【1か月のかばん・傘代】平均1,285円、6.85倍の幅

【1か月のかばん・傘代】平均1,285円、6.85倍の幅

かばんや傘、アクセサリーなどに、1世帯はひと月いくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

東京都が3,184円で1位。
47都道府県の平均は1,285円、中央値は1,109円です。
1位と47位の差は6.85倍、消費支出に占める割合で見ると5.82倍でした。
金額そのものと、消費支出に占める割合の両方から見ていきます。

47都道府県の単純平均

1,285円

1か月の身の回り用品への支出(2024年)

最も多い 東京都

3,184円

最も少ない 青森県

465円

身の回り用品への支出が多い上位5都府県

上位5都道府県の1か月の身の回り用品への支出
上位5都道府県の1か月の身の回り用品への支出 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 05001,0001,5002,0002,5003,000東京都: 3,184円3,184円大阪府: 3,124円3,124円千葉県: 2,934円2,934円三重県: 2,244円2,244円山口県: 2,122円2,122円東京都大阪府千葉県三重県山口県
上位5都道府県の1か月の身の回り用品への支出
項目1か月の身の回り用品への支出
東京都3,184円
大阪府3,124円
千葉県2,934円
三重県2,244円
山口県2,122円
下位5都道府県の1か月の身の回り用品への支出
下位5都道府県の1か月の身の回り用品への支出 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 0100200300400500600700青森県: 465円465円和歌山県: 568円568円大分県: 726円726円宮崎県: 743円743円高知県: 772円772円青森県和歌山県大分県宮崎県高知県
下位5都道府県の1か月の身の回り用品への支出
項目1か月の身の回り用品への支出
青森県465円
和歌山県568円
大分県726円
宮崎県743円
高知県772円

身の回り用品への支出が多い上位5都府県です。

東京都は3,184円、大阪府は3,124円、千葉県は2,934円でした。
東京都は2位の大阪府の1.02倍です。

4位は三重県で2,244円、5位は山口県で2,122円。
6位以下は山梨県、群馬県、神奈川県と続きました。

47都道府県の平均は1,285円、中央値は1,109円です。
1位の東京都は平均を1,899円上回り、平均の2.48倍にあたります。

2位と3位の差は190円、3位と4位の差は690円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の東京都は38,208円ほどになります。
上位5県の平均は2,722円で、47都道府県の平均を1,437円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は1,062円あります。
中央値と比べると1位は2.87倍でした。

1位は最も人口の多い都でした。
全国の平均を大きく上回ります。

消費支出に占める割合で見ます

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
1世帯当たりの身の回り用品への支出の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は大阪府の1.28パーセント、2位は東京都1.21パーセント、3位は千葉県1.07パーセント。

4位以下は三重県、山口県と続きます。
逆に割合の下位は和歌山県0.26パーセント、青森県0.22パーセント。
大阪府と青森県では5.82倍の開きです。
47都道府県の平均は0.52パーセントでした。

消費支出に占める割合で見ると、別の府県が上位に来ます。
身の回り用品は単価の幅が広い費目です。

百貨店や専門店の多い地域では、単価の高い商品を買う機会が増えると考えられます。

当サイトの諸雑費の物価水準を比べた記事とあわせて見ると、値段の水準との関係が見えてきます。

地方別に県の平均を出すと、関東7都県が1,941円で最も高く、東北6県が878円で最も低くなります。
近畿7府県1,640円と中国5県1,362円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 0.00.20.40.60.81.01.2大阪府: 1.31.3東京都: 1.21.2千葉県: 1.11.1三重県: 1.01.0山口県: 0.90.9大阪府東京都千葉県三重県山口県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
大阪府1.3
東京都1.2
千葉県1.1
三重県1.0
山口県0.9

