家計を支える人の通勤時間が15分未満だった世帯は、全国で4,652,700世帯。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の住宅・土地統計調査、2023年の数字。
北海道が333,600世帯で1位。
47都道府県の平均は98,997.9世帯、中央値は79,700世帯です。
1位と47位の間には10.1倍の開き、人口10万人あたりでは5倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
98,998世帯
通勤15分未満の世帯数(2023年)
最も多い 北海道
333,600世帯
最も少ない 鳥取県
32,900世帯
地図で見る
| 項目 | 通勤15分未満の世帯数 |
|---|---|
| 北海道 | 333,600世帯 |
| 青森県 | 71,100世帯 |
| 岩手県 | 75,700世帯 |
| 宮城県 | 85,700世帯 |
| 秋田県 | 58,600世帯 |
| 山形県 | 69,500世帯 |
| 福島県 | 94,300世帯 |
| 茨城県 | 113,100世帯 |
| 栃木県 | 85,600世帯 |
| 群馬県 | 92,500世帯 |
| 埼玉県 | 171,200世帯 |
| 千葉県 | 136,100世帯 |
| 東京都 | 216,000世帯 |
| 神奈川県 | 159,000世帯 |
| 新潟県 | 129,600世帯 |
| 富山県 | 56,500世帯 |
| 石川県 | 63,400世帯 |
| 福井県 | 48,500世帯 |
| 山梨県 | 43,400世帯 |
| 長野県 | 118,400世帯 |
| 岐阜県 | 99,100世帯 |
| 静岡県 | 182,200世帯 |
| 愛知県 | 257,600世帯 |
| 三重県 | 81,600世帯 |
| 滋賀県 | 58,700世帯 |
| 京都府 | 75,600世帯 |
| 大阪府 | 206,400世帯 |
| 兵庫県 | 149,900世帯 |
| 奈良県 | 33,000世帯 |
| 和歌山県 | 46,000世帯 |
| 鳥取県 | 32,900世帯 |
| 島根県 | 46,500世帯 |
| 岡山県 | 80,500世帯 |
| 広島県 | 116,300世帯 |
| 山口県 | 77,800世帯 |
| 徳島県 | 35,000世帯 |
| 香川県 | 45,200世帯 |
| 愛媛県 | 79,700世帯 |
| 高知県 | 36,300世帯 |
| 福岡県 | 179,600世帯 |
| 佐賀県 | 44,000世帯 |
| 長崎県 | 66,800世帯 |
| 熊本県 | 94,200世帯 |
| 大分県 | 64,000世帯 |
| 宮崎県 | 70,900世帯 |
| 鹿児島県 | 116,400世帯 |
| 沖縄県 | 54,900世帯 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは北海道です。
次いで愛知県、東京都、大阪府、静岡県が続きます。
淡いのは鳥取県、奈良県、徳島県でした。
47都道府県の平均は98,997.9世帯、中央値は79,700世帯です。
北海道の333,600世帯は平均の3.4倍にあたります。
上位3で17.3パーセント、1位と47位で10.1倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと鹿児島県が7,597.91世帯で最も多く、開きは5倍になります。
実数1位の北海道は人口あたりでは5位、人口あたり1位の鹿児島県は実数では13位でした。
| 順位 | 都道府県 | 通勤15分未満の世帯数(世帯) | 地方 | 人口10万人あたりの通勤15分未満の世帯数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 北海道 | 333600 | 北海道 | 6615.11 |
| 2 | 愛知県 | 257600 | 中部 | 3453.08 |
| 3 | 東京都 | 216000 | 関東 | 1523.49 |
| 4 | 大阪府 | 206400 | 近畿 | 2356.97 |
| 5 | 静岡県 | 182200 | 中部 | 5165.86 |
| 6 | 福岡県 | 179600 | 九州 | 3527.1 |
| 7 | 埼玉県 | 171200 | 関東 | 2334.97 |
| 8 | 神奈川県 | 159000 | 関東 | 1723.58 |
| 9 | 兵庫県 | 149900 | 近畿 | 2808.69 |
| 10 | 千葉県 | 136100 | 関東 | 2177.25 |
| 11 | 新潟県 | 129600 | 中部 | 6174.37 |
| 12 | 長野県 | 118400 | 中部 | 5958.73 |
| 13 | 鹿児島県 | 116400 | 九州 | 7597.91 |
| 14 | 広島県 | 116300 | 中国 | 4285.19 |
| 15 | 茨城県 | 113100 | 関東 | 4030.65 |
| 16 | 岐阜県 | 99100 | 中部 | 5172.23 |
| 17 | 福島県 | 94300 | 東北 | 5410.21 |
| 18 | 熊本県 | 94200 | 九州 | 5550.97 |
| 19 | 群馬県 | 92500 | 関東 | 4894.18 |
| 20 | 宮城県 | 85700 | 東北 | 3812.28 |
| 21 | 栃木県 | 85600 | 関東 | 4541.11 |
| 22 | 三重県 | 81600 | 近畿 | 4769.14 |
| 23 | 岡山県 | 80500 | 中国 | 4396.5 |
