【仕事の悩みを抱える人】全国16.51パーセント、原因の第1位

【仕事の悩みを抱える人】全国16.51パーセント、原因の第1位

悩みやストレスの原因に「自分の仕事」を挙げた人はどれくらいいるのでしょうか。
12歳以上について47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2019年の都道府県別の数字。

東京都が18.75%で1位。
47都道府県の平均は16.51%、中央値は16.65%です。
最も高い18.75%と最も低い14.65%の差は4.1ポイント、倍率にすると1.28倍でした。

47都道府県の単純平均

16.5%

仕事を原因に挙げた人の割合(2019年)

最も多い 東京都

18.8%

最も少ない 山口県

14.7%

地図で見る

仕事を原因に挙げた人の割合(2019年)
仕事を原因に挙げた人の割合(2019年) 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(厚生労働省)をもとに作成。単位は%。 北海道 15.6%青森 15.0%岩手 16.3%宮城 18.7%秋田 16.1%山形 16.8%福島 16.6%茨城 15.8%栃木 15.4%群馬 17.1%埼玉 17.2%千葉 17.5%東京 18.8%神奈川 17.8%新潟 17.3%富山 17.2%石川 17.2%福井 15.5%山梨 16.9%長野 17.8%岐阜 16.7%静岡 17.3%愛知 17.9%三重 16.1%滋賀 18.3%京都 17.5%大阪 17.1%兵庫 16.9%奈良 17.3%和歌山 15.2%鳥取 16.7%島根 16.2%岡山 16.7%広島 17.3%山口 14.7%徳島 16.2%香川 17.3%愛媛 15.5%高知 15.9%福岡 16.5%佐賀 15.6%長崎 14.8%熊本 15.5%大分 15.2%宮崎 15.0%鹿児島 14.9%沖縄 15.6%
仕事を原因に挙げた人の割合(%)
仕事を原因に挙げた人の割合(2019年)
項目仕事を原因に挙げた人の割合
北海道15.6%
青森県15.0%
岩手県16.3%
宮城県18.7%
秋田県16.1%
山形県16.8%
福島県16.6%
茨城県15.8%
栃木県15.4%
群馬県17.1%
埼玉県17.2%
千葉県17.5%
東京都18.8%
神奈川県17.8%
新潟県17.3%
富山県17.2%
石川県17.2%
福井県15.5%
山梨県16.9%
長野県17.8%
岐阜県16.7%
静岡県17.3%
愛知県17.9%
三重県16.1%
滋賀県18.3%
京都府17.5%
大阪府17.1%
兵庫県16.9%
奈良県17.3%
和歌山県15.2%
鳥取県16.7%
島根県16.2%
岡山県16.7%
広島県17.3%
山口県14.7%
徳島県16.2%
香川県17.3%
愛媛県15.5%
高知県15.9%
福岡県16.5%
佐賀県15.6%
長崎県14.8%
熊本県15.5%
大分県15.2%
宮崎県15.0%
鹿児島県14.9%
沖縄県15.6%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで宮城県、滋賀県、愛知県、長野県が続きます。
淡いのは山口県、長崎県、鹿児島県でした。

47都道府県の平均は16.51%、中央値は16.65%です。
東京都の18.75%は平均を2.24ポイント上回ります。

1位と47位の差は4.1ポイント、倍率にすると1.28倍でした。

収入や家計を原因に挙げた人の割合で並べ替えると宮城県が14.67で最も高く、開きは1.43倍になります。

主指標で1位の東京都は収入や家計を原因に挙げた人の割合では6位、収入や家計を原因に挙げた人の割合で1位の宮城県は主指標では2位でした。

順位都道府県仕事を原因に挙げた人の割合(%)地方収入や家計を原因に挙げた人の割合
1東京都18.75関東13.45
2宮城県18.69東北14.67
3滋賀県18.26近畿12.51
4愛知県17.85中部11.35
5長野県17.81中部13.96
6神奈川県17.78関東13.2
7京都府17.48近畿14.29
7千葉県17.48関東12.5
9新潟県17.33中部13.4
10香川県17.32四国11.71
11広島県17.29中国11.54
12静岡県17.27中部12.24
13奈良県17.26近畿12.38
14埼玉県17.24関東12.96
15石川県17.19中部11.77
16富山県17.15中部11.39
17大阪府17.1近畿13.51
18群馬県17.06関東13.19
19兵庫県16.91近畿11.89
20山梨県16.88中部12.02
21山形県16.84東北13.01
22岐阜県16.73中部11.07
23鳥取県16.67中国13.17
24岡山県16.65中国11.87
25福島県16.64東北12.29
26福岡県16.51九州12.3
27岩手県16.27東北12.75
28徳島県16.19四国12.02
29島根県16.15中国12.54
30秋田県16.14東北13.24
31三重県16.07近畿10.71
32高知県15.88四国11.78
33茨城県15.83関東11.23
34沖縄県15.64九州14.02
35北海道15.61北海道12.96
36佐賀県15.59九州11.16
37愛媛県15.5四国11.6
37熊本県15.5九州11.42
39福井県15.49中部10.23
40栃木県15.38関東12.49
41和歌山県15.19近畿10.59
42大分県15.17九州10.53
43宮崎県15.01九州10.95
43青森県15.01東北12.33
45鹿児島県14.9九州11.05
46長崎県14.84九州11.76
47山口県14.65中国10.41
国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年、厚生労働省)をもとに作成

