【日本人の人口・10年推移】ふえたのは2都県のみ、ほかは軒並み下落

【日本人の人口・10年推移】ふえたのは2都県のみ、ほかは軒並み下落

日本人の人口が10年でどう変わったかは、都道府県でどれほど違うのでしょうか。
この記事では、47都道府県の数字を比べます。
2014年と2024年の日本人人口を比べた変化率です。

使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系。

全国は1億2,556万2,000人から1億2,029万6,000人へ、526万6,000人減りました。
増えたのは東京都と沖縄県の2都県だけです。

47都道府県の単純平均

-6.8%

日本人人口の10年変化率(2014年と2024年の比較)

最も多い 東京都

3.2%

最も少ない 秋田県

-13.8%

地図で見る10年の変化

日本人人口の10年変化率(2014年と2024年の比較)
日本人人口の10年変化率(2014年と2024年の比較) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(総務省統計局)をもとに作成。単位は%。 北海道 -7.6%青森 -12.4%岩手 -11.8%宮城 -4.4%秋田 -13.8%山形 -11.3%福島 -10.2%茨城 -5.9%栃木 -6.4%群馬 -6.9%埼玉 -1.0%千葉 -1.1%東京 3.2%神奈川 -0.3%新潟 -10%富山 -8.2%石川 -6.0%福井 -7.8%山梨 -7.4%長野 -6.7%岐阜 -8.1%静岡 -6.7%愛知 -2.0%三重 -8.1%滋賀 -2.5%京都 -5.1%大阪 -2.7%兵庫 -4.9%奈良 -7.1%和歌山 -10.0%鳥取 -8.4%島根 -9.1%岡山 -6.0%広島 -5.7%山口 -10.3%徳島 -10.7%香川 -7.7%愛媛 -9.3%高知 -11.3%福岡 -1.3%佐賀 -6.8%長崎 -10.4%熊本 -6.6%大分 -8.5%宮崎 -7.9%鹿児島 -8.6%沖縄 1.5%
日本人人口の10年変化率(%)
日本人人口の10年変化率(2014年と2024年の比較)
項目日本人人口の10年変化率
北海道-7.6%
青森県-12.4%
岩手県-11.8%
宮城県-4.4%
秋田県-13.8%
山形県-11.3%
福島県-10.2%
茨城県-5.9%
栃木県-6.4%
群馬県-6.9%
埼玉県-1.0%
千葉県-1.1%
東京都3.2%
神奈川県-0.3%
新潟県-10%
富山県-8.2%
石川県-6.0%
福井県-7.8%
山梨県-7.4%
長野県-6.7%
岐阜県-8.1%
静岡県-6.7%
愛知県-2.0%
三重県-8.1%
滋賀県-2.5%
京都府-5.1%
大阪府-2.7%
兵庫県-4.9%
奈良県-7.1%
和歌山県-10.0%
鳥取県-8.4%
島根県-9.1%
岡山県-6.0%
広島県-5.7%
山口県-10.3%
徳島県-10.7%
香川県-7.7%
愛媛県-9.3%
高知県-11.3%
福岡県-1.3%
佐賀県-6.8%
長崎県-10.4%
熊本県-6.6%
大分県-8.5%
宮崎県-7.9%
鹿児島県-8.6%
沖縄県1.5%
全国の日本人人口の推移
全国の日本人人口の推移 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(総務省統計局) 121,000,000122,000,000123,000,000124,000,000125,000,0002014年: 125,562,000%2015年: 124,283,901%2016年: 125,071,000%2017年: 124,745,000%2018年: 124,349,000%2019年: 123,886,000%2020年: 121,541,155%2021年: 122,780,000%2022年: 122,031,000%2023年: 121,193,000%2024年: 120,296,000%2014年2015年2016年2017年2018年2019年2020年2021年2022年2023年2024年
全国の日本人人口の推移
項目全国の日本人人口
2014年125,562,000%
2015年124,283,901%
2016年125,071,000%
2017年124,745,000%
2018年124,349,000%
2019年123,886,000%
2020年121,541,155%
2021年122,780,000%
2022年122,031,000%
2023年121,193,000%
2024年120,296,000%