| 24 | 愛媛県 | 79700 | 四国 | 6246.08 |
| 25 | 山口県 | 77800 | 中国 | 6073.38 |
| 26 | 岩手県 | 75700 | 東北 | 6611.35 |
| 27 | 京都府 | 75600 | 近畿 | 3000 |
| 28 | 青森県 | 71100 | 東北 | 6103 |
| 29 | 宮崎県 | 70900 | 九州 | 6863.5 |
| 30 | 山形県 | 69500 | 東北 | 6874.38 |
| 31 | 長崎県 | 66800 | 九州 | 5335.46 |
| 32 | 大分県 | 64000 | 九州 | 5898.62 |
| 33 | 石川県 | 63400 | 中部 | 5774.13 |
| 34 | 滋賀県 | 58700 | 近畿 | 4186.88 |
| 35 | 秋田県 | 58600 | 東北 | 6532.89 |
| 36 | 富山県 | 56500 | 中部 | 5667 |
| 37 | 沖縄県 | 54900 | 九州 | 3744.88 |
| 38 | 福井県 | 48500 | 中部 | 6562.92 |
| 39 | 島根県 | 46500 | 中国 | 7242.99 |
| 40 | 和歌山県 | 46000 | 近畿 | 5227.27 |
| 41 | 香川県 | 45200 | 四国 | 4929.12 |
| 42 | 佐賀県 | 44000 | 九州 | 5583.76 |
| 43 | 山梨県 | 43400 | 中部 | 5486.73 |
| 44 | 高知県 | 36300 | 四国 | 5533.54 |
| 45 | 徳島県 | 35000 | 四国 | 5109.49 |
| 46 | 奈良県 | 33000 | 近畿 | 2568.09 |
| 47 | 鳥取県 | 32900 | 中国 | 6195.86 |
通勤15分未満が多い上位5道県
通勤15分未満が多い上位5道県です。
北海道は333,600世帯、愛知県は257,600世帯、東京都は216,000世帯でした。
北海道は2位の愛知県の1.3倍です。
4位は大阪府で206,400世帯、5位は静岡県で182,200世帯。
上位5で全国の25.7パーセント、上位3で17.3パーセント、上位10で42.8パーセントでした。
1位だけで7.2パーセントを占めます。
47都道府県の平均は98,997.9世帯なので、1位は平均の3.4倍。
中央値の79,700世帯と比べると4.2倍にあたります。
6位以下は福岡県で179,600世帯、埼玉県で171,200世帯、神奈川県で159,000世帯と続きました。
2位と3位の差は41,600世帯、3位と4位の差は9,600世帯でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の74.3パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると591,200世帯。
これだけで全国の12.7パーセントにあたります。
実数1位が最も人口の多い都でないのは、この区分の特徴です。
職場の近くに住める地域が上位に来ます。
人口あたりでは九州の県が1位です
以下は、通勤15分未満の世帯にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は鹿児島県の7,597.91世帯、2位は島根県7,242.99世帯、3位は山形県6,874.38世帯。
4位以下は宮崎県、北海道と続きます。
逆に人口あたりの下位は神奈川県1,723.58世帯、東京都1,523.49世帯。
鹿児島県と東京都では5倍の開きです。
人口あたりで上位に来るのは九州の県です。
実数1位の都は人口あたりでは47位、つまり最も低くなります。
通勤が短いのは、家の近くに職場がある地域です。
車で通える距離に働く場所がある地方に多く見られます。
当サイトの自動車通勤の割合を比べた記事とあわせて見ると、移動の姿がはっきりします。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、北海道が6,615.1世帯で最も多く、関東7都県が2,234.5世帯で最も少なくなります。
四国4県5,551.8世帯と東北6県5,541.5世帯がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
通勤15分未満が少ない下位5県
通勤15分未満が少ない下位5県です。
47位の鳥取県は32,900世帯、46位の奈良県は33,000世帯、45位の徳島県は35,000世帯でした。
1位の北海道とは10.1倍の差があります。
44位は高知県で36,300世帯、43位は山梨県で43,400世帯、42位は佐賀県で44,000世帯と続きます。
10.1倍という開きは、この記事で扱う通勤の区分のなかで最も小さいものです。
47都道府県の中央値は79,700世帯。
平均は98,997.9世帯なので、平均が中央値の1.2倍です。
47位の鳥取県は平均の33.2パーセント、中央値の41.3パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の3.9パーセントにしかなりません。
1位の北海道1つで7.2パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の鳥取県は、1位の北海道の9.86パーセントにあたる水準です。
46位との差は100世帯、45位との差は2,100世帯でした。
1位の北海道と47位の鳥取県の間には300,700世帯の開きがあります。
地方別に見る
通勤15分未満の世帯は、地方に多く分布します。
