【運転免許を持つ人の割合】15歳以上の77.4%、都市ほど低い

【運転免許を持つ人の割合】15歳以上の77.4%、都市ほど低い

15歳以上の何人に1人が運転免許を持っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。

このランキングは、警察庁の「運転免許統計」をもとにしています。
2025年12月31日現在の保有者数を、社会・人口統計体系の15歳以上人口で割って算出しました。

全国平均は100人あたり77.4人、中央値は78.6人。
最も高い長野県は82.5人、最も低い東京都は65.4人で、その差は17.2人でした。
倍率にすると1.26倍と、この記事でくらべた免許の指標のなかで最も小さな差です。

47都道府県の単純平均

77.4人

15歳以上100人あたりの運転免許保有者数(令和7年末現在(2025年12月31日))

最も多い 長野県

82.5人

最も少ない 東京都

65.4人

47都道府県の15歳以上100人あたりの運転免許保有者数

15歳以上100人あたりの運転免許保有者数(令和7年末現在(2025年12月31日))
15歳以上100人あたりの運転免許保有者数(令和7年末現在(2025年12月31日)) 運転免許統計(警察庁)をもとに作成。単位は人。 北海道 71.4人青森 75.5人岩手 77.2人宮城 76.2人秋田 77.0人山形 80.2人福島 79.8人茨城 81.1人栃木 81.8人群馬 82.0人埼玉 72.7人千葉 73.1人東京 65.4人神奈川 69.0人新潟 79.4人富山 81.3人石川 79.0人福井 81.0人山梨 82.3人長野 82.5人岐阜 81.0人静岡 79.6人愛知 78.6人三重 81.0人滋賀 79.5人京都 68.1人大阪 66.1人兵庫 72.1人奈良 75.0人和歌山 80.8人鳥取 78.4人島根 77.9人岡山 78.3人広島 76人山口 76.5人徳島 80.7人香川 80.8人愛媛 77.3人高知 76.9人福岡 74.6人佐賀 79.8人長崎 73.8人熊本 78.8人大分 77.5人宮崎 80.3人鹿児島 79.6人沖縄 79.7人
15歳以上100人あたりの運転免許保有者数(人)
15歳以上100人あたりの運転免許保有者数(令和7年末現在(2025年12月31日))
項目15歳以上100人あたりの運転免許保有者数
北海道71.4人
青森県75.5人
岩手県77.2人
宮城県76.2人
秋田県77.0人
山形県80.2人
福島県79.8人
茨城県81.1人
栃木県81.8人
群馬県82.0人
埼玉県72.7人
千葉県73.1人
東京都65.4人
神奈川県69.0人
新潟県79.4人
富山県81.3人
石川県79.0人
福井県81.0人
山梨県82.3人
長野県82.5人
岐阜県81.0人
静岡県79.6人
愛知県78.6人
三重県81.0人
滋賀県79.5人
京都府68.1人
大阪府66.1人
兵庫県72.1人
奈良県75.0人
和歌山県80.8人
鳥取県78.4人
島根県77.9人
岡山県78.3人
広島県76人
山口県76.5人
徳島県80.7人
香川県80.8人
愛媛県77.3人
高知県76.9人
福岡県74.6人
佐賀県79.8人
長崎県73.8人
熊本県78.8人
大分県77.5人
宮崎県80.3人
鹿児島県79.6人
沖縄県79.7人

日本地図で見ると、内陸の県が濃く出ます。
長野県82.53人、山梨県82.27人、群馬県81.95人、栃木県81.84人、富山県81.33人が上位に並びました。
6位の茨城県81.09人、7位の岐阜県81.02人、8位の福井県80.96人まで、81人前後にひしめいています。

