【はくさいに使う金額】平均年1,519円、産地とのねじれ

【はくさいに使う金額】平均年1,519円、産地とのねじれ

鍋物に欠かせないはくさいに、1世帯はいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。

大阪府が1,948円で1位。
47都道府県の平均は1,519円、中央値は1,515円です。
最も高い1,948円と最も低い1,053円の差は895円、倍率にすると1.85倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。

47都道府県の単純平均

1,519円

1世帯当たりのはくさいへの支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 大阪府

1,948円

最も少ない 茨城県

1,053円

地図で見る

1世帯当たりのはくさいへの支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりのはくさいへの支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 1,554円青森 1,282円岩手 1,312円宮城 1,402円秋田 1,526円山形 1,195円福島 1,365円茨城 1,053円栃木 1,169円群馬 1,058円埼玉 1,356円千葉 1,515円東京 1,466円神奈川 1,495円新潟 1,441円富山 1,639円石川 1,564円福井 1,419円山梨 1,227円長野 1,271円岐阜 1,377円静岡 1,390円愛知 1,473円三重 1,368円滋賀 1,653円京都 1,871円大阪 1,948円兵庫 1,869円奈良 1,848円和歌山 1,764円鳥取 1,613円島根 1,758円岡山 1,730円広島 1,710円山口 1,574円徳島 1,819円香川 1,728円愛媛 1,664円高知 1,738円福岡 1,632円佐賀 1,702円長崎 1,672円熊本 1,446円大分 1,411円宮崎 1,684円鹿児島 1,462円沖縄 1,186円
1世帯当たりのはくさいへの支出(円)
1世帯当たりのはくさいへの支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりのはくさいへの支出
北海道1,554円
青森県1,282円
岩手県1,312円
宮城県1,402円
秋田県1,526円
山形県1,195円
福島県1,365円
茨城県1,053円
栃木県1,169円
群馬県1,058円
埼玉県1,356円
千葉県1,515円
東京都1,466円
神奈川県1,495円
新潟県1,441円
富山県1,639円
石川県1,564円
福井県1,419円
山梨県1,227円
長野県1,271円
岐阜県1,377円
静岡県1,390円
愛知県1,473円
三重県1,368円
滋賀県1,653円
京都府1,871円
大阪府1,948円
兵庫県1,869円
奈良県1,848円
和歌山県1,764円
鳥取県1,613円
島根県1,758円
岡山県1,730円
広島県1,710円
山口県1,574円
徳島県1,819円
香川県1,728円
愛媛県1,664円
高知県1,738円
福岡県1,632円
佐賀県1,702円
長崎県1,672円
熊本県1,446円
大分県1,411円
宮崎県1,684円
鹿児島県1,462円
沖縄県1,186円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは大阪府です。
次いで京都府、兵庫県、奈良県、徳島県が続きます。
淡いのは茨城県、群馬県、栃木県でした。

47都道府県の平均は1,519円、中央値は1,515円です。
大阪府の1,948円は平均を429円上回ります。

1位と47位の差は895円、倍率にすると1.85倍でした。

はくさい漬への支出で並べ替えると高知県が2,072で最も高く、開きは9.46倍になります。

主指標で1位の大阪府ははくさい漬への支出では12位、はくさい漬への支出で1位の高知県は主指標では8位でした。

順位都道府県1世帯当たりのはくさいへの支出(円)地方はくさい漬への支出
1大阪府1948近畿711
2京都府1871近畿570
3兵庫県1869近畿540
4奈良県1848近畿643
5徳島県1819四国723
6和歌山県1764近畿455
7島根県1758中国654
8高知県1738四国2072
9岡山県1730中国682
10香川県1728四国543
11広島県1710中国675
12佐賀県1702九州699
13宮崎県1684九州660
14長崎県1672九州584
15愛媛県1664四国442
16滋賀県1653近畿597
17富山県1639中部798
18福岡県1632九州691
19鳥取県1613中国1292
20山口県1574中国903
21石川県1564中部706
22北海道1554北海道347
23秋田県1526東北436
24千葉県1515関東711
25神奈川県1495関東649
26愛知県1473中部551
27東京都1466関東678
28鹿児島県1462九州429
29熊本県1446九州563
30新潟県1441中部521
31福井県1419中部549
32大分県1411九州728
33宮城県1402東北661
34静岡県1390中部808
35岐阜県1377中部500
36三重県1368近畿468
37福島県1365東北952
38埼玉県1356関東593
39岩手県1312東北591
40青森県1282東北603
41長野県1271中部460
42山梨県1227中部890
43山形県1195東北954
44沖縄県1186九州219
45栃木県1169関東660
46群馬県1058関東498
47茨城県1053関東583
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

