【道の駅の数】全国1,230駅、最も多い道県と最も少ない都では129倍の開きが出ました

【道の駅の数】全国1,230駅、最も多い道県と最も少ない都では129倍の開きが出ました

「道の駅」の登録数は、都道府県でどれほど違うのでしょうか。
この記事では、47都道府県の数字を比べます。

使うのは国土交通省の道路統計年報で、令和7年6月13日時点の数字です。

全国では1,230駅。
平成5年度に103駅で始まった制度が、30年余りで12倍に増えました。

47都道府県の単純平均

26駅

道の駅の数(令和7年(2025年6月13日時点))

最も多い 北海道

129駅

最も少ない 東京都

1駅

地図で見る道の駅の数

道の駅の数(令和7年(2025年6月13日時点))
道の駅の数(令和7年(2025年6月13日時点)) 道路統計年報(道の駅の登録数)(国土交通省)をもとに作成。単位は駅。 北海道 129駅青森 28駅岩手 39駅宮城 19駅秋田 34駅山形 24駅福島 36駅茨城 16駅栃木 25駅群馬 33駅埼玉 21駅千葉 29駅東京 1駅神奈川 5駅新潟 42駅富山 16駅石川 26駅福井 21駅山梨 22駅長野 54駅岐阜 55駅静岡 26駅愛知 19駅三重 18駅滋賀 20駅京都 18駅大阪 10駅兵庫 36駅奈良 18駅和歌山 36駅鳥取 17駅島根 29駅岡山 17駅広島 21駅山口 24駅徳島 18駅香川 18駅愛媛 29駅高知 26駅福岡 17駅佐賀 11駅長崎 12駅熊本 37駅大分 26駅宮崎 19駅鹿児島 23駅沖縄 10駅
道の駅の数(駅)
道の駅の数(令和7年(2025年6月13日時点))
項目道の駅の数
北海道129駅
青森県28駅
岩手県39駅
宮城県19駅
秋田県34駅
山形県24駅
福島県36駅
茨城県16駅
栃木県25駅
群馬県33駅
埼玉県21駅
千葉県29駅
東京都1駅
神奈川県5駅
新潟県42駅
富山県16駅
石川県26駅
福井県21駅
山梨県22駅
長野県54駅
岐阜県55駅
静岡県26駅
愛知県19駅
三重県18駅
滋賀県20駅
京都府18駅
大阪府10駅
兵庫県36駅
奈良県18駅
和歌山県36駅
鳥取県17駅
島根県29駅
岡山県17駅
広島県21駅
山口県24駅
徳島県18駅
香川県18駅
愛媛県29駅
高知県26駅
福岡県17駅
佐賀県11駅
長崎県12駅
熊本県37駅
大分県26駅
宮崎県19駅
鹿児島県23駅
沖縄県10駅