日本地図で見ると、色が濃く出る(減り方が小さい)のは首都圏と愛知県、滋賀県、福岡県、沖縄県です。
淡い(減り方が大きい)のは東北全域と四国、山陰、それに紀伊半島でした。

47都道府県の単純平均はマイナス6.81パーセント、中央値はマイナス7.35パーセントです。
全国値のマイナス4.19パーセントより減り方が大きいのは、人口の多い都府県ほど減り方が小さいためです。

プラスになったのは2都県、10パーセント以上減ったのは11県。
1位と47位で17.00ポイントの幅がありました。

順位都道府県日本人人口の10年変化率(%)地方2024年の日本人人口2014年の日本人人口10年間の増減数
1東京都3.17関東1346300013049000414000
2沖縄県1.48九州1437000141600021000
3神奈川県-0.29関東89410008967000-26000
4埼玉県-0.95関東70830007151000-68000
5千葉県-1.11関東60570006125000-68000
6福岡県-1.27九州49890005053000-64000
7愛知県-1.96中部71600007303000-143000
8滋賀県-2.51近畿13600001395000-35000
9大阪府-2.74近畿84530008691000-238000
10宮城県-4.44東北22190002322000-103000
11兵庫県-4.92近畿52040005473000-269000
12京都府-5.09近畿24410002572000-131000
13広島県-5.65中国26550002814000-159000
14茨城県-5.92関東27160002887000-171000
15岡山県-5.97中国17950001909000-114000
16石川県-6.01中部10790001148000-69000
17栃木県-6.39関東18300001955000-125000
18熊本県-6.6九州16690001787000-118000
19長野県-6.67中部19450002084000-139000
20静岡県-6.7中部34110003656000-245000
21佐賀県-6.83九州777000834000-57000
22群馬県-6.89関東18110001945000-134000
23奈良県-7.11近畿12670001364000-97000
24山梨県-7.35中部769000830000-61000
25北海道-7.61北海道49800005390000-410000
26香川県-7.7四国899000974000-75000
27福井県-7.8中部721000782000-61000
28宮崎県-7.94九州10210001109000-88000
29岐阜県-8.07中部18460002008000-162000
30三重県-8.13近畿16490001795000-146000
31富山県-8.2中部9740001061000-87000
32鳥取県-8.38中国525000573000-48000
33大分県-8.5九州10660001165000-99000
34鹿児島県-8.64九州15130001656000-143000
35島根県-9.08中国631000694000-63000
36愛媛県-9.29四国12590001388000-129000
37新潟県-10.0中部20780002309000-231000
38和歌山県-10.02近畿871000968000-97000
39福島県-10.16東北17240001919000-195000
40山口県-10.26中国12600001404000-144000
41長崎県-10.43九州12370001381000-144000
42徳島県-10.67四国678000759000-81000
43高知県-11.34四国649000732000-83000
43山形県-11.34東北10010001129000-128000
45岩手県-11.75東北11340001285000-151000
46青森県-12.35東北11570001320000-163000
47秋田県-13.83東北8910001034000-143000
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2014年と2024年の比較、総務省統計局)をもとに作成

地方別に見る10年の変化

地方別の平均(日本人人口の10年変化率)
地方別の平均(日本人人口の10年変化率) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2014年と2024年の比較) -10-8-6-4-20北海道: -7.6%-7.6%東北: -10.7%-10.7%関東: -2.6%-2.6%中部: -7.0%-7.0%近畿: -5.8%-5.8%中国: -7.9%-7.9%四国: -9.8%-9.8%九州: -6.1%-6.1%北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(日本人人口の10年変化率)
項目日本人人口の10年変化率の平均
北海道-7.6%
東北-10.7%
関東-2.6%
中部-7.0%
近畿-5.8%
中国-7.9%
四国-9.8%
九州-6.1%

