【図書館の読書会・おはなし会】1年で7万9,306件ひらかれました

【図書館の読書会・おはなし会】1年で7万9,306件ひらかれました

図書館では本を貸すだけでなく、読書会やおはなし会も開かれています。
1年で何回になるのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは文部科学省の社会教育調査、2014年度の1年間の数字。

東京都が14,060件で1位。
47都道府県の平均は1,687.4件、中央値は1,051件です。
1位と47位の間には158倍の開き、人口10万人あたりでは28.5倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

1,687件

図書館の読書会・研究会の実施件数(平成26年度間(2014年度))

最も多い 東京都

14,060件

最も少ない 長崎県

89件

地図で見る

図書館の読書会・研究会の実施件数(平成26年度間(2014年度))
図書館の読書会・研究会の実施件数(平成26年度間(2014年度)) 社会教育調査(文部科学省)をもとに作成。単位は件。 北海道 4,348件青森 268件岩手 867件宮城 900件秋田 535件山形 443件福島 1,405件茨城 1,458件栃木 1,254件群馬 545件埼玉 3,967件千葉 2,962件東京 14,060件神奈川 2,984件新潟 1,205件富山 2,020件石川 765件福井 576件山梨 1,126件長野 2,385件岐阜 950件静岡 4,525件愛知 2,216件三重 1,044件滋賀 1,051件京都 945件大阪 4,142件兵庫 1,072件奈良 490件和歌山 498件鳥取 865件島根 1,081件岡山 3,245件広島 2,082件山口 415件徳島 1,127件香川 272件愛媛 336件高知 246件福岡 3,426件佐賀 245件長崎 89件熊本 849件大分 992件宮崎 1,115件鹿児島 1,182件沖縄 733件
図書館の読書会・研究会の実施件数(件)
図書館の読書会・研究会の実施件数(平成26年度間(2014年度))
項目図書館の読書会・研究会の実施件数
北海道4,348件
青森県268件
岩手県867件
宮城県900件
秋田県535件
山形県443件
福島県1,405件
茨城県1,458件
栃木県1,254件
群馬県545件
埼玉県3,967件
千葉県2,962件
東京都14,060件
神奈川県2,984件
新潟県1,205件
富山県2,020件
石川県765件
福井県576件
山梨県1,126件
長野県2,385件
岐阜県950件
静岡県4,525件
愛知県2,216件
三重県1,044件
滋賀県1,051件
京都府945件
大阪府4,142件
兵庫県1,072件
奈良県490件
和歌山県498件
鳥取県865件
島根県1,081件
岡山県3,245件
広島県2,082件
山口県415件
徳島県1,127件
香川県272件
愛媛県336件
高知県246件
福岡県3,426件
佐賀県245件
長崎県89件
熊本県849件
大分県992件
宮崎県1,115件
鹿児島県1,182件
沖縄県733件

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで静岡県、北海道、大阪府、埼玉県が続きます。
淡いのは長崎県、佐賀県、高知県でした。

47都道府県の平均は1,687.4件、中央値は1,051件です。
東京都の14,060件は平均の8.3倍にあたります。

上位3で28.9パーセント、1位と47位で158倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと富山県が202.61件で最も多く、開きは28.5倍になります。

実数1位の東京都は人数あたりでは10位、人数あたり1位の富山県は実数では13位でした。

順位都道府県図書館の読書会・研究会の実施件数(件)地方人口10万人あたりの図書館の読書会・研究会の実施件数
1東京都14060関東99.17
2静岡県4525中部128.3
3北海道4348北海道86.22
4大阪府4142近畿47.3
5埼玉県3967関東54.11
6福岡県3426九州67.28
7岡山県3245中国177.23
8神奈川県2984関東32.35
9千葉県2962関東47.38
10長野県2385中部120.03
11愛知県2216中部29.71
12広島県2082中国76.71
13富山県2020中部202.61
14茨城県1458関東51.96
15福島県1405東北80.61
16栃木県1254関東66.53
17新潟県1205中部57.41
18鹿児島県1182九州77.15
19徳島県1127四国164.53
20山梨県1126中部142.35
21宮崎県1115九州107.94
22島根県1081中国168.38
23兵庫県1072近畿20.09
24滋賀県1051近畿74.96
25三重県1044近畿61.02
26大分県992九州91.43
27岐阜県950中部49.58
28京都府945近畿37.5
29宮城県900東北40.04
30岩手県867東北75.72
31鳥取県865中国162.9
32熊本県849九州50.03
33石川県765中部69.67
34沖縄県733九州50
35福井県576中部77.94
36群馬県545関東28.84
37秋田県535東北59.64
38和歌山県498近畿56.59
39奈良県490近畿38.13
40山形県443東北43.82
41山口県415中国32.4
42愛媛県336四国26.33
43香川県272四国29.66
44青森県268東北23
45高知県246四国37.5
46佐賀県245九州31.09
47長崎県89九州7.11
社会教育調査(平成26年度間(2014年度)、文部科学省)をもとに作成

