【病院のベッド数】一般病院は全国123万8,356床、西日本が手厚い

【病院のベッド数】一般病院は全国123万8,356床、西日本が手厚い

一般病院のベッドは、全国に123万8,356床。
その分布を47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2023年の数字。

東京都が113,141床で1位。
人口10万人あたりでは西日本の県が上位に並びます。

47都道府県の単純平均

26,348床

一般病院病床数(2023年)

最も多い 東京都

113,141床

最も少ない 鳥取県

7,322床

地図で見る

一般病院病床数(2023年)
一般病院病床数(2023年) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(総務省統計局)をもとに作成。単位は床。 北海道 76,142床青森 12,873床岩手 12,526床宮城 19,340床秋田 10,797床山形 10,687床福島 18,509床茨城 25,936床栃木 17,251床群馬 19,924床埼玉 52,489床千葉 51,094床東京 113,141床神奈川 62,312床新潟 20,822床富山 12,234床石川 13,478床福井 8,507床山梨 8,639床長野 20,284床岐阜 15,756床静岡 30,071床愛知 56,264床三重 15,705床滋賀 12,022床京都 28,432床大阪 89,032床兵庫 53,698床奈良 14,692床和歌山 10,872床鳥取 7,322床島根 7,803床岡山 22,033床広島 29,429床山口 18,646床徳島 9,903床香川 11,122床愛媛 16,659床高知 13,695床福岡 67,049床佐賀 11,510床長崎 18,166床熊本 24,226床大分 14,382床宮崎 13,366床鹿児島 24,064床沖縄 15,452床
一般病院病床数(床)
一般病院病床数(2023年)
項目一般病院病床数
北海道76,142床
青森県12,873床
岩手県12,526床
宮城県19,340床
秋田県10,797床
山形県10,687床
福島県18,509床
茨城県25,936床
栃木県17,251床
群馬県19,924床
埼玉県52,489床
千葉県51,094床
東京都113,141床
神奈川県62,312床
新潟県20,822床
富山県12,234床
石川県13,478床
福井県8,507床
山梨県8,639床
長野県20,284床
岐阜県15,756床
静岡県30,071床
愛知県56,264床
三重県15,705床
滋賀県12,022床
京都府28,432床
大阪府89,032床
兵庫県53,698床
奈良県14,692床
和歌山県10,872床
鳥取県7,322床
島根県7,803床
岡山県22,033床
広島県29,429床
山口県18,646床
徳島県9,903床
香川県11,122床
愛媛県16,659床
高知県13,695床
福岡県67,049床
佐賀県11,510床
長崎県18,166床
熊本県24,226床
大分県14,382床
宮崎県13,366床
鹿児島県24,064床
沖縄県15,452床

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都、大阪府、北海道、神奈川県、福岡県です。
淡いのは鳥取県、島根県、福井県でした。

47都道府県の平均は26,348.0床、中央値は17,251床です。
東京都の113,141床は平均の4.3倍にあたります。

上位3都道府県で22.5パーセント、1位と47位で15.5倍の開きがありました。

順位都道府県一般病院病床数(床)地方人口10万人あたりの一般病院病床数
1東京都113141関東803.22
2大阪府89032近畿1016.00
3北海道76142北海道1495.33
4福岡県67049九州1313.91
5神奈川県62312関東675.18
6愛知県56264中部752.49
7兵庫県53698近畿999.96
8埼玉県52489関東715.99
9千葉県51094関東816.59
10静岡県30071中部845.88
11広島県29429中国1074.84
12京都府28432近畿1121.58
13茨城県25936関東918.09
14熊本県24226九州1417.55
15鹿児島県24064九州1553.52
16岡山県22033中国1192.91
17新潟県20822中部979.40
18長野県20284中部1012.18
19群馬県19924関東1047.53
20宮城県19340東北854.24
21山口県18646中国1436.52
22福島県18509東北1047.48
23長崎県18166九州1433.78
24栃木県17251関東909.38
25愛媛県16659四国1290.40
26岐阜県15756中部815.95
27三重県15705近畿909.38
28沖縄県15452九州1052.59
29奈良県14692近畿1133.64
30大分県14382九州1312.23
31高知県13695四国2056.31
32石川県13478中部1215.33
33宮崎県13366九州1282.73
34青森県12873東北1087.25
35岩手県12526東北1077.04
36富山県12234中部1214.90
37滋賀県12022近畿854.44
38佐賀県11510九州1447.80
39香川県11122四国1201.08
40和歌山県10872近畿1218.83
41秋田県10797東北1181.29
42山形県10687東北1041.62
43徳島県9903四国1424.89
44山梨県8639中部1085.30
45福井県8507中部1143.41
46島根県7803中国1200.46
47鳥取県7322中国1363.50
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年、総務省統計局)をもとに作成

