【かつお節に使う金額】平均年851円、だしを取る文化

【かつお節に使う金額】平均年851円、だしを取る文化

かつお節や削り節を買うのに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。

このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、かつお節・削り節の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。

全国平均は851円、中央値は830円。
最も支出額が多い沖縄県は2,033円で、最も少ない県の571円との差は1,462円です。
金額を比べると、約3.6倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

851円

1世帯当たりのかつお節・削り節への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 沖縄県

2,033円

最も少ない 青森県

571円

地図で見る

1世帯当たりのかつお節・削り節への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりのかつお節・削り節への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 673円青森 571円岩手 694円宮城 727円秋田 688円山形 714円福島 725円茨城 717円栃木 736円群馬 750円埼玉 830円千葉 869円東京 913円神奈川 869円新潟 594円富山 636円石川 587円福井 820円山梨 779円長野 810円岐阜 1,107円静岡 1,061円愛知 852円三重 1,029円滋賀 907円京都 978円大阪 848円兵庫 907円奈良 1,028円和歌山 937円鳥取 577円島根 841円岡山 780円広島 781円山口 696円徳島 1,051円香川 849円愛媛 854円高知 1,346円福岡 673円佐賀 921円長崎 818円熊本 845円大分 675円宮崎 896円鹿児島 982円沖縄 2,033円
1世帯当たりのかつお節・削り節への支出(円)
1世帯当たりのかつお節・削り節への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりのかつお節・削り節への支出
北海道673円
青森県571円
岩手県694円
宮城県727円
秋田県688円
山形県714円
福島県725円
茨城県717円
栃木県736円
群馬県750円
埼玉県830円
千葉県869円
東京都913円
神奈川県869円
新潟県594円
富山県636円
石川県587円
福井県820円
山梨県779円
長野県810円
岐阜県1,107円
静岡県1,061円
愛知県852円
三重県1,029円
滋賀県907円
京都府978円
大阪府848円
兵庫県907円
奈良県1,028円
和歌山県937円
鳥取県577円
島根県841円
岡山県780円
広島県781円
山口県696円
徳島県1,051円
香川県849円
愛媛県854円
高知県1,346円
福岡県673円
佐賀県921円
長崎県818円
熊本県845円
大分県675円
宮崎県896円
鹿児島県982円
沖縄県2,033円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは沖縄県です。
次いで高知県、岐阜県、静岡県、徳島県が続きます。
淡いのは青森県、鳥取県、石川県でした。

47都道府県の平均は851円、中央値は830円です。
沖縄県の2,033円は平均を1,182円上回ります。

1位と47位の差は1,462円、倍率にすると3.56倍でした。

かつおへの支出で並べ替えると高知県が7,530で最も高く、開きは10.11倍になります。

主指標で1位の沖縄県はかつおへの支出では46位、かつおへの支出で1位の高知県は主指標では2位でした。

順位都道府県1世帯当たりのかつお節・削り節への支出(円)地方かつおへの支出
1沖縄県2033九州853
2高知県1346四国7530
3岐阜県1107中部1186
4静岡県1061中部1834
5徳島県1051四国2251
6三重県1029近畿1945
7奈良県1028近畿1834
8鹿児島県982九州1775
9京都府978近畿1658
10和歌山県937近畿2204
11佐賀県921九州745
12東京都913関東1772
13滋賀県907近畿1506
13兵庫県907近畿1704
15宮崎県896九州2227
16神奈川県869関東1584
16千葉県869関東1742
18愛媛県854四国2146
19愛知県852中部1394
20香川県849四国2212
21大阪府848近畿1878
22熊本県845九州894
23島根県841中国1421
24埼玉県830関東1758
25福井県820中部1043
26長崎県818九州1256
27長野県810中部1059
28広島県781中国1375
29岡山県780中国1497
30山梨県779中部909
31群馬県750関東1086
32栃木県736関東1772
33宮城県727東北2349
34福島県725東北2559
35茨城県717関東3023
36山形県714東北2174
37山口県696中国1263
38岩手県694東北2066
39秋田県688東北1649
40大分県675九州868
41福岡県673九州856
41北海道673北海道1432
43富山県636中部1269
44新潟県594中部1156
45石川県587中部1026
46鳥取県577中国1638
47青森県571東北1659
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

地方別に見る

地方別の平均(1世帯当たりのかつお節・削り節への支出)
地方別の平均(1世帯当たりのかつお節・削り節への支出) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02004006008001,000北海道: 673円673円東北: 687円687円関東: 812円812円中部: 805円805円近畿: 948円948円中国: 735円735円四国: 1,025円1,025円九州: 980円980円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1世帯当たりのかつお節・削り節への支出)
項目1世帯当たりのかつお節・削り節への支出の平均
北海道673円
東北687円
関東812円
中部805円
近畿948円
中国735円
四国1,025円
九州980円

かつお節への支出は、沖縄県と西日本で多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、四国4県が1,025円で最も高くなります。
次いで九州・沖縄8県が980円、近畿7府県が948円、関東7都県が812円と続きました。

低いほうは中部9県が805円、中国5県が735円、東北6県が687円、北海道が673円でした。

最も高い四国4県と最も低い北海道の差は352円です。
かつおへの支出で見ると四国4県が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。

