牛乳、乳製品、卵への支出は、47都道府県の平均で1か月3,003円。
食費のおよそ4.3パーセントにあたります。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。
鳥取県が3,714円で1位。
47都道府県の平均は3,003円、中央値は3,010円です。
1位と47位の差は1.53倍、消費支出に占める割合で見ると1.59倍でした。
47都道府県の単純平均
3,003円
1か月の乳卵類への支出(2024年)
最も多い 鳥取県
3,714円
最も少ない 宮崎県
2,429円
地図で見る
| 項目 | 1か月の乳卵類への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 2,742円 |
| 青森県 | 2,795円 |
| 岩手県 | 3,097円 |
| 宮城県 | 3,232円 |
| 秋田県 | 3,187円 |
| 山形県 | 3,201円 |
| 福島県 | 3,010円 |
| 茨城県 | 3,118円 |
| 栃木県 | 2,956円 |
| 群馬県 | 3,027円 |
| 埼玉県 | 2,854円 |
| 千葉県 | 3,117円 |
| 東京都 | 2,497円 |
| 神奈川県 | 3,017円 |
| 新潟県 | 3,281円 |
| 富山県 | 3,373円 |
| 石川県 | 3,106円 |
| 福井県 | 3,084円 |
| 山梨県 | 3,156円 |
| 長野県 | 3,117円 |
| 岐阜県 | 3,267円 |
| 静岡県 | 2,955円 |
| 愛知県 | 2,989円 |
| 三重県 | 2,842円 |
| 滋賀県 | 3,229円 |
| 京都府 | 2,969円 |
| 大阪府 | 2,926円 |
| 兵庫県 | 3,137円 |
| 奈良県 | 3,147円 |
| 和歌山県 | 2,983円 |
| 鳥取県 | 3,714円 |
| 島根県 | 3,333円 |
| 岡山県 | 3,542円 |
| 広島県 | 3,019円 |
| 山口県 | 2,965円 |
| 徳島県 | 2,928円 |
| 香川県 | 3,424円 |
| 愛媛県 | 2,808円 |
| 高知県 | 2,621円 |
| 福岡県 | 2,558円 |
| 佐賀県 | 2,629円 |
| 長崎県 | 2,939円 |
| 熊本県 | 2,858円 |
| 大分県 | 2,722円 |
| 宮崎県 | 2,429円 |
| 鹿児島県 | 2,611円 |
| 沖縄県 | 2,639円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは鳥取県です。
次いで岡山県、香川県、富山県、島根県が続きます。
淡いのは宮崎県、東京都、福岡県でした。
47都道府県の平均は3,003円、中央値は3,010円です。
鳥取県の3,714円は平均の1.24倍にあたります。
1位と47位で1.53倍の開きがありました。
金額の差は月あたり1,285円です。
消費支出に占める割合で見ると岡山県が1.51パーセントで最も高く、開きは1.59倍になります。
金額1位の鳥取県は割合では6位、割合1位の岡山県は金額では2位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1か月の乳卵類への支出(円) | 地方 | 消費支出に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 鳥取県 | 3714 | 中国 | 1.33 |
| 2 | 岡山県 | 3542 | 中国 | 1.51 |
| 3 | 香川県 | 3424 | 四国 | 1.45 |
| 4 | 富山県 | 3373 | 中部 | 1.18 |
| 5 | 島根県 | 3333 | 中国 | 1.27 |
| 6 | 新潟県 | 3281 | 中部 | 1.26 |
| 7 | 岐阜県 | 3267 | 中部 | 1.27 |
| 8 | 宮城県 | 3232 | 東北 | 1.29 |
| 9 | 滋賀県 | 3229 | 近畿 | 1.15 |
| 10 | 山形県 | 3201 | 東北 | 1.25 |
| 11 | 秋田県 | 3187 | 東北 | 1.33 |
| 12 | 山梨県 | 3156 | 中部 | 1.22 |
| 13 | 奈良県 | 3147 | 近畿 | 1.21 |
| 14 | 兵庫県 | 3137 | 近畿 | 1.23 |
| 15 | 茨城県 | 3118 | 関東 | 1.15 |
| 16 | 千葉県 | 3117 | 関東 | 1.14 |
| 16 | 長野県 | 3117 | 中部 | 1.19 |
| 18 | 石川県 | 3106 | 中部 | 1.12 |
| 19 | 岩手県 | 3097 | 東北 | 1.22 |
| 20 | 福井県 | 3084 | 中部 | 1.16 |
| 21 | 群馬県 | 3027 | 関東 | 1.14 |
| 22 | 広島県 | 3019 | 中国 | 1.18 |