一般病院の病床が多い5都道府県

上位5都道府県の一般病院病床数
上位5都道府県の一般病院病床数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 040,00080,000東京都: 113,141床113,141床大阪府: 89,032床89,032床北海道: 76,142床76,142床福岡県: 67,049床67,049床神奈川県: 62,312床62,312床東京都大阪府北海道福岡県神奈川県
上位5都道府県の一般病院病床数
項目一般病院病床数
東京都113,141床
大阪府89,032床
北海道76,142床
福岡県67,049床
神奈川県62,312床
下位5都道府県の一般病院病床数
下位5都道府県の一般病院病床数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 02,0004,0006,0008,000鳥取県: 7,322床7,322床島根県: 7,803床7,803床福井県: 8,507床8,507床山梨県: 8,639床8,639床徳島県: 9,903床9,903床鳥取県島根県福井県山梨県徳島県
下位5都道府県の一般病院病床数
項目一般病院病床数
鳥取県7,322床
島根県7,803床
福井県8,507床
山梨県8,639床
徳島県9,903床

一般病院の病床が多い上位5都道府県です。

東京都は113,141床、大阪府は89,032床、北海道は76,142床でした。
東京都は2位の大阪府の1.27倍です。

4位以下は神奈川県、福岡県と続き、上位5都道府県で全国の32.9パーセント。
上位3都道府県で22.5パーセント、上位10都道府県で52.6パーセントでした。

1位のシェアは9.1パーセント。
医療は全国に必要なので、集中の度合いは弱くなります。

人口あたりでは西日本が手厚くなります

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
一般病院の病床数の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

人口10万人あたりで割り直すと、西日本の県が上位に来ます。

1位は高知県の2,056.31床、2位は鹿児島県1,553.52床、3位は北海道1,495.33床。

逆に人口あたりの下位は埼玉県715.99床、神奈川県675.18床。
高知県と神奈川県では3.0倍の開きです。

実数1位の東京都は人口あたりでは44位。

高知県が突出するのは、当サイトの一般病院の記事でも同じでした。
施設の数も病床の数も、人口あたりでは高知県が1位です。
高齢化率が高く、入院の需要が大きいことが背景にあると考えられます。

埼玉県や神奈川県が下位なのは、人口の伸びに病床の整備が追いついていないという指摘もありますが、この統計からその評価まではできません。
病床の数と医療の質は別の話です。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、北海道が1,495.3床で最も多く、関東7都県が786.1床で最も少なくなります。
四国4県1,436床と九州・沖縄8県1,341.6床がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの一般病院病床数の上位5都道府県
人口10万人あたりの一般病院病床数の上位5都道府県 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 05001,0001,5002,000高知県: 2,056.32,056.3鹿児島県: 1,553.51,553.5北海道: 1,495.31,495.3佐賀県: 1,447.81,447.8山口県: 1,436.51,436.5高知県鹿児島県北海道佐賀県山口県
人口10万人あたりの一般病院病床数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの一般病院病床数
高知県2,056.3
鹿児島県1,553.5
北海道1,495.3
佐賀県1,447.8
山口県1,436.5

