【クリーニング所の数】全国7万7,999施設、縮小が続く

【クリーニング所の数】全国7万7,999施設、縮小が続く

洗濯物をあずかるクリーニング所は、全国にどれくらいあるのでしょうか。
取次所を含む数を47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の衛生行政報告例、2021年度末の数字。

東京都が8,988施設で1位。
47都道府県の平均は1,659.6施設、中央値は1,059施設です。
1位と47位の間には25倍の開き、人口10万人あたりでは2.7倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

1,660施設

クリーニング所数(2021年度)

最も多い 東京都

8,988施設

最も少ない 鳥取県

359施設

地図で見る

クリーニング所数(2021年度)
クリーニング所数(2021年度) 衛生行政報告例(厚生労働省)をもとに作成。単位は施設。 北海道 2,969施設青森 716施設岩手 1,317施設宮城 1,152施設秋田 546施設山形 629施設福島 1,009施設茨城 1,694施設栃木 1,028施設群馬 1,966施設埼玉 3,590施設千葉 2,755施設東京 8,988施設神奈川 3,957施設新潟 1,247施設富山 732施設石川 766施設福井 871施設山梨 773施設長野 1,194施設岐阜 1,592施設静岡 2,473施設愛知 4,114施設三重 1,046施設滋賀 956施設京都 1,611施設大阪 6,099施設兵庫 3,039施設奈良 1,071施設和歌山 522施設鳥取 359施設島根 385施設岡山 1,059施設広島 1,709施設山口 1,079施設徳島 586施設香川 740施設愛媛 924施設高知 422施設福岡 3,746施設佐賀 529施設長崎 1,056施設熊本 1,393施設大分 785施設宮崎 670施設鹿児島 969施設沖縄 1,166施設
クリーニング所数(施設)
クリーニング所数(2021年度)
項目クリーニング所数
北海道2,969施設
青森県716施設
岩手県1,317施設
宮城県1,152施設
秋田県546施設
山形県629施設
福島県1,009施設
茨城県1,694施設
栃木県1,028施設
群馬県1,966施設
埼玉県3,590施設
千葉県2,755施設
東京都8,988施設
神奈川県3,957施設
新潟県1,247施設
富山県732施設
石川県766施設
福井県871施設
山梨県773施設
長野県1,194施設
岐阜県1,592施設
静岡県2,473施設
愛知県4,114施設
三重県1,046施設
滋賀県956施設
京都府1,611施設
大阪府6,099施設
兵庫県3,039施設
奈良県1,071施設
和歌山県522施設
鳥取県359施設
島根県385施設
岡山県1,059施設
広島県1,709施設
山口県1,079施設
徳島県586施設
香川県740施設
愛媛県924施設
高知県422施設
福岡県3,746施設
佐賀県529施設
長崎県1,056施設
熊本県1,393施設
大分県785施設
宮崎県670施設
鹿児島県969施設
沖縄県1,166施設

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで大阪府、愛知県、神奈川県、福岡県が続きます。
淡いのは鳥取県、島根県、高知県でした。

47都道府県の平均は1,659.6施設、中央値は1,059施設です。
東京都の8,988施設は平均の5.4倍にあたります。

上位3で24.6パーセント、1位と47位で25倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと福井県が117.86施設で最も多く、開きは2.7倍になります。

