【着工した木造住宅の広さ】全国4,075万m2、全体の65%

【着工した木造住宅の広さ】全国4,075万m2、全体の65%

木でつくられた住宅の床面積は、2023年度に全国で4,074.85万m2。
着工全体の65パーセントを占めます。
47都道府県で比べます。

使うのは国土交通省の建築着工統計調査、2023年度の数字。

東京都が349.24万m2で1位。
47都道府県の平均は86.7万m2、中央値は55.61万m2です。
1位と47位の間には20.7倍の開き、人口10万人あたりでは3.4倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

86.7万m2

木造住宅の着工床面積(2023年度)

最も多い 東京都

349.2万m2

最も少ない 高知県

16.9万m2

地図で見る

木造住宅の着工床面積(2023年度)
木造住宅の着工床面積(2023年度) 建築着工統計調査(住宅 利用関係別・構造別・建て方別・都道府県別)(厚生労働省/国土交通省)をもとに作成。単位は万m2。 北海道 136.4万m2青森 40.6万m2岩手 42.5万m2宮城 90.4万m2秋田 27.1万m2山形 35.9万m2福島 64.6万m2茨城 114.8万m2栃木 73.3万m2群馬 81.4万m2埼玉 309.7万m2千葉 239.6万m2東京 349.2万m2神奈川 289.6万m2新潟 70.9万m2富山 39.2万m2石川 40.8万m2福井 29.9万m2山梨 31.0万m2長野 84.4万m2岐阜 70.9万m2静岡 122.0万m2愛知 285.8万m2三重 57.5万m2滋賀 55.6万m2京都 58.7万m2大阪 228.9万m2兵庫 148.5万m2奈良 38.9万m2和歌山 30.1万m2鳥取 18.0万m2島根 21.7万m2岡山 59.8万m2広島 85.4万m2山口 40.7万m2徳島 22.1万m2香川 35.0万m2愛媛 40.8万m2高知 16.9万m2福岡 165.2万m2佐賀 33.5万m2長崎 34.8万m2熊本 68.0万m2大分 36.3万m2宮崎 36.1万m2鹿児島 54.1万m2沖縄 18.3万m2
木造住宅の着工床面積(万m2)
木造住宅の着工床面積(2023年度)
項目木造住宅の着工床面積
北海道136.4万m2
青森県40.6万m2
岩手県42.5万m2
宮城県90.4万m2
秋田県27.1万m2
山形県35.9万m2
福島県64.6万m2
茨城県114.8万m2
栃木県73.3万m2
群馬県81.4万m2
埼玉県309.7万m2
千葉県239.6万m2
東京都349.2万m2
神奈川県289.6万m2
新潟県70.9万m2
富山県39.2万m2
石川県40.8万m2
福井県29.9万m2
山梨県31.0万m2
長野県84.4万m2
岐阜県70.9万m2
静岡県122.0万m2
愛知県285.8万m2
三重県57.5万m2
滋賀県55.6万m2
京都府58.7万m2
大阪府228.9万m2
兵庫県148.5万m2
奈良県38.9万m2
和歌山県30.1万m2
鳥取県18.0万m2
島根県21.7万m2
岡山県59.8万m2
広島県85.4万m2
山口県40.7万m2
徳島県22.1万m2
香川県35.0万m2
愛媛県40.8万m2
高知県16.9万m2
福岡県165.2万m2
佐賀県33.5万m2
長崎県34.8万m2
熊本県68.0万m2
大分県36.3万m2
宮崎県36.1万m2
鹿児島県54.1万m2
沖縄県18.3万m2

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで埼玉県、神奈川県、愛知県、千葉県が続きます。
淡いのは高知県、鳥取県、沖縄県でした。

47都道府県の平均は86.7万m2、中央値は55.61万m2です。
東京都の349.24万m2は平均の4.0倍にあたります。

上位3で23.3パーセント、1位と47位で20.7倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと群馬県が4.31万m2で最も多く、開きは3.4倍になります。

