さばを買うのに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、さばの購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は870円、中央値は845円。
最も支出額が多い鹿児島県は1,531円で、最も少ない県の369円との差は1,162円です。
金額を比べると、約4.2倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
870円
1世帯当たりのさばへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 鹿児島県
1,531円
最も少ない 山形県
369円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのさばへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 726円 |
| 青森県 | 567円 |
| 岩手県 | 556円 |
| 宮城県 | 537円 |
| 秋田県 | 786円 |
| 山形県 | 369円 |
| 福島県 | 462円 |
| 茨城県 | 652円 |
| 栃木県 | 654円 |
| 群馬県 | 693円 |
| 埼玉県 | 863円 |
| 千葉県 | 843円 |
| 東京都 | 703円 |
| 神奈川県 | 655円 |
| 新潟県 | 535円 |
| 富山県 | 1,095円 |
| 石川県 | 1,018円 |
| 福井県 | 817円 |
| 山梨県 | 787円 |
| 長野県 | 845円 |
| 岐阜県 | 950円 |
| 静岡県 | 793円 |
| 愛知県 | 864円 |
| 三重県 | 837円 |
| 滋賀県 | 967円 |
| 京都府 | 1,294円 |
| 大阪府 | 704円 |
| 兵庫県 | 880円 |
| 奈良県 | 971円 |
| 和歌山県 | 1,160円 |
| 鳥取県 | 1,064円 |
| 島根県 | 1,366円 |
| 岡山県 | 912円 |
| 広島県 | 723円 |
| 山口県 | 1,036円 |
| 徳島県 | 663円 |
| 香川県 | 989円 |
| 愛媛県 | 805円 |
| 高知県 | 1,130円 |
| 福岡県 | 1,159円 |
| 佐賀県 | 828円 |
| 長崎県 | 1,011円 |
| 熊本県 | 917円 |
| 大分県 | 999円 |
| 宮崎県 | 1,319円 |
| 鹿児島県 | 1,531円 |
| 沖縄県 | 846円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは鹿児島県です。
次いで島根県、宮崎県、京都府、和歌山県が続きます。
淡いのは山形県、福島県、新潟県でした。
47都道府県の平均は870円、中央値は845円です。
鹿児島県の1,531円は平均を661円上回ります。
1位と47位の差は1,162円、倍率にすると4.15倍でした。
かつおへの支出で並べ替えると高知県が7,530で最も高く、開きは10.11倍になります。
主指標で1位の鹿児島県はかつおへの支出では16位、かつおへの支出で1位の高知県は主指標では7位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのさばへの支出(円) | 地方 | かつおへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 鹿児島県 | 1531 | 九州 | 1775 |
| 2 | 島根県 | 1366 | 中国 | 1421 |
| 3 | 宮崎県 | 1319 | 九州 | 2227 |
| 4 | 京都府 | 1294 | 近畿 | 1658 |
| 5 | 和歌山県 | 1160 | 近畿 | 2204 |
| 6 | 福岡県 | 1159 | 九州 | 856 |
| 7 | 高知県 | 1130 | 四国 | 7530 |
| 8 | 富山県 | 1095 | 中部 | 1269 |
| 9 | 鳥取県 | 1064 | 中国 | 1638 |
| 10 | 山口県 | 1036 | 中国 | 1263 |
| 11 | 石川県 | 1018 | 中部 | 1026 |
| 12 | 長崎県 | 1011 | 九州 | 1256 |
| 13 | 大分県 | 999 | 九州 | 868 |
| 14 | 香川県 | 989 | 四国 | 2212 |
| 15 | 奈良県 | 971 | 近畿 | 1834 |
| 16 | 滋賀県 | 967 | 近畿 | 1506 |
| 17 | 岐阜県 | 950 | 中部 | 1186 |
| 18 | 熊本県 | 917 | 九州 | 894 |
| 19 | 岡山県 | 912 | 中国 | 1497 |
| 20 | 兵庫県 | 880 | 近畿 | 1704 |
| 21 | 愛知県 | 864 | 中部 | 1394 |
| 22 | 埼玉県 | 863 | 関東 | 1758 |
| 23 | 沖縄県 | 846 | 九州 | 853 |
| 24 | 長野県 | 845 | 中部 | 1059 |
| 25 | 千葉県 | 843 | 関東 | 1742 |
| 26 | 三重県 | 837 | 近畿 | 1945 |
| 27 | 佐賀県 | 828 | 九州 | 745 |
| 28 | 福井県 | 817 | 中部 | 1043 |
| 29 | 愛媛県 | 805 | 四国 | 2146 |
| 30 | 静岡県 | 793 | 中部 | 1834 |
| 31 | 山梨県 | 787 | 中部 | 909 |
| 32 | 秋田県 | 786 | 東北 | 1649 |
| 33 | 北海道 | 726 | 北海道 | 1432 |
| 34 | 広島県 | 723 | 中国 | 1375 |
| 35 | 大阪府 | 704 | 近畿 | 1878 |
| 36 | 東京都 | 703 | 関東 | 1772 |
| 37 | 群馬県 | 693 | 関東 | 1086 |
| 38 | 徳島県 | 663 | 四国 | 2251 |
| 39 | 神奈川県 | 655 | 関東 | 1584 |
| 40 | 栃木県 | 654 | 関東 | 1772 |
| 41 | 茨城県 | 652 | 関東 | 3023 |
| 42 | 青森県 | 567 | 東北 | 1659 |
| 43 | 岩手県 | 556 | 東北 | 2066 |
| 44 | 宮城県 | 537 | 東北 | 2349 |
| 45 | 新潟県 | 535 | 中部 | 1156 |
| 46 | 福島県 | 462 | 東北 | 2559 |
| 47 | 山形県 | 369 | 東北 | 2174 |
地方別に見る
さばへの支出は、西日本で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、九州・沖縄8県が1,076円で最も高くなります。
