火災や救助のために出動した消防職員と消防団員は、のべで全国18,035,714人。
同じ人が何度も出動すればその回数だけ数えます。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2021年の数字。
東京都が2,801,139人で1位。
47都道府県の平均は383,738.6人、中央値は227,552人です。
1位と47位の間には48.8倍の開き、人口10万人あたりでは4.4倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
383,739人
消防機関出動延人員(2021年)
最も多い 東京都
2,801,139人
最も少ない 徳島県
57,438人
地図で見る
| 項目 | 消防機関出動延人員 |
|---|---|
| 北海道 | 693,597人 |
| 青森県 | 278,851人 |
| 岩手県 | 272,595人 |
| 宮城県 | 411,558人 |
| 秋田県 | 158,449人 |
| 山形県 | 152,530人 |
| 福島県 | 370,676人 |
| 茨城県 | 364,062人 |
| 栃木県 | 254,170人 |
| 群馬県 | 294,756人 |
| 埼玉県 | 748,915人 |
| 千葉県 | 647,030人 |
| 東京都 | 2,801,139人 |
| 神奈川県 | 789,287人 |
| 新潟県 | 389,651人 |
| 富山県 | 153,882人 |
| 石川県 | 197,363人 |
| 福井県 | 102,681人 |
| 山梨県 | 184,409人 |
| 長野県 | 334,845人 |
| 岐阜県 | 251,844人 |
| 静岡県 | 680,498人 |
| 愛知県 | 1,058,914人 |
| 三重県 | 196,802人 |
| 滋賀県 | 152,782人 |
| 京都府 | 370,373人 |
| 大阪府 | 1,469,410人 |
| 兵庫県 | 760,960人 |
| 奈良県 | 185,112人 |
| 和歌山県 | 109,573人 |
| 鳥取県 | 60,498人 |
| 島根県 | 119,728人 |
| 岡山県 | 209,082人 |
| 広島県 | 389,036人 |
| 山口県 | 220,672人 |
| 徳島県 | 57,438人 |
| 香川県 | 114,743人 |
| 愛媛県 | 183,338人 |
| 高知県 | 82,552人 |
| 福岡県 | 550,189人 |
| 佐賀県 | 145,573人 |
| 長崎県 | 227,552人 |
| 熊本県 | 218,184人 |
| 大分県 | 129,493人 |
| 宮崎県 | 107,243人 |
| 鹿児島県 | 307,614人 |
| 沖縄県 | 76,065人 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで大阪府、愛知県、神奈川県、兵庫県が続きます。
淡いのは徳島県、鳥取県、沖縄県でした。
47都道府県の平均は383,738.6人、中央値は227,552人です。
東京都の2,801,139人は平均の7.3倍にあたります。
上位3で29.5パーセント、1位と47位で48.8倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと山梨県が22,907.95人で最も多く、開きは4.4倍になります。
実数1位の東京都は人口あたりでは5位、人口あたり1位の山梨県は実数では31位でした。
| 順位 | 都道府県 | 消防機関出動延人員(人) | 地方 | 人口10万人あたりの消防機関出動延人員 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 2801139 | 関東 | 19993.85 |
| 2 | 大阪府 | 1469410 | 近畿 | 16686.46 |
| 3 | 愛知県 | 1058914 | 中部 | 14086.92 |
| 4 | 神奈川県 | 789287 | 関東 | 8545.77 |
| 5 | 兵庫県 | 760960 | 近畿 | 14008.84 |
| 6 | 埼玉県 | 748915 | 関東 | 10203.20 |
| 7 | 北海道 | 693597 | 北海道 | 13382.15 |
| 8 | 静岡県 | 680498 | 中部 | 18860.81 |
| 9 | 千葉県 | 647030 | 関東 | 10311.24 |
| 10 | 福岡県 | 550189 | 九州 | 10737.49 |
| 11 | 宮城県 | 411558 | 東北 | 17971.97 |
| 12 | 新潟県 | 389651 | 中部 | 17898.53 |
| 13 | 広島県 | 389036 | 中国 | 13994.10 |
| 14 | 福島県 | 370676 | 東北 | 20456.73 |
| 15 | 京都府 | 370373 | 近畿 | 14462.05 |
| 16 | 茨城県 | 364062 | 関東 | 12765.15 |
| 17 | 長野県 | 334845 | 中部 | 16470.49 |
| 18 | 鹿児島県 | 307614 | 九州 | 19518.65 |
| 19 | 群馬県 | 294756 | 関東 | 15296.11 |
| 20 | 青森県 | 278851 | 東北 | 22837.92 |
| 21 | 岩手県 | 272595 | 東北 | 22792.22 |
| 22 | 栃木県 | 254170 | 関東 | 13231.13 |
