【こづかいの額】1か月の平均は3,550円、2.52倍

【こづかいの額】1か月の平均は3,550円、2.52倍

家計簿では、何に使ったか記録しないお金を「こづかい」という項目にまとめます。
この金額は47都道府県の平均で1か月3,550円。
使いみちが分からないぶん、その土地の暮らしぶりがにじむ項目でもあります。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

宮崎県が5,559円で1位。
47都道府県の平均は3,550円、中央値は3,389円です。
1位と47位の差は2.52倍、消費支出に占める割合で見ると3.1倍でした。

47都道府県の単純平均

3,550円

1か月のこづかい(2024年)

最も多い 宮崎県

5,559円

最も少ない 島根県

2,208円

地図で見る

1か月のこづかい(2024年)
1か月のこづかい(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 3,129円青森 2,834円岩手 3,101円宮城 3,429円秋田 3,402円山形 2,523円福島 3,664円茨城 4,124円栃木 5,084円群馬 3,547円埼玉 2,975円千葉 3,803円東京 3,209円神奈川 3,189円新潟 5,342円富山 3,079円石川 3,114円福井 4,598円山梨 4,598円長野 3,673円岐阜 4,175円静岡 3,540円愛知 4,922円三重 3,389円滋賀 3,605円京都 3,294円大阪 3,674円兵庫 3,389円奈良 4,710円和歌山 3,898円鳥取 2,758円島根 2,208円岡山 2,879円広島 2,850円山口 4,251円徳島 2,907円香川 2,666円愛媛 2,784円高知 4,308円福岡 3,138円佐賀 3,616円長崎 3,147円熊本 3,033円大分 4,213円宮崎 5,559円鹿児島 2,921円沖縄 2,613円
1か月のこづかい(円)
1か月のこづかい(2024年)
項目1か月のこづかい
北海道3,129円
青森県2,834円
岩手県3,101円
宮城県3,429円
秋田県3,402円
山形県2,523円
福島県3,664円
茨城県4,124円
栃木県5,084円
群馬県3,547円
埼玉県2,975円
千葉県3,803円
東京都3,209円
神奈川県3,189円
新潟県5,342円
富山県3,079円
石川県3,114円
福井県4,598円
山梨県4,598円
長野県3,673円
岐阜県4,175円
静岡県3,540円
愛知県4,922円
三重県3,389円
滋賀県3,605円
京都府3,294円
大阪府3,674円
兵庫県3,389円
奈良県4,710円
和歌山県3,898円
鳥取県2,758円
島根県2,208円
岡山県2,879円
広島県2,850円
山口県4,251円
徳島県2,907円
香川県2,666円
愛媛県2,784円
高知県4,308円
福岡県3,138円
佐賀県3,616円
長崎県3,147円
熊本県3,033円
大分県4,213円
宮崎県5,559円
鹿児島県2,921円
沖縄県2,613円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは宮崎県です。
次いで新潟県、栃木県、愛知県、奈良県が続きます。
淡いのは島根県、山形県、沖縄県でした。

47都道府県の平均は3,550円、中央値は3,389円です。
宮崎県の5,559円は平均の1.57倍にあたります。

1位と47位で2.52倍の開きがありました。
金額の差は月あたり3,351円です。

消費支出に占める割合で見ると宮崎県が2.6パーセントで最も高く、開きは3.1倍になります。

金額1位の宮崎県は割合では1位、割合1位の宮崎県は金額では1位でした。

順位都道府県1か月のこづかい(円)地方消費支出に占める割合
1宮崎県5559九州2.6
2新潟県5342中部2.06
3栃木県5084関東1.97
4愛知県4922中部1.93
5奈良県4710近畿1.81
6山梨県4598中部1.77
6福井県4598中部1.73
8高知県4308四国1.94
9山口県4251中国1.79
10大分県4213九州1.75
11岐阜県4175中部1.63
12茨城県4124関東1.52
13和歌山県3898近畿1.79
14千葉県3803関東1.39
15大阪府3674近畿1.51
16長野県3673中部1.4
17福島県3664東北1.44
18佐賀県3616九州1.59
19滋賀県3605近畿1.28
20群馬県3547関東1.34
21静岡県3540中部1.39
22宮城県3429東北1.37
23秋田県3402東北1.42
24三重県3389近畿1.46
24兵庫県3389近畿1.33
26京都府3294近畿1.37
27東京都3209関東1.22
28神奈川県3189関東1.19
29長崎県3147九州1.33
30福岡県3138九州1.41
31北海道3129北海道1.38
32石川県3114中部1.12
33岩手県3101東北1.23
34富山県3079中部1.08
35熊本県3033九州1.29
36埼玉県2975関東1.18
37鹿児島県2921九州1.31
38徳島県2907四国1.21
39岡山県2879中国1.23
40広島県2850中国1.11
41青森県2834東北1.35
42愛媛県2784四国1.25
43鳥取県2758中国0.99
44香川県2666四国1.13
45沖縄県2613九州1.22
46山形県2523東北0.98
47島根県2208中国0.84
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

