買ってきたやきとりに、1世帯は1年でいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。
青森県が5,063円で1位。
47都道府県の平均は2,670円、中央値は2,698円です。
最も高い5,063円と最も低い1,270円の差は3,793円、倍率にすると3.99倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。
47都道府県の単純平均
2,670円
1世帯当たりのやきとりへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 青森県
5,063円
最も少ない 沖縄県
1,270円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのやきとりへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 3,052円 |
| 青森県 | 5,063円 |
| 岩手県 | 3,156円 |
| 宮城県 | 2,985円 |
| 秋田県 | 3,003円 |
| 山形県 | 3,618円 |
| 福島県 | 3,147円 |
| 茨城県 | 3,432円 |
| 栃木県 | 3,339円 |
| 群馬県 | 2,580円 |
| 埼玉県 | 3,772円 |
| 千葉県 | 3,123円 |
| 東京都 | 3,551円 |
| 神奈川県 | 3,690円 |
| 新潟県 | 2,798円 |
| 富山県 | 3,118円 |
| 石川県 | 3,185円 |
| 福井県 | 3,551円 |
| 山梨県 | 3,408円 |
| 長野県 | 3,113円 |
| 岐阜県 | 2,135円 |
| 静岡県 | 3,535円 |
| 愛知県 | 2,120円 |
| 三重県 | 1,513円 |
| 滋賀県 | 1,925円 |
| 京都府 | 1,652円 |
| 大阪府 | 2,336円 |
| 兵庫県 | 1,823円 |
| 奈良県 | 1,763円 |
| 和歌山県 | 2,698円 |
| 鳥取県 | 2,097円 |
| 島根県 | 2,279円 |
| 岡山県 | 2,829円 |
| 広島県 | 2,715円 |
| 山口県 | 2,238円 |
| 徳島県 | 2,983円 |
| 香川県 | 1,953円 |
| 愛媛県 | 1,694円 |
| 高知県 | 2,042円 |
| 福岡県 | 1,779円 |
| 佐賀県 | 1,989円 |
| 長崎県 | 2,206円 |
| 熊本県 | 2,516円 |
| 大分県 | 2,092円 |
| 宮崎県 | 2,245円 |
| 鹿児島県 | 2,359円 |
| 沖縄県 | 1,270円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは青森県です。
次いで埼玉県、神奈川県、山形県、東京都が続きます。
淡いのは沖縄県、三重県、京都府でした。
47都道府県の平均は2,670円、中央値は2,698円です。
青森県の5,063円は平均を2,393円上回ります。
1位と47位の差は3,793円、倍率にすると3.99倍でした。
コロッケへの支出で並べ替えると福井県が3,519で最も高く、開きは2.47倍になります。
主指標で1位の青森県はコロッケへの支出では31位、コロッケへの支出で1位の福井県は主指標では6位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのやきとりへの支出(円) | 地方 | コロッケへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 青森県 | 5063 | 東北 | 2070 |
| 2 | 埼玉県 | 3772 | 関東 | 2189 |
| 3 | 神奈川県 | 3690 | 関東 | 2357 |
| 4 | 山形県 | 3618 | 東北 | 2148 |
| 5 | 東京都 | 3551 | 関東 | 2115 |
| 5 | 福井県 | 3551 | 中部 | 3519 |
| 7 | 静岡県 | 3535 | 中部 | 2627 |
| 8 | 茨城県 | 3432 | 関東 | 2016 |
| 9 | 山梨県 | 3408 | 中部 | 2198 |
| 10 | 栃木県 | 3339 | 関東 | 2362 |
| 11 | 石川県 | 3185 | 中部 | 2708 |
| 12 | 岩手県 | 3156 | 東北 | 2019 |
| 13 | 福島県 | 3147 | 東北 | 2528 |
| 14 | 千葉県 | 3123 | 関東 | 2128 |
| 15 | 富山県 | 3118 | 中部 | 3473 |
| 16 | 長野県 | 3113 | 中部 | 1976 |
| 17 | 北海道 | 3052 | 北海道 | 1422 |
| 18 | 秋田県 | 3003 | 東北 | 1713 |
| 19 | 宮城県 | 2985 | 東北 | 2258 |
| 20 | 徳島県 | 2983 | 四国 | 2252 |
| 21 | 岡山県 | 2829 | 中国 | 2170 |
| 22 | 新潟県 | 2798 | 中部 | 2689 |
| 23 | 広島県 | 2715 | 中国 | 2324 |
| 24 | 和歌山県 | 2698 | 近畿 | 2431 |
| 25 | 群馬県 | 2580 | 関東 | 1861 |
| 26 | 熊本県 | 2516 | 九州 | 1844 |
| 27 | 鹿児島県 | 2359 | 九州 | 1724 |
| 28 | 大阪府 | 2336 | 近畿 | 2685 |
| 29 | 島根県 | 2279 | 中国 | 2594 |
| 30 | 宮崎県 | 2245 | 九州 | 1819 |
| 31 | 山口県 | 2238 | 中国 | 1945 |
| 32 | 長崎県 | 2206 | 九州 | 2285 |
| 33 | 岐阜県 | 2135 | 中部 | 2629 |
| 34 | 愛知県 | 2120 | 中部 | 2382 |
| 35 | 鳥取県 | 2097 | 中国 | 2357 |
| 36 | 大分県 | 2092 | 九州 | 1874 |
| 37 | 高知県 | 2042 | 四国 | 1854 |
| 38 | 佐賀県 | 1989 | 九州 | 1932 |
| 39 | 香川県 | 1953 | 四国 | 2521 |
| 40 | 滋賀県 | 1925 | 近畿 | 3192 |
| 41 | 兵庫県 | 1823 | 近畿 | 2798 |
| 42 | 福岡県 | 1779 | 九州 | 1613 |
| 43 | 奈良県 | 1763 | 近畿 | 2744 |
| 44 | 愛媛県 | 1694 | 四国 | 2061 |
| 45 | 京都府 | 1652 | 近畿 | 2793 |
| 46 | 三重県 | 1513 | 近畿 | 2655 |
| 47 | 沖縄県 | 1270 | 九州 | 1593 |
やきとりへの支出が多い上位5県
やきとりへの支出が多い上位5県です。
青森県は5,063円、埼玉県は3,772円、神奈川県は3,690円でした。
1位と2位の差は1,291円です。
4位は山形県で3,618円、5位は東京都で3,551円。
上位5はいずれも47都道府県の平均2,670円を上回りました。
1位の青森県は平均を2,393円上回りました。
中央値の2,698円と比べると2,365円高く、平均に対する比では1.9倍にあたります。