読書会が多い上位5都府県

上位5都道府県の図書館の読書会・研究会の実施件数
上位5都道府県の図書館の読書会・研究会の実施件数 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 02,0004,0006,0008,00010,00012,00014,000東京都: 14,060件14,060件静岡県: 4,525件4,525件北海道: 4,348件4,348件大阪府: 4,142件4,142件埼玉県: 3,967件3,967件東京都静岡県北海道大阪府埼玉県
上位5都道府県の図書館の読書会・研究会の実施件数
項目図書館の読書会・研究会の実施件数
東京都14,060件
静岡県4,525件
北海道4,348件
大阪府4,142件
埼玉県3,967件
下位5都道府県の図書館の読書会・研究会の実施件数
下位5都道府県の図書館の読書会・研究会の実施件数 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 050100150200250長崎県: 89件89件佐賀県: 245件245件高知県: 246件246件青森県: 268件268件香川県: 272件272件長崎県佐賀県高知県青森県香川県
下位5都道府県の図書館の読書会・研究会の実施件数
項目図書館の読書会・研究会の実施件数
長崎県89件
佐賀県245件
高知県246件
青森県268件
香川県272件

読書会が多い上位5都府県です。

東京都は14,060件、静岡県は4,525件、北海道は4,348件でした。
東京都は2位の静岡県の3.11倍です。

4位は大阪府で4,142件、5位は埼玉県で3,967件。
上位5で全国の39.1パーセント、上位3で28.9パーセント、上位10で58.1パーセントでした。

1位だけで17.7パーセントを占めます。
47都道府県の平均は1,687.4件なので、1位は平均の8.3倍。
中央値の1,051件と比べると13.4倍にあたります。

6位以下は福岡県で3,426件、岡山県で3,245件、神奈川県で2,984件と続きました。

2位と3位の差は177件、3位と4位の差は206件でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の60.9パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると18,585件。
これだけで全国の23.4パーセントにあたります。

図書館の数が多い都府県が上位を占めました。

人口10万人あたりでは富山県が1位です

この分布の背景を、ここから考えてみます。
図書館の読書会の回数の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は富山県の202.61件、2位は岡山県177.23件、3位は島根県168.38件。

4位以下は徳島県、鳥取県と続きます。
逆に人口あたりの下位は兵庫県20.09件、長崎県7.11件。
富山県と長崎県では28.5倍の開きです。

人口10万人あたりでは富山県が1位です。
実数1位の都も人口あたりで上位に残りました。

読書会には、大人が同じ本を読んで語り合うものと、子ども向けのおはなし会があります。
数の上では、絵本の読み聞かせが大きな割合を占めていると考えられます。

当サイトの子ども向け行事をする図書館の記事と並べると、その中身が見えてきます。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、中国5県が109.84件で最も多く、近畿7府県が42.22件で最も少なくなります。
北海道86.22件と中部9県76.49件がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの図書館の読書会・研究会の実施件数の上位5都道府県
人口10万人あたりの図書館の読書会・研究会の実施件数の上位5都道府県 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 050100150200富山県: 202.6202.6岡山県: 177.2177.2島根県: 168.4168.4徳島県: 164.5164.5鳥取県: 162.9162.9富山県岡山県島根県徳島県鳥取県
人口10万人あたりの図書館の読書会・研究会の実施件数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの図書館の読書会・研究会の実施件数
富山県202.6
岡山県177.2
島根県168.4
徳島県164.5
鳥取県162.9