| 23 | 岐阜県 | 251844 | 中部 | 12842.63 |
| 24 | 長崎県 | 227552 | 九州 | 17544.49 |
| 25 | 山口県 | 220672 | 中国 | 16616.87 |
| 26 | 熊本県 | 218184 | 九州 | 12626.39 |
| 27 | 岡山県 | 209082 | 中国 | 11145.10 |
| 28 | 石川県 | 197363 | 中部 | 17543.38 |
| 29 | 三重県 | 196802 | 近畿 | 11207.40 |
| 30 | 奈良県 | 185112 | 近畿 | 14076.96 |
| 31 | 山梨県 | 184409 | 中部 | 22907.95 |
| 32 | 愛媛県 | 183338 | 四国 | 13878.73 |
| 33 | 秋田県 | 158449 | 東北 | 16767.09 |
| 34 | 富山県 | 153882 | 中部 | 15012.88 |
| 35 | 滋賀県 | 152782 | 近畿 | 10827.92 |
| 36 | 山形県 | 152530 | 東北 | 14457.82 |
| 37 | 佐賀県 | 145573 | 九州 | 18061.17 |
| 38 | 大分県 | 129493 | 九州 | 11624.15 |
| 39 | 島根県 | 119728 | 中国 | 18004.21 |
| 40 | 香川県 | 114743 | 四国 | 12180.79 |
| 41 | 和歌山県 | 109573 | 近畿 | 11988.29 |
| 42 | 宮崎県 | 107243 | 九州 | 10107.73 |
| 43 | 福井県 | 102681 | 中部 | 13510.66 |
| 44 | 高知県 | 82552 | 四国 | 12069.01 |
| 45 | 沖縄県 | 76065 | 九州 | 5181.54 |
| 46 | 鳥取県 | 60498 | 中国 | 11019.67 |
| 47 | 徳島県 | 57438 | 四国 | 8067.13 |
消防の出動延人員が多い5都府県
消防の出動延人員が多い上位5都府県です。
東京都は2,801,139人、大阪府は1,469,410人、愛知県は1,058,914人でした。
東京都は2位の大阪府の1.91倍です。
4位は神奈川県で789,287人、5位は兵庫県で760,960人。
上位5で全国の38.1パーセント、上位3で29.5パーセント、上位10で56.6パーセントでした。
1位だけで15.5パーセントを占めます。
47都道府県の平均は383,738.6人なので、1位は平均の7.3倍。
中央値の227,552人と比べると12.3倍にあたります。
6位以下は埼玉県で748,915人、北海道で693,597人、静岡県で680,498人と続きました。
2位と3位の差は410,496人、3位と4位の差は269,627人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の61.9パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると4,270,549人。
これだけで全国の23.7パーセントにあたります。
出動の回数が多ければ、動員される人数も増えます。
人口の多い都府県が上位に並びました。
人口あたりでは山梨県が1位になります
なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は消防機関の出動延人員の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。
人口10万人あたりで割り直すと、順位が大きく入れ替わります。
1位は山梨県の22,907.95人、2位は青森県22,837.92人、3位は岩手県22,792.22人。
4位以下は福島県、東京都と続きます。
逆に人口あたりの下位は徳島県8,067.13人、沖縄県5,181.54人。
山梨県と沖縄県では4.4倍の開きです。
延人員は、出動した回数と1回あたりの人数の掛け合わせです。
消防団員が多く動員される地域では、この数字が大きくなります。
山林火災や水害では、常備の消防だけでなく地域の消防団が出動します。
面積が広く山地の多い県では、1回の出動に多くの人手がかかります。
人口あたりの下位に来るのは、常備消防の体制が整い、少ない人数で対応できる都府県だと考えられます。
出動回数を比べた記事では人口あたり4.1倍の差でした。
延人員では4.4倍。
動員の仕方に地域差があることが読み取れます。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、東北6県が19,305.8人で最も多く、四国4県が11,972.4人で最も少なくなります。
中部9県15,963.5人と近畿7府県14,620.5人がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
消防の出動延人員が少ない5県
消防の出動延人員が少ない下位5県です。
47位の徳島県は57,438人、46位の鳥取県は60,498人、45位の沖縄県は76,065人でした。
1位の東京都とは48.8倍の差があります。
44位は高知県で82,552人、43位は福井県で102,681人、42位は宮崎県で107,243人と続きます。
出動回数の4.1倍よりずっと大きい開きです。
1回の出動に何人が向かうかにも差があります。
47都道府県の中央値は227,552人。
平均は383,738.6人なので、平均が中央値の1.7倍です。
