【歯医者に通う人】全国2.6%、西高東低の通院

【歯医者に通う人】全国2.6%、西高東低の通院

むし歯や歯周病の治療、定期検診で歯医者に通っている人はどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2022年の都道府県別の数字。

大阪府が3.06%で1位。
47都道府県の平均は2.41%、中央値は2.38%です。
最も高い3.06%と最も低い1.69%の差は1.37ポイント、倍率にすると1.81倍でした。

47都道府県の単純平均

2.4%

歯の病気で通院している人の割合(2022年)

最も多い 大阪府

3.1%

最も少ない 青森県

1.7%

地図で見る

歯の病気で通院している人の割合(2022年)
歯の病気で通院している人の割合(2022年) 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(厚生労働省)をもとに作成。単位は%。 北海道 2.2%青森 1.7%岩手 2.4%宮城 2.6%秋田 2.1%山形 2.3%福島 2.3%茨城 2.4%栃木 3.1%群馬 2.5%埼玉 2.7%千葉 3.0%東京 2.8%神奈川 2.3%新潟 2.7%富山 2.2%石川 2.0%福井 2.1%山梨 2.6%長野 2.8%岐阜 2.9%静岡 2.6%愛知 2.6%三重 2.5%滋賀 2.4%京都 2.5%大阪 3.1%兵庫 2.6%奈良 2.9%和歌山 2.3%鳥取 2.2%島根 1.8%岡山 2.6%広島 2.3%山口 2.2%徳島 2%香川 2.1%愛媛 2.3%高知 2.3%福岡 2.7%佐賀 2.6%長崎 2.6%熊本 2.4%大分 1.9%宮崎 2.0%鹿児島 2.4%沖縄 2.4%
歯の病気で通院している人の割合(%)
歯の病気で通院している人の割合(2022年)
項目歯の病気で通院している人の割合
北海道2.2%
青森県1.7%
岩手県2.4%
宮城県2.6%
秋田県2.1%
山形県2.3%
福島県2.3%
茨城県2.4%
栃木県3.1%
群馬県2.5%
埼玉県2.7%
千葉県3.0%
東京都2.8%
神奈川県2.3%
新潟県2.7%
富山県2.2%
石川県2.0%
福井県2.1%
山梨県2.6%
長野県2.8%
岐阜県2.9%
静岡県2.6%
愛知県2.6%
三重県2.5%
滋賀県2.4%
京都府2.5%
大阪府3.1%
兵庫県2.6%
奈良県2.9%
和歌山県2.3%
鳥取県2.2%
島根県1.8%
岡山県2.6%
広島県2.3%
山口県2.2%
徳島県2%
香川県2.1%
愛媛県2.3%
高知県2.3%
福岡県2.7%
佐賀県2.6%
長崎県2.6%
熊本県2.4%
大分県1.9%
宮崎県2.0%
鹿児島県2.4%
沖縄県2.4%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは大阪府です。
次いで栃木県、千葉県、岐阜県、奈良県が続きます。
淡いのは青森県、島根県、大分県でした。

