福井県は104.6、47位の茨城県は93.5。
差は11.1ポイント、倍率にすると1.12倍です。
中央値は99.8、平均は99.89でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.09ポイントの差でした。
総合の地域差指数で並べ替えると開きは1.08倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た家具・家事用品の地域差指数
| 地方 | 最も多い | 最も少ない |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 103.4 | 青森県 99.3 |
| 関東 | 栃木県 102.5 | 茨城県 93.5 |
| 中部 | 福井県 104.6 | 新潟県 96.5 |
| 近畿 | 兵庫県 102 | 和歌山県 98.2 |
| 中国 | 島根県 100.3 | 岡山県 96.8 |
| 四国 | 愛媛県 103.5 | 徳島県 97.2 |
| 九州 | 長崎県 101.7 | 鹿児島県 95.3 |
まとめ
家具・家事用品の物価水準を47都道府県で比べると、最も高い福井県で104.6、最も低い茨城県で93.5でした。
その差は11.1ポイント、倍率にすると1.12倍です。
47都道府県の中央値は99.8、平均は99.89でした。
全国の値は100です。
総合の地域差指数で並べ替えると開きは1.08倍になり、主指標で1位の福井県はその見方では16位に位置します。
家具・家事用品の物価水準の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、全国平均を100とした指数であること。
2つ目は、家事サービスの料金も含むこと。
3つ目は2024年の数字であることです。
総合の地域差指数では東京都が104で最も高く、主指標で1位の福井県はこの見方では16位でした。
地方ごとの平均では東北6県が101.63で最も高く、九州・沖縄8県が98.49で最も低くなりました。
被服・履物や諸雑費の物価水準を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の福井県と2位の静岡県の差は1.1ポイントで、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 小売物価統計調査(10大費目別消費者物価地域差指数)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003441258
- 備考: 全国平均を100としたときの2024年の都道府県別の指数。参考指標は同じ県の総合の指数
注記: 全国平均を100としたときの2024年の都道府県別の指数。
参考指標は同じ県の総合の指数
