靴に、1世帯はひと月いくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。
滋賀県が1,489円で1位。
47都道府県の平均は1,029円、中央値は1,027円です。
1位と47位の差は2.27倍、消費支出に占める割合で見ると2.19倍でした。
金額そのものと、消費支出に占める割合の両方から見ていきます。
47都道府県の単純平均
1,029円
1か月の履物類への支出(2024年)
最も多い 滋賀県
1,489円
最も少ない 徳島県
657円
地図で見る
| 項目 | 1か月の履物類への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 1,326円 |
| 青森県 | 1,062円 |
| 岩手県 | 836円 |
| 宮城県 | 1,027円 |
| 秋田県 | 780円 |
| 山形県 | 876円 |
| 福島県 | 737円 |
| 茨城県 | 1,098円 |
| 栃木県 | 1,020円 |
| 群馬県 | 1,094円 |
| 埼玉県 | 1,133円 |
| 千葉県 | 1,240円 |
| 東京都 | 1,315円 |
| 神奈川県 | 1,405円 |
| 新潟県 | 1,105円 |
| 富山県 | 1,147円 |
| 石川県 | 1,047円 |
| 福井県 | 1,005円 |
| 山梨県 | 1,008円 |
| 長野県 | 1,178円 |
| 岐阜県 | 965円 |
| 静岡県 | 901円 |
| 愛知県 | 977円 |
| 三重県 | 911円 |
| 滋賀県 | 1,489円 |
| 京都府 | 1,374円 |
| 大阪府 | 1,274円 |
| 兵庫県 | 1,129円 |
| 奈良県 | 1,348円 |
| 和歌山県 | 714円 |
| 鳥取県 | 842円 |
| 島根県 | 1,072円 |
| 岡山県 | 779円 |
| 広島県 | 946円 |
| 山口県 | 850円 |
| 徳島県 | 657円 |
| 香川県 | 1,049円 |
| 愛媛県 | 734円 |
| 高知県 | 883円 |
| 福岡県 | 1,153円 |
| 佐賀県 | 1,060円 |
| 長崎県 | 1,054円 |
| 熊本県 | 979円 |
| 大分県 | 792円 |
| 宮崎県 | 861円 |
| 鹿児島県 | 1,266円 |
| 沖縄県 | 843円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは滋賀県です。
次いで神奈川県、京都府、奈良県、北海道が続きます。
淡いのは徳島県、和歌山県、愛媛県でした。
47都道府県の平均は1,029円、中央値は1,027円です。
滋賀県の1,489円は平均の1.45倍にあたります。
1位と47位で2.27倍の開きがありました。
金額の差は月あたり832円です。
消費支出に占める割合で見ると北海道が0.59パーセントで最も高く、開きは2.19倍になります。
金額1位の滋賀県は割合では5位、割合1位の北海道は金額では5位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1か月の履物類への支出(円) | 地方 | 消費支出に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 滋賀県 | 1489 | 近畿 | 0.53 |
| 2 | 神奈川県 | 1405 | 関東 | 0.53 |
| 3 | 京都府 | 1374 | 近畿 | 0.57 |
| 4 | 奈良県 | 1348 | 近畿 | 0.52 |
| 5 | 北海道 | 1326 | 北海道 | 0.59 |
| 6 | 東京都 | 1315 | 関東 | 0.5 |
| 7 | 大阪府 | 1274 | 近畿 | 0.52 |
| 8 | 鹿児島県 | 1266 | 九州 | 0.57 |
| 9 | 千葉県 | 1240 | 関東 | 0.45 |
| 10 | 長野県 | 1178 | 中部 | 0.45 |
| 11 | 福岡県 | 1153 | 九州 | 0.52 |
| 12 | 富山県 | 1147 | 中部 | 0.4 |
| 13 | 埼玉県 | 1133 | 関東 | 0.45 |
| 14 | 兵庫県 | 1129 | 近畿 | 0.44 |
| 15 | 新潟県 | 1105 | 中部 | 0.43 |
| 16 | 茨城県 | 1098 | 関東 | 0.4 |
| 17 | 群馬県 | 1094 | 関東 | 0.41 |
| 18 | 島根県 | 1072 | 中国 | 0.41 |
| 19 | 青森県 | 1062 | 東北 | 0.51 |
| 20 | 佐賀県 | 1060 | 九州 | 0.47 |
| 21 | 長崎県 | 1054 | 九州 | 0.45 |
| 22 | 香川県 | 1049 | 四国 | 0.45 |