こづかいが多い上位5県

上位5都道府県の1か月のこづかい
上位5都道府県の1か月のこづかい 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 02,0004,000宮崎県: 5,559円5,559円新潟県: 5,342円5,342円栃木県: 5,084円5,084円愛知県: 4,922円4,922円奈良県: 4,710円4,710円宮崎県新潟県栃木県愛知県奈良県
上位5都道府県の1か月のこづかい
項目1か月のこづかい
宮崎県5,559円
新潟県5,342円
栃木県5,084円
愛知県4,922円
奈良県4,710円
下位5都道府県の1か月のこづかい
下位5都道府県の1か月のこづかい 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 01,0002,000島根県: 2,208円2,208円山形県: 2,523円2,523円沖縄県: 2,613円2,613円香川県: 2,666円2,666円鳥取県: 2,758円2,758円島根県山形県沖縄県香川県鳥取県
下位5都道府県の1か月のこづかい
項目1か月のこづかい
島根県2,208円
山形県2,523円
沖縄県2,613円
香川県2,666円
鳥取県2,758円

こづかいが多い上位5県です。

宮崎県は5,559円、新潟県は5,342円、栃木県は5,084円でした。
宮崎県は2位の新潟県の1.04倍です。

4位は愛知県で4,922円、5位は奈良県で4,710円。
6位以下は福井県、山梨県、高知県と続きました。

47都道府県の平均は3,550円、中央値は3,389円です。
1位の宮崎県は平均を2,009円上回り、平均の1.57倍にあたります。

2位と3位の差は258円、3位と4位の差は162円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の宮崎県は66,708円ほどになります。
上位5県の平均は5,123円で、47都道府県の平均を1,573円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は849円あります。
中央値と比べると1位は1.64倍でした。

九州と北陸の県が上位に並びました。
現金でのやりとりが多く残る地域なのかもしれません。

消費支出に占める割合でも同じ県が1位です

ここからは統計を離れて、1世帯当たりのこづかいの背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は宮崎県の2.6パーセント、2位は新潟県2.06パーセント、3位は栃木県1.97パーセント。

4位以下は高知県、愛知県と続きます。
逆に割合の下位は山形県0.98パーセント、島根県0.84パーセント。
宮崎県と島根県では3.1倍の開きです。
47都道府県の平均は1.44パーセントでした。

消費支出に占める比率でも、実数と同じ県が首位に立ちます。
ただしこの項目は、記録の仕方に左右される点に注意が必要です。

キャッシュレス決済が広がると、使いみちが自動で記録されるため、この項目は小さくなります。
現金中心の地域ほど大きくなる傾向があります。

クレジットの返済を比べた記事と見比べると、その裏返しの関係が読み取れるかもしれません。

地方別に県の平均を出すと、中部9県が4,116円で最も高く、中国5県が2,989円で最も低くなります。
近畿7府県3,708円と関東7都県3,704円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 0.00.51.01.52.02.5宮崎県: 2.62.6新潟県: 2.12.1栃木県: 2.02.0高知県: 1.91.9愛知県: 1.91.9宮崎県新潟県栃木県高知県愛知県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
宮崎県2.6
新潟県2.1
栃木県2.0
高知県1.9
愛知県1.9

こづかいが少ない下位5県

こづかいが少ない下位5県です。

47位の島根県は2,208円、46位の山形県は2,523円、45位の沖縄県は2,613円でした。
1位の宮崎県とは2.52倍の差があります。

44位は香川県で2,666円、43位は鳥取県で2,758円、42位は愛媛県で2,784円と続きます。

2.52倍という開きです。
家計簿のつけ方によって、同じ支出でもこの項目に入ったり入らなかったりします。

47位の島根県は平均の62.2パーセント、中央値の65.2パーセントにあたります。
平均との差は1,342円でした。

1位と47位の差は月あたり3,351円。
1年に直すと40,212円の開きになります。

46位との差は315円、45位との差は405円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は2,554円。
47都道府県の平均を996円下回り、上位5県との差は2,570円になります。

このグラフについての豆知識

こづかい(使途不明)

家計簿に使いみちを記録しなかった支出です。
世帯主やほかの世帯員に渡した現金のうち、何に使ったか分からない分が入ります。

調査のしくみ上どうしても生じる項目で、記録の丁寧さによって金額が変わります。

家計調査との違い

当サイトには家計調査をもとにした支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。

この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。

数字の開き

1位の宮崎県は5,559円、47位の島根県は2,208円。
両者の間には2.52倍、金額にして月3,351円の開きがあります。

47都道府県の平均は3,550円、中央値は3,389円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると宮崎県が2.6パーセントで最も高く、平均は1.44パーセント。
開きは3.1倍になります。

地方のなかで見た1か月のこづかい

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北福島県 3664山形県 2523
関東栃木県 5084埼玉県 2975
中部新潟県 5342富山県 3079
近畿奈良県 4710京都府 3294
中国山口県 4251島根県 2208
四国高知県 4308香川県 2666
九州宮崎県 5559沖縄県 2613
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯のこづかいを47都道府県で比べると、最も高い宮崎県で5,559円、最も低い島根県で2,208円でした。
1位と47位の差は2.52倍です。

47都道府県の平均は3,550円、中央値は3,389円。
1位と47位の金額の差は月あたり3,351円、1年で40,212円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは3.1倍でした。

1世帯当たりのこづかいの数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、使いみちを記録しなかった分であること。
2つ目は、記録の仕方に左右されること。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では宮崎県が2.6パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと中部9県が4,116円で最も高く、消費支出に占める割合では中部9県が1.57パーセントで最も高くなりました。
交際費やクレジットの返済を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21011002)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21011002)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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