はくさいへの支出が多い上位5府県

上位5都道府県の1世帯当たりのはくさいへの支出
上位5都道府県の1世帯当たりのはくさいへの支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05001,0001,500大阪府: 1,948円1,948円京都府: 1,871円1,871円兵庫県: 1,869円1,869円奈良県: 1,848円1,848円徳島県: 1,819円1,819円大阪府京都府兵庫県奈良県徳島県
上位5都道府県の1世帯当たりのはくさいへの支出
項目1世帯当たりのはくさいへの支出
大阪府1,948円
京都府1,871円
兵庫県1,869円
奈良県1,848円
徳島県1,819円
下位5都道府県の1世帯当たりのはくさいへの支出
下位5都道府県の1世帯当たりのはくさいへの支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02004006008001,000茨城県: 1,053円1,053円群馬県: 1,058円1,058円栃木県: 1,169円1,169円沖縄県: 1,186円1,186円山形県: 1,195円1,195円茨城県群馬県栃木県沖縄県山形県
下位5都道府県の1世帯当たりのはくさいへの支出
項目1世帯当たりのはくさいへの支出
茨城県1,053円
群馬県1,058円
栃木県1,169円
沖縄県1,186円
山形県1,195円

はくさいへの支出が多い上位5府県です。

大阪府は1,948円、京都府は1,871円、兵庫県は1,869円でした。
1位と2位の差は77円です。

4位は奈良県で1,848円、5位は徳島県で1,819円。
上位5はいずれも47都道府県の平均1,519円を上回りました。

1位の大阪府は平均を429円上回りました。
中央値の1,515円と比べると433円高く、平均に対する比では1.28倍にあたります。

6位以下は和歌山県で1,764円、島根県で1,758円、高知県で1,738円と続きました。

2位と3位の差は2円、3位と4位の差は21円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は81円でした。

1位から5位までの幅は129円、1位から8位までの幅は210円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

大阪府ははくさい漬への支出でも12位に入っています。
全国の値は1,519円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は大阪府の1,948円。
近畿の府県が上位に入ります。

はくさい漬への支出と並べて見ます

ここから先は、1世帯が1年間にはくさいへ使う金額がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

はくさい漬への支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は高知県の2,072、2位は鳥取県の1,292、3位は山形県の954。

4位以下は福島県、山口県と続きます。
逆に下位は北海道が347、沖縄県が219。
高知県と沖縄県では9.46倍の開きです。

はくさいの生産量が全国有数の茨城県が最下位というのは意外です。
産地では家庭菜園やおすそ分けで手に入り、買わずにすむのかもしれません。

さつまいもでも同じ「産地なのに支出が少ない」現象が見られました。
産地と支出は必ずしも一致しません。

当サイトのはくさい漬への支出の記事と並べて読んでみてください。

地方ごとに県の平均を出すと、近畿7府県が1,760円で最も高く、関東7都県が1,302円で最も低くなります。
四国4県1,737円と中国5県1,677円がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

はくさい漬への支出の上位5都道府県
はくさい漬への支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05001,0001,5002,000高知県: 2,0722,072鳥取県: 1,2921,292山形県: 954954福島県: 952952山口県: 903903高知県鳥取県山形県福島県山口県
はくさい漬への支出の上位5都道府県
項目はくさい漬への支出
高知県2,072
鳥取県1,292
山形県954
福島県952
山口県903