| 23 | 石川県 | 1047 | 中部 | 0.38 |
| 24 | 宮城県 | 1027 | 東北 | 0.41 |
| 25 | 栃木県 | 1020 | 関東 | 0.4 |
| 26 | 山梨県 | 1008 | 中部 | 0.39 |
| 27 | 福井県 | 1005 | 中部 | 0.38 |
| 28 | 熊本県 | 979 | 九州 | 0.42 |
| 29 | 愛知県 | 977 | 中部 | 0.38 |
| 30 | 岐阜県 | 965 | 中部 | 0.38 |
| 31 | 広島県 | 946 | 中国 | 0.37 |
| 32 | 三重県 | 911 | 近畿 | 0.39 |
| 33 | 静岡県 | 901 | 中部 | 0.35 |
| 34 | 高知県 | 883 | 四国 | 0.4 |
| 35 | 山形県 | 876 | 東北 | 0.34 |
| 36 | 宮崎県 | 861 | 九州 | 0.4 |
| 37 | 山口県 | 850 | 中国 | 0.36 |
| 38 | 沖縄県 | 843 | 九州 | 0.39 |
| 39 | 鳥取県 | 842 | 中国 | 0.3 |
| 40 | 岩手県 | 836 | 東北 | 0.33 |
| 41 | 大分県 | 792 | 九州 | 0.33 |
| 42 | 秋田県 | 780 | 東北 | 0.33 |
| 43 | 岡山県 | 779 | 中国 | 0.33 |
| 44 | 福島県 | 737 | 東北 | 0.29 |
| 45 | 愛媛県 | 734 | 四国 | 0.33 |
| 46 | 和歌山県 | 714 | 近畿 | 0.33 |
| 47 | 徳島県 | 657 | 四国 | 0.27 |
靴への支出が多い上位5県
靴への支出が多い上位5県です。
滋賀県は1,489円、神奈川県は1,405円、京都府は1,374円でした。
滋賀県は2位の神奈川県の1.06倍です。
4位は奈良県で1,348円、5位は北海道で1,326円。
6位以下は東京都、大阪府、鹿児島県と続きました。
47都道府県の平均は1,029円、中央値は1,027円です。
1位の滋賀県は平均を460円上回り、平均の1.45倍にあたります。
2位と3位の差は31円、3位と4位の差は26円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。
1年に直すと、1位の滋賀県は17,868円ほどになります。
上位5県の平均は1,388円で、47都道府県の平均を359円上回りました。
上位5県のなかでも、1位と5位の差は163円あります。
中央値と比べると1位は1.45倍でした。
1位は近畿の県でした。
全国の平均を3割ほど上回ります。
1位の滋賀県と5位の北海道の差は163円、1位と8位の差は223円でした。
消費支出に占める割合で見ます
ここから先は、1世帯当たりの履物類への支出がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。
1位は北海道の0.59パーセント、2位は京都府0.57パーセント、3位は鹿児島県0.57パーセント。
4位以下は神奈川県、滋賀県と続きます。
逆に割合の下位は福島県0.29パーセント、徳島県0.27パーセント。
北海道と徳島県では2.19倍の開きです。
47都道府県の平均は0.42パーセントでした。
消費支出に占める割合で見ると、北の地方が上位に来ます。
雪の多い地域では冬用の靴が必要になります。
子どものいる世帯では、成長にあわせて靴を買い替える回数が増えます。
世帯の形も効いてきます。
運動用具類への支出とあわせて見ると、体を動かす暮らしとのつながりが見えてくるかもしれません。
地方別に県の平均を出すと、北海道が1,326円で最も高く、四国4県が831円で最も低くなります。
関東7都県1,186円と近畿7府県1,177円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
靴への支出が少ない下位5県
靴への支出が少ない下位5県です。
47位の徳島県は657円、46位の和歌山県は714円、45位の愛媛県は734円でした。
1位の滋賀県とは2.27倍の差があります。
44位は福島県で737円、43位は岡山県で779円、42位は秋田県で780円と続きます。
47位は四国の県でした。
全国の平均を4割ほど下回ります。
47位の徳島県は平均の63.8パーセント、中央値の64.0パーセントにあたります。
平均との差は372円でした。
1位と47位の差は月あたり832円。
1年に直すと9,984円の開きになります。
46位との差は57円、45位との差は77円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。
下位5県の平均は724円。
47都道府県の平均を305円下回り、上位5県との差は664円になります。
47位の徳島県と43位の岡山県の差は122円です。
