毛糸や布地など手芸・工芸の材料に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、手芸・工芸材料の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は669円、中央値は597円。
最も支出額が多い北海道は1,960円で、最も少ない県の330円との差は1,630円です。
金額を比べると、約5.9倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
669円
1世帯当たりの手芸・工芸材料への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 北海道
1,960円
最も少ない 宮崎県
330円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの手芸・工芸材料への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 1,960円 |
| 青森県 | 490円 |
| 岩手県 | 636円 |
| 宮城県 | 720円 |
| 秋田県 | 810円 |
| 山形県 | 570円 |
| 福島県 | 462円 |
| 茨城県 | 936円 |
| 栃木県 | 797円 |
| 群馬県 | 824円 |
| 埼玉県 | 1,221円 |
| 千葉県 | 641円 |
| 東京都 | 728円 |
| 神奈川県 | 685円 |
| 新潟県 | 376円 |
| 富山県 | 597円 |
| 石川県 | 1,059円 |
| 福井県 | 417円 |
| 山梨県 | 559円 |
| 長野県 | 912円 |
| 岐阜県 | 391円 |
| 静岡県 | 503円 |
| 愛知県 | 1,313円 |
| 三重県 | 657円 |
| 滋賀県 | 604円 |
| 京都府 | 480円 |
| 大阪府 | 819円 |
| 兵庫県 | 547円 |
| 奈良県 | 482円 |
| 和歌山県 | 428円 |
| 鳥取県 | 580円 |
| 島根県 | 715円 |
| 岡山県 | 839円 |
| 広島県 | 838円 |
| 山口県 | 597円 |
| 徳島県 | 709円 |
| 香川県 | 432円 |
| 愛媛県 | 519円 |
| 高知県 | 371円 |
| 福岡県 | 374円 |
| 佐賀県 | 597円 |
| 長崎県 | 590円 |
| 熊本県 | 609円 |
| 大分県 | 620円 |
| 宮崎県 | 330円 |
| 鹿児島県 | 505円 |
| 沖縄県 | 577円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは北海道です。
次いで愛知県、埼玉県、石川県、茨城県が続きます。
淡いのは宮崎県、高知県、福岡県でした。
47都道府県の平均は669円、中央値は597円です。
北海道の1,960円は平均を1,291円上回ります。
1位と47位の差は1,630円、倍率にすると5.94倍でした。
電池への支出で並べ替えると神奈川県が2,563で最も高く、開きは1.76倍になります。
主指標で1位の北海道は電池への支出では24位、電池への支出で1位の神奈川県は主指標では17位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの手芸・工芸材料への支出(円) | 地方 | 電池への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 北海道 | 1960 | 北海道 | 2082 |
| 2 | 愛知県 | 1313 | 中部 | 2059 |
| 3 | 埼玉県 | 1221 | 関東 | 2122 |
| 4 | 石川県 | 1059 | 中部 | 1744 |
| 5 | 茨城県 | 936 | 関東 | 2168 |
| 6 | 長野県 | 912 | 中部 | 2494 |
| 7 | 岡山県 | 839 | 中国 | 2044 |
| 8 | 広島県 | 838 | 中国 | 1978 |
| 9 | 群馬県 | 824 | 関東 | 2213 |
| 10 | 大阪府 | 819 | 近畿 | 2078 |
| 11 | 秋田県 | 810 | 東北 | 1793 |
| 12 | 栃木県 | 797 | 関東 | 2361 |
| 13 | 東京都 | 728 | 関東 | 2241 |
| 14 | 宮城県 | 720 | 東北 | 1907 |
| 15 | 島根県 | 715 | 中国 | 2152 |
| 16 | 徳島県 | 709 | 四国 | 1937 |
| 17 | 神奈川県 | 685 | 関東 | 2563 |
| 18 | 三重県 | 657 | 近畿 | 2206 |
| 19 | 千葉県 | 641 | 関東 | 2551 |
| 20 | 岩手県 | 636 | 東北 | 2258 |
| 21 | 大分県 | 620 | 九州 | 2386 |
| 22 | 熊本県 | 609 | 九州 | 1922 |
| 23 | 滋賀県 | 604 | 近畿 | 2062 |
| 24 | 佐賀県 | 597 | 九州 | 1888 |
| 24 | 山口県 | 597 | 中国 | 2096 |
| 24 | 富山県 | 597 | 中部 | 2109 |
| 27 | 長崎県 | 590 | 九州 | 1978 |
| 28 | 鳥取県 | 580 | 中国 | 2109 |
| 29 | 沖縄県 | 577 | 九州 | 1454 |
| 30 | 山形県 | 570 | 東北 | 1954 |
| 31 | 山梨県 | 559 | 中部 | 2142 |
| 32 | 兵庫県 | 547 | 近畿 | 1972 |
| 33 | 愛媛県 | 519 | 四国 | 1861 |
| 34 | 鹿児島県 | 505 | 九州 | 2067 |
| 35 | 静岡県 | 503 | 中部 | 1992 |
| 36 | 青森県 | 490 | 東北 | 1852 |
| 37 | 奈良県 | 482 | 近畿 | 2119 |
| 38 | 京都府 | 480 | 近畿 | 1927 |
| 39 | 福島県 | 462 | 東北 | 2366 |
| 40 | 香川県 | 432 | 四国 | 2307 |
| 41 | 和歌山県 | 428 | 近畿 | 1777 |
| 42 | 福井県 | 417 | 中部 | 2022 |
| 43 | 岐阜県 | 391 | 中部 | 2185 |
| 44 | 新潟県 | 376 | 中部 | 2290 |
| 45 | 福岡県 | 374 | 九州 | 2396 |
| 46 | 高知県 | 371 | 四国 | 2016 |
| 47 | 宮崎県 | 330 | 九州 | 2084 |
地方別に見る
手芸・工芸材料への支出は、北海道と関東で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が1,960円で最も高くなります。