日本地図で見ると、色が濃く出るのは北海道と中部の内陸、東北です。
淡いのは首都圏と大阪府、沖縄県、佐賀県でした。

47都道府県の単純平均は26.17駅、中央値は22.00駅です。
平均が中央値を上回るのは、北海道が上に大きく外れているためです。

50駅を超えたのは3道県だけ。
10駅以下も4都府県あり、上下の幅が大きいランキングになりました。

順位都道府県道の駅の数(駅)地方面積面積1000km²あたりの道の駅数人口10万人あたりの道の駅数
1北海道129北海道83422.271.552.56
2岐阜県55中部10621.295.182.87
3長野県54中部13561.563.982.72
4新潟県42中部12583.673.342.0
5岩手県39東北15275.052.553.41
6熊本県37九州7409.194.992.18
7福島県36東北13784.392.612.07
7兵庫県36近畿8400.824.290.67
7和歌山県36近畿4724.667.624.09
10秋田県34東北11637.522.923.79
11群馬県33関東6362.285.191.75
12愛媛県29四国5675.895.112.27
12千葉県29関東5156.485.620.46
12島根県29中国6707.784.324.52
15青森県28東北9645.112.92.4
16高知県26四国7102.283.663.96
16静岡県26中部7777.013.340.74
16石川県26中部4186.26.212.37
16大分県26九州6340.74.12.4
20栃木県25関東6408.093.91.33
21山形県24東北9323.152.572.37
21山口県24中国6113.03.931.87
23鹿児島県23九州9186.22.51.5
24山梨県22中部4465.274.932.78
25広島県21中国8478.162.480.77
25埼玉県21関東3797.755.530.29
25福井県21中部4190.575.012.84
28滋賀県20近畿4017.384.981.43
29愛知県19中部5173.213.670.25
29宮崎県19九州7734.162.461.84
29宮城県19東北7282.32.610.85
32京都府18近畿4612.213.90.71
32香川県18四国1876.869.591.96
32三重県18近畿5774.483.121.05
32徳島県18四国4147.04.342.63
32奈良県18近畿3690.944.881.4
37岡山県17中国7114.442.390.93
37鳥取県17中国3507.034.853.2
37福岡県17九州4987.663.410.33
40茨城県16関東6098.322.620.57
40富山県16中部4247.543.771.6
42長崎県12九州4131.22.90.96
43佐賀県11九州2440.644.511.4
44沖縄県10九州2282.114.380.68
44大阪府10近畿1905.345.250.11
46神奈川県5関東2416.552.070.05
47東京都1関東2199.940.450.01
道路統計年報(道の駅の登録数)(令和7年(2025年6月13日時点)、国土交通省)をもとに作成

道の駅が多い5道県

上位5都道府県の道の駅の数
上位5都道府県の道の駅の数 道路統計年報(道の駅の登録数)(令和7年(2025年6月13日時点)) 020406080100120北海道: 129駅129駅岐阜県: 55駅55駅長野県: 54駅54駅新潟県: 42駅42駅岩手県: 39駅39駅北海道岐阜県長野県新潟県岩手県
上位5都道府県の道の駅の数
項目道の駅の数
北海道129駅
岐阜県55駅
長野県54駅
新潟県42駅
岩手県39駅
下位5都道府県の道の駅の数
下位5都道府県の道の駅の数 道路統計年報(道の駅の登録数)(令和7年(2025年6月13日時点)) 0246810東京都: 1駅1駅神奈川県: 5駅5駅大阪府: 10駅10駅沖縄県: 10駅10駅佐賀県: 11駅11駅東京都神奈川県大阪府沖縄県佐賀県
下位5都道府県の道の駅の数
項目道の駅の数
東京都1駅
神奈川県5駅
大阪府10駅
沖縄県10駅
佐賀県11駅

道の駅が多い上位5道県です。

北海道は129駅、岐阜県は55駅、長野県は54駅、新潟県は42駅、岩手県は39駅でした。
北海道と最も少ない東京都では129倍の差があります。

6位以下は熊本県37駅、福島県・兵庫県・和歌山県が36駅と続きます。
上位5道県で全国の25.9パーセントを占めました。

北海道だけで全国の10.5パーセント。
2位の岐阜県の2.3倍あります。
面積との相関係数はプラス0.91と高く、広い道県ほど道の駅も多いという関係がはっきり出ました。

面積で決まる施設だが、密度で見ると別の県が上に来る

ここからは統計を離れて、道の駅の登録数の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。

面積との相関はプラス0.91ですが、人口との相関はマイナス0.10。
人の数とはまったく関係のない施設です。

面積1,000平方キロメートルあたりに直すと、順位はまるで変わります。
1位は香川県の9.59駅、2位が和歌山県7.62駅、3位が石川県6.21駅、4位が千葉県5.62駅、5位が埼玉県5.53駅。
実数で1位の北海道は1.55駅で46位まで落ちます。
全国最小の面積に18駅を置いた香川県が、密度では最も高いということになります。

人口10万人あたりで見るとまた別です。
1位は島根県の4.52駅、2位が和歌山県4.09駅、3位が高知県3.96駅。
人口の少ない県が上位に来ます。
逆に東京都は0.01駅、神奈川県は0.05駅と、ほとんど存在しない水準でした。

