魚や貝のつくだ煮に、1世帯はいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。
静岡県が1,835円で1位。
47都道府県の平均は841円、中央値は771円です。
最も高い1,835円と最も低い159円の差は1,676円、倍率にすると11.54倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。
47都道府県の単純平均
841円
1世帯当たりの魚介のつくだ煮への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 静岡県
1,835円
最も少ない 沖縄県
159円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの魚介のつくだ煮への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 509円 |
| 青森県 | 434円 |
| 岩手県 | 465円 |
| 宮城県 | 743円 |
| 秋田県 | 1,295円 |
| 山形県 | 1,101円 |
| 福島県 | 1,040円 |
| 茨城県 | 1,074円 |
| 栃木県 | 1,153円 |
| 群馬県 | 836円 |
| 埼玉県 | 672円 |
| 千葉県 | 970円 |
| 東京都 | 854円 |
| 神奈川県 | 999円 |
| 新潟県 | 460円 |
| 富山県 | 974円 |
| 石川県 | 881円 |
| 福井県 | 713円 |
| 山梨県 | 1,039円 |
| 長野県 | 1,556円 |
| 岐阜県 | 1,352円 |
| 静岡県 | 1,835円 |
| 愛知県 | 1,167円 |
| 三重県 | 1,347円 |
| 滋賀県 | 1,224円 |
| 京都府 | 1,448円 |
| 大阪府 | 1,075円 |
| 兵庫県 | 1,172円 |
| 奈良県 | 1,085円 |
| 和歌山県 | 831円 |
| 鳥取県 | 771円 |
| 島根県 | 600円 |
| 岡山県 | 601円 |
| 広島県 | 484円 |
| 山口県 | 471円 |
| 徳島県 | 637円 |
| 香川県 | 730円 |
| 愛媛県 | 483円 |
| 高知県 | 502円 |
| 福岡県 | 662円 |
| 佐賀県 | 432円 |
| 長崎県 | 466円 |
| 熊本県 | 641円 |
| 大分県 | 527円 |
| 宮崎県 | 571円 |
| 鹿児島県 | 496円 |
| 沖縄県 | 159円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは静岡県です。
次いで長野県、京都府、岐阜県、三重県が続きます。
淡いのは沖縄県、佐賀県、青森県でした。
47都道府県の平均は841円、中央値は771円です。
静岡県の1,835円は平均を994円上回ります。
1位と47位の差は1,676円、倍率にすると11.54倍でした。
こんぶつくだ煮への支出で並べ替えると福井県が2,027で最も高く、開きは4.09倍になります。
主指標で1位の静岡県はこんぶつくだ煮への支出では16位、こんぶつくだ煮への支出で1位の福井県は主指標では27位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの魚介のつくだ煮への支出(円) | 地方 | こんぶつくだ煮への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 静岡県 | 1835 | 中部 | 1286 |
| 2 | 長野県 | 1556 | 中部 | 1722 |
| 3 | 京都府 | 1448 | 近畿 | 1473 |
| 4 | 岐阜県 | 1352 | 中部 | 1434 |
| 5 | 三重県 | 1347 | 近畿 | 1116 |
| 6 | 秋田県 | 1295 | 東北 | 1160 |
| 7 | 滋賀県 | 1224 | 近畿 | 1550 |
| 8 | 兵庫県 | 1172 | 近畿 | 1249 |
| 9 | 愛知県 | 1167 | 中部 | 1210 |
| 10 | 栃木県 | 1153 | 関東 | 1268 |
| 11 | 山形県 | 1101 | 東北 | 1273 |
| 12 | 奈良県 | 1085 | 近畿 | 1639 |
| 13 | 大阪府 | 1075 | 近畿 | 1437 |
| 14 | 茨城県 | 1074 | 関東 | 1360 |
| 15 | 福島県 | 1040 | 東北 | 1726 |
| 16 | 山梨県 | 1039 | 中部 | 1350 |
| 17 | 神奈川県 | 999 | 関東 | 1203 |
| 18 | 富山県 | 974 | 中部 | 1992 |
| 19 | 千葉県 | 970 | 関東 | 1148 |
| 20 | 石川県 | 881 | 中部 | 1411 |