地方別に平均を出すと、関東が最も小さくなります。

関東7都県がマイナス2.63パーセント、近畿7府県がマイナス5.79パーセント、九州・沖縄8県がマイナス6.09パーセント、中部9県がマイナス6.97パーセントと続きます。
減り方が大きいほうは北海道がマイナス7.61パーセント、中国5県がマイナス7.87パーセント、四国4県がマイナス9.75パーセント、東北6県がマイナス10.65パーセントでした。

関東と東北では8.02ポイントの差があります。

東北6県はマイナス10.65パーセント。
秋田県、青森県、岩手県、山形県、福島県の5県が10パーセント近く、あるいはそれ以上減っており、地方としてまとまった落ち込み方をしています。

関東7都県のマイナス2.63パーセントは、東京都のプラス3.17パーセントが押し上げた結果です。
同じ関東でも群馬県はマイナス6.89パーセントで、九州・沖縄8県の平均マイナス6.09パーセントより大きく減っています。

減り方が小さかった5都県

上位5都道府県の日本人人口の10年変化率
上位5都道府県の日本人人口の10年変化率 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2014年と2024年の比較) -10123東京都: 3.2%3.2%沖縄県: 1.5%1.5%神奈川県: -0.3%-0.3%埼玉県: -1.0%-1.0%千葉県: -1.1%-1.1%東京都沖縄県神奈川県埼玉県千葉県
上位5都道府県の日本人人口の10年変化率
項目日本人人口の10年変化率
東京都3.2%
沖縄県1.5%
神奈川県-0.3%
埼玉県-1.0%
千葉県-1.1%
下位5都道府県の日本人人口の10年変化率
下位5都道府県の日本人人口の10年変化率 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2014年と2024年の比較) -12-8-40秋田県: -13.8%-13.8%青森県: -12.4%-12.4%岩手県: -11.8%-11.8%山形県: -11.3%-11.3%高知県: -11.3%-11.3%秋田県青森県岩手県山形県高知県
下位5都道府県の日本人人口の10年変化率
項目日本人人口の10年変化率
秋田県-13.8%
青森県-12.4%
岩手県-11.8%
山形県-11.3%
高知県-11.3%

減り方が小さかった上位5都県です。

東京都はプラス3.17パーセント、沖縄県はプラス1.48パーセント、神奈川県はマイナス0.29パーセント、埼玉県はマイナス0.95パーセント、千葉県はマイナス1.11パーセントでした。
増えたのは東京都と沖縄県の2都県だけです。

6位以下は福岡県マイナス1.27パーセント、愛知県マイナス1.96パーセント、滋賀県マイナス2.51パーセントと続きます。

減り方が5パーセント未満にとどまったのは11都府県。
上位8つのうち5つが首都圏でした。

総人口の減り方より、日本人人口の減り方のほうが大きい

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
10年間の日本人人口の変化の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

この指標がおもしろいのは、総人口と比べたときです。

日本人人口の変化率と総人口の増減率の相関係数はプラス0.97。
ほとんど同じ動きをしています。
それでも水準はずれます。
全国の日本人人口はこの10年で526万6,000人減りましたが、総人口の減り方はそれより小さいのです。
差の分だけ外国人人口が増えている、ということになります。
日本人だけを数えると、人口の減りはより急に見えます。

外国人人口の変化率との相関はプラス0.46。
日本人が減っていない県ほど外国人も増えているという、ゆるい正の関係です。
外国人が日本人の減少を埋めているというより、人が集まる県には両方が集まっていると読むほうが合います。

65歳以上人口割合との相関はマイナス0.97。
これも極端に強い数字です。
高齢化が進んだ県ほど日本人人口が減っている、というより、人口が減った結果として高齢化率が上がったという順序で見るほうが自然でしょう。

実数で見ると景色が変わります。
10年で増えた人数がいちばん多いのは東京都のプラス414,000人。
減ったほうでは北海道のマイナス410,000人が最大で、兵庫県マイナス269,000人、静岡県マイナス245,000人と続きます。
率では上位に入らない兵庫県や静岡県が、人数では大きく減っています。

