2024年に双子として生まれた分娩は、全国で8,758件。
生まれた赤ちゃん68万6,173人のうち、双子は1万7,000人余りにあたります。
47都道府県で比べます。
使うのは厚生労働省の人口動態調査、2024年の数字。
東京都が1,081件で1位。
47都道府県の平均は186.3件、中央値は97件です。
1位と47位の間には36倍の開き、人口10万人あたりでは2.2倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
186件
双子の分娩件数(2024年)
最も多い 東京都
1,081件
最も少ない 徳島県
30件
地図で見る
| 項目 | 双子の分娩件数 |
|---|---|
| 北海道 | 289件 |
| 青森県 | 58件 |
| 岩手県 | 56件 |
| 宮城県 | 137件 |
| 秋田県 | 39件 |
| 山形県 | 49件 |
| 福島県 | 88件 |
| 茨城県 | 173件 |
| 栃木県 | 146件 |
| 群馬県 | 140件 |
| 埼玉県 | 550件 |
| 千葉県 | 437件 |
| 東京都 | 1,081件 |
| 神奈川県 | 614件 |
| 新潟県 | 157件 |
| 富山県 | 56件 |
| 石川県 | 85件 |
| 福井県 | 70件 |
| 山梨県 | 52件 |
| 長野県 | 114件 |
| 岐阜県 | 141件 |
| 静岡県 | 197件 |
| 愛知県 | 646件 |
| 三重県 | 85件 |
| 滋賀県 | 136件 |
| 京都府 | 207件 |
| 大阪府 | 691件 |
| 兵庫県 | 416件 |
| 奈良県 | 97件 |
| 和歌山県 | 47件 |
| 鳥取県 | 36件 |
| 島根県 | 50件 |
| 岡山県 | 134件 |
| 広島県 | 199件 |
| 山口県 | 84件 |
| 徳島県 | 30件 |
| 香川県 | 49件 |
| 愛媛県 | 83件 |
| 高知県 | 34件 |
| 福岡県 | 429件 |
| 佐賀県 | 44件 |
| 長崎県 | 74件 |
| 熊本県 | 93件 |
| 大分県 | 63件 |
| 宮崎県 | 65件 |
| 鹿児島県 | 107件 |
| 沖縄県 | 130件 |
地図で濃く塗られるのは東京都です。
次いで大阪府、愛知県、神奈川県、埼玉県が続きます。
薄く残るのは徳島県、高知県、鳥取県でした。
この地図は、双子の生まれやすさではなく、そもそも子どもが何人生まれているかをほぼそのまま映しています。
47都道府県をならすと186.3件、中央値は97件で、平均が中央値の1.9倍。
東京都の1,081件は平均の5.8倍です。
人口10万人あたりに直すと滋賀県が9.7件で最も多く、開きは36倍から2.2倍まで縮みます。
実数1位の東京都は人口あたりでは12位、人口あたり1位の滋賀県は実数では19位でした。
| 順位 | 都道府県 | 双子の分娩件数(件) | 地方 | 人口10万人あたりの双子の分娩件数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 1081 | 関東 | 7.62 |
| 2 | 大阪府 | 691 | 近畿 | 7.89 |
| 3 | 愛知県 | 646 | 中部 | 8.66 |
| 4 | 神奈川県 | 614 | 関東 | 6.66 |
| 5 | 埼玉県 | 550 | 関東 | 7.5 |
| 6 | 千葉県 | 437 | 関東 | 6.99 |
| 7 | 福岡県 | 429 | 九州 | 8.42 |
| 8 | 兵庫県 | 416 | 近畿 | 7.79 |
| 9 | 北海道 | 289 | 北海道 | 5.73 |
| 10 | 京都府 | 207 | 近畿 | 8.21 |
| 11 | 広島県 | 199 | 中国 | 7.33 |
| 12 | 静岡県 | 197 | 中部 | 5.59 |
| 13 | 茨城県 | 173 | 関東 | 6.17 |
| 14 | 新潟県 | 157 | 中部 | 7.48 |
| 15 | 栃木県 | 146 | 関東 | 7.75 |
| 16 | 岐阜県 | 141 | 中部 | 7.36 |
| 17 | 群馬県 | 140 | 関東 | 7.41 |
| 18 | 宮城県 | 137 | 東北 | 6.09 |
| 19 | 滋賀県 | 136 | 近畿 | 9.7 |
| 20 | 岡山県 | 134 | 中国 | 7.32 |
| 21 | 沖縄県 | 130 | 九州 | 8.87 |
| 22 | 長野県 | 114 | 中部 | 5.74 |
| 23 | 鹿児島県 | 107 | 九州 | 6.98 |
