【小学6年女子の痩身傾向児】全国2.44パーセント、差は4.96倍

【小学6年女子の痩身傾向児】全国2.44パーセント、差は4.96倍

小学校11歳の女子のうち、痩身傾向児はどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは文部科学省の学校保健統計調査、2019年度の数字。

静岡県が4.61%で1位。
47都道府県の平均は2.44%、中央値は2.32%です。
最も高い4.61%と最も低い0.93%の差は3.68ポイント、倍率にすると4.96倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。

47都道府県の単純平均

2.4%

小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率(2019年度)

最も多い 静岡県

4.6%

最も少ない 大分県

0.9%

小6女子の痩身傾向児が多い上位5県

上位5都道府県の小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率
上位5都道府県の小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率 学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(2019年度) 01234静岡県: 4.6%4.6%山梨県: 4.3%4.3%宮崎県: 4.2%4.2%愛知県: 3.8%3.8%東京都: 3.8%3.8%静岡県山梨県宮崎県愛知県東京都
上位5都道府県の小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率
項目小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率
静岡県4.6%
山梨県4.3%
宮崎県4.2%
愛知県3.8%
東京都3.8%
下位5都道府県の小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率
下位5都道府県の小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率 学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(2019年度) 0.00.20.40.60.81.01.21.4大分県: 0.9%0.9%山形県: 1.1%1.1%熊本県: 1.2%1.2%和歌山県: 1.3%1.3%香川県: 1.4%1.4%大分県山形県熊本県和歌山県香川県
下位5都道府県の小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率
項目小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率
大分県0.9%
山形県1.1%
熊本県1.2%
和歌山県1.3%
香川県1.4%

小6女子の痩身傾向児が多い上位5県です。

静岡県は4.61%、山梨県は4.33%、宮崎県は4.15%でした。
1位と2位の差は0.28ポイントです。

4位は愛知県で3.82%、5位は東京都で3.76%。
上位5はいずれも47都道府県の平均2.44%を上回りました。

1位の静岡県は平均を2.17ポイント上回りました。
中央値の2.32%と比べると2.29ポイント高く、平均に対する比では1.89倍にあたります。

6位以下は岐阜県で3.66%、神奈川県で3.48%、宮城県で3.38%と続きました。

2位と3位の差は0.18ポイント、3位と4位の差は0.33ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.38ポイントでした。

1位から5位までの幅は0.85ポイント、1位から8位までの幅は1.23ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

静岡県は小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率でも21位に入っています。
全国の値は2.44%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は中部の県でした。
男子の1位とは違う顔ぶれです。

男子の割合と並べて見ます

ここからは統計を離れて、小学6年生の女子の痩身傾向児の割合の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。

小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率で並べ替えると、順位が変わります。

1位は神奈川県の5.44、2位は埼玉県の5.14、3位は島根県の4.94。

4位以下は奈良県、千葉県と続きます。
逆に下位は徳島県が1.48、沖縄県が1.19。
神奈川県と沖縄県では4.57倍の開きです。

男子の割合と並べると、上位の顔ぶれが変わります。
4.96倍という開きは男子の4.57倍より大きくなっています。

女子の出現率は2.4パーセントで、男子の3.0パーセントより低くなっています。

思春期に入る時期が早い女子では、体つきの変化が数字に表れやすくなります。

地方ごとに県の平均を出すと、中部9県が3.2%で最も高く、北海道が1.76%で最も低くなります。
関東7都県2.61%と中国5県2.35%がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率の上位5都道府県
小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率の上位5都道府県 学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(2019年度) 012345神奈川県: 5.45.4埼玉県: 5.15.1島根県: 4.94.9奈良県: 4.44.4千葉県: 4.44.4神奈川県埼玉県島根県奈良県千葉県
小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率の上位5都道府県
項目小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率
神奈川県5.4
埼玉県5.1
島根県4.9
奈良県4.4
千葉県4.4