はくさいへの支出が少ない下位5県

はくさいへの支出が少ない下位5県です。

47位の茨城県は1,053円、46位の群馬県は1,058円、45位の栃木県は1,169円でした。
1位の大阪府とは895円の差があります。

44位は沖縄県で1,186円、43位は山形県で1,195円、42位は山梨県で1,227円と続きます。

最も少ない茨城県は1,053円。
1位と47位の差は1.9倍です。

47都道府県の中央値は1,515円、平均は1,519円です。
47位の茨城県は平均を466円下回りました。

47位の茨城県は1位の大阪府の54.1パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.85倍の開きです。

46位との差は5円、45位との差は116円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも174円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均1,519円を下回りました。
47位から43位までの幅は142円です。

茨城県ははくさい漬への支出では中位位です。
全国の値は1,519円なので、47位はこれを466円下回っています。

地方別に見る

地方別の平均(1世帯当たりのはくさいへの支出)
地方別の平均(1世帯当たりのはくさいへの支出) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05001,0001,500北海道: 1,554円1,554円東北: 1,347円1,347円関東: 1,302円1,302円中部: 1,422円1,422円近畿: 1,760円1,760円中国: 1,677円1,677円四国: 1,737円1,737円九州: 1,524円1,524円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1世帯当たりのはくさいへの支出)
項目1世帯当たりのはくさいへの支出の平均
北海道1,554円
東北1,347円
関東1,302円
中部1,422円
近畿1,760円
中国1,677円
四国1,737円
九州1,524円

はくさいへの支出は、近畿で多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、近畿7府県が1,760円で最も高くなります。
次いで四国4県が1,737円、中国5県が1,677円、北海道が1,554円と続きました。

低いほうは九州・沖縄8県が1,524円、中部9県が1,422円、東北6県が1,347円、関東7都県が1,302円でした。

最も高い近畿7府県と最も低い関東7都県の差は458円です。
はくさい漬への支出で見ると四国4県が最も高く、北海道が最も低くなりました。

このグラフについての豆知識

産地と支出のねじれ

はくさいへの支出は全国平均で年1,519円。
冬にかけて消費が伸びる野菜です。

茨城県と長野県で全国の生産量の半分ちかくを占めます。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の大阪府は1,948円、47位の茨城県は1,053円。
差は895円、倍率にすると1.85倍です。

中央値は1,515円、平均は1,519円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では4円の差でした。

はくさい漬への支出で並べ替えると開きは9.46倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
1世帯が1年間にはくさいへ使う金額の順位で探してみます。

0.71という高い相関を示したのが【ぶりへの支出】平均年3,023円、年取り魚の東西でした。
最も食い違ったのは【納豆への支出】平均年4,888円、東で多く西で少ない(順位相関-0.79)でした。

似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。

地方のなかで見た1世帯当たりのはくさいへの支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北秋田県 1526山形県 1195
関東千葉県 1515茨城県 1053
中部富山県 1639山梨県 1227
近畿大阪府 1948三重県 1368
中国島根県 1758山口県 1574
四国徳島県 1819愛媛県 1664
九州佐賀県 1702沖縄県 1186
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間にはくさいへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い大阪府で1,948円、最も低い茨城県で1,053円でした。
その差は895円、倍率にすると1.85倍です。

47都道府県の中央値は1,515円、平均は1,519円でした。
全国の値は1,519円です。
はくさい漬への支出で並べ替えると開きは9.46倍になり、主指標で1位の大阪府はその見方では12位に位置します。

この1世帯が1年間にはくさいへ使う金額の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、漬物は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。

はくさい漬への支出では高知県が2,072で最も高く、主指標で1位の大阪府はこの見方では12位でした。

地方ごとの平均では近畿7府県が1,760円で最も高く、関東7都県が1,302円で最も低くなりました。
はくさい漬やにんじんへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の大阪府と2位の京都府の差は77円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 生鮮のはくさいへの支出。漬物は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 生鮮のはくさいへの支出。
漬物は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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