仕事の悩みが多い上位5都府県

上位5都道府県の仕事を原因に挙げた人の割合
上位5都道府県の仕事を原因に挙げた人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年) 051015東京都: 18.8%18.8%宮城県: 18.7%18.7%滋賀県: 18.3%18.3%愛知県: 17.9%17.9%長野県: 17.8%17.8%東京都宮城県滋賀県愛知県長野県
上位5都道府県の仕事を原因に挙げた人の割合
項目仕事を原因に挙げた人の割合
東京都18.8%
宮城県18.7%
滋賀県18.3%
愛知県17.9%
長野県17.8%
下位5都道府県の仕事を原因に挙げた人の割合
下位5都道府県の仕事を原因に挙げた人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年) 02468101214山口県: 14.7%14.7%長崎県: 14.8%14.8%鹿児島県: 14.9%14.9%青森県: 15.0%15.0%宮崎県: 15.0%15.0%山口県長崎県鹿児島県青森県宮崎県
下位5都道府県の仕事を原因に挙げた人の割合
項目仕事を原因に挙げた人の割合
山口県14.7%
長崎県14.8%
鹿児島県14.9%
青森県15.0%
宮崎県15.0%

仕事の悩みが多い上位5都府県です。

東京都は18.75%、宮城県は18.69%、滋賀県は18.26%でした。
1位と2位の差は0.06ポイントです。

4位は愛知県で17.85%、5位は長野県で17.81%。
上位5はいずれも47都道府県の平均16.51%を上回りました。

1位の東京都は平均を2.24ポイント上回りました。
中央値の16.65%と比べると2.1ポイント高く、平均に対する比では1.14倍にあたります。

6位以下は神奈川県で17.78%、千葉県で17.48%、京都府で17.48%と続きました。

2位と3位の差は0.43ポイント、3位と4位の差は0.41ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.33ポイントでした。

1位から5位までの幅は0.94ポイント、1位から8位までの幅は1.27ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

東京都は収入や家計を原因に挙げた人の割合でも6位に入っています。
全国の値は16.51%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は最も人口の多い都でした。
全国の平均を2.2ポイント上回ります。

お金の悩みの割合と並べて見ます

この分布の背景を、ここから考えてみます。
仕事の悩みを抱える人の割合の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

収入や家計を原因に挙げた人の割合で並べ替えると、順位が変わります。

1位は宮城県の14.67、2位は京都府の14.29、3位は沖縄県の14.02。

4位以下は長野県、大阪府と続きます。
逆に下位は山口県が10.41、福井県が10.23。
宮城県と福井県では1.43倍の開きです。

お金の悩みの割合と並べると、1位が入れ替わります。
仕事の悩みとお金の悩みは別のものだということです。

働く人の割合が高い地域や、通勤に時間のかかる地域では、仕事の悩みを挙げる人が増えると考えられます。

仕事は悩みの原因として最も多く挙げられる項目です。
全国では16.5パーセントにのぼります。

地方ごとに県の平均を出すと、中部9県が17.08%で最も高く、九州・沖縄8県が15.4%で最も低くなります。
関東7都県17.07%と近畿7府県16.9%がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

収入や家計を原因に挙げた人の割合の上位5都道府県
収入や家計を原因に挙げた人の割合の上位5都道府県 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年) 02468101214宮城県: 14.714.7京都府: 14.314.3沖縄県: 14.014.0長野県: 14.014.0大阪府: 13.513.5宮城県京都府沖縄県長野県大阪府
収入や家計を原因に挙げた人の割合の上位5都道府県
項目収入や家計を原因に挙げた人の割合
宮城県14.7
京都府14.3
沖縄県14.0
長野県14.0
大阪府13.5

仕事の悩みが少ない下位5県

仕事の悩みが少ない下位5県です。

47位の山口県は14.65%、46位の長崎県は14.84%、45位の鹿児島県は14.9%でした。
1位の東京都とは4.1ポイントの差があります。

44位は宮崎県で15.01%、43位は青森県で15.01%、42位は大分県で15.17%と続きます。

47位は中国地方の県でした。
全国の平均を1.9ポイントほど下回ります。

47都道府県の中央値は16.65%、平均は16.51%です。
47位の山口県は平均を1.86ポイント下回りました。

47位の山口県は1位の東京都の78.1パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.28倍の開きです。

