酢を買うのに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、酢の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は767円、中央値は775円。
最も支出額が多い鹿児島県は1,121円で、最も少ない県の534円との差は587円です。
金額を比べると、約2.1倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
767円
1世帯当たりの酢への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 鹿児島県
1,121円
最も少ない 大阪府
534円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの酢への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 746円 |
| 青森県 | 853円 |
| 岩手県 | 798円 |
| 宮城県 | 704円 |
| 秋田県 | 877円 |
| 山形県 | 729円 |
| 福島県 | 803円 |
| 茨城県 | 799円 |
| 栃木県 | 775円 |
| 群馬県 | 733円 |
| 埼玉県 | 793円 |
| 千葉県 | 674円 |
| 東京都 | 744円 |
| 神奈川県 | 824円 |
| 新潟県 | 795円 |
| 富山県 | 654円 |
| 石川県 | 560円 |
| 福井県 | 754円 |
| 山梨県 | 797円 |
| 長野県 | 897円 |
| 岐阜県 | 713円 |
| 静岡県 | 663円 |
| 愛知県 | 614円 |
| 三重県 | 887円 |
| 滋賀県 | 701円 |
| 京都府 | 800円 |
| 大阪府 | 534円 |
| 兵庫県 | 689円 |
| 奈良県 | 780円 |
| 和歌山県 | 703円 |
| 鳥取県 | 649円 |
| 島根県 | 752円 |
| 岡山県 | 637円 |
| 広島県 | 854円 |
| 山口県 | 797円 |
| 徳島県 | 809円 |
| 香川県 | 849円 |
| 愛媛県 | 733円 |
| 高知県 | 631円 |
| 福岡県 | 788円 |
| 佐賀県 | 639円 |
| 長崎県 | 738円 |
| 熊本県 | 902円 |
| 大分県 | 963円 |
| 宮崎県 | 984円 |
| 鹿児島県 | 1,121円 |
| 沖縄県 | 791円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは鹿児島県です。
次いで宮崎県、大分県、熊本県、長野県が続きます。
淡いのは大阪府、石川県、愛知県でした。
47都道府県の平均は767円、中央値は775円です。
鹿児島県の1,121円は平均を354円上回ります。
1位と47位の差は587円、倍率にすると2.1倍でした。
ふりかけへの支出で並べ替えると熊本県が2,697で最も高く、開きは1.83倍になります。
主指標で1位の鹿児島県はふりかけへの支出では18位、ふりかけへの支出で1位の熊本県は主指標では4位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの酢への支出(円) | 地方 | ふりかけへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 鹿児島県 | 1121 | 九州 | 2072 |
| 2 | 宮崎県 | 984 | 九州 | 2076 |
| 3 | 大分県 | 963 | 九州 | 2010 |
| 4 | 熊本県 | 902 | 九州 | 2697 |
| 5 | 長野県 | 897 | 中部 | 2025 |
| 6 | 三重県 | 887 | 近畿 | 1883 |
| 7 | 秋田県 | 877 | 東北 | 1897 |
| 8 | 広島県 | 854 | 中国 | 1862 |
| 9 | 青森県 | 853 | 東北 | 1669 |
| 10 | 香川県 | 849 | 四国 | 1870 |
| 11 | 神奈川県 | 824 | 関東 | 1654 |
| 12 | 徳島県 | 809 | 四国 | 1758 |
| 13 | 福島県 | 803 | 東北 | 2227 |
| 14 | 京都府 | 800 | 近畿 | 1545 |
| 15 | 茨城県 | 799 | 関東 | 1709 |
| 16 | 岩手県 | 798 | 東北 | 1716 |
| 17 | 山口県 | 797 | 中国 | 2597 |
| 17 | 山梨県 | 797 | 中部 | 2023 |
| 19 | 新潟県 | 795 | 中部 | 2335 |
| 20 | 埼玉県 | 793 | 関東 | 1838 |
| 21 | 沖縄県 | 791 | 九州 | 1532 |
| 22 | 福岡県 | 788 | 九州 | 1926 |
| 23 | 奈良県 | 780 | 近畿 | 1738 |
| 24 | 栃木県 | 775 | 関東 | 1893 |
| 25 | 福井県 | 754 | 中部 | 2561 |
| 26 | 島根県 | 752 | 中国 | 2223 |
| 27 | 北海道 | 746 | 北海道 | 1564 |
| 28 | 東京都 | 744 | 関東 | 1791 |
| 29 | 長崎県 | 738 | 九州 | 2139 |
| 30 | 愛媛県 | 733 | 四国 | 2106 |
| 30 | 群馬県 | 733 | 関東 | 1700 |
| 32 | 山形県 | 729 | 東北 | 2146 |
| 33 | 岐阜県 | 713 | 中部 | 2208 |
| 34 | 宮城県 | 704 | 東北 | 1885 |
| 35 | 和歌山県 | 703 | 近畿 | 1720 |
| 36 | 滋賀県 | 701 | 近畿 | 2156 |
| 37 | 兵庫県 | 689 | 近畿 | 1476 |
| 38 | 千葉県 | 674 | 関東 | 1601 |
| 39 | 静岡県 | 663 | 中部 | 2017 |
| 40 | 富山県 | 654 | 中部 | 2525 |
| 41 | 鳥取県 | 649 | 中国 | 2090 |
| 42 | 佐賀県 | 639 | 九州 | 2206 |
| 43 | 岡山県 | 637 | 中国 | 2173 |
| 44 | 高知県 | 631 | 四国 | 1964 |
| 45 | 愛知県 | 614 | 中部 | 2036 |
| 46 | 石川県 | 560 | 中部 | 2253 |
| 47 | 大阪府 | 534 | 近畿 | 1892 |
地方別に見る
酢への支出は、九州で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、九州・沖縄8県が866円で最も高くなります。