下位のほうは金額が近く、順位は僅差で決まりました。
地方別に見る
靴への支出は、地域によって差があります。
地方別に県の平均を出すと、北海道が1,326円で最も高くなります。
次いで関東7都県が1,186円、近畿7府県が1,177円、中部9県が1,037円と続きました。
低いほうは九州・沖縄8県が1,001円、中国5県が898円、東北6県が886円、四国4県が831円でした。
消費支出に占める割合で見ると並びが変わります。
北海道が0.59パーセント、近畿7府県が0.47パーセント、関東7都県が0.45パーセントの順に高く、最も低いのは中国5県が0.35パーセントです。
このグラフについての豆知識
履物類に入るもの
履物類には靴、サンダル、長靴、スリッパなどが含まれます。
運動靴もここに入ります。
雪の多い地域では冬用の靴が別に必要になるため、買う回数が増えると考えられます。
家計調査とは対象が違う
当サイトには「1世帯が1年間に払う◯◯代」という記事もありますが、あちらは家計調査がもとで、対象は県庁所在市です。
この記事の全国家計構造調査は都道府県の全域が対象になります。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
また標本調査による推計値なので、金額が小さく買う頻度の低い品目ほど、年による振れが大きくなります。
数字の開き
1位の滋賀県は1,489円、47位の徳島県は657円。
両者の間には2.27倍、金額にして月832円の開きがあります。
47都道府県の平均は1,029円、中央値は1,027円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。
消費支出に占める割合で見ると北海道が0.59パーセントで最も高く、平均は0.42パーセント。
開きは2.19倍になります。
順位の並びがにている記事
1世帯当たりの履物類への支出とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。
並びが最も重なったのは【読書をする人の割合】本を読む人が多い県は、関東と近畿に集中していますで、相関は0.67です。
最も食い違ったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.59)でした。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た1か月の履物類への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 青森県 1062 | 福島県 737 |
| 関東 | 神奈川県 1405 | 栃木県 1020 |
| 中部 | 長野県 1178 | 静岡県 901 |
| 近畿 | 滋賀県 1489 | 和歌山県 714 |
| 中国 | 島根県 1072 | 岡山県 779 |
| 四国 | 香川県 1049 | 徳島県 657 |
| 九州 | 鹿児島県 1266 | 大分県 792 |
まとめ
1か月の履物類への支出を47都道府県で比べると、最も高い滋賀県で1,489円、最も低い徳島県で657円でした。
1位と47位の差は2.27倍です。
47都道府県の平均は1,029円、中央値は1,027円。
1位と47位の金額の差は月あたり832円、1年で9,984円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは2.19倍でした。
1世帯当たりの履物類への支出を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、1世帯あたりひと月の平均額であること。
2つ目は、運動靴も含まれること。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。
消費支出に占める割合では北海道が0.59パーセントで最も高くなりました。
地方別に県の平均を出すと北海道が1,326円で最も高く、消費支出に占める割合では北海道が0.59パーセントで最も高くなりました。
シャツ類や運動用具への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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- 【被服・履物の物価水準】1位と47位で1.25倍の違い
出典
- 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
- 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010507)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010507)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