小6女子の痩身傾向児が少ない下位5県

小6女子の痩身傾向児が少ない下位5県です。

47位の大分県は0.93%、46位の山形県は1.06%、45位の熊本県は1.21%でした。
1位の静岡県とは3.68ポイントの差があります。

44位は和歌山県で1.26%、43位は香川県で1.41%、42位は鹿児島県で1.58%と続きます。

47位は九州の県でした。
1位との差は4.96倍にのぼります。

47都道府県の中央値は2.32%、平均は2.44%です。
47位の大分県は平均を1.51ポイント下回りました。

47位の大分県は1位の静岡県の20.2パーセントにあたる水準で、倍率にすると4.96倍の開きです。

46位との差は0.13ポイント、45位との差は0.28ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.65ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均2.44%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.48ポイントです。

大分県は小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率では中位位です。
全国の値は2.44%なので、47位はこれを1.51ポイント下回っています。

地図で見る

小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率(2019年度)
小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率(2019年度) 学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(文部科学省)をもとに作成。単位は%。 北海道 1.8%青森 1.8%岩手 2.4%宮城 3.4%秋田 1.9%山形 1.1%福島 2.2%茨城 1.9%栃木 2.0%群馬 2.8%埼玉 1.9%千葉 2.5%東京 3.8%神奈川 3.5%新潟 3.1%富山 1.7%石川 2.7%福井 2.3%山梨 4.3%長野 2.5%岐阜 3.7%静岡 4.6%愛知 3.8%三重 2.2%滋賀 2.6%京都 3.1%大阪 2.3%兵庫 1.8%奈良 2.8%和歌山 1.3%鳥取 2.3%島根 3.3%岡山 2.4%広島 2.1%山口 1.6%徳島 2.8%香川 1.4%愛媛 3.3%高知 1.6%福岡 2.7%佐賀 1.9%長崎 2.0%熊本 1.2%大分 0.9%宮崎 4.2%鹿児島 1.6%沖縄 1.8%
小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率(%)
小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率(2019年度)
項目小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率
北海道1.8%
青森県1.8%
岩手県2.4%
宮城県3.4%
秋田県1.9%
山形県1.1%
福島県2.2%
茨城県1.9%
栃木県2.0%
群馬県2.8%
埼玉県1.9%
千葉県2.5%
東京都3.8%
神奈川県3.5%
新潟県3.1%
富山県1.7%
石川県2.7%
福井県2.3%
山梨県4.3%
長野県2.5%
岐阜県3.7%
静岡県4.6%
愛知県3.8%
三重県2.2%
滋賀県2.6%
京都府3.1%
大阪府2.3%
兵庫県1.8%
奈良県2.8%
和歌山県1.3%
鳥取県2.3%
島根県3.3%
岡山県2.4%
広島県2.1%
山口県1.6%
徳島県2.8%
香川県1.4%
愛媛県3.3%
高知県1.6%
福岡県2.7%
佐賀県1.9%
長崎県2.0%
熊本県1.2%
大分県0.9%
宮崎県4.2%
鹿児島県1.6%
沖縄県1.8%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは静岡県です。
次いで山梨県、宮崎県、愛知県、東京都が続きます。
淡いのは大分県、山形県、熊本県でした。

47都道府県の平均は2.44%、中央値は2.32%です。
静岡県の4.61%は平均を2.17ポイント上回ります。

1位と47位の差は3.68ポイント、倍率にすると4.96倍でした。

小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率で並べ替えると神奈川県が5.44で最も高く、開きは4.57倍になります。

主指標で1位の静岡県は小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率では21位、小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率で1位の神奈川県は主指標では7位でした。