道路実延長との相関係数はプラス0.66。
道路が長い県ほど道の駅も多い傾向はありますが、面積ほど強くはありません。
道の駅は国道や主要地方道の沿線に置かれるもので、生活道路の長さとは直接つながらないためでしょう。

東京都の1駅というのは象徴的です。
制度上は都市部にも置けますが、休憩施設としての必要性が薄く、用地の確保も難しい。
道の駅は、車で長い距離を走る地域のための施設だということが、この数字によく表れています。

道の駅が少ない5都府県

道の駅が少ない下位5都府県です。

東京都は1駅、神奈川県は5駅、大阪府と沖縄県が10駅、佐賀県は11駅でした。
北海道の129駅とは129倍の差があります。

東京都の1駅は「八王子滝山」です。
人口1,417万人、面積2,200平方キロメートルの都に1駅しかありません。
人口10万人あたりでは0.01駅で、47都道府県で唯一0.1駅を下回りました。

10駅以下だったのは東京都、神奈川県、大阪府、沖縄県の4都府県です。

下位に並ぶのは大都市を抱える都府県と、県土の狭い県。
沖縄県は面積が全国44位で、道の駅も10駅にとどまりました。

このグラフについての豆知識

「道の駅」の登録のしくみ

道の駅は、市町村または市町村に代わり得る公的な団体が国土交通省に申請し、登録される制度です。
24時間無料で使える駐車場とトイレ、道路情報を提供する施設を備えることが条件になっています。

平成5年2月に制度が始まり、同年度の第1回登録は103駅でした。
令和7年6月13日時点で1,230駅です。

地域の農産物直売所やレストランを併設する駅が多く、いまでは休憩施設というより目的地として使われることも増えています。

30年で12倍に

年度別の登録数を見ると、平成5年度122駅、平成10年度470駅、平成20年度900駅、平成30年度1,154駅、令和7年度1,230駅。

増え方は平成前半に急で、近年はゆるやかになっています。
平成30年度から令和7年度までの7年間で増えたのは76駅でした。

数字は令和7年、2025年6月13日時点のものです。

順位の並びがにている記事

同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
道の駅の登録数の順位で探してみます。

最も似ていたのは【森林面積】北海道だけで全国の21.7%、大阪府とは93倍ひらきます(順位相関0.77)です。
正反対だったのは【人口密度・国勢調査2025】全国330人、差は102倍で、相関は-0.57です。

並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。

地方のなかで見た道の駅の数

地方最も多い(駅)最も少ない(駅)
東北岩手県 39宮城県 19
関東群馬県 33東京都 1
中部岐阜県 55富山県 16
近畿兵庫県 36大阪府 10
中国島根県 29岡山県 17
四国愛媛県 29香川県 18
九州熊本県 37沖縄県 10
道路統計年報(道の駅の登録数)(令和7年(2025年6月13日時点)、国土交通省)をもとに作成

まとめ

47都道府県の道の駅の数を比べると、最も多い北海道は129駅、最も少ない東京都は1駅で、その差は129倍でした。
全国では1,230駅です。

道の駅の登録数をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、市町村などの申請にもとづく登録制度であること。
2つ目は、令和7年6月13日時点の数字であること。
3つ目は、面積との相関が強く人口とはほぼ無関係な指標であることです。

面積1,000平方キロメートルあたりでは香川県が9.59駅で1位。
実数1位の北海道は1.55駅で46位まで落ちます。

面積との相関係数はプラス0.91、人口とはマイナス0.10。
車で長い距離を走る地域のための施設だということが数字に出ていました。
道路実延長や日帰り行楽の記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 道路統計年報(道の駅の登録数)
  • 調査年: 令和7年(2025年6月13日時点)
  • 公開元: 国土交通省
  • 参照URL: https://www.mlit.go.jp/road/toukei_chousa/road_db/pdf/2025/14-3-2.pdf
  • 備考: 国土交通省に登録された「道の駅」の数。登録は市町村または市町村に代わり得る公的な団体からの申請による

注記: 国土交通省に登録された「道の駅」の数。
登録は市町村または市町村に代わり得る公的な団体からの申請による

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