【家電と家具に使う金額】1か月の平均は2,888円

【家電と家具に使う金額】1か月の平均は2,888円

冷蔵庫や洗濯機、家具などに、1世帯はひと月いくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

富山県が5,348円で1位。
47都道府県の平均は2,888円、中央値は2,924円です。
1位と47位の差は3.66倍、消費支出に占める割合で見ると2.94倍でした。
金額そのものと、消費支出に占める割合の両方から見ていきます。

47都道府県の単純平均

2,888円

1か月の家庭用耐久財への支出(2024年)

最も多い 富山県

5,348円

最も少ない 佐賀県

1,460円

地図で見る

1か月の家庭用耐久財への支出(2024年)
1か月の家庭用耐久財への支出(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 2,505円青森 2,602円岩手 2,597円宮城 2,784円秋田 4,189円山形 3,225円福島 2,964円茨城 3,207円栃木 3,025円群馬 3,161円埼玉 3,051円千葉 3,522円東京 2,149円神奈川 3,165円新潟 3,547円富山 5,348円石川 3,263円福井 3,629円山梨 2,261円長野 2,850円岐阜 4,204円静岡 2,682円愛知 2,297円三重 3,115円滋賀 2,338円京都 1,738円大阪 2,410円兵庫 2,928円奈良 2,924円和歌山 2,831円鳥取 3,202円島根 2,766円岡山 2,430円広島 1,689円山口 2,711円徳島 2,562円香川 3,104円愛媛 3,056円高知 3,104円福岡 3,383円佐賀 1,460円長崎 3,001円熊本 2,206円大分 3,602円宮崎 2,331円鹿児島 2,421円沖縄 2,188円
1か月の家庭用耐久財への支出(円)
1か月の家庭用耐久財への支出(2024年)
項目1か月の家庭用耐久財への支出
北海道2,505円
青森県2,602円
岩手県2,597円
宮城県2,784円
秋田県4,189円
山形県3,225円
福島県2,964円
茨城県3,207円
栃木県3,025円
群馬県3,161円
埼玉県3,051円
千葉県3,522円
東京都2,149円
神奈川県3,165円
新潟県3,547円
富山県5,348円
石川県3,263円
福井県3,629円
山梨県2,261円
長野県2,850円
岐阜県4,204円
静岡県2,682円
愛知県2,297円
三重県3,115円
滋賀県2,338円
京都府1,738円
大阪府2,410円
兵庫県2,928円
奈良県2,924円
和歌山県2,831円
鳥取県3,202円
島根県2,766円
岡山県2,430円
広島県1,689円
山口県2,711円
徳島県2,562円
香川県3,104円
愛媛県3,056円
高知県3,104円
福岡県3,383円
佐賀県1,460円
長崎県3,001円
熊本県2,206円
大分県3,602円
宮崎県2,331円
鹿児島県2,421円
沖縄県2,188円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは富山県です。
次いで岐阜県、秋田県、福井県、大分県が続きます。
淡いのは佐賀県、広島県、京都府でした。

47都道府県の平均は2,888円、中央値は2,924円です。
富山県の5,348円は平均の1.85倍にあたります。

1位と47位で3.66倍の開きがありました。
金額の差は月あたり3,888円です。

消費支出に占める割合で見ると富山県が1.88パーセントで最も高く、開きは2.94倍になります。

金額1位の富山県は割合では1位、割合1位の富山県は金額では1位でした。

順位都道府県1か月の家庭用耐久財への支出(円)地方消費支出に占める割合
1富山県5348中部1.88
2岐阜県4204中部1.64
3秋田県4189東北1.75
4福井県3629中部1.36
5大分県3602九州1.49
6新潟県3547中部1.36
7千葉県3522関東1.28
8福岡県3383九州1.52
9石川県3263中部1.17
10山形県3225東北1.26
11茨城県3207関東1.18
12鳥取県3202中国1.14
13神奈川県3165関東1.19
14群馬県3161関東1.19
15三重県3115近畿1.34
16香川県3104四国1.32
16高知県3104四国1.4
18愛媛県3056四国1.37
19埼玉県3051関東1.21
20栃木県3025関東1.17
21長崎県3001九州1.27
22福島県2964東北1.16
23兵庫県2928近畿1.15
24奈良県2924近畿1.13
25長野県2850中部1.09
26和歌山県2831近畿1.3
27宮城県2784東北1.11
28島根県2766中国1.05
29山口県2711中国1.14
30静岡県2682中部1.05
31青森県2602東北1.24
32岩手県2597東北1.03
33徳島県2562四国1.07
34北海道2505北海道1.11
35岡山県2430中国1.03
36鹿児島県2421九州1.09
37大阪府2410近畿0.99
38滋賀県2338近畿0.83
39宮崎県2331九州1.09
40愛知県2297中部0.9
41山梨県2261中部0.87
42熊本県2206九州0.94
43沖縄県2188九州1.02
44東京都2149関東0.82
45京都府1738近畿0.72
46広島県1689中国0.66
47佐賀県1460九州0.64
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