地方別に合計を出すと、中部9県が全国の21.5パーセントで最も大きくなります。
次いで関東7都県が20.9パーセント、九州・沖縄8県が14.8パーセント、近畿7府県が14パーセントと続きました。
少ないほうは東北6県が9.8パーセント、中国5県が7.6パーセント、北海道が7.2パーセント、四国4県が4.2パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
北海道が6,615.1世帯、四国4県が5,551.8世帯、東北6県が5,541.5世帯の順に多く、最も少ないのは関東7都県が2,234.5世帯です。
このグラフについての豆知識
通勤時間の分布
2023年の通勤時間は、15分以上30分未満が640万9,600世帯で最も多く、15分未満が465万2,700世帯と続きます。
30分以上45分未満は355万3,600世帯、1時間以上1時間30分未満は249万6,400世帯でした。
2018年調査とは別のデータ
当サイトには一戸建てや空き家の数を比べた記事もありますが、あちらは社会・人口統計体系がもとで、調査年は2018年です。
この記事は2023年(令和5年)調査を直接使っています。
住宅・土地統計調査は5年に一度の標本調査です。
全国から選ばれた対象を調べて全体を推計するので、数字は100の単位に丸められています。
小さな差を細かく読み取ることはできません。
数字の開き
1位の北海道は333,600世帯、47位の鳥取県は32,900世帯。
両者の間には10.1倍の開きがあります。
上位3で全国の17.3パーセント、上位10で42.8パーセントを占めます。
中央値は79,700世帯、平均は98,997.9世帯です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと5倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
通勤15分未満の世帯の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。
0.98という高い相関を示したのが【地元で働く人の数】全国3,122万人、大都市ほど割合が下がるでした。
正反対だったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較で、相関は-0.62です。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た通勤15分未満の世帯数
| 地方 | 最も多い(世帯) | 最も少ない(世帯) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 94300 | 秋田県 58600 |
| 関東 | 東京都 216000 | 栃木県 85600 |
| 中部 | 愛知県 257600 | 山梨県 43400 |
| 近畿 | 大阪府 206400 | 奈良県 33000 |
| 中国 | 広島県 116300 | 鳥取県 32900 |
| 四国 | 愛媛県 79700 | 徳島県 35000 |
| 九州 | 福岡県 179600 | 佐賀県 44000 |
まとめ
通勤15分未満の世帯の数を47都道府県で比べると、最も多い北海道で333,600世帯、最も少ない鳥取県で32,900世帯でした。
1位と47位の間には10.1倍の開きがあります。
上位3で全国の17.3パーセント、上位10で42.8パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は79,700世帯、平均は98,997.9世帯でした。
人口10万人あたりに直すと5倍の開きになります。
ここまでの通勤15分未満の世帯の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、100世帯単位に丸めた推計値であること。
2つ目は、雇用者の世帯だけを対象にしていること。
3つ目は2023年の数字であることです。
人口10万人あたりでは鹿児島県が7,597.91世帯で最多。
実数1位の北海道は人口あたりでは5位でした。
地方別に合計を出すと中部9県が全国の21.5パーセントで最多、人口10万人あたりでは北海道が6,615.1世帯で最多でした。
通勤15〜30分の世帯や自動車通勤の割合を比べた記事とあわせて読んでみてください。
関連記事
- 【通勤15〜30分の世帯】全国640万9,600世帯、いちばん多い区分
- 【通勤30〜45分の世帯】全国355万3,600世帯、差は47.4倍
- 【自宅で働く世帯】全国48万3,500世帯、農業と自営業
- 【自家用車通勤の割合】8割を超える県と1割に届かない都、通勤の景色はこれほど違う
- 【通勤1時間超の世帯】全国249万6,400世帯、237.2倍もの開き
- 【ときどきテレワーク】全国9.8%、最も多い実施の形
出典
- 統計名: 住宅・土地統計調査(2023年)(通勤時間)
- 調査年: 2023年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004021722
- 備考: 家計を主に支える雇用者の通勤時間が15分未満だった主世帯の数。当サイトの社会・人口統計体系にもとづく住宅の記事は2018年調査がもと。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
注記: 家計を主に支える雇用者の通勤時間が15分未満だった主世帯の数。
当サイトの社会・人口統計体系にもとづく住宅の記事は2018年調査がもと。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