身の回り用品への支出が少ない下位5県

身の回り用品への支出が少ない下位5県です。

47位の青森県は465円、46位の和歌山県は568円、45位の大分県は726円でした。
1位の東京都とは6.85倍の差があります。

44位は宮崎県で743円、43位は高知県で772円、42位は富山県で805円と続きます。

47位は東北の県でした。
1位との差は6.85倍にのぼります。

47位の青森県は平均の36.2パーセント、中央値の41.9パーセントにあたります。
平均との差は820円でした。

1位と47位の差は月あたり2,719円。
1年に直すと32,628円の開きになります。

46位との差は103円、45位との差は261円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は655円。
47都道府県の平均を630円下回り、上位5県との差は2,067円になります。

47位の青森県と43位の高知県の差は307円です。
下位のほうは金額が近く、順位は僅差で決まりました。

地方別に見る

地方別の平均(1か月の身の回り用品への支出)
地方別の平均(1か月の身の回り用品への支出) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 05001,0001,500北海道: 933円933円東北: 878円878円関東: 1,941円1,941円中部: 1,187円1,187円近畿: 1,640円1,640円中国: 1,362円1,362円四国: 968円968円九州: 970円970円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1か月の身の回り用品への支出)
項目1か月の身の回り用品への支出の平均
北海道933円
東北878円
関東1,941円
中部1,187円
近畿1,640円
中国1,362円
四国968円
九州970円

身の回り用品への支出は、大都市圏で多くなります。

地方別に県の平均を出すと、関東7都県が1,941円で最も高くなります。
次いで近畿7府県が1,640円、中国5県が1,362円、中部9県が1,187円と続きました。

低いほうは九州・沖縄8県が970円、四国4県が968円、北海道が933円、東北6県が878円でした。

消費支出に占める割合で見ると並びが変わります。
関東7都県が0.73パーセント、近畿7府県が0.67パーセント、中国5県が0.55パーセントの順に高く、最も低いのは東北6県が0.35パーセントです。

地図で見る

1か月の身の回り用品への支出(2024年)
1か月の身の回り用品への支出(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 933円青森 465円岩手 821円宮城 1,389円秋田 912円山形 805円福島 873円茨城 1,581円栃木 1,203円群馬 1,887円埼玉 1,186円千葉 2,934円東京 3,184円神奈川 1,612円新潟 1,119円富山 805円石川 1,027円福井 1,164円山梨 2,048円長野 900円岐阜 1,017円静岡 1,035円愛知 1,572円三重 2,244円滋賀 1,203円京都 1,427円大阪 3,124円兵庫 1,488円奈良 1,426円和歌山 568円鳥取 856円島根 1,319円岡山 1,359円広島 1,153円山口 2,122円徳島 1,069円香川 1,205円愛媛 824円高知 772円福岡 1,076円佐賀 1,084円長崎 1,109円熊本 1,037円大分 726円宮崎 743円鹿児島 984円沖縄 1,004円
1か月の身の回り用品への支出(円)
1か月の身の回り用品への支出(2024年)
項目1か月の身の回り用品への支出
北海道933円
青森県465円
岩手県821円
宮城県1,389円
秋田県912円
山形県805円
福島県873円
茨城県1,581円
栃木県1,203円
群馬県1,887円
埼玉県1,186円
千葉県2,934円
東京都3,184円
神奈川県1,612円
新潟県1,119円
富山県805円
石川県1,027円
福井県1,164円
山梨県2,048円
長野県900円
岐阜県1,017円
静岡県1,035円
愛知県1,572円
三重県2,244円
滋賀県1,203円
京都府1,427円
大阪府3,124円
兵庫県1,488円
奈良県1,426円
和歌山県568円
鳥取県856円
島根県1,319円
岡山県1,359円
広島県1,153円
山口県2,122円
徳島県1,069円
香川県1,205円
愛媛県824円
高知県772円
福岡県1,076円
佐賀県1,084円
長崎県1,109円
熊本県1,037円
大分県726円
宮崎県743円
鹿児島県984円
沖縄県1,004円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで大阪府、千葉県、三重県、山口県が続きます。
淡いのは青森県、和歌山県、大分県でした。