次いで中国5県が1,020円、近畿7府県が973円、四国4県が897円と続きました。
低いほうは中部9県が856円、北海道が726円、関東7都県が723円、東北6県が546円でした。
最も高い九州・沖縄8県と最も低い東北6県の差は530円です。
かつおへの支出で見ると四国4県が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。
さばに使う金額が多い上位5県
さばに使う金額が多い上位5県です。
鹿児島県は1,531円、島根県は1,366円、宮崎県は1,319円でした。
1位と2位の差は165円です。
4位は京都府で1,294円、5位は和歌山県で1,160円。
上位5はいずれも47都道府県の平均870円を上回りました。
1位の鹿児島県は平均を661円上回りました。
中央値の845円と比べると686円高く、平均に対する比では1.76倍にあたります。
6位以下は福岡県で1,159円、高知県で1,130円、富山県で1,095円と続きました。
2位と3位の差は47円、3位と4位の差は25円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は65円でした。
1位から5位までの幅は371円、1位から8位までの幅は436円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
鹿児島県はかつおへの支出でも16位に入っています。
全国の値は870円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は鹿児島県の1,531円。
2位の島根県1,366円とは1.1倍の差で、上位はきん差でした。
かつおへの支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
かつおへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は高知県の7,530、2位は茨城県の3,023、3位は福島県の2,559。
4位以下は宮城県、徳島県と続きます。
逆に下位は沖縄県が853、佐賀県が745。
高知県と佐賀県では10.11倍の開きです。
さばは西で多く、東で少ない魚です。
地方別では九州1,076円、中国1,020円、近畿973円と西日本が上位を占め、東北は546円で最下位でした。
下位6県のうち5県が東北です。
青森県・岩手県・宮城県・福島県・山形県が並びました。
東北は魚をよく食べる地域ですが、さばに限っては金額が伸びません。
かつおへの支出と並べると、かつお1位の高知県はさばでも7位に入っています。
西日本では、かつおもさばもよく買われているようです。
地方ごとに県の平均を出すと、九州・沖縄8県が1,076円で最も高く、東北6県が546円で最も低くなります。
中国5県1,020円と近畿7府県973円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
さばに使う金額が少ない下位5県
さばに使う金額が少ない下位5県です。
47位の山形県は369円、46位の福島県は462円、45位の新潟県は535円でした。
1位の鹿児島県とは1,162円の差があります。
44位は宮城県で537円、43位は岩手県で556円、42位は青森県で567円と続きます。
最も少ない県は369円。
上位の県とは4倍ほどの開きがありました。
47都道府県の中央値は845円、平均は870円です。
47位の山形県は平均を501円下回りました。
47位の山形県は1位の鹿児島県の24.1パーセントにあたる水準で、倍率にすると4.15倍の開きです。
46位との差は93円、45位との差は166円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも198円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均870円を下回りました。
47位から43位までの幅は187円です。
山形県はかつおへの支出では中位位です。
全国の値は870円なので、47位はこれを501円下回っています。
このグラフについての豆知識
東西で分かれる魚
さばへの支出は全国平均で年870円。
1位と2位の差は1.1倍と、上位はきん差です。
しめさばや焼きさばなど、調理法は地域によってさまざまです。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の鹿児島県は1,531円、47位の山形県は369円。
差は1,162円、倍率にすると4.15倍です。
中央値は845円、平均は870円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では25円の差でした。
かつおへの支出で並べ替えると開きは10.11倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりのさばへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 786 | 山形県 369 |
| 関東 | 埼玉県 863 | 茨城県 652 |
| 中部 | 富山県 1095 | 新潟県 535 |
| 近畿 | 京都府 1294 | 大阪府 704 |
| 中国 | 島根県 1366 | 広島県 723 |
| 四国 | 高知県 1130 | 徳島県 663 |
| 九州 | 鹿児島県 1531 | 佐賀県 828 |
まとめ
1世帯が1年間にさばへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い鹿児島県で1,531円、最も低い山形県で369円でした。
その差は1,162円、倍率にすると4.15倍です。
47都道府県の中央値は845円、平均は870円でした。
全国の値は870円です。
かつおへの支出で並べ替えると開きは10.11倍になり、主指標で1位の鹿児島県はその見方では16位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、缶詰や干物は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
かつおへの支出では高知県が7,530で最も高く、主指標で1位の鹿児島県はこの見方では16位でした。
地方ごとの平均では九州・沖縄8県が1,076円で最も高く、東北6県が546円で最も低くなりました。
かつおやかれいへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の鹿児島県と2位の島根県の差は165円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 生鮮のさばへの支出。さばの缶詰や干物は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 生鮮のさばへの支出。
さばの缶詰や干物は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