一方で薄いのは東京都65.36人、大阪府66.14人、京都府68.10人。
鉄道が細かく張りめぐらされ、免許がなくても暮らせる土地です。

47都道府県の中央値は78.61人で、平均の77.37人をわずかに上回ります。
下位のいくつかの都府県が全体の平均を引き下げている形です。

順位都道府県15歳以上100人あたりの運転免許保有者数(人)地方
1長野県82.53中部
2山梨県82.27中部
3群馬県81.95関東
4栃木県81.84関東
5富山県81.33中部
6茨城県81.09関東
7岐阜県81.02中部
8福井県80.96中部
9三重県80.95近畿
10香川県80.84四国
11和歌山県80.76近畿
12徳島県80.74四国
13宮崎県80.28九州
14山形県80.23東北
15福島県79.76東北
16佐賀県79.75九州
17沖縄県79.68九州
18静岡県79.62中部
19鹿児島県79.55九州
20滋賀県79.53近畿
21新潟県79.44中部
22石川県78.99中部
23熊本県78.83九州
24愛知県78.61中部
25鳥取県78.40中国
26岡山県78.27中国
27島根県77.88中国
28大分県77.50九州
29愛媛県77.32四国
30岩手県77.15東北
31秋田県77.03東北
32高知県76.89四国
33山口県76.45中国
34宮城県76.21東北
35広島県76.00中国
36青森県75.51東北
37奈良県74.96近畿
38福岡県74.56九州
39長崎県73.79九州
40千葉県73.13関東
41埼玉県72.74関東
42兵庫県72.06近畿
43北海道71.39北海道
44神奈川県68.99関東
45京都府68.10近畿
46大阪府66.14近畿
47東京都65.36関東
運転免許統計(令和7年末現在(2025年12月31日)、警察庁)をもとに作成

15歳以上100人あたりの運転免許保有者数が多い5都道府県

上位5都道府県の15歳以上100人あたりの運転免許保有者数
上位5都道府県の15歳以上100人あたりの運転免許保有者数 運転免許統計(令和7年末現在(2025年12月31日)) 020406080長野県: 82.5人82.5人山梨県: 82.3人82.3人群馬県: 82.0人82.0人栃木県: 81.8人81.8人富山県: 81.3人81.3人長野県山梨県群馬県栃木県富山県
上位5都道府県の15歳以上100人あたりの運転免許保有者数
項目15歳以上100人あたりの運転免許保有者数
長野県82.5人
山梨県82.3人
群馬県82.0人
栃木県81.8人
富山県81.3人
下位5都道府県の15歳以上100人あたりの運転免許保有者数
下位5都道府県の15歳以上100人あたりの運転免許保有者数 運転免許統計(令和7年末現在(2025年12月31日)) 010203040506070東京都: 65.4人65.4人大阪府: 66.1人66.1人京都府: 68.1人68.1人神奈川県: 69.0人69.0人北海道: 71.4人71.4人東京都大阪府京都府神奈川県北海道
下位5都道府県の15歳以上100人あたりの運転免許保有者数
項目15歳以上100人あたりの運転免許保有者数
東京都65.4人
大阪府66.1人
京都府68.1人
神奈川県69.0人
北海道71.4人

運転免許を持つ人の割合が高い上位5県です。

1位は長野県の82.53人。
2位の山梨県82.27人との差はわずか0.26人で、ほぼ並んでいます。
3位は群馬県81.95人、4位は栃木県81.84人、5位は富山県81.33人でした。
1位から5位までの幅は1.20人しかなく、順位に大きな意味はありません。

上位5県はいずれも県内の移動距離が長く、鉄道の本数が限られる土地です。
15歳以上のおよそ5人に4人が免許を持っている計算になります。

長野県は南北に長く、県庁所在地の長野市から南端の飯田市までは車で3時間近くかかります。
山梨県や群馬県も、県内をまたぐ移動は車が前提になります。

6位以下も茨城県81.09人、岐阜県81.02人、福井県80.96人と、内陸や日本海側の県が続きました。

上位5県のうち4県は、地方別で1位だった中部9県に属します。
残る栃木県も、関東のなかでは車の比重が大きい県です。

15歳以上100人あたりの運転免許保有者数が少ない5都道府県

運転免許を持つ人の割合が低い下位5都府県です。

最も低いのは東京都の65.36人。
46位は大阪府66.14人、45位は京都府68.10人、44位は神奈川県68.99人、43位は北海道71.39人でした。

下位に並ぶのは、いずれも鉄道網の密な都府県です。
通勤も買い物も電車で足りるため、免許を取る必要が小さくなります。
駐車場代が高く、車を持つこと自体の負担が大きいことも関わっているでしょう。