実数1位の東京都は人口あたりでは26位、人口あたり1位の福井県は実数では32位でした。

順位都道府県クリーニング所数(施設)地方人口10万人あたりのクリーニング所数
1東京都8988関東63.39
2大阪府6099近畿69.65
3愛知県4114中部55.15
4神奈川県3957関東42.89
5福岡県3746九州73.57
6埼玉県3590関東48.96
7兵庫県3039近畿56.94
8北海道2969北海道58.87
9千葉県2755関東44.07
10静岡県2473中部70.12
11群馬県1966関東104.02
12広島県1709中国62.97
13茨城県1694関東60.37
14京都府1611近畿63.93
15岐阜県1592中部83.09
16熊本県1393九州82.09
17岩手県1317東北115.02
18新潟県1247中部59.41
19長野県1194中部60.09
20沖縄県1166九州79.54
21宮城県1152東北51.25
22山口県1079中国84.23
23奈良県1071近畿83.35
24岡山県1059中国57.84
25長崎県1056九州84.35
26三重県1046近畿61.13
27栃木県1028関東54.54
28福島県1009東北57.89
29鹿児島県969九州63.25
30滋賀県956近畿68.19
31愛媛県924四国72.41
32福井県871中部117.86
33大分県785九州72.35
34山梨県773中部97.72
35石川県766中部69.76
36香川県740四国80.7
37富山県732中部73.42
38青森県716東北61.46
39宮崎県670九州64.86
40山形県629東北62.22
41徳島県586四国85.55
42秋田県546東北60.87
43佐賀県529九州67.13
44和歌山県522近畿59.32
45高知県422四国64.33
46島根県385中国59.97
47鳥取県359中国67.61
衛生行政報告例(2021年度、厚生労働省)をもとに作成

クリーニング所が多い上位5都府県

上位5都道府県のクリーニング所数
上位5都道府県のクリーニング所数 衛生行政報告例(2021年度) 02,0004,0006,0008,000東京都: 8,988施設8,988施設大阪府: 6,099施設6,099施設愛知県: 4,114施設4,114施設神奈川県: 3,957施設3,957施設福岡県: 3,746施設3,746施設東京都大阪府愛知県神奈川県福岡県
上位5都道府県のクリーニング所数
項目クリーニング所数
東京都8,988施設
大阪府6,099施設
愛知県4,114施設
神奈川県3,957施設
福岡県3,746施設
下位5都道府県のクリーニング所数
下位5都道府県のクリーニング所数 衛生行政報告例(2021年度) 0100200300400500鳥取県: 359施設359施設島根県: 385施設385施設高知県: 422施設422施設和歌山県: 522施設522施設佐賀県: 529施設529施設鳥取県島根県高知県和歌山県佐賀県
下位5都道府県のクリーニング所数
項目クリーニング所数
鳥取県359施設
島根県385施設
高知県422施設
和歌山県522施設
佐賀県529施設

クリーニング所が多い上位5都府県です。

東京都は8,988施設、大阪府は6,099施設、愛知県は4,114施設でした。
東京都は2位の大阪府の1.47倍です。

4位は神奈川県で3,957施設、5位は福岡県で3,746施設。
上位5で全国の34.5パーセント、上位3で24.6パーセント、上位10で53.5パーセントでした。

1位だけで11.5パーセントを占めます。
47都道府県の平均は1,659.6施設なので、1位は平均の5.4倍。
中央値の1,059施設と比べると8.5倍にあたります。

6位以下は埼玉県で3,590施設、兵庫県で3,039施設、北海道で2,969施設と続きました。

2位と3位の差は1,985施設、3位と4位の差は157施設でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の65.5パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると15,087施設。
これだけで全国の19.3パーセントにあたります。

1位だけで全国の11.5パーセントを占めました。
人口の多さに沿った並びです。

人口あたりでは福井県が1位です

ここから先は、クリーニング所の数がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は福井県の117.86施設、2位は岩手県115.02施設、3位は群馬県104.02施設。

4位以下は山梨県、徳島県と続きます。
逆に人口あたりの下位は千葉県44.07施設、神奈川県42.89施設。
福井県と神奈川県では2.7倍の開きです。

人口あたりの1位は福井県です。
実数1位の都は人口あたりでは26位です。

クリーニング所は在宅勤務の広がりとカジュアル化で需要が減り、全国で減少が続いています。

当サイトの被服への支出の記事とあわせて見ると、衣生活の変化が数字で追えます。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、四国4県が75.6施設で最も多く、関東7都県が55施設で最も少なくなります。
九州・沖縄8県74施設と中部9県66.8施設がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりのクリーニング所数の上位5都道府県
人口10万人あたりのクリーニング所数の上位5都道府県 衛生行政報告例(2021年度) 020406080100福井県: 117.9117.9岩手県: 115.0115.0群馬県: 104.0104.0山梨県: 97.797.7徳島県: 85.685.6福井県岩手県群馬県山梨県徳島県
人口10万人あたりのクリーニング所数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりのクリーニング所数
福井県117.9
岩手県115.0
群馬県104.0
山梨県97.7
徳島県85.6