実数1位の東京都は人口あたりでは45位、人口あたり1位の群馬県は実数では15位でした。

順位都道府県木造住宅の着工床面積(万m2)地方人口10万人あたりの木造住宅の着工床面積
1東京都349.24関東2.46
2埼玉県309.74関東4.22
3神奈川県289.59関東3.14
4愛知県285.76中部3.83
5千葉県239.58関東3.83
6大阪府228.91近畿2.61
7福岡県165.21九州3.24
8兵庫県148.5近畿2.78
9北海道136.44北海道2.71
10静岡県122.01中部3.46
11茨城県114.75関東4.09
12宮城県90.43東北4.02
13広島県85.41中国3.15
14長野県84.42中部4.25
15群馬県81.39関東4.31
16栃木県73.26関東3.89
17岐阜県70.92中部3.7
18新潟県70.89中部3.38
19熊本県67.99九州4.01
20福島県64.6東北3.71
21岡山県59.8中国3.27
22京都府58.72近畿2.33
23三重県57.5近畿3.36
24滋賀県55.61近畿3.97
25鹿児島県54.09九州3.53
26岩手県42.49東北3.71
27石川県40.82中部3.72
28愛媛県40.75四国3.19
29山口県40.68中国3.18
30青森県40.56東北3.48
31富山県39.18中部3.93
32奈良県38.89近畿3.03
33大分県36.33九州3.35
34宮崎県36.12九州3.5
35山形県35.86東北3.55
36香川県34.97四国3.81
37長崎県34.8九州2.78
38佐賀県33.54九州4.26
39山梨県31.03中部3.92
40和歌山県30.08近畿3.42
41福井県29.92中部4.05
42秋田県27.1東北3.02
43徳島県22.08四国3.22
44島根県21.68中国3.38
45沖縄県18.34九州1.25
46鳥取県18.03中国3.4
47高知県16.86四国2.57
建築着工統計調査(住宅 利用関係別・構造別・建て方別・都道府県別)(2023年度、厚生労働省/国土交通省)をもとに作成

木造の着工床面積が大きい上位5都県

上位5都道府県の木造住宅の着工床面積
上位5都道府県の木造住宅の着工床面積 建築着工統計調査(住宅 利用関係別・構造別・建て方別・都道府県別)(2023年度) 050100150200250300東京都: 349.2万m2349.2万m2埼玉県: 309.7万m2309.7万m2神奈川県: 289.6万m2289.6万m2愛知県: 285.8万m2285.8万m2千葉県: 239.6万m2239.6万m2東京都埼玉県神奈川県愛知県千葉県
上位5都道府県の木造住宅の着工床面積
項目木造住宅の着工床面積
東京都349.2万m2
埼玉県309.7万m2
神奈川県289.6万m2
愛知県285.8万m2
千葉県239.6万m2
下位5都道府県の木造住宅の着工床面積
下位5都道府県の木造住宅の着工床面積 建築着工統計調査(住宅 利用関係別・構造別・建て方別・都道府県別)(2023年度) 05101520高知県: 16.9万m216.9万m2鳥取県: 18.0万m218.0万m2沖縄県: 18.3万m218.3万m2島根県: 21.7万m221.7万m2徳島県: 22.1万m222.1万m2高知県鳥取県沖縄県島根県徳島県
下位5都道府県の木造住宅の着工床面積
項目木造住宅の着工床面積
高知県16.9万m2
鳥取県18.0万m2
沖縄県18.3万m2
島根県21.7万m2
徳島県22.1万m2

木造の着工床面積が大きい上位5都県です。

東京都は349.24万m2、埼玉県は309.74万m2、神奈川県は289.59万m2でした。
東京都は2位の埼玉県の1.13倍です。

4位は愛知県で285.76万m2、5位は千葉県で239.58万m2。
上位5で全国の36.2パーセント、上位3で23.3パーセント、上位10で55.8パーセントでした。

1位だけで8.6パーセントを占めます。
47都道府県の平均は86.7万m2なので、1位は平均の4.0倍。
中央値の55.61万m2と比べると6.3倍にあたります。

6位以下は大阪府で228.91万m2、福岡県で165.21万m2、兵庫県で148.5万m2と続きました。

2位と3位の差は20.15万m2、3位と4位の差は3.83万m2でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の63.8パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると658.98万m2。
これだけで全国の16.2パーセントにあたります。

実数は人口の多さに沿います。
1位と2位はごくわずかな差でした。

人口あたりでは北関東の県が1位です

この分布の背景を、ここから考えてみます。
着工した木造住宅の床面積の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は群馬県の4.31万m2、2位は佐賀県4.26万m2、3位は長野県4.25万m2。

4位以下は埼玉県、茨城県と続きます。
逆に人口あたりの下位は京都府2.33万m2、沖縄県1.25万m2。
群馬県と沖縄県では3.4倍の開きです。

人口あたりで上位に来るのは、一戸建の床面積でも上位に来る県です。
木造と一戸建はほぼ重なります。

戸数では56パーセントだった木造の比率が、床面積では65パーセントに上がります。
木造のほうが1戸あたりが広いためです。

木造の1戸あたりの平均は90平方メートルほど。
鉄筋コンクリート造の57平方メートルより広くなっています。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、中部9県が3.8万m2で最も多く、北海道が2.7万m2で最も少なくなります。
東北6県3.7万m2と関東7都県3.3万m2がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの木造住宅の着工床面積の上位5都道府県
人口10万人あたりの木造住宅の着工床面積の上位5都道府県 建築着工統計調査(住宅 利用関係別・構造別・建て方別・都道府県別)(2023年度) 01234群馬県: 4.34.3佐賀県: 4.34.3長野県: 4.34.3埼玉県: 4.24.2茨城県: 4.14.1群馬県佐賀県長野県埼玉県茨城県
人口10万人あたりの木造住宅の着工床面積の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの木造住宅の着工床面積
群馬県4.3
佐賀県4.3
長野県4.3
埼玉県4.2
茨城県4.1