47都道府県の平均は2.41%、中央値は2.38%です。
大阪府の3.06%は平均を0.65ポイント上回ります。

1位と47位の差は1.37ポイント、倍率にすると1.81倍でした。

眼の病気で通院する人の割合で並べ替えると山口県が2.73で最も高く、開きは1.77倍になります。

主指標で1位の大阪府は眼の病気で通院する人の割合では8位、眼の病気で通院する人の割合で1位の山口県は主指標では35位でした。

順位都道府県歯の病気で通院している人の割合(%)地方眼の病気で通院する人の割合
1大阪府3.06近畿2.28
2栃木県3.05関東1.78
3千葉県2.97関東2.45
4岐阜県2.91中部2.28
5奈良県2.9近畿1.99
6長野県2.83中部2.01
7東京都2.75関東2.23
8福岡県2.73九州1.65
9新潟県2.7中部2.1
10埼玉県2.68関東2.26
11宮城県2.62東北2.29
11山梨県2.62中部1.66
13静岡県2.61中部2.26
13兵庫県2.61近畿2.4
15佐賀県2.6九州2.05
16愛知県2.58中部2.23
17長崎県2.56九州2.13
18岡山県2.55中国2.02
19群馬県2.5関東1.8
20京都府2.46近畿1.71
21三重県2.45近畿2.25
22熊本県2.42九州2.1
22滋賀県2.42近畿1.95
24沖縄県2.38九州1.54
24岩手県2.38東北2.38
26鹿児島県2.37九州2.16
27茨城県2.35関東2.12
28愛媛県2.34四国1.92
29福島県2.3東北1.94
30広島県2.29中国2.09
31神奈川県2.28関東2.21
31和歌山県2.28近畿2.16
33山形県2.27東北2.07
34高知県2.26四国2.1
35山口県2.23中国2.73
36鳥取県2.2中国1.8
37北海道2.19北海道1.79
38富山県2.16中部1.73
39香川県2.12四国1.77
40秋田県2.07東北2.07
41福井県2.06中部1.62
42徳島県2四国2
43宮崎県1.98九州1.77
44石川県1.96中部1.87
45大分県1.89九州1.89
46島根県1.83中国2.16
47青森県1.69東北2.31
国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年、厚生労働省)をもとに作成

歯の通院が多い上位5府県

上位5都道府県の歯の病気で通院している人の割合
上位5都道府県の歯の病気で通院している人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 0.00.51.01.52.02.53.0大阪府: 3.1%3.1%栃木県: 3.1%3.1%千葉県: 3.0%3.0%岐阜県: 2.9%2.9%奈良県: 2.9%2.9%大阪府栃木県千葉県岐阜県奈良県
上位5都道府県の歯の病気で通院している人の割合
項目歯の病気で通院している人の割合
大阪府3.1%
栃木県3.1%
千葉県3.0%
岐阜県2.9%
奈良県2.9%
下位5都道府県の歯の病気で通院している人の割合
下位5都道府県の歯の病気で通院している人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 0.00.51.01.5青森県: 1.7%1.7%島根県: 1.8%1.8%大分県: 1.9%1.9%石川県: 2.0%2.0%宮崎県: 2.0%2.0%青森県島根県大分県石川県宮崎県
下位5都道府県の歯の病気で通院している人の割合
項目歯の病気で通院している人の割合
青森県1.7%
島根県1.8%
大分県1.9%
石川県2.0%
宮崎県2.0%

歯の通院が多い上位5府県です。

大阪府は3.06%、栃木県は3.05%、千葉県は2.97%でした。
1位と2位の差は0.01ポイントです。

4位は岐阜県で2.91%、5位は奈良県で2.9%。
上位5はいずれも47都道府県の平均2.41%を上回りました。

1位の大阪府は平均を0.65ポイント上回りました。
中央値の2.38%と比べると0.68ポイント高く、平均に対する比では1.27倍にあたります。

6位以下は長野県で2.83%、東京都で2.75%、福岡県で2.73%と続きました。

2位と3位の差は0.08ポイント、3位と4位の差は0.06ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.17ポイントでした。

1位から5位までの幅は0.16ポイント、1位から8位までの幅は0.33ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

大阪府は眼の病気で通院する人の割合でも8位に入っています。
全国の値は2.55%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は大阪府の3.06パーセント。
近畿の府県が上位に並びます。

めずらしく西高東低の分布です

なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は歯の治療に通っている人の割合の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。

眼の病気で通院する人の割合で並べ替えると、順位が変わります。

1位は山口県の2.73、2位は千葉県の2.45、3位は兵庫県の2.4。

4位以下は岩手県、青森県と続きます。
逆に下位は福井県が1.62、沖縄県が1.54。
山口県と沖縄県では1.77倍の開きです。

生活習慣病の通院が東北で多いのと逆に、歯の通院は近畿で多い西高東低です。
歯科診療所の多さと通院文化の両方が効いていそうです。

青森県が最下位なのは、歯の健康指標が全国的に厳しい県だけに気になる並びです。

当サイトの歯科診療所の数の記事とあわせて見てみてください。

地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が2.65%で最も高く、四国4県が2.18%で最も低くなります。
近畿7府県2.6%と中部9県2.49%がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