46位との差は0.19ポイント、45位との差は0.25ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.52ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均16.51%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.36ポイントです。

山口県は収入や家計を原因に挙げた人の割合では46位です。
全国の値は16.51%なので、47位はこれを1.86ポイント下回っています。

地方別に見る

地方別の平均(仕事を原因に挙げた人の割合)
地方別の平均(仕事を原因に挙げた人の割合) 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年) 051015北海道: 15.6%15.6%東北: 16.6%16.6%関東: 17.1%17.1%中部: 17.1%17.1%近畿: 16.9%16.9%中国: 16.3%16.3%四国: 16.2%16.2%九州: 15.4%15.4%北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(仕事を原因に挙げた人の割合)
項目仕事を原因に挙げた人の割合の平均
北海道15.6%
東北16.6%
関東17.1%
中部17.1%
近畿16.9%
中国16.3%
四国16.2%
九州15.4%

仕事の悩みは、大都市圏で多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、中部9県が17.08%で最も高くなります。
次いで関東7都県が17.07%、近畿7府県が16.9%、東北6県が16.6%と続きました。

低いほうは中国5県が16.28%、四国4県が16.22%、北海道が15.61%、九州・沖縄8県が15.4%でした。

最も高い中部9県と最も低い九州・沖縄8県の差は1.68ポイントです。
収入や家計を原因に挙げた人の割合で見ると東北6県が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。

このグラフについての豆知識

最も多い原因

2019年に悩みやストレスの原因として最も多く挙げられたのは「自分の仕事」で、12歳以上の16.5パーセントでした。

次いで収入・家計・借金等が12.2パーセント、自分の病気や介護が10.2パーセントと続きます。

複数回答であること

悩みやストレスの原因は、当てはまるものをいくつでも選ぶ形でたずねています。
そのため各項目の割合を足し合わせても、悩みやストレスがある人の割合にはなりません。

国民生活基礎調査で都道府県別に集計されるのは3年ごとの大規模調査の年だけで、都道府県別の表が公表されている最新のものが2019年(令和元年)分です。
標本調査にもとづく推計値でもあるため、小さな差を細かく読み取ることはできません。

数字の散らばり

1位の東京都は18.75%、47位の山口県は14.65%。
差は4.1ポイント、倍率にすると1.28倍です。

中央値は16.65%、平均は16.51%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.14ポイントの差でした。

収入や家計を原因に挙げた人の割合で並べ替えると開きは1.43倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
仕事の悩みを抱える人の割合の順位で探してみます。

0.83という高い相関を示したのが【自由な時間がない悩み】全国4.04パーセント、大都市圏で多いでした。
最も食い違ったのは【小学生のむし歯】全国47.56パーセント、2人に1人が経験(順位相関-0.8)でした。

並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。

地方のなかで見た仕事を原因に挙げた人の割合

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北宮城県 18.69青森県 15.01
関東東京都 18.75栃木県 15.38
中部愛知県 17.85福井県 15.49
近畿滋賀県 18.26和歌山県 15.19
中国広島県 17.29山口県 14.65
四国香川県 17.32愛媛県 15.5
九州福岡県 16.51長崎県 14.84
国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

仕事の悩みを抱える人の割合を47都道府県で比べると、最も高い東京都で18.75%、最も低い山口県で14.65%でした。
その差は4.1ポイント、倍率にすると1.28倍です。

47都道府県の中央値は16.65%、平均は16.51%でした。
全国の値は16.51%です。
収入や家計を原因に挙げた人の割合で並べ替えると開きは1.43倍になり、主指標で1位の東京都はその見方では6位に位置します。

仕事の悩みを抱える人の割合をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、複数回答であること。
3つ目は2019年の数字であることです。

収入や家計を原因に挙げた人の割合では宮城県が14.67で最も高く、主指標で1位の東京都はこの見方では6位でした。

地方ごとの平均では中部9県が17.08%で最も高く、九州・沖縄8県が15.4%で最も低くなりました。
悩みやストレスがある人やお金の悩みを比べた記事とあわせて読んでみてください。

関連記事

出典

  • 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)
  • 調査年: 2019年
  • 公開元: 厚生労働省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003442399
  • 備考: 12歳以上のうち悩みやストレスの原因に「自分の仕事」を挙げた人の割合(複数回答)。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は収入や家計を原因に挙げた人の割合

注記: 12歳以上のうち悩みやストレスの原因に「自分の仕事」を挙げた人の割合(複数回答)。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は収入や家計を原因に挙げた人の割合

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