6位以下は福井県で3,551円、静岡県で3,535円、茨城県で3,432円と続きました。
2位と3位の差は82円、3位と4位の差は72円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は119円でした。
1位から5位までの幅は1,512円、1位から8位までの幅は1,631円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
青森県はコロッケへの支出でも31位に入っています。
全国の値は2,670円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は青森県の5,063円。
東北の県が上位に並びます。
コロッケへの支出と並べて見ます
ここから先は、1世帯が1年間にやきとりへ使う金額がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
コロッケへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は福井県の3,519、2位は富山県の3,473、3位は滋賀県の3,192。
4位以下は兵庫県、京都府と続きます。
逆に下位は沖縄県が1,593、北海道が1,422。
福井県と北海道では2.47倍の開きです。
やきとりは店で食べるものというイメージがありますが、この数字は買って帰る分だけです。
それでも4倍の差がつきました。
ビールへの支出でも青森県は1位。
晩酌の風景がそのまま数字に出ているように見えます。
当サイトのビールへの支出の記事とあわせて読んでみてください。
地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が3,495円で最も高く、近畿7府県が1,959円で最も低くなります。
関東7都県3,355円と北海道3,052円がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
やきとりへの支出が少ない下位5県
やきとりへの支出が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は1,270円、46位の三重県は1,513円、45位の京都府は1,652円でした。
1位の青森県とは3,793円の差があります。
44位は愛媛県で1,694円、43位は奈良県で1,763円、42位は福岡県で1,779円と続きます。
最も少ない沖縄県は1,270円。
1位と47位の差は4倍です。
47都道府県の中央値は2,698円、平均は2,670円です。
47位の沖縄県は平均を1,400円下回りました。
47位の沖縄県は1位の青森県の25.1パーセントにあたる水準で、倍率にすると3.99倍の開きです。
46位との差は243円、45位との差は382円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも509円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均2,670円を下回りました。
47位から43位までの幅は493円です。
沖縄県はコロッケへの支出では46位です。
全国の値は2,670円なので、47位はこれを1,400円下回っています。
地方別に見る
やきとりへの支出は、東北で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が3,495円で最も高くなります。
次いで関東7都県が3,355円、北海道が3,052円、中部9県が2,996円と続きました。
低いほうは中国5県が2,432円、四国4県が2,168円、九州・沖縄8県が2,057円、近畿7府県が1,959円でした。
最も高い東北6県と最も低い近畿7府県の差は1,536円です。
コロッケへの支出で見ると近畿7府県が最も高く、北海道が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
家で食べるやきとり
やきとりへの支出は全国平均で年2,670円。
スーパーや専門店で買って帰る分の金額です。
北海道の室蘭や埼玉県の東松山など、やきとりを名物にする町は全国にあります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の青森県は5,063円、47位の沖縄県は1,270円。
差は3,793円、倍率にすると3.99倍です。
中央値は2,698円、平均は2,670円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では28円の差でした。
コロッケへの支出で並べ替えると開きは2.47倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
1世帯が1年間にやきとりへ使う金額とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。
並びが最も重なったのは【納豆への支出】平均年4,888円、東で多く西で少ないで、相関は0.67です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【たいへの支出】平均年1,059円、差は6倍にひらく(相関-0.57)でした。
似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。
地方のなかで見た1世帯当たりのやきとりへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 青森県 5063 | 宮城県 2985 |
| 関東 | 埼玉県 3772 | 群馬県 2580 |
| 中部 | 福井県 3551 | 愛知県 2120 |
| 近畿 | 和歌山県 2698 | 三重県 1513 |
| 中国 | 岡山県 2829 | 鳥取県 2097 |
| 四国 | 徳島県 2983 | 愛媛県 1694 |
| 九州 | 熊本県 2516 | 沖縄県 1270 |
まとめ
1世帯が1年間にやきとりへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い青森県で5,063円、最も低い沖縄県で1,270円でした。
その差は3,793円、倍率にすると3.99倍です。
47都道府県の中央値は2,698円、平均は2,670円でした。
全国の値は2,670円です。
コロッケへの支出で並べ替えると開きは2.47倍になり、主指標で1位の青森県はその見方では31位に位置します。
1世帯が1年間にやきとりへ使う金額の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、店で食べる外食分を含まないこと。
3つ目は2025年の数字であることです。
コロッケへの支出では福井県が3,519で最も高く、主指標で1位の青森県はこの見方では31位でした。
地方ごとの平均では東北6県が3,495円で最も高く、近畿7府県が1,959円で最も低くなりました。
鶏肉やビールへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の青森県と2位の埼玉県の差は1,291円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 買ってきたやきとりへの支出。店で食べる外食分は含まない。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 買ってきたやきとりへの支出。
店で食べる外食分は含まない。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