眼の病気で通院する人の割合の上位5都道府県
眼の病気で通院する人の割合の上位5都道府県 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 0.00.51.01.52.02.5山口県: 2.72.7千葉県: 2.52.5兵庫県: 2.42.4岩手県: 2.42.4青森県: 2.32.3山口県千葉県兵庫県岩手県青森県
眼の病気で通院する人の割合の上位5都道府県
項目眼の病気で通院する人の割合
山口県2.7
千葉県2.5
兵庫県2.4
岩手県2.4
青森県2.3

歯の通院が少ない下位5県

歯の通院が少ない下位5県です。

47位の青森県は1.69%、46位の島根県は1.83%、45位の大分県は1.89%でした。
1位の大阪府とは1.37ポイントの差があります。

44位は石川県で1.96%、43位は宮崎県で1.98%、42位は徳島県で2%と続きます。

最も低い青森県は1.69パーセント。
1位と47位の差は1.8倍です。

47都道府県の中央値は2.38%、平均は2.41%です。
47位の青森県は平均を0.72ポイント下回りました。

47位の青森県は1位の大阪府の55.2パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.81倍の開きです。

46位との差は0.14ポイント、45位との差は0.2ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.31ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均2.41%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.29ポイントです。

青森県は眼の病気で通院する人の割合では5位です。
全国の値は2.55%なので、47位はこれを0.86ポイント下回っています。

このグラフについての豆知識

痛くなる前に通う時代へ

歯の病気で通院している人は6歳以上の2.55パーセント。
治療だけでなく定期メンテナンスの通院も増えています。

歯周病は糖尿病など全身の病気との関係も知られ、歯の通院は健康管理の一部になりつつあります。

3年に一度の大規模調査

国民生活基礎調査で都道府県別に集計されるのは、3年ごとの大規模調査の年だけです。
この記事は2022年(令和4年)の調査を使っています。

公表されているのは人数なので、6歳以上の世帯人員の総数で割って当サイトで割合にしました。
不詳を含む総数で割っているため、公表の率とは分母の取り方が違うことがあります。

標本調査にもとづく推計のため、小さな差を細かく読み取ることはできません。

数字の散らばり

1位の大阪府は3.06%、47位の青森県は1.69%。
差は1.37ポイント、倍率にすると1.81倍です。

中央値は2.38%、平均は2.41%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.03ポイントの差でした。

眼の病気で通院する人の割合で並べ替えると開きは1.77倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

歯の治療に通っている人の割合とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

0.69という高い相関を示したのが【通勤1時間超の世帯】全国249万6,400世帯、237.2倍もの開きでした。
最も食い違ったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.63)でした。

似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。

地方のなかで見た歯の病気で通院している人の割合

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北宮城県 2.62青森県 1.69
関東栃木県 3.05神奈川県 2.28
中部岐阜県 2.91石川県 1.96
近畿大阪府 3.06和歌山県 2.28
中国岡山県 2.55島根県 1.83
四国愛媛県 2.34徳島県 2
九州福岡県 2.73大分県 1.89
国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

歯の治療に通っている人の割合を47都道府県で比べると、最も高い大阪府で3.06%、最も低い青森県で1.69%でした。
その差は1.37ポイント、倍率にすると1.81倍です。

47都道府県の中央値は2.38%、平均は2.41%でした。
全国の値は2.55%です。
眼の病気で通院する人の割合で並べ替えると開きは1.77倍になり、主指標で1位の大阪府はその見方では8位に位置します。

歯の治療に通っている人の割合の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、通院している人だけを数えたこと。
3つ目は2022年の数字であることです。

眼の病気で通院する人の割合では山口県が2.73で最も高く、主指標で1位の大阪府はこの見方では8位でした。

地方ごとの平均では関東7都県が2.65%で最も高く、四国4県が2.18%で最も低くなりました。
歯科診療所の数や歯科衛生士の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の大阪府と2位の栃木県の差は0.01ポイントで、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

関連記事

出典

  • 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)
  • 調査年: 2022年
  • 公開元: 厚生労働省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0002041078
  • 備考: 6歳以上のうち歯の病気で通院している人(複数回答)の割合。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は眼の病気で通院する人の割合

注記: 6歳以上のうち歯の病気で通院している人(複数回答)の割合。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は眼の病気で通院する人の割合

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