読書会が少ない下位5県

読書会が少ない下位5県です。

47位の長崎県は89件、46位の佐賀県は245件、45位の高知県は246件でした。
1位の東京都とは158倍の差があります。

44位は青森県で268件、43位は香川県で272件、42位は愛媛県で336件と続きます。

読書会を開くには、進行する司書と場所が要ります。

47都道府県の中央値は1,051件。
平均は1,687.4件なので、平均が中央値の1.6倍です。

47位の長崎県は平均の5.3パーセント、中央値の8.5パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の1.4パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで17.7パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の長崎県は、1位の東京都の0.63パーセントにあたる水準です。

46位との差は156件、45位との差は157件でした。
1位の東京都と47位の長崎県の間には13,971件の開きがあります。

地方別に見る

地方別の平均(図書館の読書会・研究会の実施件数)
地方別の平均(図書館の読書会・研究会の実施件数) 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 01,0002,0003,0004,000北海道: 4,348件4,348件東北: 736件736件関東: 3,890件3,890件中部: 1,752件1,752件近畿: 1,320件1,320件中国: 1,538件1,538件四国: 495件495件九州: 1,079件1,079件北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(図書館の読書会・研究会の実施件数)
項目図書館の読書会・研究会の実施件数の平均
北海道4,348件
東北736件
関東3,890件
中部1,752件
近畿1,320件
中国1,538件
四国495件
九州1,079件

図書館の読書会は、館の多い地方で多くなります。

地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の34.3パーセントで最も大きくなります。
次いで中部9県が19.9パーセント、近畿7府県が11.7パーセント、九州・沖縄8県が10.9パーセントと続きました。

少ないほうは中国5県が9.7パーセント、東北6県が5.6パーセント、北海道が5.5パーセント、四国4県が2.5パーセントでした。

人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
中国5県が109.84件、北海道が86.22件、中部9県が76.49件の順に多く、最も少ないのは近畿7府県が42.22件です。

このグラフについての豆知識

おはなし会という時間

多くの図書館が、週末や平日の午前に絵本の読み聞かせを行っています。
司書やボランティアが進行し、小さな子と保護者が集まります。

この数字には、大人向けの読書会や研究会も含まれています。

社会教育調査という統計

社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。

施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。

数字の開き

1位の東京都は14,060件、47位の長崎県は89件。
両者の間には158倍の開きがあります。
上位3で全国の28.9パーセント、上位10で58.1パーセントを占めます。

中央値は1,051件、平均は1,687.4件です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと28.5倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
図書館の読書会の回数の順位で探してみます。

0.91という高い相関を示したのが【図書館のおはなし会に来た人】1年でおよそ194万人でした。
最も食い違ったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.58)でした。

相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。

地方のなかで見た図書館の読書会・研究会の実施件数

地方最も多い(件)最も少ない(件)
東北福島県 1405青森県 268
関東東京都 14060群馬県 545
中部静岡県 4525福井県 576
近畿大阪府 4142奈良県 490
中国岡山県 3245山口県 415
四国徳島県 1127高知県 246
九州福岡県 3426長崎県 89
社会教育調査(平成26年度間(2014年度)、文部科学省)をもとに作成

まとめ

図書館の読書会の回数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で14,060件、最も少ない長崎県で89件でした。
1位と47位の間には158倍の開きがあります。

上位3で全国の28.9パーセント、上位10で58.1パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は1,051件、平均は1,687.4件でした。
人口10万人あたりに直すと28.5倍の開きになります。

図書館の読書会の回数をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、大人向けと子ども向けを合わせた数であること。
2つ目は、おはなし会も含まれること。
3つ目は2014年の数字であることです。

人口10万人あたりでは富山県が202.61件で最多。
実数1位の東京都は人数あたりでは10位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の34.3パーセントで最多、人口10万人あたりでは中国5県が109.84件で最多でした。
読書会の参加者や子ども向け行事をする図書館を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 社会教育調査
  • 調査年: 平成26年度間(2014年度)
  • 公開元: 文部科学省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003348637
  • 備考: 2014年度に図書館が開いた読書会・研究会の件数。おはなし会もここに含まれる。人口10万人あたりの図書館の読書会・研究会の実施件数は2024年の総人口で割った参考値

注記: 2014年度に図書館が開いた読書会・研究会の件数。
おはなし会もここに含まれる。
人口10万人あたりの図書館の読書会・研究会の実施件数は2024年の総人口で割った参考値

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