家庭用耐久財への支出が多い上位5県

上位5都道府県の1か月の家庭用耐久財への支出
上位5都道府県の1か月の家庭用耐久財への支出 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 02,0004,000富山県: 5,348円5,348円岐阜県: 4,204円4,204円秋田県: 4,189円4,189円福井県: 3,629円3,629円大分県: 3,602円3,602円富山県岐阜県秋田県福井県大分県
上位5都道府県の1か月の家庭用耐久財への支出
項目1か月の家庭用耐久財への支出
富山県5,348円
岐阜県4,204円
秋田県4,189円
福井県3,629円
大分県3,602円
下位5都道府県の1か月の家庭用耐久財への支出
下位5都道府県の1か月の家庭用耐久財への支出 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 05001,0001,5002,000佐賀県: 1,460円1,460円広島県: 1,689円1,689円京都府: 1,738円1,738円東京都: 2,149円2,149円沖縄県: 2,188円2,188円佐賀県広島県京都府東京都沖縄県
下位5都道府県の1か月の家庭用耐久財への支出
項目1か月の家庭用耐久財への支出
佐賀県1,460円
広島県1,689円
京都府1,738円
東京都2,149円
沖縄県2,188円

家庭用耐久財への支出が多い上位5県です。

富山県は5,348円、岐阜県は4,204円、秋田県は4,189円でした。
富山県は2位の岐阜県の1.27倍です。

4位は福井県で3,629円、5位は大分県で3,602円。
6位以下は新潟県、千葉県、福岡県と続きました。

47都道府県の平均は2,888円、中央値は2,924円です。
1位の富山県は平均を2,460円上回り、平均の1.85倍にあたります。

2位と3位の差は15円、3位と4位の差は560円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の富山県は64,176円ほどになります。
上位5県の平均は4,194円で、47都道府県の平均を1,306円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は1,746円あります。
中央値と比べると1位は1.83倍でした。

上位は北陸の県でした。
家が広く、置ける家電や家具の数も多い地域です。

消費支出に占める割合で見ます

この分布の背景を、ここから考えてみます。
1世帯当たりの家庭用耐久財への支出の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は富山県の1.88パーセント、2位は秋田県1.75パーセント、3位は岐阜県1.64パーセント。

4位以下は福岡県、大分県と続きます。
逆に割合の下位は広島県0.66パーセント、佐賀県0.64パーセント。
富山県と佐賀県では2.94倍の開きです。
47都道府県の平均は1.16パーセントでした。

消費支出に占める割合で見ても、上位の顔ぶれはあまり変わりません。
住まいの広さと結びついた費目です。

家電や家具は数年に一度しか買わないため、標本調査では年による振れが大きくなります。

当サイトの1世帯あたりの床面積を比べた記事とあわせて見ると、住まいの広さとの関係が見えてきます。

地方別に県の平均を出すと、中部9県が3,342円で最も高く、北海道が2,505円で最も低くなります。
東北6県3,060円と関東7都県3,040円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 0.00.51.01.5富山県: 1.91.9秋田県: 1.81.8岐阜県: 1.61.6福岡県: 1.51.5大分県: 1.51.5富山県秋田県岐阜県福岡県大分県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
富山県1.9
秋田県1.8
岐阜県1.6
福岡県1.5
大分県1.5