| 24 | 奈良県 | 97 | 近畿 | 7.55 |
| 25 | 熊本県 | 93 | 九州 | 5.48 |
| 26 | 福島県 | 88 | 東北 | 5.05 |
| 27 | 三重県 | 85 | 近畿 | 4.97 |
| 27 | 石川県 | 85 | 中部 | 7.74 |
| 29 | 山口県 | 84 | 中国 | 6.56 |
| 30 | 愛媛県 | 83 | 四国 | 6.5 |
| 31 | 長崎県 | 74 | 九州 | 5.91 |
| 32 | 福井県 | 70 | 中部 | 9.47 |
| 33 | 宮崎県 | 65 | 九州 | 6.29 |
| 34 | 大分県 | 63 | 九州 | 5.81 |
| 35 | 青森県 | 58 | 東北 | 4.98 |
| 36 | 岩手県 | 56 | 東北 | 4.89 |
| 36 | 富山県 | 56 | 中部 | 5.62 |
| 38 | 山梨県 | 52 | 中部 | 6.57 |
| 39 | 島根県 | 50 | 中国 | 7.79 |
| 40 | 香川県 | 49 | 四国 | 5.34 |
| 40 | 山形県 | 49 | 東北 | 4.85 |
| 42 | 和歌山県 | 47 | 近畿 | 5.34 |
| 43 | 佐賀県 | 44 | 九州 | 5.58 |
| 44 | 秋田県 | 39 | 東北 | 4.35 |
| 45 | 鳥取県 | 36 | 中国 | 6.78 |
| 46 | 高知県 | 34 | 四国 | 5.18 |
| 47 | 徳島県 | 30 | 四国 | 4.38 |
双子の分娩が多い上位5都府県
双子の分娩が多い上位5都府県です。
東京都は1,081件、大阪府は691件、愛知県は646件でした。
東京都は2位の大阪府の1.56倍です。
4位は神奈川県で614件、5位は埼玉県で550件。
上位5で全国の40.9パーセント、上位3で27.6パーセント、上位10で61.2パーセントでした。
1位だけで12.3パーセントを占めます。
47都道府県の平均は186.3件なので、1位は平均の5.8倍。
中央値の97件と比べると11.1倍にあたります。
6位以下は千葉県で437件、福岡県で429件、兵庫県で416件と続きました。
2位と3位の差は45件、3位と4位の差は32件でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の59.1パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると1,772件。
これだけで全国の20.2パーセントにあたります。
実数は出生数の多さに沿います。
生まれる数の多い都府県ほど、双子の数も多くなります。
人口あたりの差は2.2倍にとどまります
実数の36倍という開きは、双子の生まれやすさの差なのでしょうか。
ここから先は、ほかの数字と照らして考えたことです。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は滋賀県の9.7件、2位は福井県9.47件、3位は沖縄県8.87件。
4位以下は愛知県、福岡県と続きます。
逆に人口あたりの下位は徳島県4.38件、秋田県4.35件。
滋賀県と秋田県では2.2倍の開きです。
人口あたりの差は2.2倍にとどまります。
双子が生まれる割合は全国でおおむね同じで、実数の差はほぼ出生数の差だということです。
双子が生まれる割合は、母親の年齢が上がるほど高くなることが知られています。
不妊治療の広がりも影響してきました。
双子は小さく生まれやすく、早産にもなりやすいため、周産期の医療との関わりが深い出来事です。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、近畿7府県が7.7件で最も多く、東北6県が5.2件で最も少なくなります。
中部9県7.4件と関東7都県7.2件がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
双子の分娩が少ない下位5県
双子の分娩が少ない下位5県です。
47位の徳島県は30件、46位の高知県は34件、45位の鳥取県は36件でした。
1位の東京都とは36倍の差があります。
44位は秋田県で39件、43位は佐賀県で44件、42位は和歌山県で47件と続きます。
36倍という開きです。
出生数の27.2倍より大きくなっています。
47都道府県の真ん中の県は97件。
平均は186.3件なので、平均が中央値の1.9倍です。