| 21 | 東京都 | 854 | 関東 | 1184 |
| 22 | 群馬県 | 836 | 関東 | 1208 |
| 23 | 和歌山県 | 831 | 近畿 | 1524 |
| 24 | 鳥取県 | 771 | 中国 | 1213 |
| 25 | 宮城県 | 743 | 東北 | 1053 |
| 26 | 香川県 | 730 | 四国 | 1147 |
| 27 | 福井県 | 713 | 中部 | 2027 |
| 28 | 埼玉県 | 672 | 関東 | 1200 |
| 29 | 福岡県 | 662 | 九州 | 846 |
| 30 | 熊本県 | 641 | 九州 | 991 |
| 31 | 徳島県 | 637 | 四国 | 1036 |
| 32 | 岡山県 | 601 | 中国 | 1091 |
| 33 | 島根県 | 600 | 中国 | 1204 |
| 34 | 宮崎県 | 571 | 九州 | 1137 |
| 35 | 大分県 | 527 | 九州 | 967 |
| 36 | 北海道 | 509 | 北海道 | 1120 |
| 37 | 高知県 | 502 | 四国 | 891 |
| 38 | 鹿児島県 | 496 | 九州 | 1435 |
| 39 | 広島県 | 484 | 中国 | 987 |
| 40 | 愛媛県 | 483 | 四国 | 868 |
| 41 | 山口県 | 471 | 中国 | 1118 |
| 42 | 長崎県 | 466 | 九州 | 995 |
| 43 | 岩手県 | 465 | 東北 | 1056 |
| 44 | 新潟県 | 460 | 中部 | 1392 |
| 45 | 青森県 | 434 | 東北 | 1238 |
| 46 | 佐賀県 | 432 | 九州 | 1057 |
| 47 | 沖縄県 | 159 | 九州 | 495 |
地方別に見る
つくだ煮への支出は、東海と関東で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、近畿7府県が1,169円で最も高くなります。
次いで中部9県が1,109円、関東7都県が937円、東北6県が846円と続きました。
低いほうは四国4県が588円、中国5県が585円、北海道が509円、九州・沖縄8県が494円でした。
最も高い近畿7府県と最も低い九州・沖縄8県の差は675円です。
こんぶつくだ煮への支出で見ると中部9県が最も高く、四国4県が最も低くなりました。
つくだ煮への支出が多い上位5県
つくだ煮への支出が多い上位5県です。
静岡県は1,835円、長野県は1,556円、京都府は1,448円でした。
1位と2位の差は279円です。
4位は岐阜県で1,352円、5位は三重県で1,347円。
上位5はいずれも47都道府県の平均841円を上回りました。
1位の静岡県は平均を994円上回りました。
中央値の771円と比べると1,064円高く、平均に対する比では2.18倍にあたります。
6位以下は秋田県で1,295円、滋賀県で1,224円、兵庫県で1,172円と続きました。
2位と3位の差は108円、3位と4位の差は96円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は175円でした。
1位から5位までの幅は488円、1位から8位までの幅は663円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
静岡県はこんぶつくだ煮への支出でも16位に入っています。
全国の値は841円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は静岡県の1,835円。
しらすやさくらえびの産地です。
こんぶつくだ煮と並べて見ます
以下は、1世帯が1年間に魚介のつくだ煮へ使う金額にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。
こんぶつくだ煮への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は福井県の2,027、2位は富山県の1,992、3位は福島県の1,726。
4位以下は長野県、奈良県と続きます。
逆に下位は福岡県が846、沖縄県が495。
福井県と沖縄県では4.09倍の開きです。
つくだ煮は、しょう油と砂糖で煮つめた保存食です。
産地では小魚やえびを使ったつくだ煮が名物になっています。
しょう油を使う料理なので、しょう油の消費が多い地域と重なる面もありそうです。
当サイトのこんぶつくだ煮への支出の記事と並べて読んでみてください。
地方ごとに県の平均を出すと、近畿7府県が1,169円で最も高く、九州・沖縄8県が494円で最も低くなります。
中部9県1,109円と関東7都県937円がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
つくだ煮への支出が少ない下位5県
つくだ煮への支出が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は159円、46位の佐賀県は432円、45位の青森県は434円でした。