家庭用耐久財への支出が少ない下位5県

家庭用耐久財への支出が少ない下位5県です。

47位の佐賀県は1,460円、46位の広島県は1,689円、45位の京都府は1,738円でした。
1位の富山県とは3.66倍の差があります。

44位は東京都で2,149円、43位は沖縄県で2,188円、42位は熊本県で2,206円と続きます。

下位は九州の県でした。
全国の平均を半分近く下回ります。

47位の佐賀県は平均の50.6パーセント、中央値の49.9パーセントにあたります。
平均との差は1,428円でした。

1位と47位の差は月あたり3,888円。
1年に直すと46,656円の開きになります。

46位との差は229円、45位との差は278円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は1,845円。
47都道府県の平均を1,043円下回り、上位5県との差は2,350円になります。

47位の佐賀県と43位の沖縄県の差は728円です。
下位のほうは金額が近く、順位は僅差で決まりました。

地方別に見る

地方別の平均(1か月の家庭用耐久財への支出)
地方別の平均(1か月の家庭用耐久財への支出) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 05001,0001,5002,0002,5003,000北海道: 2,505円2,505円東北: 3,060円3,060円関東: 3,040円3,040円中部: 3,342円3,342円近畿: 2,612円2,612円中国: 2,560円2,560円四国: 2,957円2,957円九州: 2,574円2,574円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1か月の家庭用耐久財への支出)
項目1か月の家庭用耐久財への支出の平均
北海道2,505円
東北3,060円
関東3,040円
中部3,342円
近畿2,612円
中国2,560円
四国2,957円
九州2,574円

家庭用耐久財への支出は、家の広い地方で多くなります。

地方別に県の平均を出すと、中部9県が3,342円で最も高くなります。
次いで東北6県が3,060円、関東7都県が3,040円、四国4県が2,957円と続きました。

低いほうは近畿7府県が2,612円、九州・沖縄8県が2,574円、中国5県が2,560円、北海道が2,505円でした。

消費支出に占める割合で見ると並びが変わります。
四国4県が1.29パーセント、東北6県が1.26パーセント、中部9県が1.26パーセントの順に高く、最も低いのは中国5県が1パーセントです。

このグラフについての豆知識

数年に一度の買いもの

家庭用耐久財には冷蔵庫、洗濯機、エアコン、たんす、食卓などが含まれます。

どれも数年から十数年に一度しか買わないものです。
ひと月の平均額は小さくても、家計にとっては大きな買いものになります。

家計調査とは対象が違う

当サイトには「1世帯が1年間に払う◯◯代」という記事もありますが、あちらは家計調査がもとで、対象は県庁所在市です。
この記事の全国家計構造調査は都道府県の全域が対象になります。

同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
また標本調査による推計値なので、金額が小さく買う頻度の低い品目ほど、年による振れが大きくなります。

数字の開き

1位の富山県は5,348円、47位の佐賀県は1,460円。
両者の間には3.66倍、金額にして月3,888円の開きがあります。

47都道府県の平均は2,888円、中央値は2,924円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると富山県が1.88パーセントで最も高く、平均は1.16パーセント。
開きは2.94倍になります。

順位の並びがにている記事

この1世帯当たりの家庭用耐久財への支出の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。

並びが最も重なったのは【家具・家事用品の費用】1か月の平均は1万98円で、相関は0.81です。
正反対だったのは【旅客船の輸送人員】年間5,763万人、1位は瀬戸内の県で、相関は-0.45です。

似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。

地方のなかで見た1か月の家庭用耐久財への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北秋田県 4189岩手県 2597
関東千葉県 3522東京都 2149
中部富山県 5348山梨県 2261
近畿三重県 3115京都府 1738
中国鳥取県 3202広島県 1689
四国香川県 3104徳島県 2562
九州大分県 3602佐賀県 1460
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1か月の家庭用耐久財への支出を47都道府県で比べると、最も高い富山県で5,348円、最も低い佐賀県で1,460円でした。
1位と47位の差は3.66倍です。

47都道府県の平均は2,888円、中央値は2,924円。
1位と47位の金額の差は月あたり3,888円、1年で46,656円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは2.94倍でした。

1世帯当たりの家庭用耐久財への支出の数字には、但し書きが3つつきます。
1つ目は、1世帯あたりひと月の平均額であること。
2つ目は、買う頻度が低く年による振れが大きいこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では富山県が1.88パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと中部9県が3,342円で最も高く、消費支出に占める割合では四国4県が1.29パーセントで最も高くなりました。
室内装備や寝具への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010401)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010401)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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