| 23 | 神奈川県 | 3017 | 関東 | 1.13 |
| 24 | 福島県 | 3010 | 東北 | 1.18 |
| 25 | 愛知県 | 2989 | 中部 | 1.17 |
| 26 | 和歌山県 | 2983 | 近畿 | 1.37 |
| 27 | 京都府 | 2969 | 近畿 | 1.24 |
| 28 | 山口県 | 2965 | 中国 | 1.25 |
| 29 | 栃木県 | 2956 | 関東 | 1.15 |
| 30 | 静岡県 | 2955 | 中部 | 1.16 |
| 31 | 長崎県 | 2939 | 九州 | 1.24 |
| 32 | 徳島県 | 2928 | 四国 | 1.22 |
| 33 | 大阪府 | 2926 | 近畿 | 1.2 |
| 34 | 熊本県 | 2858 | 九州 | 1.22 |
| 35 | 埼玉県 | 2854 | 関東 | 1.13 |
| 36 | 三重県 | 2842 | 近畿 | 1.22 |
| 37 | 愛媛県 | 2808 | 四国 | 1.26 |
| 38 | 青森県 | 2795 | 東北 | 1.33 |
| 39 | 北海道 | 2742 | 北海道 | 1.21 |
| 40 | 大分県 | 2722 | 九州 | 1.13 |
| 41 | 沖縄県 | 2639 | 九州 | 1.23 |
| 42 | 佐賀県 | 2629 | 九州 | 1.15 |
| 43 | 高知県 | 2621 | 四国 | 1.18 |
| 44 | 鹿児島県 | 2611 | 九州 | 1.17 |
| 45 | 福岡県 | 2558 | 九州 | 1.15 |
| 46 | 東京都 | 2497 | 関東 | 0.95 |
| 47 | 宮崎県 | 2429 | 九州 | 1.14 |
乳卵類への支出が多い上位5県
乳卵類への支出が多い上位5県です。
鳥取県は3,714円、岡山県は3,542円、香川県は3,424円でした。
鳥取県は2位の岡山県の1.05倍です。
4位は富山県で3,373円、5位は島根県で3,333円。
6位以下は新潟県、岐阜県、宮城県と続きました。
47都道府県の平均は3,003円、中央値は3,010円です。
1位の鳥取県は平均を711円上回り、平均の1.24倍にあたります。
2位と3位の差は118円、3位と4位の差は51円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。
1年に直すと、1位の鳥取県は44,568円ほどになります。
上位5県の平均は3,477円で、47都道府県の平均を474円上回りました。
上位5県のなかでも、1位と5位の差は381円あります。
中央値と比べると1位は1.23倍でした。
中国地方と四国の県が上位に並びました。
乳製品を日常的に使う習慣の違いが表れているのかもしれません。
消費支出に占める割合では順位が変わります
ここから先は、1世帯当たりの乳卵類への支出がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。
1位は岡山県の1.51パーセント、2位は香川県1.45パーセント、3位は和歌山県1.37パーセント。
4位以下は青森県、秋田県と続きます。
逆に割合の下位は石川県1.12パーセント、東京都0.95パーセント。
岡山県と東京都では1.59倍の開きです。
47都道府県の平均は1.21パーセントでした。
消費支出に占める比率で見ても、実数と近い県が上位に来ます。
この品目は所得の影響が小さく、好みがそのまま出ます。
卵は「物価の優等生」と呼ばれ、長く価格が安定してきました。
近年は鳥インフルエンザの影響で大きく動いた年もあります。
ヨーグルトやチーズへの支出が伸びる一方、牛乳そのものの消費は減ってきました。
同じ乳卵類でも中身は変わっています。
地方別に県の平均を出すと、中国5県が3,315円で最も高く、九州・沖縄8県が2,673円で最も低くなります。
中部9県3,148円と東北6県3,087円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
乳卵類への支出が少ない下位5県
乳卵類への支出が少ない下位5県です。
47位の宮崎県は2,429円、46位の東京都は2,497円、45位の福岡県は2,558円でした。
1位の鳥取県とは1.53倍の差があります。
44位は鹿児島県で2,611円、43位は高知県で2,621円、42位は佐賀県で2,629円と続きます。
1.53倍という開きは食料のなかでは中くらいです。
牛乳や卵は全国どこでも手に入り、価格の差も小さい品目です。
47位の宮崎県は平均の80.9パーセント、中央値の80.7パーセントにあたります。
平均との差は574円でした。
1位と47位の差は月あたり1,285円。
1年に直すと15,420円の開きになります。
46位との差は68円、45位との差は129円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。
下位5県の平均は2,543円。