一般病院の病床が少ない5県

一般病院の病床が少ない下位5県です。

鳥取県は7,322床、島根県は7,803床、福井県は8,507床でした。
東京都とは15.5倍の差があります。

人口の差(26倍ほど)よりずっと小さい開きです。
病床は人口に応じて計画的に配分される仕組みがあります。

47都道府県の中央値は17,251床。
平均は26,348.0床なので、平均が中央値の1.5倍です。

地方別に見る

地方別の平均(一般病院病床数)
地方別の平均(一般病院病床数) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 010,00020,00030,00040,00050,00060,00070,000北海道: 76,142床76,142床東北: 14,122床14,122床関東: 48,878床48,878床中部: 20,673床20,673床近畿: 32,065床32,065床中国: 17,047床17,047床四国: 12,845床12,845床九州: 23,527床23,527床北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(一般病院病床数)
項目一般病院病床数の平均
北海道76,142床
東北14,122床
関東48,878床
中部20,673床
近畿32,065床
中国17,047床
四国12,845床
九州23,527床

病床は、人口に応じて計画的に配分されます。

地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の27.6パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が18.1パーセント、九州・沖縄8県が15.2パーセント、中部9県が15パーセントと続きました。

少ないほうは中国5県が6.9パーセント、東北6県が6.8パーセント、北海道が6.1パーセント、四国4県が4.1パーセントでした。

人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
北海道が1,495.3床、四国4県が1,436床、九州・沖縄8県が1,341.6床の順に多く、最も少ないのは関東7都県が786.1床です。

このグラフについての豆知識

一般病院に限った病床

この指標は一般病院の病床数です。
精神科病院の病床は含まれません。
当サイトには病院全体の病床数を扱った記事もあります。

病床の数は医療計画によって地域ごとに上限が定められており、自由に増やせるわけではありません。

高知県が人口あたり1位

人口10万人あたりでは高知県が2,056.31床。
神奈川県675.18床の3.0倍です。

一般病院の数でも高知県が人口あたり1位でした。
施設も病床も、高知県が最も手厚いという結果になります。
数字は2023年のものです。

10年前とくらべると

全国の一般病院の病床数は、2013年の1,320,283床から2023年の1,238,356床へ、この10年で6%減りました。

10年前も先頭は東京都です。
顔ぶれは変わりませんでした。

伸びがいちばん大きかったのは千葉県で、7%増でした。

順位の並びがにている記事

同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
一般病院の病床数の順位で探してみます。

最も似ていたのは【病院の病床数】全国148万床、人口で割ると顔ぶれが総入れ替え(順位相関0.99)です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【1住宅当たり延べ面積】いちばん広い県は140平方メートル、狭い都の2.2倍(相関-0.73)でした。

似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。

地方のなかで見た一般病院病床数

地方最も多い(床)最も少ない(床)
東北宮城県 19340山形県 10687
関東東京都 113141栃木県 17251
中部愛知県 56264福井県 8507
近畿大阪府 89032和歌山県 10872
中国広島県 29429鳥取県 7322
四国愛媛県 16659徳島県 9903
九州福岡県 67049佐賀県 11510
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

一般病院の病床数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で113,141床、最も少ない鳥取県で7,322床でした。
人口10万人あたりの1位は高知県の2,056.31床です。

一般病院の病床数の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、精神科病院の病床は含まれないこと。
2つ目は、病床数と医療の質は別であること。
3つ目は2023年の数字であることです。

実数1位の東京都は人口あたりでは44位。
高知県とは3.0倍の開きがありました。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の27.6パーセントで最多、人口10万人あたりでは北海道が1,495.3床で最多でした。
一般病院の数や看護師の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
  • 調査年: 2023年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
  • 備考: 指標コードI521110(一般病院病床数)の2023年の値。人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値

注記: 指標コードI521110(一般病院病床数)の2023年の値。
人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値

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