木造の着工床面積が小さい下位5県

木造の着工床面積が小さい下位5県です。

47位の高知県は16.86万m2、46位の鳥取県は18.03万m2、45位の沖縄県は18.34万m2でした。
1位の東京都とは20.7倍の差があります。

44位は島根県で21.68万m2、43位は徳島県で22.08万m2、42位は秋田県で27.1万m2と続きます。

20.7倍という開きです。
鉄筋コンクリート造の791.3倍と比べると、はるかに小さくなっています。

47都道府県の中央値は55.61万m2。
平均は86.7万m2なので、平均が中央値の1.6倍です。

47位の高知県は平均の19.4パーセント、中央値の30.3パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の2.4パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで8.6パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の高知県は、1位の東京都の4.83パーセントにあたる水準です。

46位との差は1.17万m2、45位との差は1.48万m2でした。
1位の東京都と47位の高知県の間には332.38万m2の開きがあります。

このグラフについての豆知識

戸数より床面積で大きい比率

2023年度の着工に占める木造の比率は、戸数で56パーセント、床面積で65パーセントでした。

木造は一戸建が中心で1戸あたりが広いため、床面積で見ると存在感がさらに増します。

床面積という見方

戸数は「いくつ建ったか」、床面積は「どれだけの広さが建ったか」を示します。
同じ戸数でも、一戸建が多い県では床面積が大きくなり、ワンルームの多い県では小さくなります。

この記事の数字は読みやすいように万平方メートルへ換算しています。
着工は年ごとの振れが大きく、大きな物件が1つあるだけで県の数字が動きます。

数字の開き

1位の東京都は349.24万m2、47位の高知県は16.86万m2。
両者の間には20.7倍の開きがあります。
上位3で全国の23.3パーセント、上位10で55.8パーセントを占めます。

中央値は55.61万m2、平均は86.7万m2です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと3.4倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

着工した木造住宅の床面積とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

最も似ていたのは【木でつくる住宅の着工】木造は全国45万1,201戸で半分近く(順位相関0.99)です。
最も食い違ったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.82)でした。

似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。

地方のなかで見た木造住宅の着工床面積

地方最も多い(万m2)最も少ない(万m2)
東北宮城県 90.43秋田県 27.1
関東東京都 349.24栃木県 73.26
中部愛知県 285.76福井県 29.92
近畿大阪府 228.91和歌山県 30.08
中国広島県 85.41鳥取県 18.03
四国愛媛県 40.75高知県 16.86
九州福岡県 165.21沖縄県 18.34
建築着工統計調査(住宅 利用関係別・構造別・建て方別・都道府県別)(2023年度、厚生労働省/国土交通省)をもとに作成

まとめ

木造住宅の着工床面積を47都道府県で比べると、最も多い東京都で349.24万m2、最も少ない高知県で16.86万m2でした。
1位と47位の間には20.7倍の開きがあります。

上位3で全国の23.3パーセント、上位10で55.8パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は55.61万m2、平均は86.7万m2でした。
人口10万人あたりに直すと3.4倍の開きになります。

着工した木造住宅の床面積の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、届出をもとにした着工の統計であること。
2つ目は、防火木造も含むこと。
3つ目は2023年の数字であることです。

人口10万人あたりでは群馬県が4.31万m2で最多。
実数1位の東京都は人口あたりでは45位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の35.8パーセントで最多、人口10万人あたりでは中部9県が3.8万m2で最多でした。
木造住宅の着工戸数や鉄筋コンクリートの着工床面積を比べた記事とあわせて読んでみてください。

関連記事

出典

  • 統計名: 建築着工統計調査(住宅 利用関係別・構造別・建て方別・都道府県別)
  • 調査年: 2023年度
  • 公開元: 厚生労働省/国土交通省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003119736
  • 備考: 2023年度に着工した住宅の着工した木造住宅の床面積を万m2に換算したもの。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

注記: 2023年度に着工した住宅の着工した木造住宅の床面積を万m2に換算したもの。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

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