次いで東北6県が794円、関東7都県が763円、四国4県が756円と続きました。
低いほうは北海道が746円、中国5県が738円、近畿7府県が728円、中部9県が716円でした。
最も高い九州・沖縄8県と最も低い中部9県の差は150円です。
ふりかけへの支出で見ると中部9県が最も高く、北海道が最も低くなりました。
酢に使う金額が多い上位5県
酢に使う金額が多い上位5県です。
鹿児島県は1,121円、宮崎県は984円、大分県は963円でした。
1位と2位の差は137円です。
4位は熊本県で902円、5位は長野県で897円。
上位5はいずれも47都道府県の平均767円を上回りました。
1位の鹿児島県は平均を354円上回りました。
中央値の775円と比べると346円高く、平均に対する比では1.46倍にあたります。
6位以下は三重県で887円、秋田県で877円、広島県で854円と続きました。
2位と3位の差は21円、3位と4位の差は61円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は43円でした。
1位から5位までの幅は224円、1位から8位までの幅は267円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
鹿児島県はふりかけへの支出でも18位に入っています。
全国の値は767円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は鹿児島県の1,121円。
2位の宮崎県984円、3位の大分県963円と続きます。
ふりかけへの支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
ふりかけへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は熊本県の2,697、2位は山口県の2,597、3位は福井県の2,561。
4位以下は富山県、新潟県と続きます。
逆に下位は沖縄県が1,532、兵庫県が1,476。
熊本県と兵庫県では1.83倍の開きです。
上位4県はすべて九州です。
鹿児島県・宮崎県・大分県・熊本県が並び、地方別でも九州866円が1位でした。
鹿児島県には黒酢の産地として知られる地域があります。
壺を並べて屋外で発酵させる製法が受け継がれてきました。
大分県にも同様の製法で作られる酢があります。
暑い地域では、酢を使った保存や調理が根づいてきたとも考えられます。
ただし差は2.1倍と小さく、調味料としてはどこでも使われている食材です。
地方ごとに県の平均を出すと、九州・沖縄8県が866円で最も高く、中部9県が716円で最も低くなります。
東北6県794円と関東7都県763円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
酢に使う金額が少ない下位5府県
酢に使う金額が少ない下位5府県です。
47位の大阪府は534円、46位の石川県は560円、45位の愛知県は614円でした。
1位の鹿児島県とは587円の差があります。
44位は高知県で631円、43位は岡山県で637円、42位は佐賀県で639円と続きます。
最も少ない県は534円。
上位の県とは2.1倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は775円、平均は767円です。
47位の大阪府は平均を233円下回りました。
47位の大阪府は1位の鹿児島県の47.6パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.1倍の開きです。
46位との差は26円、45位との差は80円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも105円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均767円を下回りました。
47位から43位までの幅は103円です。
大阪府はふりかけへの支出では中位位です。
全国の値は767円なので、47位はこれを233円下回っています。
このグラフについての豆知識
黒酢の産地
酢への支出は全国平均で年767円。
中央値の775円とほぼ同じで、極端な県が少ないことを示しています。
すし酢やポン酢などの合わせ調味料は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の鹿児島県は1,121円、47位の大阪府は534円。
差は587円、倍率にすると2.1倍です。
中央値は775円、平均は767円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では8円の差でした。
ふりかけへの支出で並べ替えると開きは1.83倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの酢への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 877 | 宮城県 704 |
| 関東 | 神奈川県 824 | 千葉県 674 |
| 中部 | 長野県 897 | 石川県 560 |
| 近畿 | 三重県 887 | 大阪府 534 |
| 中国 | 広島県 854 | 岡山県 637 |
| 四国 | 香川県 849 | 高知県 631 |
| 九州 | 鹿児島県 1121 | 佐賀県 639 |
まとめ
1世帯が1年間に酢へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い鹿児島県で1,121円、最も低い大阪府で534円でした。
その差は587円、倍率にすると2.1倍です。
47都道府県の中央値は775円、平均は767円でした。
全国の値は767円です。
ふりかけへの支出で並べ替えると開きは1.83倍になり、主指標で1位の鹿児島県はその見方では18位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、合わせ調味料は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
ふりかけへの支出では熊本県が2,697で最も高く、主指標で1位の鹿児島県はこの見方では18位でした。
地方ごとの平均では九州・沖縄8県が866円で最も高く、中部9県が716円で最も低くなりました。
ふりかけや食用油への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の鹿児島県と2位の宮崎県の差は137円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 食酢への支出。すし酢などの合わせ調味料は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 食酢への支出。
すし酢などの合わせ調味料は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