1位の静岡県とは1,676円の差があります。
44位は新潟県で460円、43位は岩手県で465円、42位は長崎県で466円と続きます。
最も少ない沖縄県は159円。
1位と47位の差は11.5倍にひらきます。
47都道府県の中央値は771円、平均は841円です。
47位の沖縄県は平均を682円下回りました。
47位の沖縄県は1位の静岡県の8.7パーセントにあたる水準で、倍率にすると11.54倍の開きです。
46位との差は273円、45位との差は275円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも307円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均841円を下回りました。
47位から43位までの幅は306円です。
沖縄県はこんぶつくだ煮への支出では47位です。
全国の値は841円なので、47位はこれを682円下回っています。
このグラフについての豆知識
しょう油と砂糖の保存食
魚介のつくだ煮への支出は全国平均で年841円。
こんぶつくだ煮の1,244円より少なめです。
つくだ煮の名前は、江戸の佃島(つくだじま)で作られたことに由来するといわれます。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の静岡県は1,835円、47位の沖縄県は159円。
差は1,676円、倍率にすると11.54倍です。
中央値は771円、平均は841円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では70円の差でした。
こんぶつくだ煮への支出で並べ替えると開きは4.09倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
1世帯が1年間に魚介のつくだ煮へ使う金額の順位を、当サイトの全記事の並びと突き合わせてみました。
並びが最も重なったのは【土木作業員の月給】全国28.6万円、インフラの現場で、相関は0.68です。
正反対だったのは【入院日数の平均】全国25.6日、差は1.9倍で、相関は-0.7です。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た1世帯当たりの魚介のつくだ煮への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 1295 | 青森県 434 |
| 関東 | 栃木県 1153 | 埼玉県 672 |
| 中部 | 静岡県 1835 | 新潟県 460 |
| 近畿 | 京都府 1448 | 和歌山県 831 |
| 中国 | 鳥取県 771 | 山口県 471 |
| 四国 | 香川県 730 | 愛媛県 483 |
| 九州 | 福岡県 662 | 沖縄県 159 |
まとめ
1世帯が1年間に魚介のつくだ煮へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い静岡県で1,835円、最も低い沖縄県で159円でした。
その差は1,676円、倍率にすると11.54倍です。
47都道府県の中央値は771円、平均は841円でした。
全国の値は841円です。
こんぶつくだ煮への支出で並べ替えると開きは4.09倍になり、主指標で1位の静岡県はその見方では16位に位置します。
1世帯が1年間に魚介のつくだ煮へ使う金額をどう数えているかについて、3つ補っておきます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、こんぶつくだ煮は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
こんぶつくだ煮への支出では福井県が2,027で最も高く、主指標で1位の静岡県はこの見方では16位でした。
地方ごとの平均では近畿7府県が1,169円で最も高く、九州・沖縄8県が494円で最も低くなりました。
こんぶつくだ煮や干しあじへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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- 【干しあじに使う金額】平均年471円、差は18.4倍
- 【しらす干しに使う金額】平均年1,424円、産地で食べる魚
- 【だいこん漬に使う金額】平均年1,161円、雪国の保存食
- 【しょう油に使う金額】平均年1,786円、地域で味が変わる
出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 魚や貝のつくだ煮への支出。こんぶのつくだ煮は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 魚や貝のつくだ煮への支出。
こんぶのつくだ煮は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