次いで関東7都県が833円、中国5県が714円、中部9県が681円と続きました。
低いほうは東北6県が615円、近畿7府県が574円、九州・沖縄8県が525円、四国4県が508円でした。
最も高い北海道と最も低い四国4県の差は1,452円です。
電池への支出で見ると関東7都県が最も高く、近畿7府県が最も低くなりました。
手芸・工芸材料に使う金額が多い上位5道県
手芸・工芸材料に使う金額が多い上位5道県です。
北海道は1,960円、愛知県は1,313円、埼玉県は1,221円でした。
1位と2位の差は647円です。
4位は石川県で1,059円、5位は茨城県で936円。
上位5はいずれも47都道府県の平均669円を上回りました。
1位の北海道は平均を1,291円上回りました。
中央値の597円と比べると1,363円高く、平均に対する比では2.93倍にあたります。
6位以下は長野県で912円、岡山県で839円、広島県で838円と続きました。
2位と3位の差は92円、3位と4位の差は162円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は98円でした。
1位から5位までの幅は1,024円、1位から8位までの幅は1,122円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
北海道は電池への支出でも24位に入っています。
全国の値は669円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は北海道の1,960円。
2位の愛知県1,313円に1.5倍の差をつけました。
ペット用品への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
電池への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は神奈川県の2,563、2位は千葉県の2,551、3位は長野県の2,494。
4位以下は福岡県、大分県と続きます。
逆に下位は石川県が1,744、沖縄県が1,454。
神奈川県と沖縄県では1.76倍の開きです。
1位は北海道の1,960円で、2位に1.5倍の差。
地方別でも北海道が1位で、2位の関東833円の2.4倍にあたります。
ひとつの道が突出したランキングです。
手芸は、家のなかで時間をかける趣味です。
冬が長く、外に出にくい季節が続く土地ほど、手を動かす時間が増えるのかもしれません。
4位に石川県が入っているのも、同じ流れで読めます。
ただし2位は愛知県、3位は埼玉県。
寒さだけでは説明がつきません。
手芸用品の専門店がどれだけあるかも効いていそうです。
最下位は宮崎県330円、46位は高知県371円、45位は福岡県374円。
地方別では四国508円が最下位でした。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が1,960円で最も高く、四国4県が508円で最も低くなります。
関東7都県833円と中国5県714円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
手芸・工芸材料に使う金額が少ない下位5県
手芸・工芸材料に使う金額が少ない下位5県です。
47位の宮崎県は330円、46位の高知県は371円、45位の福岡県は374円でした。
1位の北海道とは1,630円の差があります。
44位は新潟県で376円、43位は岐阜県で391円、42位は福井県で417円と続きます。
最も少ない県は330円。
上位の県とは5.9倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は597円、平均は669円です。
47位の宮崎県は平均を339円下回りました。
47位の宮崎県は1位の北海道の16.8パーセントにあたる水準で、倍率にすると5.94倍の開きです。
46位との差は41円、45位との差は44円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも87円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均669円を下回りました。
47位から43位までの幅は61円です。
宮崎県は電池への支出では中位位です。
全国の値は669円なので、47位はこれを339円下回っています。
このグラフについての豆知識
家で過ごす時間の長さ
手芸・工芸材料への支出は全国平均で年669円。
洋服を作る生地は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の北海道は1,960円、47位の宮崎県は330円。
差は1,630円、倍率にすると5.94倍です。
中央値は597円、平均は669円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では72円の差でした。
電池への支出で並べ替えると開きは1.76倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの手芸・工芸材料への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 810 | 福島県 462 |
| 関東 | 埼玉県 1221 | 千葉県 641 |
| 中部 | 愛知県 1313 | 新潟県 376 |
| 近畿 | 大阪府 819 | 和歌山県 428 |
| 中国 | 岡山県 839 | 鳥取県 580 |
| 四国 | 徳島県 709 | 高知県 371 |
| 九州 | 大分県 620 | 宮崎県 330 |
まとめ
1世帯が1年間に手芸・工芸材料へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い北海道で1,960円、最も低い宮崎県で330円でした。
その差は1,630円、倍率にすると5.94倍です。
47都道府県の中央値は597円、平均は669円でした。
全国の値は669円です。
電池への支出で並べ替えると開きは1.76倍になり、主指標で1位の北海道はその見方では24位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、洋服の生地は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
電池への支出では神奈川県が2,563で最も高く、主指標で1位の北海道はこの見方では24位でした。
地方ごとの平均では北海道が1,960円で最も高く、四国4県が508円で最も低くなりました。
ペット用品や雪の日数とあわせて読んでみてください。
1位の北海道と2位の愛知県の差は647円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 毛糸や布地など手芸・工芸の材料への支出。洋服の生地は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 毛糸や布地など手芸・工芸の材料への支出。
洋服の生地は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
