【修繕材料に使う金額】平均年4,969円、自分で直すか頼むか

【修繕材料に使う金額】平均年4,969円、自分で直すか頼むか

住宅を直すための木材や塗料に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。

このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、修繕材料の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。

全国平均は4,969円、中央値は4,361円。
最も支出額が多い新潟県は18,515円で、最も少ない県の2,756円との差は15,759円です。
金額を比べると、約6.7倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

4,969円

1世帯当たりの修繕材料への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 新潟県

18,515円

最も少ない 大阪府

2,756円

地図で見る

1世帯当たりの修繕材料への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりの修繕材料への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 3,887円青森 4,890円岩手 12,344円宮城 4,543円秋田 4,632円山形 6,857円福島 6,353円茨城 7,284円栃木 4,868円群馬 5,183円埼玉 3,699円千葉 4,313円東京 3,779円神奈川 5,812円新潟 18,515円富山 5,663円石川 3,665円福井 3,666円山梨 4,706円長野 5,593円岐阜 4,361円静岡 4,063円愛知 3,595円三重 4,771円滋賀 3,860円京都 2,934円大阪 2,756円兵庫 3,639円奈良 4,763円和歌山 4,698円鳥取 4,819円島根 3,489円岡山 7,614円広島 3,382円山口 4,736円徳島 3,325円香川 5,470円愛媛 2,869円高知 4,191円福岡 3,280円佐賀 4,388円長崎 3,355円熊本 3,536円大分 3,981円宮崎 3,435円鹿児島 8,588円沖縄 3,411円
1世帯当たりの修繕材料への支出(円)
1世帯当たりの修繕材料への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりの修繕材料への支出
北海道3,887円
青森県4,890円
岩手県12,344円
宮城県4,543円
秋田県4,632円
山形県6,857円
福島県6,353円
茨城県7,284円
栃木県4,868円
群馬県5,183円
埼玉県3,699円
千葉県4,313円
東京都3,779円
神奈川県5,812円
新潟県18,515円
富山県5,663円
石川県3,665円
福井県3,666円
山梨県4,706円
長野県5,593円
岐阜県4,361円
静岡県4,063円
愛知県3,595円
三重県4,771円
滋賀県3,860円
京都府2,934円
大阪府2,756円
兵庫県3,639円
奈良県4,763円
和歌山県4,698円
鳥取県4,819円
島根県3,489円
岡山県7,614円
広島県3,382円
山口県4,736円
徳島県3,325円
香川県5,470円
愛媛県2,869円
高知県4,191円
福岡県3,280円
佐賀県4,388円
長崎県3,355円
熊本県3,536円
大分県3,981円
宮崎県3,435円
鹿児島県8,588円
沖縄県3,411円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは新潟県です。
次いで岩手県、鹿児島県、岡山県、茨城県が続きます。
淡いのは大阪府、愛媛県、京都府でした。

47都道府県の平均は4,969円、中央値は4,361円です。
新潟県の18,515円は平均を13,546円上回ります。

1位と47位の差は15,759円、倍率にすると6.72倍でした。

設備器具への支出で並べ替えると三重県が92,723で最も高く、開きは9.31倍になります。

主指標で1位の新潟県は設備器具への支出では35位、設備器具への支出で1位の三重県は主指標では16位でした。

順位都道府県1世帯当たりの修繕材料への支出(円)地方設備器具への支出
1新潟県18515中部30565
2岩手県12344東北35446
3鹿児島県8588九州20634
4岡山県7614中国26340
5茨城県7284関東28250
6山形県6857東北45520
7福島県6353東北35404
8神奈川県5812関東67684
9富山県5663中部34547
10長野県5593中部46713
11香川県5470四国34409
12群馬県5183関東36310
13青森県4890東北40011
14栃木県4868関東16037
15鳥取県4819中国54820
16三重県4771近畿92723
17奈良県4763近畿36889
18山口県4736中国52944
19山梨県4706中部42196
20和歌山県4698近畿45906
21秋田県4632東北21036
22宮城県4543東北33410
23佐賀県4388九州37209
24岐阜県4361中部53857
25千葉県4313関東44042
26高知県4191四国29033
27静岡県4063中部40501
28大分県3981九州51431
29北海道3887北海道42615
30滋賀県3860近畿40335
31東京都3779関東52767
32埼玉県3699関東33518
33福井県3666中部55162
34石川県3665中部40319
35兵庫県3639近畿32844
36愛知県3595中部30468
37熊本県3536九州32020
38島根県3489中国35936
39宮崎県3435九州24609
40沖縄県3411九州9959
41広島県3382中国38916
42長崎県3355九州17672
43徳島県3325四国19373
44福岡県3280九州45815
45京都府2934近畿36107
46愛媛県2869四国55728
47大阪府2756近畿27531
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