47都道府県の平均は1,285円、中央値は1,109円です。
東京都の3,184円は平均の2.48倍にあたります。

1位と47位で6.85倍の開きがありました。
金額の差は月あたり2,719円です。

消費支出に占める割合で見ると大阪府が1.28パーセントで最も高く、開きは5.82倍になります。

金額1位の東京都は割合では2位、割合1位の大阪府は金額では2位でした。

順位都道府県1か月の身の回り用品への支出(円)地方消費支出に占める割合
1東京都3184関東1.21
2大阪府3124近畿1.28
3千葉県2934関東1.07
4三重県2244近畿0.97
5山口県2122中国0.89
6山梨県2048中部0.79
7群馬県1887関東0.71
8神奈川県1612関東0.6
9茨城県1581関東0.58
10愛知県1572中部0.62
11兵庫県1488近畿0.58
12京都府1427近畿0.59
13奈良県1426近畿0.55
14宮城県1389東北0.56
15岡山県1359中国0.58
16島根県1319中国0.5
17香川県1205四国0.51
18滋賀県1203近畿0.43
18栃木県1203関東0.47
20埼玉県1186関東0.47
21福井県1164中部0.44
22広島県1153中国0.45
23新潟県1119中部0.43
24長崎県1109九州0.47
25佐賀県1084九州0.48
26福岡県1076九州0.48
27徳島県1069四国0.45
28熊本県1037九州0.44
29静岡県1035中部0.41
30石川県1027中部0.37
31岐阜県1017中部0.4
32沖縄県1004九州0.47
33鹿児島県984九州0.44
34北海道933北海道0.41
35秋田県912東北0.38
36長野県900中部0.34
37福島県873東北0.34
38鳥取県856中国0.31
39愛媛県824四国0.37
40岩手県821東北0.32
41山形県805東北0.31
41富山県805中部0.28
43高知県772四国0.35
44宮崎県743九州0.35
45大分県726九州0.3
46和歌山県568近畿0.26
47青森県465東北0.22
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

身の回り用品に入るもの

身の回り用品にはかばん、傘、アクセサリー、装身具、腕時計などが含まれます。

数百円のものから数十万円のものまで単価の幅が広く、買う人によって金額が大きく変わる区分です。

家計調査とは対象が違う

当サイトには「1世帯が1年間に払う◯◯代」という記事もありますが、あちらは家計調査がもとで、対象は県庁所在市です。
この記事の全国家計構造調査は都道府県の全域が対象になります。

同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
また標本調査による推計値なので、金額が小さく買う頻度の低い品目ほど、年による振れが大きくなります。

数字の開き

1位の東京都は3,184円、47位の青森県は465円。
両者の間には6.85倍、金額にして月2,719円の開きがあります。

47都道府県の平均は1,285円、中央値は1,109円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると大阪府が1.28パーセントで最も高く、平均は0.52パーセント。
開きは5.82倍になります。

順位の並びがにている記事

1世帯当たりの身の回り用品への支出の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。

最も似ていたのは【20代後半の月給】平均23.6万円、差はまだ小さい年代(順位相関0.75)です。
最も食い違ったのは【第1次産業で働く人】農林漁業で働く人は全国3.3%、最も高い県と最も低い都で32倍(順位相関-0.67)でした。

並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。

地方のなかで見た1か月の身の回り用品への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北宮城県 1389青森県 465
関東東京都 3184埼玉県 1186
中部山梨県 2048富山県 805
近畿大阪府 3124和歌山県 568
中国山口県 2122鳥取県 856
四国香川県 1205高知県 772
九州長崎県 1109大分県 726
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1か月の身の回り用品への支出を47都道府県で比べると、最も高い東京都で3,184円、最も低い青森県で465円でした。
1位と47位の差は6.85倍です。

47都道府県の平均は1,285円、中央値は1,109円。
1位と47位の金額の差は月あたり2,719円、1年で32,628円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは5.82倍でした。

1世帯当たりの身の回り用品への支出をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、1世帯あたりひと月の平均額であること。
2つ目は、単価の幅がとても広いこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では大阪府が1.28パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと関東7都県が1,941円で最も高く、消費支出に占める割合では関東7都県が0.73パーセントで最も高くなりました。
理美容用品やその他の消費支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210110013)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210110013)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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