沖縄県が2位につけているのは、この10年でも出生数の水準が保たれているためと考えられます。
15歳未満人口割合が全国で最も高い県です。

減り方が大きかった5県

減り方が大きかった下位5県です。

秋田県はマイナス13.83パーセント、青森県はマイナス12.35パーセント、岩手県はマイナス11.75パーセント、高知県はマイナス11.34パーセント、山形県はマイナス11.34パーセントでした。
東京都のプラス3.17パーセントとは17.00ポイントの差があります。

高知県と山形県はどちらもマイナス11.34パーセントで、小数第2位まで並びました。
人口規模は山形県100万1,000人、高知県64万9,000人とちがいますが、減り方はまったく同じでした。

10パーセント以上減ったのは11県。
東北6県のうち5県がここに入ります。

人口そのものが最も少ないのは鳥取県の52万5,000人で、島根県63万1,000人、高知県64万9,000人と続きます。

このグラフについての豆知識

10年で526万人減った

全国の日本人人口は2014年の1億2,556万2,000人から2024年の1億2,029万6,000人へ、526万6,000人減りました。
年にならすと52万人ずつです。
四国4県の人口を合わせた規模が10年で消えた計算になります。

折れ線には段差があります。
2015年と2020年は国勢調査の年で、それ以外の年は推計値です。
調査年に水準が切り替わるため、前後の年でつながりが悪く見えることがあります。

2024年に日本人人口が最も多いのは東京都の1,346万3,000人。
最も少ない鳥取県の52万5,000人とは25.6倍の開きがあります。

総人口との差が外国人人口

この指標は日本国籍を持つ人だけを数えたものです。
総人口から日本人人口を引いた差が、その県の外国人人口にあたります。

ですから、この記事の減り方は総人口の減り方より大きく出ます。
ニュースで見る「日本の人口」は総人口を指すことが多いので、数字が合わないときはどちらを見ているか確かめてみてください。

数字は2014年と2024年の比較です。

順位の並びがにている記事

10年間の日本人人口の変化の並びと似ている記事、そして正反対の記事を挙げます。

並びが最も重なったのは【人口の増減】人口が増えたのは3都府県だけ、47都道府県の人口増減を比較で、相関は0.96です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【高齢者の割合】を47都道府県で比較すると地域差は16.8ポイント(相関-0.96)でした。

相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。

地方のなかで見た日本人人口の10年変化率

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北宮城県 -4.44秋田県 -13.83
関東東京都 3.17群馬県 -6.89
中部愛知県 -1.96新潟県 -10.0
近畿滋賀県 -2.51和歌山県 -10.02
中国広島県 -5.65山口県 -10.26
四国香川県 -7.7高知県 -11.34
九州沖縄県 1.48長崎県 -10.43
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2014年と2024年の比較、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

日本人の人口の10年変化を比べると、最も伸びた東京都でプラス3.17パーセント、最も減った秋田県でマイナス13.83パーセントでした。
全国は526万6,000人減、増えたのは東京都と沖縄県の2都県だけです。

10年間の日本人人口の変化をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、外国人を含まない人口であること。
2つ目は、総人口との差が外国人人口にあたること。
3つ目は2014年と2024年の比較であることです。

総人口の増減率との相関係数はプラス0.97ですが、水準はずれます。
日本人だけを数えると、人口の減りはより急に見えます。

実数では北海道が10年でマイナス410,000人と、いちばん多く減りました。
総人口や外国人人口を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
  • 調査年: 2014年と2024年の比較
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
  • 備考: 指標コードA1102(日本人人口)を2014年と2024年で比べた。外国人を含まない人口。総人口との差が外国人人口にあたる。e-Stat APIで取得した値をそのまま使用

注記: 指標コードA1102(日本人人口)を2014年と2024年で比べた。
外国人を含まない人口。
総人口との差が外国人人口にあたる。
e-Stat APIで取得した値をそのまま使用

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