地方別に見る

地方別の平均(1世帯当たりの修繕材料への支出)
地方別の平均(1世帯当たりの修繕材料への支出) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 01,0002,0003,0004,0005,0006,000北海道: 3,887円3,887円東北: 6,603円6,603円関東: 4,991円4,991円中部: 5,981円5,981円近畿: 3,917円3,917円中国: 4,808円4,808円四国: 3,964円3,964円九州: 4,247円4,247円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1世帯当たりの修繕材料への支出)
項目1世帯当たりの修繕材料への支出の平均
北海道3,887円
東北6,603円
関東4,991円
中部5,981円
近畿3,917円
中国4,808円
四国3,964円
九州4,247円

修繕材料への支出は、東北と中部で多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が6,603円で最も高くなります。
次いで中部9県が5,981円、関東7都県が4,991円、中国5県が4,808円と続きました。

低いほうは九州・沖縄8県が4,247円、四国4県が3,964円、近畿7府県が3,917円、北海道が3,887円でした。

最も高い東北6県と最も低い北海道の差は2,716円です。
設備器具への支出で見ると近畿7府県が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。

修繕材料に使う金額が多い上位5県

上位5都道府県の1世帯当たりの修繕材料への支出
上位5都道府県の1世帯当たりの修繕材料への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05,00010,00015,000新潟県: 18,515円18,515円岩手県: 12,344円12,344円鹿児島県: 8,588円8,588円岡山県: 7,614円7,614円茨城県: 7,284円7,284円新潟県岩手県鹿児島県岡山県茨城県
上位5都道府県の1世帯当たりの修繕材料への支出
項目1世帯当たりの修繕材料への支出
新潟県18,515円
岩手県12,344円
鹿児島県8,588円
岡山県7,614円
茨城県7,284円
下位5都道府県の1世帯当たりの修繕材料への支出
下位5都道府県の1世帯当たりの修繕材料への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 01,0002,0003,000大阪府: 2,756円2,756円愛媛県: 2,869円2,869円京都府: 2,934円2,934円福岡県: 3,280円3,280円徳島県: 3,325円3,325円大阪府愛媛県京都府福岡県徳島県
下位5都道府県の1世帯当たりの修繕材料への支出
項目1世帯当たりの修繕材料への支出
大阪府2,756円
愛媛県2,869円
京都府2,934円
福岡県3,280円
徳島県3,325円

修繕材料に使う金額が多い上位5県です。

新潟県は18,515円、岩手県は12,344円、鹿児島県は8,588円でした。
1位と2位の差は6,171円です。

4位は岡山県で7,614円、5位は茨城県で7,284円。
上位5はいずれも47都道府県の平均4,969円を上回りました。

1位の新潟県は平均を13,546円上回りました。
中央値の4,361円と比べると14,154円高く、平均に対する比では3.73倍にあたります。

6位以下は山形県で6,857円、福島県で6,353円、神奈川県で5,812円と続きました。

2位と3位の差は3,756円、3位と4位の差は974円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は1,472円でした。

1位から5位までの幅は11,231円、1位から8位までの幅は12,703円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

新潟県は設備器具への支出でも35位に入っています。
全国の値は4,969円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は新潟県の1万8,515円。
2位の岩手県1万2,344円に1.5倍の差をつけました。

設備器具への支出と並べて見ます

ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。

設備器具への支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は三重県の92,723、2位は神奈川県の67,684、3位は愛媛県の55,728。