順位都道府県小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率(%)地方小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率
1静岡県4.61中部2.99
2山梨県4.33中部3.71
3宮崎県4.15九州2.33
4愛知県3.82中部3.41
5東京都3.76関東2.34
6岐阜県3.66中部4.02
7神奈川県3.48関東5.44
8宮城県3.38東北2.05
9島根県3.34中国4.94
10愛媛県3.3四国2.69
11新潟県3.13中部2.97
12京都府3.08近畿3.68
13群馬県2.83関東1.99
14奈良県2.76近畿4.43
15徳島県2.75四国1.48
16福岡県2.74九州3.86
17石川県2.67中部2.58
18滋賀県2.58近畿3.16
19千葉県2.52関東4.36
20長野県2.49中部4.34
21岡山県2.41中国4.33
22岩手県2.4東北2.37
23大阪府2.34近畿2.85
24福井県2.32中部3.13
25鳥取県2.29中国3.84
26福島県2.18東北1.73
27三重県2.16近畿3.3
28広島県2.08中国1.66
29長崎県2.03九州2.82
30栃木県1.97関東2.45
31佐賀県1.92九州2.28
32秋田県1.87東北2.01
33茨城県1.86関東2.99
34埼玉県1.85関東5.14
35青森県1.83東北3.48
36沖縄県1.78九州1.19
36兵庫県1.78近畿2.83
38北海道1.76北海道2.69
39富山県1.73中部2.36
40山口県1.64中国3.28
41高知県1.59四国2.32
42鹿児島県1.58九州2.13
43香川県1.41四国1.84
44和歌山県1.26近畿2.21
45熊本県1.21九州3.08
46山形県1.06東北1.59
47大分県0.93九州2.43
学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(2019年度、文部科学省)をもとに作成

このグラフについての豆知識

女子のほうが地域差が大きい

小学校11歳の痩身傾向児の出現率は、男子で1位と47位の差が4.57倍、女子では4.96倍でした。

肥満傾向児と同じく、地域による差は女子のほうが大きくなっています。

標準体重からの離れ方で決まる

肥満傾向児と痩身傾向児は、性別・年齢・身長ごとに決められた標準体重を基準に判定されます。
標準体重より20パーセント以上重ければ肥満傾向児、20パーセント以上軽ければ痩身傾向児です。

この記事の数字は2019年度のもので、都道府県別に公表されている最新の年度にあたります。
健康診断の結果を集計したものですが、抽出調査なので小さな差を細かく読み取ることはできません。

数字の散らばり

1位の静岡県は4.61%、47位の大分県は0.93%。
差は3.68ポイント、倍率にすると4.96倍です。

中央値は2.32%、平均は2.44%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.12ポイントの差でした。

小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率で並べ替えると開きは4.57倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北宮城県 3.38山形県 1.06
関東東京都 3.76埼玉県 1.85
中部静岡県 4.61富山県 1.73
近畿京都府 3.08和歌山県 1.26
中国島根県 3.34山口県 1.64
四国愛媛県 3.3香川県 1.41
九州宮崎県 4.15大分県 0.93
学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)(2019年度、文部科学省)をもとに作成

まとめ

小学6年生の女子の痩身傾向児の割合を47都道府県で比べると、最も高い静岡県で4.61%、最も低い大分県で0.93%でした。
その差は3.68ポイント、倍率にすると4.96倍です。

47都道府県の中央値は2.32%、平均は2.44%でした。
全国の値は2.44%です。
小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率で並べ替えると開きは4.57倍になり、主指標で1位の静岡県はその見方では21位に位置します。

小学6年生の女子の痩身傾向児の割合をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、標準体重から20パーセント以上軽い子どもの割合であること。
2つ目は、女子だけを対象にしていること。
3つ目は2019年の数字であることです。

小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率では神奈川県が5.44で最も高く、主指標で1位の静岡県はこの見方では21位でした。

地方ごとの平均では中部9県が3.2%で最も高く、北海道が1.76%で最も低くなりました。
男子の痩身傾向児や女子の肥満傾向児の割合を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)
  • 調査年: 2019年度
  • 公開元: 文部科学省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003146483
  • 備考: 小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率

注記: 小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率

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