47都道府県で、小学校の学級数を比べます。
クラスの数は子どもの数と学校の配置で決まります。
使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2024年の数字。
全国27万3,422学級のうち、東京都が22,210学級で1位。
人口10万人あたりでは鹿児島県が先頭に立ちます。
47都道府県の単純平均
5,817学級
小学校学級数(2024年)
最も多い 東京都
22,210学級
最も少ない 鳥取県
1,504学級
地図で見る
| 項目 | 小学校学級数 |
|---|---|
| 北海道 | 11,647学級 |
| 青森県 | 2,819学級 |
| 岩手県 | 2,857学級 |
| 宮城県 | 4,960学級 |
| 秋田県 | 1,899学級 |
| 山形県 | 2,500学級 |
| 福島県 | 4,210学級 |
| 茨城県 | 6,352学級 |
| 栃木県 | 4,237学級 |
| 群馬県 | 4,292学級 |
| 埼玉県 | 14,062学級 |
| 千葉県 | 12,467学級 |
| 東京都 | 22,210学級 |
| 神奈川県 | 18,008学級 |
| 新潟県 | 5,136学級 |
| 富山県 | 2,200学級 |
| 石川県 | 2,520学級 |
| 福井県 | 1,891学級 |
| 山梨県 | 2,141学級 |
| 長野県 | 4,758学級 |
| 岐阜県 | 4,393学級 |
| 静岡県 | 7,307学級 |
| 愛知県 | 17,009学級 |
| 三重県 | 4,263学級 |
| 滋賀県 | 3,550学級 |
| 京都府 | 5,180学級 |
| 大阪府 | 18,922学級 |
| 兵庫県 | 11,597学級 |
| 奈良県 | 3,068学級 |
| 和歌山県 | 2,368学級 |
| 鳥取県 | 1,504学級 |
| 島根県 | 1,895学級 |
| 岡山県 | 4,612学級 |
| 広島県 | 6,571学級 |
| 山口県 | 3,074学級 |
| 徳島県 | 1,915学級 |
| 香川県 | 2,305学級 |
| 愛媛県 | 3,106学級 |
| 高知県 | 1,829学級 |
| 福岡県 | 12,160学級 |
| 佐賀県 | 2,301学級 |
| 長崎県 | 3,544学級 |
| 熊本県 | 4,514学級 |
| 大分県 | 2,797学級 |
| 宮崎県 | 2,773学級 |
| 鹿児島県 | 4,999学級 |
| 沖縄県 | 4,700学級 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都、大阪府、神奈川県、愛知県、埼玉県です。
人口の地図に近い形になります。
淡いのは鳥取県、高知県、福井県でした。
47都道府県の平均は5,817.5学級、中央値は4,237学級です。
東京都の22,210学級は平均の3.8倍にあたります。
上位3都府県で21.6パーセント、1位と47位で14.8倍の開きがありました。
| 順位 | 都道府県 | 小学校学級数(学級) | 地方 | 人口10万人あたりの小学校学級数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 22210 | 関東 | 156.65 |
| 2 | 大阪府 | 18922 | 近畿 | 216.08 |
| 3 | 神奈川県 | 18008 | 関東 | 195.21 |
| 4 | 愛知県 | 17009 | 中部 | 228.00 |
| 5 | 埼玉県 | 14062 | 関東 | 191.79 |
| 6 | 千葉県 | 12467 | 関東 | 199.44 |
| 7 | 福岡県 | 12160 | 九州 | 238.81 |
| 8 | 北海道 | 11647 | 北海道 | 230.95 |
| 9 | 兵庫県 | 11597 | 近畿 | 217.29 |
| 10 | 静岡県 | 7307 | 中部 | 207.17 |
| 11 | 広島県 | 6571 | 中国 | 242.11 |
| 12 | 茨城県 | 6352 | 関東 | 226.37 |
| 13 | 京都府 | 5180 | 近畿 | 205.56 |
| 14 | 新潟県 | 5136 | 中部 | 244.69 |
| 15 | 鹿児島県 | 4999 | 九州 | 326.31 |
| 16 | 宮城県 | 4960 | 東北 | 220.64 |
| 17 | 長野県 | 4758 | 中部 | 239.46 |
| 18 | 沖縄県 | 4700 | 九州 | 320.60 |
| 19 | 岡山県 | 4612 | 中国 | 251.88 |
| 20 | 熊本県 | 4514 | 九州 | 266.00 |
| 21 | 岐阜県 | 4393 | 中部 | 229.28 |
| 22 | 群馬県 | 4292 | 関東 | 227.09 |
| 23 | 三重県 | 4263 | 近畿 | 249.15 |
| 24 | 栃木県 | 4237 | 関東 | 224.77 |
| 25 | 福島県 | 4210 | 東北 | 241.54 |
| 26 | 滋賀県 | 3550 | 近畿 | 253.21 |
| 27 | 長崎県 | 3544 | 九州 | 283.07 |
| 28 | 愛媛県 | 3106 | 四国 | 243.42 |
| 29 | 山口県 | 3074 | 中国 | 239.97 |
| 30 | 奈良県 | 3068 | 近畿 | 238.75 |
| 31 | 岩手県 | 2857 | 東北 | 249.52 |
| 32 | 青森県 | 2819 | 東北 | 241.97 |
| 33 | 大分県 | 2797 | 九州 | 257.79 |
| 34 | 宮崎県 | 2773 | 九州 | 268.44 |
| 35 | 石川県 | 2520 | 中部 | 229.51 |
| 36 | 山形県 | 2500 | 東北 | 247.28 |
| 37 | 和歌山県 | 2368 | 近畿 | 269.09 |
| 38 | 香川県 | 2305 | 四国 | 251.36 |
| 39 | 佐賀県 | 2301 | 九州 | 292.01 |
| 40 | 富山県 | 2200 | 中部 | 220.66 |
| 41 | 山梨県 | 2141 | 中部 | 270.67 |
| 42 | 徳島県 | 1915 | 四国 | 279.56 |
| 43 | 秋田県 | 1899 | 東北 | 211.71 |
| 44 | 島根県 | 1895 | 中国 | 295.17 |
| 45 | 福井県 | 1891 | 中部 | 255.89 |
| 46 | 高知県 | 1829 | 四国 | 278.81 |
| 47 | 鳥取県 | 1504 | 中国 | 283.24 |