とはいえ東京都でも15歳以上の3人に2人は免許を持っています。
免許を持たない人が多数派の都道府県は、ひとつもありません。

43位の北海道が下位に入るのは意外に見えますが、人口の3分の1あまりが札幌市とその周辺に集まり、市内は地下鉄と路面電車、バスで動けることが効いていそうです。

42位は兵庫県72.06人、41位は埼玉県72.74人、40位は千葉県73.13人。
大都市の周辺県も、中心部へ電車で通えるぶん下位に寄ります。

このグラフについての豆知識

差がいちばん小さい免許の指標

1.26倍という差は、この記事でくらべた免許の指標のなかで最小です。
大型免許は5.78倍、大型二種免許は5.02倍、普通二種免許は4.99倍まで開きます。

運転免許は、仕事のためだけでなく生活のために取るものです。
進学や就職のタイミングで取る人が多く、どの都道府県でも一定の割合の人が通る道になっています。
だから差が小さくなります。

15歳以上を母数にしている

この記事では15歳以上人口で割っていますが、免許が取れるのは18歳からです。
15歳から17歳の人は免許を取れないのに母数に入っているため、実際の保有率はここに出ている数字より数ポイント高くなります。

都道府県別の18歳以上人口が公開されていないため、手に入る範囲でいちばん近い数字を使いました。
順位の比較には差し支えありません。

この数字の読み方

運転免許統計は、2種類以上の免許を持つ人を上位の免許1つで数えます。
大型免許を持つ人は普通免許も持っていますが、大型のほうにだけ計上されます。

人あたりの値は、社会・人口統計体系の人口(2024年)で割って当サイトが算出した参考値です。
免許は18歳から取れますが、都道府県別の18歳以上人口が手元にないため、15歳以上人口を母数にしています。
実際の保有率はこの数字より少し高くなります。

地方のなかで見た15歳以上100人あたりの運転免許保有者数

地方最も多い(人)最も少ない(人)
東北山形県 80.23青森県 75.51
関東群馬県 81.95東京都 65.36
中部長野県 82.53愛知県 78.61
近畿三重県 80.95大阪府 66.14
中国鳥取県 78.40広島県 76.00
四国香川県 80.84高知県 76.89
九州宮崎県 80.28長崎県 73.79
運転免許統計(令和7年末現在(2025年12月31日)、警察庁)をもとに作成

まとめ

15歳以上100人あたりの運転免許保有者数は、全国平均で77.4人。
最も高い長野県82.53人と、最も低い東京都65.36人の差は1.26倍でした。

上位は長野・山梨・群馬・栃木・富山と内陸の県が並び、下位は東京・大阪・京都・神奈川と鉄道網の密な都府県が占めました。
車がないと動けない土地では高く、電車で足りる都市では低くなります。

ただし最下位の東京都でも3人に2人が持っており、免許は全国どこでも当たり前の資格だといえます。
地方別では中部9県80.53人が最も高く、北海道71.39人が最も低い結果でした。

車の保有台数やガソリンへの支出とあわせて読んでみてください。

上位5県の幅は1.20人しかなく、順位そのものより「どのあたりの県が高いか」を見るランキングです。

免許を持つ人の割合が高い県は、返納する人の年齢も高くなります。
取るのも手放すのも、車がどれだけ生活に食い込んでいるかで決まります。

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出典

  • 統計名: 運転免許統計
  • 調査年: 令和7年末現在(2025年12月31日)
  • 公開元: 警察庁
  • 参照URL: https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/menkyo.html
  • 備考: すべての種類を合わせた保有者数。2種類以上を持つ人は上位の免許1つで数えている。人あたりの値は、社会・人口統計体系の総人口から年少人口を引いた15歳以上人口(2024年)で割って算出した参考値。警察庁の統計を加工して47グラフが作成

注記: すべての種類を合わせた保有者数。
2種類以上を持つ人は上位の免許1つで数えている。
人あたりの値は、社会・人口統計体系の総人口から年少人口を引いた15歳以上人口(2024年)で割って算出した参考値。
警察庁の統計を加工して47グラフが作成

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