47位の徳島県は平均の16.1パーセント、中央値の30.9パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の2.1パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで12.3パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の徳島県は、1位の東京都の2.78パーセントにあたる水準です。
46位との差は4件、45位との差は6件でした。
1位の東京都と47位の徳島県の間には1,051件の開きがあります。
このグラフについての豆知識
複産の内訳
2つ以上の赤ちゃんが同時に生まれることを複産といいます。
2024年の複産は8,873件で、そのうち双子が8,758件を占めました。
三つ子以上は115件。
複産のほとんどは双子ということになります。
場所は届書に書かれたもの
この統計の「場所」は、出生届や死亡届に書かれた実際の場所です。
一方で都道府県の割りふりは、その場所ではなく届け出た人の住所地で行われます。
里帰り出産で他県の病院を使った場合も、住んでいる県の数として集計されます。
施設の多い少ないをそのまま表す数字ではない点に注意してください。
人口ではなく出生数で割ってみる
人口10万人あたりで割ると、県ごとの差は2.2倍まで縮みました。
ただしこの割り方には、子どもがそもそも何人生まれているかの差が混ざっています。
双子の起きやすさを見たいなら、割る相手は人口ではなく出生数のほうが近いはずです。
そこで、同じ2024年の人口動態調査から出生数を取り、双子の分娩件数を割ってみました。
出生1,000件あたりで並べると、1位は京都府の16.00件、2位は福井県15.97件、3位は新潟県15.79件。
47位は徳島県の8.46件で、開きは1.89倍になります。
人口あたりで1位だった滋賀県は15.46件で5位。
人口で割ったときの順位とは顔ぶれが変わります。
人口あたりの2.2倍から1.89倍へ、差もさらに縮みました。
双子の生まれやすさそのものには、県によるはっきりした違いは見えにくい、ということです。
なお双子が生まれる割合は母親の年齢が上がるほど高くなることが知られており、不妊治療の広がりも影響してきました。
県ごとのわずかな差には、そうした要因が混ざっている可能性があります。
数字の開き
1位の東京都は1,081件、47位の徳島県は30件。
両者の間には36倍の開きがあります。
上位3で全国の27.6パーセント、上位10で61.2パーセントを占めます。
地方のなかで見た双子の分娩件数
| 地方 | 最も多い(件) | 最も少ない(件) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 137 | 秋田県 39 |
| 関東 | 東京都 1081 | 群馬県 140 |
| 中部 | 愛知県 646 | 山梨県 52 |
| 近畿 | 大阪府 691 | 和歌山県 47 |
| 中国 | 広島県 199 | 鳥取県 36 |
| 四国 | 愛媛県 83 | 徳島県 30 |
| 九州 | 福岡県 429 | 佐賀県 44 |
まとめ
双子の分娩件数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で1,081件、最も少ない徳島県で30件でした。
1位と47位の間には36倍の開きがあります。
ただしこの36倍は、双子の生まれやすさの差ではありません。
人口10万人あたりに直すと2.2倍、出生1,000件あたりに直すと1.89倍まで縮みます。
何で割るかで、見える差の大きさがまったく変わる指標です。
この数字は届け出た人の住所地で集計され、生まれた人数ではなく分娩の件数です。
2024年のものになります。
出生1,000件あたりで並べ直すと1位は京都府16.00件、47位は徳島県8.46件。
人口あたりで1位だった滋賀県は5位に下がります。
関連記事
- 【大学生の数】全国262万8,310人、4分の1が1つの都に集中
- 【昼夜間人口比率】100を超えるのは15都府県、ただし大きく離れるのは4つ
- 【人口集中地区】全国の7割が住む「まちの中」、県によっては4分の1しかいません
- 【時短勤務の利用率】全国8.4%、首都圏の4都県が上位
出典
- 統計名: 人口動態調査(上巻 単産-複産の種類別にみた都道府県別分娩件数)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 厚生労働省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003411625
- 備考: 双子として生まれた分娩の件数。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
注記: 双子として生まれた分娩の件数。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