47位の徳島県は平均の15.0パーセント、中央値の25.2パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の2.1パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで15.5パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の徳島県は、1位の東京都の2.05パーセントにあたる水準です。
46位との差は3,060人、45位との差は18,627人でした。
1位の東京都と47位の徳島県の間には2,743,701人の開きがあります。
地方別に見る
出動延人員は、消防団の動員の仕方を映します。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の32.7パーセントで最も大きくなります。
次いで中部9県が18.6パーセント、近畿7府県が18パーセント、九州・沖縄8県が9.8パーセントと続きました。
少ないほうは東北6県が9.1パーセント、中国5県が5.5パーセント、北海道が3.8パーセント、四国4県が2.4パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
東北6県が19,305.8人、中部9県が15,963.5人、近畿7府県が14,620.5人の順に多く、最も少ないのは四国4県が11,972.4人です。
このグラフについての豆知識
延人員とは
出動した人数を、出動のたびに数え上げた合計です。
1人が10回出動すれば10人と数えます。
消防職員だけでなく、消防団員の出動も含まれます。
実際に働いている人の数とは別のものです。
回数と人員
当サイトには消防機関の出動回数を比べた記事もあります。
延人員を回数で割れば、1回あたり何人が出動しているかがおおまかに分かります。
全国の出動延人員は18,035,714人。
出動回数は年間333万2,070回でした。
数字の開き
1位の東京都は2,801,139人、47位の徳島県は57,438人。
両者の間には48.8倍の開きがあります。
上位3で全国の29.5パーセント、上位10で56.6パーセントを占めます。
中央値は227,552人、平均は383,738.6人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと4.4倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
10年前とくらべると
全国の消防機関の出動延人員は、2011年の23,282,262人から2021年の18,035,714人へ、この10年でおよそ23%減りました。
1位は2011年も東京都で、10年たっても変わっていません。
県ごとに見ると、いちばん増えたのは奈良県で16%増です。
順位の並びがにている記事
この消防機関の出動延人員の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
最も似ていたのは【消防の出動回数】年間333万2,070回、人口あたりの差は4.1倍(順位相関0.99)です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(相関-0.71)でした。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た消防機関出動延人員
| 地方 | 最も多い(人) | 最も少ない(人) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 411558 | 山形県 152530 |
| 関東 | 東京都 2801139 | 栃木県 254170 |
| 中部 | 愛知県 1058914 | 福井県 102681 |
| 近畿 | 大阪府 1469410 | 和歌山県 109573 |
| 中国 | 広島県 389036 | 鳥取県 60498 |
| 四国 | 愛媛県 183338 | 徳島県 57438 |
| 九州 | 福岡県 550189 | 沖縄県 76065 |
まとめ
消防機関の出動延人員を47都道府県で比べると、最も多い東京都で2,801,139人、最も少ない徳島県で57,438人でした。
1位と47位の間には48.8倍の開きがあります。
上位3で全国の29.5パーセント、上位10で56.6パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は227,552人、平均は383,738.6人でした。
人口10万人あたりに直すと4.4倍の開きになります。
消防機関の出動延人員の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、のべ人数なので同じ人を何度も数えること。
2つ目は、消防団員の出動も含むこと。
3つ目は2021年の数字であることです。
人口10万人あたりでは山梨県が22,907.95人で最多。
実数の1位とは顔ぶれが変わります。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の32.7パーセントで最多、人口10万人あたりでは東北6県が19,305.8人で最多でした。
消防の出動回数や消防職員の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2021年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
- 備考: 指標コードK1205(消防機関出動延人員)の2021年の値。人口10万人あたりは2021年の総人口で割った参考値
注記: 指標コードK1205(消防機関出動延人員)の2021年の値。
人口10万人あたりは2021年の総人口で割った参考値