4位以下は福井県、鳥取県と続きます。
逆に下位は栃木県が16,037、沖縄県が9,959。
三重県と沖縄県では9.31倍の開きです。

この項目は、自分で直すか、人に頼むかを映しています。
修繕材料は木材や塗料など、住む人が買って自分で使うものです。
業者に頼んだ場合は工事費という別の項目になります。

1位は新潟県1万8,515円、2位は岩手県1万2,344円。
地方別でも東北6,603円が1位でした。
雪や寒さで傷むところが多く、自分で手を入れる場面が増えるのでしょう。

下位は大阪府2,756円、愛媛県2,869円、京都府2,934円。
都市部では集合住宅の割合が高く、住む人が自分で直す部分そのものが小さくなります。

地方別の最下位は北海道3,887円でした。
給排水関係の工事費では北海道が1位だったことを考えると、同じ北の土地でも、直し方が新潟や岩手とは違うようです。

地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が6,603円で最も高く、北海道が3,887円で最も低くなります。
中部9県5,981円と関東7都県4,991円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

設備器具への支出の上位5都道府県
設備器具への支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 020,00040,00060,00080,000三重県: 92,72392,723神奈川県: 67,68467,684愛媛県: 55,72855,728福井県: 55,16255,162鳥取県: 54,82054,820三重県神奈川県愛媛県福井県鳥取県
設備器具への支出の上位5都道府県
項目設備器具への支出
三重県92,723
神奈川県67,684
愛媛県55,728
福井県55,162
鳥取県54,820

修繕材料に使う金額が少ない下位5府県

修繕材料に使う金額が少ない下位5府県です。

47位の大阪府は2,756円、46位の愛媛県は2,869円、45位の京都府は2,934円でした。
1位の新潟県とは15,759円の差があります。

44位は福岡県で3,280円、43位は徳島県で3,325円、42位は長崎県で3,355円と続きます。

最も少ない府県は2,756円。
上位の県とは6.7倍の開きがありました。

47都道府県の中央値は4,361円、平均は4,969円です。
47位の大阪府は平均を2,213円下回りました。

47位の大阪府は1位の新潟県の14.9パーセントにあたる水準で、倍率にすると6.72倍の開きです。

46位との差は113円、45位との差は178円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも599円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均4,969円を下回りました。
47位から43位までの幅は569円です。

大阪府は設備器具への支出では中位位です。
全国の値は4,969円なので、47位はこれを2,213円下回っています。

このグラフについての豆知識

自分で直すか、頼むか

修繕材料への支出は全国平均で年4,969円。

工事を頼んだ費用は別の項目に入ります。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の新潟県は18,515円、47位の大阪府は2,756円。
差は15,759円、倍率にすると6.72倍です。

中央値は4,361円、平均は4,969円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では608円の差でした。

設備器具への支出で並べ替えると開きは9.31倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た1世帯当たりの修繕材料への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北岩手県 12344宮城県 4543
関東茨城県 7284埼玉県 3699
中部新潟県 18515愛知県 3595
近畿三重県 4771大阪府 2756
中国岡山県 7614広島県 3382
四国香川県 5470愛媛県 2869
九州鹿児島県 8588福岡県 3280
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に修繕材料へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い新潟県で18,515円、最も低い大阪府で2,756円でした。
その差は15,759円、倍率にすると6.72倍です。

47都道府県の中央値は4,361円、平均は4,969円でした。
全国の値は4,969円です。
設備器具への支出で並べ替えると開きは9.31倍になり、主指標で1位の新潟県はその見方では35位に位置します。

読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、工事を頼んだ費用は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。

設備器具への支出では三重県が92,723で最も高く、主指標で1位の新潟県はこの見方では35位でした。

地方ごとの平均では東北6県が6,603円で最も高く、北海道が3,887円で最も低くなりました。
設備器具や給排水関係の工事費とあわせて読んでみてください。

1位の新潟県と2位の岩手県の差は6,171円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 住宅を直すための木材や塗料などへの支出。工事を頼んだ費用は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 住宅を直すための木材や塗料などへの支出。
工事を頼んだ費用は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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