小学校の学級が多い5都府県
小学校の学級が多い上位5都府県です。
東京都は22,210学級、大阪府は18,922学級、神奈川県は18,008学級でした。
東京都は2位の大阪府の1.17倍で、上位は接近しています。
4位以下は愛知県、埼玉県と続き、上位5都府県で全国の33.0パーセント。
上位3都府県で21.6パーセント、上位10都道府県で53.2パーセントでした。
1位のシェアは8.1パーセント。
子どもがいるところに学校があるという、素直な分布です。
人口あたり上位は鹿児島県と沖縄県です
ここから先は、小学校学級数がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
人口10万人あたりで割り直すと、南の県が上位に来ます。
1位は鹿児島県の326.31学級、2位は沖縄県320.6学級、3位は島根県295.17学級。
逆に人口あたりの下位は埼玉県191.79学級、東京都156.65学級。
鹿児島県と東京都では2.1倍の開きです。
実数1位の東京都が人口あたりでは47位。
1学級あたりが受け持つ住民の数が最も多いということです。
沖縄県は子どもの割合が高い県として知られ、当サイトの子どもの割合の記事でも上位でした。
鹿児島県や島根県は離島や山あいに小さな学校が点在し、児童が少なくても学級を置く必要があります。
子どもの多さと学校の散らばり、2つの理由が別々に効いていると考えられます。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、九州・沖縄8県が271学級で最も多く、関東7都県が187.4学級で最も少なくなります。
四国4県259.1学級と中国5県252.3学級がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
小学校の学級が少ない5県
小学校の学級が少ない下位5県です。
鳥取県は1,504学級、高知県は1,829学級、福井県は1,891学級でした。
東京都の22,210学級とは14.8倍の差があります。
14.8倍という開きは、人口の差とほぼ同じ大きさです。
学級数は児童数に応じて決まるため、人口の分布を素直に映します。
47都道府県の中央値は4,237学級。
平均は5,817.5学級なので、平均が中央値の1.4倍です。
地方別に見る
学級の数は、子どもの数と学校の配置で決まります。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の29.9パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が17.9パーセント、中部9県が17.3パーセント、九州・沖縄8県が13.8パーセントと続きました。
少ないほうは東北6県が7パーセント、中国5県が6.5パーセント、北海道が4.3パーセント、四国4県が3.3パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
九州・沖縄8県が271学級、四国4県が259.1学級、中国5県が252.3学級の順に多く、最も少ないのは関東7都県が187.4学級です。
このグラフについての豆知識
学級数と学校数は別
この指標は小学校の学級数です。
学校の数ではありません。
1つの学校に何学級あるかは、児童数によって変わります。
公立小学校の1学級あたりの人数には上限が定められており、学級数はその範囲で児童数に応じて決まります。
人口あたりで2.1倍
人口10万人あたりでは鹿児島県326.31学級、東京都156.65学級で2.1倍。
実数の14.8倍と比べると小さな差です。
子どもの割合が高い県と、小さな学校が点在する県。
この2つが人口あたりの上位に来る理由だと考えられます。
数字は2024年のものです。
10年前とくらべると
全国の小学校学級数は、2014年の272,698学級から2024年の273,422学級へ、この10年でほとんど変わっていません。
2014年の時点でも1位は東京都でした。
この10年、順位は動いていません。
伸びがいちばん大きかったのは沖縄県で、21%増でした。
順位の並びがにている記事
小学校学級数の順位を、当サイトの全記事の並びと突き合わせてみました。
0.99という高い相関を示したのが【中学校の先生の数】全国24万7,426人、人口あたり1位は高知県でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【体育館の数】全国8,111か所、人口が少ない県ほど多いという逆転が起きています(順位相関-0.76)です。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た小学校学級数
| 地方 | 最も多い(学級) | 最も少ない(学級) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 4960 | 秋田県 1899 |
| 関東 | 東京都 22210 | 栃木県 4237 |
| 中部 | 愛知県 17009 | 福井県 1891 |
| 近畿 | 大阪府 18922 | 和歌山県 2368 |
| 中国 | 広島県 6571 | 鳥取県 1504 |
| 四国 | 愛媛県 3106 | 高知県 1829 |
| 九州 | 福岡県 12160 | 佐賀県 2301 |
まとめ
小学校の学級数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で22,210学級、最も少ない鳥取県で1,504学級でした。
人口10万人あたりの1位は鹿児島県の326.31学級です。
ここまでの小学校学級数の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、学校の数ではなく学級の数であること。
2つ目は、公立と私立の合計であること。
3つ目は2024年の数字であることです。
人口あたりの上位には鹿児島県、沖縄県、島根県が並びました。
子どもの多さと、小さな学校の点在という2つの理由が考えられます。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の29.9パーセントで最多、人口10万人あたりでは九州・沖縄8県が271学級で最多でした。
小学校の数の推移や子どもの割合を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
- 備考: 指標コードE2301(小学校学級数)の2024年の値。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
注記: 指標コードE2301(小学校学級数)の2024年の値。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