47都道府県の平均を460円下回り、上位5県との差は934円になります。
地方別に見る
乳卵類への支出は、西日本の一部で高くなります。
地方別に県の平均を出すと、中国5県が3,315円で最も高くなります。
次いで中部9県が3,148円、東北6県が3,087円、近畿7府県が3,033円と続きました。
低いほうは四国4県が2,945円、関東7都県が2,941円、北海道が2,742円、九州・沖縄8県が2,673円でした。
消費支出に占める割合で見ると並びが変わります。
中国5県が1.31パーセント、四国4県が1.28パーセント、東北6県が1.27パーセントの順に高く、最も低いのは関東7都県が1.11パーセントです。
このグラフについての豆知識
乳卵類の中身
牛乳、乳製品(粉ミルク、ヨーグルト、バター、チーズ、他の乳製品)、卵が含まれます。
アイスクリームは菓子類として別に数えられ、ここには入りません。
家計調査との違い
当サイトには家計調査をもとにした食品の支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。
この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
数字の開き
1位の鳥取県は3,714円、47位の宮崎県は2,429円。
両者の間には1.53倍、金額にして月1,285円の開きがあります。
47都道府県の平均は3,003円、中央値は3,010円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。
消費支出に占める割合で見ると岡山県が1.51パーセントで最も高く、平均は1.21パーセント。
開きは1.59倍になります。
順位の並びがにている記事
この1世帯当たりの乳卵類への支出の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
0.77という高い相関を示したのが【調味料への支出】1か月の平均は3,260円、差は1.32倍だけでした。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【所得100万円未満の世帯】全国2.3%、43世帯に1世帯(相関-0.58)でした。
順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。
地方のなかで見た1か月の乳卵類への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 3232 | 青森県 2795 |
| 関東 | 茨城県 3118 | 東京都 2497 |
| 中部 | 富山県 3373 | 静岡県 2955 |
| 近畿 | 滋賀県 3229 | 三重県 2842 |
| 中国 | 鳥取県 3714 | 山口県 2965 |
| 四国 | 香川県 3424 | 高知県 2621 |
| 九州 | 長崎県 2939 | 宮崎県 2429 |
まとめ
1世帯の乳卵類への支出を47都道府県で比べると、最も高い鳥取県で3,714円、最も低い宮崎県で2,429円でした。
1位と47位の差は1.53倍です。
47都道府県の平均は3,003円、中央値は3,010円。
1位と47位の金額の差は月あたり1,285円、1年で15,420円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは1.59倍でした。
1世帯当たりの乳卵類への支出をどう数えているかについて、3つ補っておきます。
1つ目は、アイスクリームは含まないこと。
2つ目は、卵の価格は年によって動くこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。
消費支出に占める割合では岡山県が1.51パーセントで最も高くなりました。
地方別に県の平均を出すと中国5県が3,315円で最も高く、消費支出に占める割合では中国5県が1.31パーセントで最も高くなりました。
肉類への支出やアイスクリームへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
関連記事
- 【1か月の食費】平均7万610円、消費支出の28.5%にあたる
- 【肉類に使う金額】1か月の平均は6,053円、魚介類を上回る
- 【アイスに使う金額】は寒い地域ほど多いのか、全国のデータで検証します
- 【飲みものに使う金額】1か月の平均は4,226円、1.37倍
- 【米やパンに使う金額】1か月の平均は6,018円、1.81倍
出典
- 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
- 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010104)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010104)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