かつお節に使う金額が多い上位5県

上位5都道府県の1世帯当たりのかつお節・削り節への支出
上位5都道府県の1世帯当たりのかつお節・削り節への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05001,0001,5002,000沖縄県: 2,033円2,033円高知県: 1,346円1,346円岐阜県: 1,107円1,107円静岡県: 1,061円1,061円徳島県: 1,051円1,051円沖縄県高知県岐阜県静岡県徳島県
上位5都道府県の1世帯当たりのかつお節・削り節への支出
項目1世帯当たりのかつお節・削り節への支出
沖縄県2,033円
高知県1,346円
岐阜県1,107円
静岡県1,061円
徳島県1,051円
下位5都道府県の1世帯当たりのかつお節・削り節への支出
下位5都道府県の1世帯当たりのかつお節・削り節への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 0100200300400500600青森県: 571円571円鳥取県: 577円577円石川県: 587円587円新潟県: 594円594円富山県: 636円636円青森県鳥取県石川県新潟県富山県
下位5都道府県の1世帯当たりのかつお節・削り節への支出
項目1世帯当たりのかつお節・削り節への支出
青森県571円
鳥取県577円
石川県587円
新潟県594円
富山県636円

かつお節に使う金額が多い上位5県です。

沖縄県は2,033円、高知県は1,346円、岐阜県は1,107円でした。
1位と2位の差は687円です。

4位は静岡県で1,061円、5位は徳島県で1,051円。
上位5はいずれも47都道府県の平均851円を上回りました。

1位の沖縄県は平均を1,182円上回りました。
中央値の830円と比べると1,203円高く、平均に対する比では2.39倍にあたります。

6位以下は三重県で1,029円、奈良県で1,028円、鹿児島県で982円と続きました。

2位と3位の差は239円、3位と4位の差は46円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は69円でした。

1位から5位までの幅は982円、1位から8位までの幅は1,051円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

沖縄県はかつおへの支出でも46位に入っています。
全国の値は851円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は沖縄県の2,033円。
2位の高知県1,346円に1.5倍の差をつけています。

かつおへの支出と並べて見ます

ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。

かつおへの支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は高知県の7,530、2位は茨城県の3,023、3位は福島県の2,559。

4位以下は宮城県、徳島県と続きます。
逆に下位は沖縄県が853、佐賀県が745。
高知県と佐賀県では10.11倍の開きです。

沖縄県が1位という結果には理由があります。
沖縄の料理では、かつお節でとっただしが広く使われてきました。
2位の高知県はかつおの産地で、生鮮のかつおでも1位です。

一方で、生鮮のかつおと並べると顔ぶれが大きく変わります。
かつお節1位の沖縄県は、生鮮のかつおでは46位。
生で食べるのか、だしを取るのかで、県の並びは入れかわりました。

地方別では四国1,025円、九州980円、近畿948円と西日本が上位に入っています。

地方ごとに県の平均を出すと、四国4県が1,025円で最も高く、北海道が673円で最も低くなります。
九州・沖縄8県980円と近畿7府県948円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

かつおへの支出の上位5都道府県
かつおへの支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02,0004,0006,000高知県: 7,5307,530茨城県: 3,0233,023福島県: 2,5592,559宮城県: 2,3492,349徳島県: 2,2512,251高知県茨城県福島県宮城県徳島県
かつおへの支出の上位5都道府県
項目かつおへの支出
高知県7,530
茨城県3,023
福島県2,559
宮城県2,349
徳島県2,251

かつお節に使う金額が少ない下位5県

かつお節に使う金額が少ない下位5県です。

47位の青森県は571円、46位の鳥取県は577円、45位の石川県は587円でした。
1位の沖縄県とは1,462円の差があります。

44位は新潟県で594円、43位は富山県で636円、42位は福岡県で673円と続きます。

最も少ない県は571円。
上位の県とは3.6倍の開きがありました。

47都道府県の中央値は830円、平均は851円です。
47位の青森県は平均を280円下回りました。

47位の青森県は1位の沖縄県の28.1パーセントにあたる水準で、倍率にすると3.56倍の開きです。

46位との差は6円、45位との差は16円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも102円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均851円を下回りました。
47位から43位までの幅は65円です。

青森県はかつおへの支出では中位位です。
全国の値は851円なので、47位はこれを280円下回っています。

このグラフについての豆知識

だしを取る文化

かつお節・削り節への支出は全国平均で年851円。
生鮮のかつおの1,724円とくらべると半分ほどです。

削り節は保存がきき、みそ汁や煮物のだしとして日常的に使われます。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の沖縄県は2,033円、47位の青森県は571円。
差は1,462円、倍率にすると3.56倍です。

中央値は830円、平均は851円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では21円の差でした。

かつおへの支出で並べ替えると開きは10.11倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た1世帯当たりのかつお節・削り節への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北宮城県 727青森県 571
関東東京都 913茨城県 717
中部岐阜県 1107石川県 587
近畿三重県 1029大阪府 848
中国島根県 841鳥取県 577
四国高知県 1346香川県 849
九州沖縄県 2033福岡県 673
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間にかつお節・削り節へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い沖縄県で2,033円、最も低い青森県で571円でした。
その差は1,462円、倍率にすると3.56倍です。

47都道府県の中央値は830円、平均は851円でした。
全国の値は851円です。
かつおへの支出で並べ替えると開きは10.11倍になり、主指標で1位の沖縄県はその見方では46位に位置します。

読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、生鮮のかつおは別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。

かつおへの支出では高知県が7,530で最も高く、主指標で1位の沖縄県はこの見方では46位でした。

地方ごとの平均では四国4県が1,025円で最も高く、北海道が673円で最も低くなりました。
かつおや干しのりへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の沖縄県と2位の高知県の差は687円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: かつお節や削り節への支出。生鮮のかつおは別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: かつお節や削り節への支出。
生鮮のかつおは別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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