クリーニング所が少ない下位5県

クリーニング所が少ない下位5県です。

47位の鳥取県は359施設、46位の島根県は385施設、45位の高知県は422施設でした。
1位の東京都とは25倍の差があります。

44位は和歌山県で522施設、43位は佐賀県で529施設、42位は秋田県で546施設と続きます。

25倍という開きは、人口の差とおおむね同じ大きさです。

47都道府県の中央値は1,059施設。
平均は1,659.6施設なので、平均が中央値の1.6倍です。

47位の鳥取県は平均の21.6パーセント、中央値の33.9パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の2.8パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで11.5パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の鳥取県は、1位の東京都の3.99パーセントにあたる水準です。

46位との差は26施設、45位との差は63施設でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には8,629施設の開きがあります。

地方別に見る

地方別の平均(クリーニング所数)
地方別の平均(クリーニング所数) 衛生行政報告例(2021年度) 01,0002,0003,000北海道: 2,969施設2,969施設東北: 895施設895施設関東: 3,425施設3,425施設中部: 1,529施設1,529施設近畿: 2,049施設2,049施設中国: 918施設918施設四国: 668施設668施設九州: 1,289施設1,289施設北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(クリーニング所数)
項目クリーニング所数の平均
北海道2,969施設
東北895施設
関東3,425施設
中部1,529施設
近畿2,049施設
中国918施設
四国668施設
九州1,289施設

クリーニング所は、人口あたりでは北陸で多くなります。

地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の30.7パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が18.4パーセント、中部9県が17.6パーセント、九州・沖縄8県が13.2パーセントと続きました。

少ないほうは東北6県が6.9パーセント、中国5県が5.9パーセント、北海道が3.8パーセント、四国4県が3.4パーセントでした。

人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
四国4県が75.6施設、九州・沖縄8県が74施設、中部9県が66.8施設の順に多く、最も少ないのは関東7都県が55施設です。

このグラフについての豆知識

縮小が続く業界

クリーニング所は全国で7万7,999施設。
ピーク時から半減したといわれる水準です。

スーツを着る機会の減少と家庭用洗濯機の進化が、店の数を静かに減らし続けています。

衛生行政報告例という統計

衛生行政報告例は、保健所などが扱う許認可や届け出を全国分まとめた統計です。
この記事はデータベースに収載されている最新の2021年度末時点の数字を使っています。

許可や届け出のあった施設・資格者の数なので、実際に営業・就業しているかどうかまでは分かりません。

数字の開き

1位の東京都は8,988施設、47位の鳥取県は359施設。
両者の間には25倍の開きがあります。
上位3で全国の24.6パーセント、上位10で53.5パーセントを占めます。

中央値は1,059施設、平均は1,659.6施設です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと2.7倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

クリーニング所の数の順位を、当サイトの全記事の並びと突き合わせてみました。

最も似ていたのは【クリーニング店の数】全国7万670施設、人口あたり1位は福井県(順位相関0.98)です。
正反対だったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較で、相関は-0.73です。

相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。

地方のなかで見たクリーニング所数

地方最も多い(施設)最も少ない(施設)
東北岩手県 1317秋田県 546
関東東京都 8988栃木県 1028
中部愛知県 4114富山県 732
近畿大阪府 6099和歌山県 522
中国広島県 1709鳥取県 359
四国愛媛県 924高知県 422
九州福岡県 3746佐賀県 529
衛生行政報告例(2021年度、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

クリーニング所の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で8,988施設、最も少ない鳥取県で359施設でした。
1位と47位の間には25倍の開きがあります。

上位3で全国の24.6パーセント、上位10で53.5パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は1,059施設、平均は1,659.6施設でした。
人口10万人あたりに直すと2.7倍の開きになります。

クリーニング所の数の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、届け出のあった施設の数であること。
2つ目は、取次所を含む数であること。
3つ目は2021年の数字であることです。

人口10万人あたりでは福井県が117.86施設で最多。
実数1位の東京都は人口あたりでは26位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の30.7パーセントで最多、人口10万人あたりでは四国4県が75.6施設で最多でした。
クリーニング師の数や被服への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

注記: 2021年度末時点のクリーニング所の数(取次所を含む)。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

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